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この記事の共著者 : Richard Perkins. ライティング・コーチで英語アカデミック・コーディネーターのリチャード・パーキンスは、「PLC Learning Center」の創業者です。生徒にライティングを教えるためのツールを教師に提供し、小学生から大学生までの生徒を対象に、自信を持って文章を書けるようにさせることを目指して、経験は24年以上。ナショナル・ライティング・プロジェクトフェロー。カリフォルニア州立大学ロングビーチ校のグローバル教育プロジェクトにおいて、教師リーダー兼コンサルタントとして、国連の17の持続可能な開発目標を小学校から高校までのカリキュラムに組み込むことを目的とした教師向けワークショップを作成・発表しています。南カリフォルニア大学にてコミュニケーションとテレビ学の学士号を、カリフォルニア州立大学ドミンゲスヒルズ校にて修士号を取得。
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要約を1段落にまとめると、文量の多い文献でも重要な情報を精査して読者に伝えることができます。短編作品や小説の要約をクラスの課題として提出しなければいけない時、あるいは学術文献の内容を短くまとめなければならない時もあるでしょう。1段落の要約を作る際は、まず元の情報を箇条書きにして整理しましょう。次に、印象に残る出だし文句を考えます。そして、重要な情報を簡潔に伝えられるような本文を書きましょう。
ステップ
パート 1
パート 1 の 3:段落の構成を考える
パート 1
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1元となる文献の内容をメモに取る まずは元となる文献を読むことから始めます。重要語句や、中核となる論点をメモに取ります。気になった文にはハイライトをしたり下線を引きましょう。また、トピックセンテンス(段落の主題文)や文献全体の主題についてもメモを取ります。トピックセンテンスには、全体の主題に関連するテーマや概念などが盛り込まれています。[1]
- 元の文献が長い場合は、段落ごとの短い要約を原文のすぐ横の余白部分に作っておきましょう。重要な語句や論点をこの要約に含めます。後で1段落の要約にまとめ直す際に、このメモを読み返すと便利でしょう。
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2元となる文献の主題を書き出す 元となる文献で述べられている主な考え(複数の場合もあります)を1~2文を使って書き出してみましょう。余計な情報は含めず、短いものにします。「著者が言いたいこととは何なのか」「この文献全体の主題は何なのか」という点を考えてみましょう。[2]
- F・スコット・フィッツジェラルドの著作「グレート・ギャツビー」が元の文献であれば、「友情」「社会的地位」「富」そして「報われぬ恋」などを主題として挙げることができるでしょう。
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3実例もいくつか含める 主題を把握することができたので、次は主題を証明することのできる例を、それぞれ3つずつ見つけられるようにしましょう。例えば、元となる文献からセリフや場面を抜粋することができます。重要な局面や一節を用いることも可能です。[3]
- このように論拠となる情報も書き出し、手短にまとめ直しておきましょう。この情報も後で要約を書く際に役に立ちます。
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パート 2
パート 2 の 3:印象的な出だし文句を作る
パート 2
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1著者名、作品名、出版年を含める 要約の出だしの1文には、元の文献の著者名、作品名、そして出版年を含めましょう。さらに、その文献の種類(小説、短編、記事など)も明記しておくと親切です。こうした情報が含まれていることで読者は元の文献に関する最も重要な情報を得ることができます。[4]
- 例えば「In the novel The Great Gatsby (1925), F. Scott Fitzgerald…(F・スコット・フィッツジェラルドによる1952年の小説『グレート・ギャツビー』では…)」といった書き出しが可能です。
- 小説ではなく学術ジャーナルなどの記事であれば「According to her article, "What is intersexuality?" Nancy Kerr (2001)...(ナンシー・カーが2001年に発表した記事『インターセクシュアリティとは何か』では…)」といった書き出しも可能です
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2伝達動詞を用いる 要約の出だし文句には印象的な伝達動詞を用いましょう。(例えば「argue」「claim」「contend」「maintain」「insist」などが挙げられます。いずれも若干意味合いが異なるので使い分けに注意が必要になるものの「主張する」という単語です。その他にも、「explain(説明する)」「discuss(論じる)」「illustrate(例をもって示す)」「present(提示する)」「state(述べる)」といった表現も便利です。こうした単語が用いられることで、要約であるということが読者に分かりやすく、はっきりと伝わります。[5]
- 既出のグレート・ギャツビーの例を用いるならば、「present」を用いて「In the novel The Great Gatsby (1925), F. Scott Fitzgerald presents…)」といった使い方が可能です。
- 同様に、記事であれば 「claim」を用いて「According to her article, "What is intersexuality?" Nancy Kerr (2001) claims...といったように伝達動詞を差し込むことができます。
