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米国だけでも年間51名が落雷によって命を落とし、負傷者の数は何百名にものぼります。[1] 激しい雷雨の最中は、雷に打たれないよう細心の注意を払いましょう。屋外、屋内、あるいは運転中の車内で取るべき行動は異なり、どれも重要です。落雷を完全に防ぐということは難しいものの、打たれる可能性を下げることは可能です。

方法 1
方法 1 の 3:
屋外で安全に避難する

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    広々とした野原や丘の頂上を避ける 雷はその場所の最も背の高いものに落ちる可能性が高いので、(自分がその対象にならないよう)野原や丘の頂上にいる人は場所を移しましょう。谷や渓谷といった低地を探しましょう。雨を避けることもできると尚良いでしょう。こうした、より安全な場所で嵐が去るのを待ちます。かかとをしっかりと地面につけた状態で身をかがめ、頭を両膝の間に挟みましょう。こうすることで周辺で最も背の低い対象物となります。[2]
    • 地面に寝そべらないようしましょう。なるべく地面に触れている面積を小さくすることが大切です。実際に雷が落ちた場所から何十メートルも離れていても命を落とす可能性があります。[3]
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    雨が降っている日は水泳やウォータースポーツは避ける 朝の早い段階でその日の天気予報を確認し、降雨が予想されている時はプール、川、湖、あるいは浜辺といった場所に出かけないようにしましょう。ボートに乗っていて安全に岸まで戻ることが困難な場合は、錨をおろし、できる限り低く身をかがめましょう。[4]
    • 最後の雷から少なくとも30分待ってから水に入るようにしましょう。それより早く戻ってしまうと、嵐がまだ過ぎていない可能性があります。[5]
    • 雷が発生している時は屋内プールも安全ではありません。嵐の最中は水場を避けましょう。[6]
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    木といった背が高く孤立したものの下に立たない 高さのあるものほど雷に打たれる可能性があります。どこにいるとしても、自分が周囲で最も背の高いものにならないよう注意しましょう。また、雷が鳴っている時は木だけでなく電柱といった高さのあるものの下やそばに立たないことが大切です。[7]
    • 森の中にいる時は低木の近くに避難しましょう。[8]
    • 傘をさしていて他に背の高いものが周りにない場合、雷に打たれる可能性が高まります。[9]
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    柵や配管といった金属を避ける 金属は電気を通すので、雷に打たれる可能性が高まります。大きな金属製品を運んでいた人は、手から離しましょう。より小さな金属製品(ピアスや小型電子機器)であれば、それほど危険は高くないので携帯したままでも大丈夫でしょう。
    • 自転車に乗っていて雷に見舞われた場合は、自転車から降りて地面で身をかがめましょう。ほとんどの自転車は金属を用いて作られていて、電気を非常によく通します。[10]
    • ゴム長靴を含めたゴム製品を着用していても、金属を通る電気から身を守ることはできません。[11]
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方法 2
方法 2 の 3:
屋内で安全対策を講じる

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    避雷針を屋根に設置する 避雷針は雷を落ちやすくするのではなく、実際に雷が建物に落ちた時に電流を誘導し建物自体やその中の人間や動物を保護するための装置です。避雷針は自分で設置しないようにしましょう。専門の業者に依頼しましょう。[12]
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    入浴やシャワー、さらにシンクの利用はできる限り避ける 家に落雷した時に水道管を通って雷が伝わる可能性があります。嵐が完全に去るまで入浴やシャワーは控えましょう。また、シンクも急ぎでなければ使わないようにしましょう。[13]
    • 近くに窓がなく、完全に締め切られた空間のシャワーや浴槽でも、水道管をつたった雷よって感電死をする恐れがあります。
    • よどんだ水、貯蔵室、地下室、あるいはパティオの大きな石といった湿度の高い場所も避けましょう。[14]
    • 磁器は優れた絶縁体なので、雷雨の最中でもトイレは安全に使用することができます。ただし、金属製品には触れていないよう注意しましょう。[15]
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    有線の電気製品の電源を切り距離を置く コンセントを差し込んで使用する電気製品は、雷雨の最中は危険です。テレビ、洗濯機、電話機などの使用は控えましょう。携帯電話といったコードレスの電気製品であれば、充電を行わない限り安全に使用することができます。[16]
    • 万が一家屋が落雷を受けて電気系統がショートを起こした時に備えて、電気製品のコンセントはすべて抜きましょう。[17]
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    窓を閉める 開いた窓や扉の近くに立たないようにしましょう。稀ではありますが、雷が窓を通って伝わることもあります。ガラスは絶縁体なので、閉まっていれば窓が落雷を受ける可能性は低いでしょう。
    • 雷雨の最中はドアノブに触れないようにしましょう。金属は電気をよく通します。[18]
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方法 3
方法 3 の 3:
車内で安全に過ごす

