読書感想文を書く方法

共同執筆者 Alexander Peterman

この記事には:感想文に関係する調査や下書きを行う感想文の主要部分を作成する感想文をまとめる14 出典

読書感想文を書くという作業は一見つまらなく思えますが、実は本や著者について深く知る機会でもあります。書評とは異なり、読書感想文には本の直接的な要約を含める必要があります。最初に本を選んでみましょう。読み進むにつれて詳細なメモや注記を書き留めていきます。こうすればしっかりとした骨組みが出来上がり、書き始める際に作業が楽になるでしょう。[1]

パート 1
感想文に関係する調査や下書きを行う

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    研究課題に関連した要求事項に従う 研究課題の用紙を注意深く読み、疑問に思う点をメモしておきます。授業中や授業後に教師に質問してみましょう。課題の要求ページ数や期限日、また一行置きにスペースを開けるといった特別な体裁にする必要があるかどうかを確認しておきます。
    • 例えば、本のページ数などの注記を感想文内で引用する必要があるかを確認します。
    • また要約と分析に割く量の比率などについても教師に相談しておく方が良いでしょう。大半の読書感想文は要約に重きを置いており、感想は少なめに含まれています。それとは対照的に、書評や論評の場合においては、主に感想に比重が置かれています。
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    本全体を読み通す これは最も重要なステップです。書き始める前に、まず座って文章を読みましょう。本に集中できるような落ち着ける場所を探します。課題を念頭に置きながら読み、特に重要な話の転換点や登場人物に注目します。[2]
    • 休憩をはさみながら読むと、注意力を保つことができるでしょう。自分に合ったペースを見つけます。15分間読んだ後に集中力が落ちているように感じるのであれば、15分間の休憩を挟みましょう。1時間集中力が持続するようであれば、一回当たり、1時間読んでみましょう。
    • 本全体を読み通すために十分な時間を割きます。飛ばし飛ばし読むと、読書感想文を書くのが困難になるでしょう。
    • オンライン上の本の批評に頼ってはいけません。内容が正確であるかどうか保証がありません。
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    読む際に注意してメモを取る 鉛筆やマーカー、または付箋などを手元に置いておきましょう。携帯電話やコンピューターで作業をしたいのであれば、作業文書を開いておいて、そこにメモを残します。興味をそそられるような点や、理解しにくく感じる点があれば印を付けておきましょう。著者が何かしらの展開点や、登場人物について論じているような箇所でも同様の作業を行いましょう。手始めに、感想文で使えるような裏付けや細かい点を識別します。それらを括弧でくくったり、適例や注記としてメモしておきましょう。[3]
    • 例えば、「お城は大きな黒色の石材で建造されており、陰気な雰囲気が漂っていた」といったように、本の舞台を分かりやすく説明している文章を探してみましょう。
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    概略を作成する これは感想文の概要を表す、段落の一覧のようなものです。各段落で説明する点や含めたい作品内の詳細などが含まれます。いざ書き出してみると、概略の内容と若干変わっていくかもしれません。前もって構成を練っておくもの良いですが、書いているうちに変化していく場合があるので、柔軟に対応するように心掛けましょう。[4]
    • 概略が終われば、全体を通じて一貫しているかを確認してみます。段落間に繋がりが無いように思える場合には、段落の位置を動かしてみたり、新たに段落を追加したり削除して一貫性を持たせるようにします。また、概略が主題や登場人物、また舞台といった本の主要な要素の全てを網羅しているかを確認しましょう。
    • 概略を作成するには若干時間がかかりますが、編集段階の時間を短縮する助けになります。
    • ペンと紙を使って概略を作成するのを好む人もいれば、コンピューターで作成するのを好む人もいます。自分に取って最善の方法を選びましょう。
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    本からの例と引用を混ぜる 概略を作成する上で、本の概要に関連した一般的な点と、特定の細かい点を組み合わせてみましょう。こうすれば、あなたが本を読んだだけでなく、それを理解したということが教師の目に明らかになるでしょう。異なる例を取り上げて、簡潔に引用するようにしましょう。[5]
    • 引用し過ぎないように気を付けましょう。全体的に引用文で溢れかえっているように思える場合には、少し見直してみましょう。引用文は一つの段落に最大でも1文だけにします。引用文や例が概要の最重要点にならないように気を付けましょう。
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    全ての点を扱おうとしない 本全体の内容を扱うことは不可能です。そうしようとすると、うまくいかない恐れがあります。その代わりに、感想文に主要なアイデアだけを含め、読み手が本の内容を実感できるような内容に仕上げましょう。[6]
    • 例えば最も重要な登場人物や、文章の中で頻繁に現れる登場人物を説明することに特に集中しても良いでしょう。

