カーエアコンのスイッチを入れたときに温風が吹き出す場合は、冷媒ガスが漏れている可能性があります。エアコンシステムはかなり大きいので、ガス漏れの原因を見つけるのは難しいかもしれません。そこで、蛍光剤注入の出番です!マニホールドゲージを使用して蛍光剤をエアコンシステムに注入し、蛍光色が漏れている箇所を探すことで、ガス漏れがさらに発見しやすくなります。ただし、この作業は初心者向けではないので、カーエアコンシステムを修理した経験がない場合は、整備士に依頼したほうがよいでしょう。

方法 1 の 9:
エアコンからガスが漏れているかどうかはどうすればわかりますか?

  1. 1
    最近修理したばかりなのに温風が吹き出す場合は、冷媒ガスが漏れています 冷媒が時間の経過とともになくなっていくのはまったく普通のことなので、最近修理していないのに温風が吹き出すようになったからといって、冷媒ガスが漏れているとは思わないようにしましょう。[1] ただし、エアコンの充電や修理を行った後、数週間以内に再び温風が吹き出すようになった場合は、ほぼ間違いなくガス漏れが発生しています。[2]
    • 長く乗っている車で初めて温風が吹き出したときは、まず冷媒を充填してみましょう。単に新しい冷媒が必要なだけかもしれません。
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方法 2 の 9:
エアコンに自分で冷媒を充填してテストすることはできますか?

  1. 1
    できますが、車に詳しくない人にはハードルが高いでしょう カーエアコンシステムは非常に複雑で、ガス漏れが発生した場合にどの部品を交換したり修理したりする必要があるのかを把握するのは困難です。[3] カーエアコンシステムの仕組みやマニホールドゲージの仕組み、車に必要な冷媒の種類に精通していれば、自分でそれなりに行うことができます。[4]
    • エアコンのガス漏れをプロに修理してもらうのは、それほど高くありません。このためだけにマニホールドゲージを購入する必要があるとすれば、お金と時間の無駄かもしれません。[5]
    • 1994年以前に製造された車であれば、おそらく最新の冷媒ではなくフロンを使用しています。フロンは有害物質であり、取扱技術者の資格がないと必要なフロンを購入することができないので、整備工場に持ち込む必要があります。[6]
    • 自宅のエアコンシステムを修理しようと考えているなら、やめておきましょう。専門業者を呼ぶべきです。セントラル空調を自分で修理しようとすると、悲惨な結果を招く可能性があります。[7]

方法 3 の 9:
蛍光剤を注入するには何を使用すればよいですか?

  1. 1
    エアコンマニホールドゲージを接続し、蛍光剤を注入します 車の電源を切り、ボンネットを開けて先端のフックからマニホールドゲージを吊り下げ、低圧ホース(青)の開口部の端をつかみ、エンジンルームの低圧ポートにねじ込んだら、高圧ホース(赤)を高圧ポートに接続し、各連結ホースの先端にあるバルブを締めて固定します。[8]
    • 圧力ポートの位置はメーカーやモデルによって異なります。ポートが見つからない場合は、「H」と「L」と書かれたキャップの付いた短い管を探してキャップを外し、この2つのポートにホースを接続しましょう。
    • 高圧ホースと低圧ホースはサイズが異なります。圧力ポートに何も書かれておらず、マニホールドゲージのホースがはまらない場合は逆になっている可能性があります。[9]
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方法 4 の 9:
実際にはどこに蛍光剤を注入するのですか?

  1. 1
    マニホールドゲージの黄色いホース内に蛍光剤を数滴垂らします 黄色いホースは通常、コンプレッサーや真空ポンプに接続し、マニホールドゲージ中央から吊り下げるもので、このホースから蛍光剤をエアコンシステムに注入します。このとき、黄色いホースを車から離してエンジンルーム内に蛍光剤が飛び散らないようにしましょう。ホースの開口部を上に向け、蛍光剤を開口部に少しずつ注入します。[10]
    • 蛍光剤が手につかないように手袋をしましょう。
    • ノズルを拭いて飛び散ったものを落としましょう。蛍光剤は危険なものではありませんが、余分な蛍光剤があるとガス漏れを発見しにくくなります。

方法 5 の 9:
エアコンホースに蛍光剤を流すにはどうすればよいですか?

