蛇はこの生態系にとって、必要不可欠な存在です。ネズミ、ゴキブリなどの害虫が増え過ぎないようにする役目を担っています。しかしながら、蛇の多くは毒を持ち、その幾つかは人やペットにとって危険な存在でもあります。お住まいの地域によっては、蛇を庭に侵入させないことが重要事項となりえます。また、ハイキングやトレッキング中にも、蛇を寄せつけないようにしましょう。

方法 1 の 2:
蛇を家に近寄らせない

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    庭を散らかさない 蛇は待ち伏せして獲物を捕食します。このため、待ち伏せが可能な、暗くて隠れられる場所を好みます。[1] つまり、物が溢れかえった庭は、蛇にとって最高の隠れ場所を提供することになります。積み上げられた落ち葉、たい肥の山、わらや木片のマルチング材、積み重なった薪、そして刈り取った草の山は、蛇が好む快適な隠れ場所です。これらは庭から取り除くようにしましょう。[2]
    • 木片ではなく、砕石のマルチング材を使いましょう。蛇が隠れにくくなります。[3]
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    背丈の高い植物は避ける ある種の低木や植物を乱雑に庭に配置すると、蛇にとっての完璧な隠れ場所になってしまいます。草は常に刈り取り、蛇が庭に忍び込むのを防ぎましょう。また、低木や、植物が生い茂った庭も蛇を寄せつけます。
    • 蛇の侵入を本当に心配しているのであれば、植物を除去するか、間引きを行います。植物を庭に残したい場合は、家の土台からなるべく離れた場所に植え替えることを検討しましょう。[4]
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    餌となる物を排除する 餌がなければ、蛇は庭にやって来ません。種にもよりますが、ゴキブリやバッタなどの大型昆虫や、ネズミなどの小動物が住み着いている場合には注意が必要です。[5]
    • 罠を仕掛けたり、害虫用の忌避剤を散布したりして、害虫を家に近寄らせないようにしましょう。これにより、蛇もまた家に近づかなくなるでしょう。
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    全ての穴を塞ぐ 庭先で蛇が現れ、どうにかその蛇を追い出したいと考えているのであれば、一番の方法は家の基礎や車庫、または網戸に開いている穴を見つけ、それを修繕することです。注意深く穴を探し、どんなに小さな穴でも見つけ次第塞ぎましょう。コイン程の穴であっても、蛇によっては十分通り抜けられます。
    • 家の基礎の穴や割れ目は、蛇にとって家屋への侵入口となるばかりではなく、最高の隠れ場所になりえます。[6]
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    蛇避けフェンスを設置する 近隣に生息する蛇の種類や侵入パターンによって蛇避けフェンスの効果は変わりますが、多くの蛇に対して有効なフェンスも存在します。また、通常蛇避けフェンスは、プラスチックシートタイプ、金網タイプ、捕獲ネットタイプの3種類に大別されます。タイプに関わらず、これらのフェンスは地面に建て、外側に傾斜させておきましょう。蛇がフェンス下を潜って、またはフェンスの上を越えて侵入することを防ぎます。
    • 庭全体をフェンスで囲むことが現実的には難しい場合もあります。そんな時は、子供やペットがよく行く場所に限定してフェンスを張りめぐらせると良いでしょう。[7]
    • 地表との間に隙間がある建造物には、蛇避けフェンスを使用することを検討しましょう。蛇がその建物の下に潜伏することを防止します。
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    振動を発生させる[8]  庭や庭園で蛇を見かけたことがあり、今でも何匹か潜んでいる疑いがある場合は、庭の手入れ前に、芝刈り機や耕運機を蛇が潜んでいると思われる場所周辺で作動させましょう。これは蛇を殺すためではなく追い払う目的で行うため、庭中すべてに芝刈り機や耕運機をかける必要はありません。こういった機械の振動によって、たいていの蛇は驚いて逃げ出します。
    • この方法では、蛇を永久に追い払うことはできません。ただし、庭園での作業程度であれば、十分な時間稼きはできます。
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    罠を設置する 対策を実施する前に蛇が屋内に侵入した、またはその恐れがある場合には、機械式の罠か接着剤系の罠を地下室や車庫に設置しましょう。念のため、事前に市役所などに相談し、罠を使って蛇駆除を安全に行う方法や、法的な問題がないことを確認しておくと良いでしょう。
    • 接着剤系の罠を屋外に設置しないようにしましょう。蛇以外の哀れな野生動物を捕らえてしまう可能性があります。[9]
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方法 2 の 2:
ハイキング時などの安全を確保する