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3元の文献の主題を説明する 出だしの1文には、その文献全体の主題も含めるようにしましょう。それを支える論点は、その後で同じ段落を使って述べていきます。[6]
- 例えば、「In the novel The Great Gatsby (1925), F. Scott Fitzgerald presents the tragic figure of mysterious millionaire Jay Gatsby through the eyes of his neighbor, Nick Carraway(1925年の『グレート・ギャツビー』で、F・スコット・フィッツジェラルドは謎多き億万長者ジェイ・ギャツビーに起こる悲劇を隣人ニック・キャラウェイの視点を通して描いている)」といった含め方が可能です。
- 他方、記事なのであれば「According to her article, "What is intersexuality?" Nancy Kerr (2001) claims that discussions of sexuality in academic circles ignores the growing public interest in intersexuality(ナンシー・カーが2001年に発表した記事『インターセクシュアリティとは何か』の中で、著者は学術界における性的関心の議論は一般市民が関心を寄せているインターセクシュアリティを無視していると論じている)」といった出だしも考えられます。
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パート 3
パート 3 の 3:優れた要約を1段落にまとめる
パート 3
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1誰、何、どこ、なぜ、といった要素を満たす 元の文献で誰が争点となっているのか、あるいは論点となっているのかを考えてみましょう。同様に、何が争点や論点となっているのかについても考えます。場合によっては、設定や背景についても述べる必要があります。最後に、なぜ著者はこのようなテーマを扱うことにしたのかについても触れましょう。[7]
- グレート・ギャツビーについて書いているのであれば、2人の主要な登場人物(ジェイ・ギャツビーと隣人兼、物語の話し手となるニック・キャラウェイ)について触れる必要があるでしょう。また、小説の中で何が起きるのか、どういった背景があるのか、なぜフィッツジェラルドはこの2人を描こうとしたのかといった点も手短に含めなければなりません。
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2論拠となる例を1~3件用意する 自分が述べた内容を効果的に証明することのできる例を1~3件用意しましょう。それ以上含めると、長くなりすぎる恐れがあります。文献で描かれている出来事、引用句、あるいは論点等が対象となります。 [8]
- 記事の要約なのであれば、著者が掲げる主張と、その論拠の両方が必要になります。小説や短編作品の要約であれば、特定の出来事が論拠の役割を果たしているかもしれません。
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3自分の言葉で要約する 元の文献をそのまま引用したり単に言い換えるのではなく、自分の言葉で伝えることを心がけましょう。直接引用句とする場合を除き、同じ表現や単語の使用は避けましょう。[9]
- 要約の段落は、元の文献の重要な情報のみを精査して紹介していることがポイントです。その内容に関するあなた自身の見解や反論を加える必要はありません。これは別の段落やセクションで別途行いましょう。
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4手短に簡潔にまとめる 要約は長くても6~8文程度が目安とされています。草稿が完成したのであれば読み直し、短く簡潔にまとまるよう修正を加えましょう。不必要な文や、くどい印象を与える語句などは省略しましょう。
- 出来上がった段落を英作文の講師や友達に見せ、フィードバックをもらっても良いかもしれません。この際、簡潔に分かりやすく重要な情報が伝えられているか質問しましょう。
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出典
- ↑ http://academics.smcvt.edu/cbauer-ramazani/AEP/EN104/summary.htm
- ↑ http://academics.smcvt.edu/cbauer-ramazani/AEP/EN104/summary.htm
- ↑ http://academics.smcvt.edu/cbauer-ramazani/AEP/EN104/summary.htm
- ↑ http://academics.smcvt.edu/cbauer-ramazani/AEP/EN104/summary.htm
- ↑ http://academics.smcvt.edu/cbauer-ramazani/AEP/EN104/summary.htm
- ↑ http://academics.smcvt.edu/cbauer-ramazani/AEP/EN104/summary.htm
- ↑ http://writingcenter.unc.edu/handouts/summary-using-it-wisely/
- ↑ http://homepage.smc.edu/reading_lab/writing_a_summary.htm
- ↑ http://writingcenter.unc.edu/handouts/summary-using-it-wisely/
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