虚言癖は複雑な行動であることから、しばしば誤解を招くこともあります。たまに嘘をつく程度であれば、虚言癖があるとはみなされません。しかし、もしも嘘をやめられない、嘘を使って他人を操る、嘘が生活に大きな影響を与えているなどの場合、あなたは虚言癖を抱えているかもしれません。[1] 嘘をつかないようにするのは大変な道のりですが、助けを求めようと、この記事を読んでいるあなたはすでに、克服への第一歩を踏み出していると言えます。

1
自分に対するネガティブな考えを封印する

  1. 人を関心させるために嘘をつく必要はありません。今のままの自分ではダメだと思うと、自分を良く見せるために嘘をつきたくなることがあります。嘘をつく代わりに、自分の良いところを思い出してみましょう。一時的に人を関心させたり、人に好かれたりするための嘘ではなく、自分の良いところを際立たせることのほうが大切です。[2]
    • 例えば、同僚の好きな映画を観たことがあると言って、その人を感心させたいとしましょう。もし観たことがなければ、正直に話しましょう。その代わりに、あなたが本当に観たことのある素敵な映画について話してみましょう。
    • 「まだ観たことがありません。観てみますね!」などと言ってみましょう。
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2
自分の行動の結果を受け入れる

  1. 望ましくない結果を防ぐために嘘をつくのは避けましょう。失敗をしても、すぐに言い訳をしてはいけません。その代わり、自分のしたことを素直に認めましょう。そして、謝罪し、できる限り状況を改善することで責任を取りましょう。これはとても難しいことですし、努力も必要ですが、自分が納得できる正直な人生を送ることは、素晴らしい成果をもたらします。[3]
    • 友達の気持ちを傷つけてしまっても、そのことで相手を責めたり、その日の運が悪かったことを言い訳にしたりしてはいけません。素直に「ごめんなさい」と言いましょう。
    • あなたがルームメイトの植物に水をやるのを忘れたとします。その場合、ルームメイトが帰宅して植物がしおれているのを見つけても、水をやったと嘘をついてはいけません。自分の過失を認めて謝りましょう。
    • 過ちはいつも許してもらえるとは限りませんが、自分の行動に責任の持てる人は尊敬されるでしょう。

3
重要な詳細を省略しない

  1. これは「lying by omission(省略によるうそをつく)」と呼ばれます。[4] 誰かと話をするときには、自分が不利になるような内容を省略したり、話のある側面を隠したりしないようにしましょう。例えば、元彼女と一緒に食事をしたことをパートナーに伝えるのが怖いとします。それを昔の友人と食事をしたとだけ伝えたり、誰と食事をしたのかを全く話さないのはやめましょう。誠実に、包み隠さず会話ができるように、真実を伝えましょう。[5]
    • これは、自分の行動に責任を持つことの一環です。
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4
葛藤を素直に乗り越える

  1. 人は、意見の食い違いを避けるために嘘をつくことがあります。こうした歓心を買おうとする行動は、嘘をついた相手に憤りをおぼえたり、その相手と関係が断ち切られたかのような感覚に、自分自身をおちいらせてしまいます。開放的なコミュニケーションと信頼に基づいたつながりを築くためには、対立が生じたときには正直になりましょう。それによって、たとえ口に出すのが少々難しくても、相手とのつながりを深めるための扉が開かれるのです。[6]
    • 例えば、パートナーがよく洗濯物を片付け忘れていて、あなたはそのことがとても気になっているとしましょう。その場合、意見の相違を避けるために、「別に気にしていない」と言ってはいけません。その代わりに、あなたがどう感じているかを相手に伝える機会を作りましょう。
    • 例えば、「忙しいのはよくわかるけれど、今晩中に洗濯物を片付けてもらえない?」と相手を思いやりつつ直接的な言葉で伝えてみましょう。

5
話す前に考える

  1. 衝動的に嘘をつくことがないように、自分の考えを処理する時間をとりましょう。自分でも気づかないうちに嘘をついてしまうことが多い場合は、議論に参加したり質問に答えたりする前に、少し立ち止まってみましょう。そうすることで、嘘をつく代わりに正直な答えを考える時間を作ることができます。[7]
    • 今度、上司に「現在割り当てられている仕事は終わったか」と聞かれたら、ちょっと立ち止まってみましょう。「頼まれたことをすべてやり遂げたか?」と自問してみてください。もし答えがノーなら、正直に言いましょう。
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6
自分に正直になる

  1. 自分の嘘を信じないようにしましょう。時には、厳しい真実を受け入れるのはつらいものです。例えば、ネット通販が習慣になっていて、お金を貯めるのに苦労している人もいるでしょう。すべて順調で何も問題がない、と自分に言い聞かせるほうが楽かもしれません。問題の解決策を見つけ、自分(や他人)に嘘をつかないためには、認めたくないことに素直に向き合って反省しなければなりません。[8]
    • 誰でもたまには失敗するものです。自分の行動を正直に振り返ることで、自分を癒し、将来同じ過ちを犯すことを防げます。嘘をつくことは、長い目で見れば何の役にも立ちません。[9]

7
嘘をつく度に日記に記録する

  1. そうすることで、パターンを認識し、その行動を止めることができます。嘘をやめるためには、自分が嘘をついたことを認めなければなりません。1日のうちについた嘘を書き出し、なぜその嘘をついたのかを考えてみましょう。そうすることで、不安や人を喜ばせたいという気持ちなど、自分が嘘をつく動機を自覚できます。[10]
    • 正直に反省することで、心は癒されます。自分の感情を処理し、改善点を認識するための安全な空間として日記を利用するとよいでしょう。
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8
精神衛生の専門家に相談する

  1. セラピストやカウンセラーに相談すれば、嘘をついてしまうことの根源を理解することができます。自尊心の低さ、人付き合いが苦手、衝動性など、人が嘘をつく要因はたくさんあります。[11] 専門家の助けを借りて、自分が嘘をつく原因となっている根本的な問題を探りましょう。主治医から紹介してもらうか、インターネットであなたの居住地域にいる専門家を検索してみるとよいでしょう。[12]
    • 難しいかもしれませんが、セラピストやカウンセラーと会ったときには正直に話しましょう。プロはあなたを助けるために存在するのであって、あなたの葛藤や行動を批判することはありません。

9
根本的な精神状態の改善について助けを求める

  1. 虚言癖は、精神疾患の症状の1つでもあります。これらには、自己愛性パーソナリティ障害、反社会性パーソナリティ障害、境界性パーソナリティ障害などが含まれます。自分の嘘が症状の一環かもしれないと思ったときは、助けを求めることができます。カウンセラー、セラピスト、精神科医などのメンタルヘルスの専門家に相談すれば、必要な情報を得ることができます。[13]
    • 自己愛性パーソナリティ障害の他の症状としては、他人に対する優越感、健全な対人関係の維持困難、低い自尊心と強い恥の感情が根底にあることなどが挙げられます。[14]
    • 反社会性パーソナリティ障害の特徴として、善悪の判断ができない、暴力的・攻撃的な行動をとる、対人関係が乱れているもしくは不健全な状態にあるなどが挙げられます。[15]
    • 境界性パーソナリティ障害の症状としては、見捨てられることへの強い恐怖感、うつ状態、繰り返し起こる気分の落ち込みなどがあります。[16]
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