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    ハイキング中はトレッキングポールを使う スキーのスティックに似ていますが、通常トレッキングポールは地形に応じて調整が可能です。それを使って背丈の高い草を押し倒し、掻き分けることができるため、潜んでいる蛇を追い払う効果も期待できます。また、ハイキング中は地面や岩をポールで叩くことで蛇を追い払えます。蛇は地面の振動を察知できます。通常、振動を察知した蛇は逃げ出します。[10]
    • トレッキングポールを購入する余裕がないなど、入手が困難な場合には、スキーのスティックを代用品として使っても問題ありません。
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    整備された、人通りの多いコースを選ぶ 蛇は石や倒木の下、または密集した落ち葉の中に潜む習性があります。散乱物のない道を蛇は好みません。加えて、人通りの多い道も蛇は避けるので、多くの人が利用するハイキングコースを選択するようにしましょう。蛇はあえて人間に近づこうとはせず、多くの人が行き交う特定の場所からは常に距離を取ります。[11]
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    足もとに注意する 多くの蛇の体色が、環境に溶け込む保護色です。ハイキング中には蛇がいないか常に注意を怠らず、気づかぬうちに蛇の近くを歩いていたという事態を避けましょう。特に、岩や倒木の上を横断する場合には注意します。岩も倒木も、多くの蛇が好む隠れ場所です。こういった物を横切る際は、さっと飛び越えないようにしましょう。一旦岩や倒木の上に立ち、それから降りるようにします。こうすることで、周辺に蛇が潜んでいないかを確認してから進むことができます。[12]
    • ハイキング中に石や木を持ち上げないようにしましょう。下に潜んでいる蛇を刺激し、攻撃される可能性があります。
    • ハイキング中、岩肌や木にもたれかかる場合は、手を置く場所に細心の注意を払いましょう。
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    ハイキングする時季に気を配る 蛇は変温動物です。つまり、人間の様に体温調整ができません。体温を上げるには日の光に体を晒し、体温を下げるためには太陽を避ける必要があります。従って、温暖な気候下では蛇は活動的になります。ハイキング中に蛇に遭遇することを確実に避けたいのであれば、秋や冬の寒冷な時季を選択するようにしましょう。[13]
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ポイント

  • 一般的に、どの種の蛇であろうとその習性に変わりはありません。ただし、隠れる場所や餌となる物は、種によってわずかに異なります。その土地に生息する蛇の種類を知っておくと、より効果的に蛇を遠ざけることができるでしょう。

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注意事項

  • 毒を持っていると思われる蛇に遭遇した場合は、自分自身で捕らえたり、殺そうとしたりしないようにしましょう。追いつめられた蛇は、全く予想のつかない行動を取ることがあり、予想より遥か遠くから攻撃される可能性もあります。そういった場合は、業者に依頼するようにしましょう。安全に蛇を駆除してくれるでしょう。
  • 蛇用の忌避剤の使用は避けましょう。忌避剤はほとんど効果がない上に、他の野生動物や子供にとって害となる可能性があります。[14]
  • 蛇の忌避剤としてナフタリン(防虫剤)を使ってはいけません。ナフタレンは労働安全衛生法施行令で特定化学物質に指定され、忌避剤としての使用を禁じられています。ナフタリンから発生するガスは潜在的に毒性があるばかりか、蛇に対する効果は全くありません。[15]
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