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誕生日の前夜といえば、次の日に待っているプレゼントやパーティー、会える人や楽しいことなどのことを思うと、興奮で寝られなかったことがある人も多いでしょう。そんな誕生日の特別感も、大人になるにつれ落ち着いてくるものです。ひとりで誕生日を過ごすことが決まっていれば、なおさら気分も高揚しません。しかし、誕生日にひとりだからといって(それを望んでいてもそうでなくても)落ち込むことはありません。この記事では、自宅でのお祝いや逃避行などの様々な方法で、「おひとりさま誕生日」を楽しむ極意を紹介します。

パート 1
パート 1 の 2:

祝う計画を立てる

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    どのくらい時間を充てられるか考える たとえどんなに職場と同僚に恵まれていようと、誕生日の当日に仕事がしたいという人はあまりいません。しかし社会人は、誕生日でも、目覚ましをかけ通勤をして仕事に励まなくてはならないのです。誕生日の準備をする際は、どれくらいの時間を実際に自分のお祝いに捻出できるのか、カレンダーで見当をつけましょう。
    • 特別な日とはいえ、ほとんどの時間を会社で過ごすことになるかもしれません。そんな中で、少し早退してお気に入りのレストランに行けないか、少し朝食をゆったりとれないか、スケジュールを確認しましょう。
    • もちろん、一秒でも長く寝ていたい――誕生日の朝ならばとくに――という場合は、長めの昼休みや早退を検討しましょう。
    • 有給休暇や特別休暇が使える場合は、誕生日という機会に充てるのも選択肢のひとつです。
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    遠出をする 可能であれば、街から出てどこか別の場所へ行くと、素敵な「おひとりさま誕生日」を過ごすことができます。自分が行きたいと思う所へ赴き、羽を伸ばしましょう。個人行動ゆえに、気遣いや妥協の必要は一切ありません。普段無理をしてアクティブな同行者達に付き合っているならば、陽の当たるビーチで心ゆくまでのんびりするなど、本当に自分がしたいことをする絶好のチャンスです。
    • 余裕があれば数週間前から計画を立て、格安チケットを手に入れましょう。宿泊施設や移動手段の確保、荷造りなど、出かける前にもすべきことがあります。
    • 馴染みのある場所へ行くのも一興ですが、全く行ったことのない新しい所も合わせて検討してみましょう。
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    誕生日限定の特別サービスを受ける レストランスタッフが一斉に誕生日ソングを歌ってくれる演出は賛否両論かもしれませんが、誕生日のサービスというのは他にもたくさんあるものです。「実は今日、誕生日で…」と伝えれば、コーヒーやデザートを好意で出してくれることもあるかもしれません。ただし最近では、誕生日特典や割引を受けるために会員登録等が必要な店も多くあります。[1]
    • 誕生日が近くなって来たならば、好きなレストラン・施設のホームページを訪れ、誕生日限定のサービスがないか確認してみましょう。この時、メールマガジンやサイトの会員登録をする必要があるかもしれません。
    • 直接店に問い合わせをして、誕生日のサービスがないか確認することもできます。
    • 誕生日のサービスを行っているカフェやレストランは多くありますが、美容院・エステ・マッサージなどでも同様の特典がないか確認してみましょう。
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    プレゼントを決める 誕生日をひとりで過ごそうとしているからといって、プレゼントを諦める理由にはなりません。自分で自分を癒し、褒め、甘やかし、祝うのが、誕生日であると考えるならば、プレゼントなしで良いはずがないからです。たしかに誕生日プレゼントはサプライズでもらうのが定番と思われがちです。しかし人が選んだものをもらった場合、自分の理想と離れていて、無理に喜ぶ振りをした経験がある人も多いでしょう(もう卒業した幼児向けキャラクターのぬいぐるみを祖母にもらうなど)。その点、自分で自分のプレゼントを選べば、絶対に欲しいと思っているものを手に入れることができます。
    • 実際に購入をするのは、誕生日当日まで取っておくのも良いかもしれません。とくにショッピング(オンライン含む)そのものを楽しみたいならば、ひとつのイベントとして一日のスケジュールに組み込みましょう。
    • 当日に買い物をする暇がない、もしくは、貴重な時間をショッピングモールで過ごすのが嫌だということであれば、予め誕生日までに素晴らしいプレゼントを用意しておきましょう。
    • 店頭で購入する場合、ギフト用包装をしてもらえないか訊いてみましょう。中身を知っているのに包装を頼むのは妙に感じるかもしれませんが、丁寧に選び抜かれた贈り物を開封するという行為を楽しむ良い機会になります。
    • 店頭でなければオンライン上で購入し、必ず誕生日当日には手元に商品が到着しているよう手配しましょう。
    • どんなプレゼントであれ、もちろん予算に気を付ける必要はありますが、いくらか弾んでみてもバチは当たらないでしょう。多少ばからしくても、自分が本当に欲しいと思っていて、手に入った暁には幸せになるようなものを選ぶことが大切です。自分では買わないと誓いつつも、実はいつも誰かからもらいたいと思っていたものはありませんか?誕生日という特別な日に、自分でその「誰か」になってしまいましょう!
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    前日に最終確認をする もし大事な面接や主催するイベントの予定があれば、その前日は清掃・買い物・当日の服装など、細かいところまで余念なく確認するはずです。自分の誕生日も同様に大切な日なので、最大限に特別で癒される日に仕立てましょう。
    • 誕生日の1~2日前に、家を片づけましょう。雑多な部屋で落ち着くことができる人は多くありません。家で「おひとりさま誕生日」を過ごすならばなおさら、オアシスのように寛げる空間にしましょう。
    • 部屋を華やかに飾りつけましょう。吹き流し・三角旗・風船などのほか、花束(これも普段自分では買わない贅沢品です)を置いたり、キャンドルを灯したりするなどの方法があります。
    • 誕生日に着る服は、前の晩に選びます。着心地がよく、自分を好きになれるようなものを見つけておきましょう。
    • 朝食を家でとる・昼食にお弁当を作るなどの予定が分かっている場合、朝に忙しくならないよう前日から準備をしておきましょう。
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パート 2
パート 2 の 2:

