X
この記事の共著者 : Chris Parker. クリス・パーカーはシアトル市に本拠地を置く害虫駆除サービス会社、「Parker Eco Pest Control」の設立者です。同社では環境に配慮した方法で害虫駆除を行っています。ワシントン州虫駆除業者認定資格保持。2012年にワシントン大学にて学士号を取得。
この記事には14件の参照文献があり、文献一覧は記事の最後に表示されています。
この記事は120,412回アクセスされました。
ノミは厄介な害虫で、人間やペットに健康上の問題を引き起こす場合があります。家庭でノミを見つけても、殺虫剤の使用に不安がある場合は、ここで紹介する自然な方法を試してみましょう。ノミを駆除するには、部屋の掃除、ペットのグルーミング、そして庭のノミ対策など、いくつかの方法を組み合わせる必要があります。ノミがいなくなるまで3~4か月かかる場合がありますが、根気強く続ければ、有害な化学物質を使わずにノミを駆除することは可能です。
ステップ
-
床、布張りの家具、寝具に毎日掃除機をかける ペットがいつも過ごす場所、日があまり当たらない場所、そしてノミ、乾燥した血液、ノミの糞を見つけた場所を重点的に掃除します。家具に掃除機をかける際、クッションをはずして隅々まで掃除機で吸引しましょう。[1]
- 家具の下、ドアの後ろ、幅木沿い、そして狭い隙間も忘れずに掃除機をかけましょう。
- ノミが繁殖している間、掃除機を毎日かけることが重要です。室内でノミを見かけなくなっても、少なくとも週に1度は掃除機を隅々までかけましょう。
- ダストバッグがいっぱいになったら、ビニールのゴミ袋に入れて密閉し、屋外の蓋が付いたゴミ箱に捨てましょう。
-
小さなラグ、寝具、ペットの寝具を熱いお湯で洗濯する ノミが繁殖している間は毎週、シーツ、毛布、枕カバー、ペット用ベッド、小さなラグなどを、洗濯機で洗って乾燥機で乾かします。洗濯する生地が傷まない程度の最も熱い温度で洗い、乾燥しましょう。[2]
- ペット用ベッドを洗濯できない場合は、用心のため廃棄したほうがよいでしょう。
-
カーペットと布張りの家具をスチーム洗浄する スチームクリーナがない場合は、ホームセンターやレンタル業者で借りるか、掃除の専門業者に依頼しましょう。カーペットや家具の目立たない場所で洗浄液を試してから、掃除を始めましょう。[3]
- スチーム洗浄でノミの成虫や幼虫は駆除できますが、卵は生き残る場合があります。卵が孵化するまで3~4週間かかるため、毎日掃除機をかけることが大切です。ノミを完全に駆除するまで、1、2か月おきにスチーム洗浄をするとよいでしょう。
-
家、ペット、庭のノミを同時に駆除する ノミを駆除するには、繁殖しているすべての場所で同時に作業することが大切です。家を掃除してもペットのノミを駆除しなければ、再び家の中で増殖します。[6]
- ノミの繁殖が収まるまで3~4か月かかる場合があるため、辛抱強く駆除を続けましょう。
広告
-
ノミ取り櫛で被毛を毎日梳かす 少なくとも1日に1度、目の細かいノミ取り櫛を使い、乾いた被毛を梳かしましょう。容器にお湯と洗剤、または同量のアルコールと水を入れ、時々櫛を浸して櫛に付着したノミを除去しましょう。[8]
- ペットから飛び跳ねるノミに注意しましょう。乾いている被毛を梳かしてノミを除去しますが、この作業は浴槽で行うとよいでしょう。浴槽の床は白くなめらかなので、ノミが見つけやすくなります。
-
柑橘類の溶液をペットに吹きかける レモンを薄くスライスして鍋に入れ、約450mlの水を加えます。水が沸騰したら火から下ろして蓋をし、1晩おきます。翌日、液を濾してスプレーボトルに入れ、ペットに吹きかけて、マッサージしながら被毛に浸透させましょう。
- インターネットまたはペットショップで柑橘系のスプレーを購入することもできます。
- 柑橘系のスプレーは、最長24時間ノミを抑止できますが、毎日使用するとペットの皮膚に刺激を与える場合があります。最初は3、4日おきにスプレーし、皮膚に影響がないようであれば徐々に頻度を増やしましょう。
- ペットの顔付近にスプレーしないように注意しましょう。皮膚が赤くなるまたは乾燥する、あるいはペットが皮膚を頻繁に掻く場合は、使用を中止しましょう。
- 家庭療法を試す前に、獣医師に相談しましょう。
-
ペットをできるだけ室内で過ごさせる 猫を飼っている場合は、常に室内で過ごさせるとよいでしょう。犬の場合は、排泄時に短時間だけ屋外に出しましょう。屋外に出す際は、日陰や草が生い茂った湿地は避けましょう。[9]
- 屋外で過ごす時間を減らすと、ノミが寄生する機会も減少します。
広告
-
芝生を短く刈り込み、落ち葉を掃除する 屋外のペットが過ごす場所をきれいに保ちましょう。芝生を刈って雑草を除去し、ノミが好む暗く湿った涼しい場所に日光を当てます。芝刈り後に刈草を取り除き、庭の落ち葉やゴミを掃き集めましょう。[10]
- ノミは湿った日陰を好みます。芝生を短く保ち、枯草やゴミを取り除いて、ノミが好む環境を作らないようにすることが大切です。
-
早春に有益な線虫を庭に散布する 日本では一般的ではありませんが、欧米ではノミの幼虫を捕食する昆虫病原性線虫(天敵線虫)を使った天敵製剤を庭に散布し、ノミ駆除が行われています。米国では、ノミ駆除用の天敵製剤がホームセンター、ガーデンセンター、インターネットで販売されています。使用の際は、ノミ駆除用の天敵製剤を説明書に従って芝生や花壇に散布します。[11]
- ペットがよく行く場所に重点的に散布します。ノミが発生し始める頃または初春が、天敵製剤を散布する最適な時期です。