  1. 1
    その黄色いホースを冷媒ボンベに接続し、車のエンジンをかけます マニホールドゲージの赤いバルブと青いバルブが完全に閉まっていることを確認しましょう。冷媒の入ったボンベを用意し、黄色いノズルを冷媒ボンベのバルブに取り付けます。冷媒ボンベの上部にあるバルブを完全に締めて冷媒ボンベに穴を開け、そのバルブを上に開けてホースに冷媒を流しましょう。保護メガネをかけ、マニホールドゲージのエア抜きを行ってから高圧ホースと低圧ホースを開き、車のエンジンをかけて蛍光剤を流します。[11]
    • 車のエンジンをかける前に、黄色いホースのエア抜きを行う必要があります。マニホールドゲージをエンジンルームから離して持ち、マイナスドライバーまたはキーを使用して、黄色い管がマニホールドゲージ本体に接する部分のバルブステムを押しましょう。マニホールドゲージから目を離さず、液体が出てきたらエア抜きバルブにかけている圧力を抜きます。
    • 高圧ホースと低圧ホースが開いていないと、エアコンホースに冷媒を流すことはできません。マニホールドゲージのバルブを反時計回りに回せば開くことができます。
    • エアコンの種類によって使える冷媒の種類は異なるので、充填に必要な冷媒の種類については、取扱説明書を参照してください。
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方法 6 の 9:
蛍光剤を注入した後、ガス漏れを発見するにはどうすればよいですか?

  1. 1
    UVライトを握り、車のエンジンをかけっぱなしにします UVライトを点灯させ、エンジンルーム内を照らします。エアコンシステムはエンジンルームの全長に渡って設置されているので、少し探す必要があるかもしれません。ガス漏れが発生している場合は、UVライトを当てるとすぐに光るはずです。エンジン内に蛍光剤が見当たらない場合は、車の下を見てみましょう。10分ほど経っても見つからない場合は、おそらくガス漏れは発生していません。[12]
    • 「これは蛍光剤かな?」と迷うようなら、その答えはほぼ間違いなく「いいえ」です。蛍光剤は非常に明るくはっきりと見えます。
    • 外で作業している場合は少し暗くなるのを待ち、ガレージにいる場合は電気を消しましょう。明るすぎるとガス漏れが発見しにくくなります。
    • また、LEDライトであれば、普通の青い電球や紫色の電球でも蛍光剤が光ります。

方法 7 の 9:
蛍光剤はエアコンシステムに悪影響はありませんか?

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    はい、蛍光剤が共溶媒を含まないものであれば大丈夫です 一般的な蛍光剤は食紅のような不活性物質で、何の影響もありません。ただし、共溶媒を含まないものを使用する必要があります。共溶媒は金属やアルミ、プラスチックなどを傷める可能性があるからです。[13]
    • 幸いなことに、共溶媒を含む蛍光剤はほとんど製造されていません。10年前に製造された蛍光剤ボトルでない限り、おそらく共溶媒を含んではいません。
    • 一般的な共溶媒としては、アロマティック200やNMP(N-メチル-2プロリドン)などがあります。蛍光剤ボトルに「無共溶媒」と書かれていれば大丈夫です。
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方法 8 の 9:
蛍光剤は何色ですか?

  1. 1
    蛍光剤は通常、蛍光性の黄色や明るい青色、オレンジ色です ただし、UVライトやLEDライトを当てないと、実際にはその色にはなりません。[14] また、太陽の下で作業していたり、ガレージで大量の照明をつけていたりすると、蛍光剤を発見するのはなかなか難しいかもしれません。暗くなってから行うか、電気を消して行うようにしましょう。[15]
    • 探したい漏れに合わせて、複数の色の蛍光剤が入ったUV検知キットがあります。[16]

方法 9 の 9:
蛍光剤を使用してガス漏れを発見するデメリットはありますか?

  1. 1
    特に大きなデメリットはありませんが、後始末が大変です 蛍光剤はUVライトを当てると非常に明るく蛍光発光し目立つので、ガス漏れの発見に最適です。ただし残念ながら、蛍光剤は一度飛び散るとエンジンルームのあちこちに付着してしまいがちです。通常、蛍光剤は濡れた雑巾できれいに拭き取ることができますが、作業が終わった後にミネラルスピリットやブレーキクリーナー、蛍光剤クリーナーで除去することもできます。[17]
    • 多くの整備士がエアコンのガス漏れを特定する最も正確な方法と考えているのが蛍光剤の注入です。蛍光剤に気づかないことはあり得ないので、ガス漏れが発生していれば、基本的には確実に特定できます。[18]
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ポイント

  • 蛍光剤は不活性なので、実際に車の他のシステムに注入してガス漏れを発見することもできます。例えば、エンジンオイルや冷却水タンク、ブレーキ液ホースなどに少しずつ注入して、それらのシステムに問題がないかどうかを調べることも可能です。[19]
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注意事項

  • 機械に疎く、エアコンホースの修理やマニホールドゲージの使用経験がない場合は、整備士に依頼したほうがよいでしょう。これは簡単な作業ではなく、エアコンのガス漏れを診断するには技術が必要です。[20]
  • 蛍光剤の注入は、エアコンの専門業者がセントラル空調システムのガス漏れを診断する際にも用いられます。しかし、残念ながら自分ではできません。セントラル空調システムの冷却水流路には有毒フロンが使用されています。また、安全上の理由から資格を持った専門業者でなければ、セントラル空調システムをいじることはできません。[21]
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カテゴリ: 自動車修理
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