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    走って車内に戻る 屋外または車内という選択肢がある場合は車内を選びましょう。運転中に雷雨に見舞われた時は車内に留まり嵐が過ぎるのを待ちましょう。窓を閉めましょう。コンバーチブルの場合はしっかりとルーフを戻しましょう。
    • ゴルフカート、ATV(バギー)、芝刈り機といった屋根のない車は雷雨の際は危険です。屋内に避難しましょう。
    • 雷雨の際、コンバーチブルには他の乗用車ほどの安全性はありません。可能であれば雨天の際は使用しないようにしましょう。
    • 雷が鳴っている時にエンジンをかけることはできますが、バッテリーのジャンプは絶対に行わないようにしましょう。
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    両手を膝に添える 雷がなっている間も車内にいればほとんどの場合安全ですが、外装などの金属製品は危険なので触れないようにしましょう。車が落雷を受けると、金属製の外装から地面に向かって電気が流れます。そのため、両手を膝に添えて座りましょう。扉に寄りかかったり、むき出しの金属に触れないよう注意しましょう。
    • ゴム製のタイヤが落雷を防ぐということはありません。[19]
  3. 3
    ラジオやGPS機器を使わない 落雷時の電流が車内の配線を通って伝わることもあります。雷雨に見舞われている時は、ラジオ、GPS、ケータイの充電器といった車内の電気系統に触れないようにしましょう。
    • 落雷によって車の電気系統が故障することもあります。高価なラジオやGPSを搭載しているのであれば、雷雨の最中の走行は控えたほうが良いでしょう。
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    嵐が激しい時は路肩に駐車する 停電が発生している地域では路肩に駐車しハザードランプを灯しましょう。信号が機能していないこともあるので停電中の運転は非常に危険です。どうしても運転を続けなければならないのであれば、交差点では全方向一時停止の十字路と同じように止まり注意深く走行しましょう。[20]
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ポイント

  • スポーツチームやキャンプのリーダーを努めている人は、雷雨の最中は屋外のアクティビティ全てを中止しましょう。
  • 水場の近くにいると最も危険が高まります。雨が降っている日の水泳は避けましょう。
  • 雷に打たれた人に触れて感電することはありません。安全に救助を行うことができます。
  • 屋外で過ごす予定がある場合は事前に天気を確認しておきましょう。
  • 雷鳴は1キロ以上離れている場合は「ゴロゴロ」という音ですが、1キロ未満まで近づいている時は大砲による攻撃を受けているような、ガラス戸を力任せに閉めているような音がします。おかしな音がする場合は、かなり近づいているのだと考え直ちに避難しましょう。
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注意事項

  • 雷雨の間、毛が逆立ったり、チクチク、むずむずとした感覚が生じた場合は、すぐに屋内に避難しましょう。落雷がすぐに起こるというということを意味しています。
  • 雷雨の間も携帯電話であれば安全に使用することができますが、固定電話は危険です。
  • 落雷による死亡事故のほとんどは、屋外でのアクティビティと雷の発生が最も活発になる夏に発生します。
  • 雷が聞こえるということは、雷に打たれる恐れがあるということを意味しています。
  • 稲妻が見え雷鳴が聞こえる時はプールに近寄らないようにしましょう。
  • エレベーターの使用は控えましょう。手すりが金属製でなければ階段を使いましょう。落雷によって停電が起こる可能性があるのでエレベーターは危険です。
  • 同じ場所に2度落雷が起こる可能性もあり、実際に頻繁に起きています。最近雷が落ちた場所だからといって、その場所が安全である保証はありません。[21]
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カテゴリ: 物理学
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