当日のお祝い

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    特別な朝食をとる 誕生日の朝には、なにか特別なものを食べましょう。普段は憚られるような健康に悪そうなものでも構いません。出勤する日であっても、いつもより少し時間をとって、 フレンチトーストを作る などしてみましょう。前日に準備・仕込みをしておけば、すぐに調理できるはずです。
    • 毎朝変わらずパンとコーヒーという人も、良いコーヒー豆を挽いて淹れるなどいつもより特別な朝食を楽しみましょう。
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    アウトドアで楽しむ なるべく長く、日常から脱出することが大切です。誕生日を最大限楽しむべく、外に出て自然と触れ合いましょう。適度な運動と新鮮な空気は、心身を若返らせ、日々を振り返る機会にもなります。
    • 近くの街や自然のある遊歩道をジョギングしたり、足を伸ばしてハイキングに出かけたりしましょう。馴染みのコースはもちろん、新しいエリアに繰り出してみるのも良いかもしれません。
    • 近所でサイクリングや散歩をしましょう。自分の自転車を持っていなくても、最近普及してきたレンタサイクルやバイクシェアを探せば、お得にあたりを散策できるかもしれません。
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    理想のデートを叶える 一番してみたいデートはどんなものでしょう。あたたかいソファで美味しい出前を食べながら名作映画を観るか、美術館で午後を優雅に過ごすか?一日中ショッピングするのか、街一番のレストランでディナーをするのか?
    • 「おひとりさま誕生日」の主旨は、自分がしたいことをするということです。外出するにしろ家にいるにしろ、無理せず楽しみましょう。一日丸ごと自分のものなので、他人の価値観や好みを気にする必要は一切ありません。
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    ディナーには好物を なんでも好きなものを食べられるのは、誕生日の良いところです。もちろんこれは複数人でお祝いをしている時も変わりませんが、食卓を共にしている人に合わせてメニューを選ばなければならない場面も出てきます。その点、ひとりで過ごす誕生日のディナーは、すべてを自分の思い通りにできます。夕食を誕生日ケーキだけにしても、誰にも止められることはありません。
    • 料理好きであれば、手巻き寿司やプリンなど安心する昔ながらの味を作ってみても良いでしょう。
    • 好きな料理番組を録画しておいて、新しいレシピに挑戦してみても良いかもしれません。シェフと一緒に料理を進めればパーティーさながらに楽しめるでしょう(ワイングラス片手なら、なおさら気分も盛り上がります)。
    • 料理の時間がなかったり気が進まなかったりする場合は、気に入っているレストランに入るか、テイクアウトをします。今日ばかりは自分第一、心から食べたいものだけを注文しましょう!
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    「ご褒美デザート」を選ぶ 甘いご褒美なしに誕生日祝いを終わることはできません。食べきれなかったホールケーキが一週間キッチンのカウンターから誘惑してくるような事態を避けたければ、これでもかというほど甘そうなカップケーキ(またはケーキのワンカット)を1~2つ買ってきましょう。ついでに「お誕生日おめでとう」のプレートをつけてもらっても良いかもしれません。
    • お菓子作りが得意ならば、チーズケーキやフルーツタルトなどを一から作ってみましょう。
    • 外でデザートが食べたいならばそうしましょう。レストランで夕食を食べる場合、デザートが充実している所をはじめから選んでおくのも賢い選択です(誕生日だということを恥ずかしがらず伝えれば、デザートなどをサービスしてもらえる可能性もあります)。また食事とは店を変え、デザートとコーヒーやワインのために別の場所に行くのもまた一興かもしれません。
    • 甘いものが苦手であれば、ワインとチーズの美味しい店や、なにかしら非日常的でご褒美になるような食後のメニューを探しましょう。
    • もしも誕生日をひとりで過ごしている理由が、物理的に友人や家族と離れているせいならば、その人たちとビデオ通話をする絶好のタイミングがデザートです。火のついたろうそくを写し、通話相手に誕生日ソングを歌ってもらいましょう。
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    リラックスして寝る 「おひとりさま誕生日」もいよいよ終わりが見えてきたならば、寝る前にもう少しだけ自分を癒し甘やかしましょう。浴室をシャワーミストでいっぱいにしたり、長風呂をしたりすると体がほぐれます。抜群に肌触りの良いパジャマを自分へのプレゼントにするのも良いかもしれません。今までで一番幸せな誕生日だと思って眠りにつくことができれば、何よりでしょう。
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カテゴリ: 独身生活 | 人間関係
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