薔薇を剪定する方法

この記事には:剪定時期の決定正しい剪定のテクニック薔薇をより元気にするための剪定方法7 出典

薔薇の剪定は薔薇を美しく保つのに大切なだけでなく、剪定する私たちの心も癒してくれます。剪定をすると風通しがよくなり、成長と開花が促され、見た目も美しくなります。薔薇の剪定がはじめての方でも心配は要りません。この方法で行えば薔薇の木を傷つけることはほとんどありません。これを読んで正しい薔薇の剪定方法を学びましょう。

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剪定時期の決定

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    霜の終わった直後の剪定 お住まいの地域にもよりますが、だいたい1月の後半から2月、もしくは春先になる地域もあるでしょう。この時期は枯れたり病気になった枝を刈り取るのに一番適しています。この時期には霜も降りなくなるので、厳しい寒さで薔薇の株を傷つけることはありません。
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    新芽がつき始めた後の剪定 [1] 新芽がつき始めるのは剪定開始のサインです。新芽がちょうど膨らみ始めた時期には薔薇を傷つけることなく剪定ができます。
    • 茎をチェックして新芽の成長をみます。もしも秋以降に新しく成長したものが見られなかったり、小さな新しい芽の膨らみが少しも見られなければ、剪定までもう数週間待つ必要があります。
    • 新芽が膨らむとより赤みを帯びてくるので、これももうひとつの剪定開始のサインになります。
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    薔薇の種類による剪定時期の違い 薔薇の中には休眠時期ではなく、開花後すぐに剪定が必要な種類もあります。剪定に適さない時期に剪定を行うと、薔薇の株を傷つけてしまったり、運よく傷つけなくて済んでも、思っていたような剪定の効果は得られません。 自分の薔薇がどの種類か分からなければ、次のサインを探してみてください:
    • 春に新しく枝が成長してそこから花が咲く薔薇の場合は、新芽がちょうど膨らみ始める休眠時期に剪定を行います。次の春まで剪定を待ちます。
    • 新しい枝が成長する代わりに古い枝にまた花をつける薔薇の場合は、開花後すぐに剪定を行います。[2]

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正しい剪定のテクニック

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    剪定ハサミと長い柄の剪定用のこぎりを使います。剪定ハサミで細かい枝を刈り取り、剪定のこぎりで太い枝を切ります。枝が切り裂けたりつぶれるのを防ぐため、鋭い刃のものを使ってください。
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    剪定の前にハサミをアルコール消毒します。別の株に移る前にも再度ハサミをアルコール消毒します。こうすることで黒点病などの病気の伝染を防ぐことができます。
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    斜め45度の角度で切ります。こうすると“傷口”から水が流れ出るようになり、水がたまらないので病気やカビを防ぐことができます。株の中心に向かって傾斜をつけて切ります。[3]
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    外芽から約6ミリほど上で切ります。 薔薇の新芽は赤みを帯びており、少しずつ膨らんで新しい枝を形成します。芽のすぐ上を切ると、養分が効率よく新しい枝の成長に使われます。株の内側ではなく外側に向かって伸びている芽を選びます。[4]
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    癒合剤または木工用ボンドで切り口をシーリングします。必ずしも行なわなければいけない作業ではありませんが、病害虫被害の多い地域ではお勧めします。木食性昆虫による侵食や茎の病気を防ぐことができます。

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薔薇をより元気にするための剪定方法

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    枯れた茎を切り取ります。枯れて黒く変色し、しなびた茎はもう成長することはありません。 健康な茎は緑色か茶色でしっかりとしています。剪定ハサミで根元にできるだけ近い位置で切り取ります。もしまだ枯れてない部分がみられる場合は芽の6ミリぐらい上で切ります。[5]
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    吸枝を剪定します。吸枝とは古い株のすぐ横に地下から伸びてくる新しい枝のことです。 古い株に必要な養分を吸い取ってしまうことから“吸枝”と呼ばれています。
    • 吸枝は根元から剪定します。ただ短く切るだけではもっと太くなって成長してしまいます。
    • 根元から切るために少し土を掘り起こさないといけない場合もあります。[6]
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    細い茎や交差した茎を剪定します。とても細くて弱々しい茎や、株の中心に向かって交差している茎も根元で切り取る必要があります。そうしないと風通しが悪くなって株が弱ってきたり、手入れが行き届いていない乱雑な株に見えてしまいます。[7]
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    残りの健康な茎を剪定します。新芽から新しい枝が伸びることを心に留めておき、理想的な株の形に成長するように残りの茎を剪定します。外芽の6ミリぐらい上を切ると新しい枝が外側へ向かって成長していきます。どのくらいの大きさで株を維持したいか決めて剪定します。
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    花がら摘みを行います。薔薇は成長するときれいな花を咲かせますが、ゆくゆくはしおれてしまいます。しおれた花を摘む作業はデッドヘッディングと呼ばれ、株の健康状態を保つためにはとても大切です。しおれた花に送られていた養分を次の新しい花を咲かせるために使えるようにします。5枚葉のすぐ上で切るようにします。

ポイント

  • 剪定した薔薇のどの部分も堆肥として使わないこと。黒点病のような病気は剪定後も生き残っており元気な薔薇に感染してしまいます。
  • 剪定後は熊手できれいにし、新しくマルチングをします。こうすると病気の拡大を最小限におさえられます。
  • 薔薇用抗菌スプレーを使って、剪定後とシーリング後にスプレーします。
  • 薔薇には剪定が必要です。勇気を出して切りましょう。
  • 剪定の切り口のシーリングは安価な木工用ボンドで代用できます。

注意事項

  • オールド・ガーデン・ローズの剪定はできません!やさしく形を整えて枯れた茎を刈り取るのみです。

必要なもの

  • 消毒用アルコール
  • バイパス剪定ハサミ(金床ハサミのような茎をつぶしてしまうものではなく、ハサミのように茎をスライスするタイプのハサミ)
  • 長い柄の剪定用のこぎり
  • 園芸用手袋




記事の情報

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カテゴリ: 住まいと暮らし・ガーデニング

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