- 袋には大量の微小な天敵線虫が入っており、これを水に混ぜて、ガーデンスプレーまたはじょうろで散布します。春と夏の間、土壌が乾燥したら散水します。
- 天敵線虫は人間とペットには無害なため、健康被害の心配はありません。
-
珪藻土を7~10日おきに散布する 園芸用珪藻土をホームセンター、園芸店、インターネットなどで購入し、庭に散布します。特に日陰になる場所やペットが過ごす場所に重点的に撒きましょう。[12]
- 珪藻土を撒くには午前中が適しています。強風や雨天の日、またはペットがそばにいる時は、珪藻土の散布は避けましょう。珪藻土を吸引すると、呼吸器官に害を及ぼす場合があります。
- 珪藻土とは、植物性プランクトンである珪藻が堆積してできた化石を砕いたものです。小さな粒の表面は鋭く尖っているため、珪藻土がノミに触れると、体が傷つき脱水症状を起こします。時間が経つと効果が薄れるため、風や雨が収まった後、または芝生に水やりをした後に、珪藻土を毎週散布する必要があります。
-
ペニーロイヤルを地植えまたは鉢植えで栽培する ペニーロイヤルはミントの一種で、昔から除虫草として利用されています。庭に植えて屋外のノミを防止するか、鉢植えで室内栽培しましょう。ペニーロイヤルは猫や犬には有害なため、ペットの手の届かない場所で栽培しましょう。[13]
- ペニーロイヤルのエッセンシャルオイルはノミの忌避剤として使われることがありますが、ペットには安全ではありません。ペットの皮膚、餌、または寝具に吹きかけてはいけません。[14]
- ペニーロイヤルを庭で栽培する場合は、伸びた茎を定期的に切り戻し、増殖を防ぎましょう。他のミントと同様に、ペニーロイヤルは庭に勢いよく広がります。鉢植えのペニーロイヤルを鉢ごと地面に植えると、根がはびこるのを防ぐことができます。
広告
ポイント
- 室内や庭でのノミの繁殖を調べるには、白い靴下を履いて脛まで伸ばし、ノミが居そうな場所を歩きます。ノミが繁殖している場合は、ジャンプして靴下に飛び移るため、白い靴下に付いているノミを確認できます。
- 自然な方法のノミ駆除に効果がない場合は、ペットへのノミ駆除剤の使用を検討しましょう。安全な成分のノミ・ダニ駆除剤について獣医師に相談しましょう。
- ルフェヌロン、ニテンピラム、スピノサドなどの成分を含む内服薬は、外用薬に比べると高価ですがより安全です。
- 外用薬を使用せざるを得ない場合は、(S)ーメトプレンまたはピリプロキシフェンを成分とした駆除剤を使用し、イミダクロプリド、ジノテフラン、テトラクロルビンホス、カルバリル、プロポクスルを含む製品は避けましょう。[15]
広告
注意事項
- ペットの体、寝具、餌にエッセンシャルオイルを吹きかけてはいけません。ペットに家庭療法を行う前に、必ず獣医師に相談しましょう。
広告
出典
- ↑ https://www.epa.gov/pets/controlling-fleas-and-ticks-around-your-home
- ↑ http://ipm.ucanr.edu/PMG/PESTNOTES/pn7419.html
- ↑ http://healthywa.wa.gov.au/Articles/F_I/Fleas
- ↑ http://www.publichealth.lacounty.gov/eh/docs/Specialized/Vector_Management/fleas.pdf
- ↑ http://www.dph.illinois.gov/topics-services/environmental-health-protection/structural-pest-control/fleas
- ↑ https://www.akc.org/expert-advice/health/flea-tick/flea-and-tick-prevention-tips/
- ↑ https://www.nrdc.org/stories/nontoxic-ways-protect-your-pet
- ↑ https://citybugs.tamu.edu/factsheets/biting-stinging/others/ent-3001/
- ↑ https://www.epa.gov/pets/controlling-fleas-and-ticks-around-your-home
- ↑ https://www.aspca.org/pet-care/general-pet-care/fleas-and-ticks
- ↑ https://www.akc.org/expert-advice/health/flea-tick/waging-a-guerrilla-war-against-the-flea/
- ↑ https://www.motherearthnews.com/homesteading-and-livestock/natural-flea-control-zmaz87jazgoe
- ↑ https://www.motherearthnews.com/natural-health/herbal-remedies/pennyroyal-safety
- ↑ https://www.akc.org/expert-advice/health/general-health/are-essential-oils-safe-for-dogs/
- ↑ https://www.nrdc.org/stories/nontoxic-ways-protect-your-pet
このwikiHow記事について
このページは 120,412 回アクセスされました。
この記事は役に立ちましたか?
広告