パート 2
感想文の主要部分を作成する

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    参考になる導入文で文章を始める 最初の段落には著者の名前や本の題名を含めます。また読者の注意を引くような、本からの興味深い引用を含んだ文章で始めます。導入部分の最後に、本全体を概要する一般的な一文を含めても良いでしょう。[7]
    • 例えば、概要を一文で説明する場合には、「この本は、アフリカへ旅行する主人公と、旅行を通じて彼女が学んだことを扱っています」というように表現できます。
    • 導入部分を長引かせないように注意しましょう。一般的に導入部分は3~6文ですが、場合によってはこれより短かったり長かったりする場合もあります。
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    本の舞台を説明する これは感想文の主要部分を始める上で効果的な手段です。こうすれば、感想文全体を通じて説明する全ての事柄の土台を築くことができるでしょう。本の中で触れられている場所について説明すれば、教師はあなたが何について話そうとしているかをはっきりと理解できます。話の舞台が農場であれば、それをはっきりと説明しましょう。舞台が空想的な場所であったり、未来であればそれを明らかにしておきます。[8]
    • 可能な限り生き生きとした表現を用い、細かい点をふんだんに含めます。例えば、「農場は緩やかに起伏している丘に囲まれていた」と表現できるでしょう。
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    一般的なあらすじの概要を含める この部分では、話の中で起こる出来事をはっきりと説明しましょう。あらすじの概要部分では、話の中で起きる主要な出来事や、それが登場人物にどのような影響を与えるかに触れます。感想文のこの部分は、本自体の詳細な概要に類似しているはずです。
    • 例えば、もし主人公がアフリカに引っ越すようであれば、引っ越し前に何が起こるか、引っ越しの際にどのようなことが起こるか、そして到着後に何が起こるかを記述してみても良いでしょう。
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    主要な登場人物を紹介する 各登場人物を紹介する際に、その人が何者であるか、またなぜ本の中で重要な位置を占めているのかという点について触れてみましょう。また感想文の一部分全体を使って、主要登場人物の容姿から、彼らが取る重要な行動に至るまで全てを詳細に説明しても良いでしょう。
    • 例えば本の主人公が「ブランド品の洋服といった、贅沢品を好む中年女性」であると書いたとします。そしてこの点をあらすじの概要に結び付けて、例えば旅行後にどのように彼女の視点が変化したかを説明できるでしょう。
    • 多くの場合、登場人物の紹介はあらすじを説明する文や段落と同じ部分で行われます。
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    主要部分の段落内にて、主題や主要な議題について扱う 読んでいる最中に主要なアイデアを探しましょう。フィクション作品の場合には、登場人物の行動や、時にはその行動パターンに注目してみます。ノンフィクション作品の場合には、著者による論題のテーマや主張を見つけてみましょう。何を証明したり述べようとしているのでしょうか?[9]
    • 例えば、「旅行することは新しい視点を与えることになると著者は論じています。だから主要な登場人物は、新しい場所を訪問した後に、もっと幸せでしっかりとしているように見えるわけです」と説明できるでしょう。
    • フィクション作品の場合は、著者が話を通じて何かしらのモラルや教訓を伝えようとしているかに注目できます。例えば、架空の負け続きのアスリートを題材にしているような本であれば、読者に夢を追求するように促すことを意図している場合があります。
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    文調や口調に関する意見を述べる 再度作品を概観し、言葉選びなどの文調に注目しましょう。本がフォーマルな形式で書かれたか、それともインフォーマルな形式で書かれているか自問してみましょう。特定のアイデアや論議に対する嗜好を著者が持っているかについて考えてみます。情調を理解する上で、自分が本の一部を読んだらどう感じるか吟味してみましょう。[10]
    • 例えば、もし著者が俗語を多用しているようであれば、恐らく今風の、受け入れられやすいスタイルを狙っている可能性があります。

パート 3
感想文をまとめる

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    簡潔に結ぶ 結論段落では読者のために全てをまとめる必要があります。本全体を概要する短めの文をいくつか書きましょう。また本を他の読者に薦めるかどうかという点や、その理由についても最後に述べることができます。[11]
    • 教師によっては、段落の最後の部分に著者の名前や本の題名を含めることを求めたり、強く勧める場合があります。
    • この最後の段落内で新しいアイデアを導入しないようにしましょう。この部分は要約のために用います。
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    感想文を編集する 少なくとも感想文を2回読み直しましょう。最初に読み直す際には、全体的な構造が一貫しており、各段落がはっきりしているかを確認します。2回目は校正目的の観点から読み直します。ささやかなミスや、句読点や引用符の抜けといった誤入力を探します。また声に出して読み直すことで、不自然な文が無いかどうかを確認しても良いでしょう。[12]
    • 感想文を提出する前に、著者の名前や登場人物の名前に間違いが無いかを確認しましょう。
    • 書き間違いを探す上で、コンピューターの校閲機能に頼り過ぎないようにしましょう。
  3. 3
    第三者に読んでもらう 家族の誰かか、友人またはクラスメートに感想文を読んでもらいましょう。ページの余白部分に感想や修正部分を書いてもらうようにお願いできるかもしれません。また読み終わった後に、意見を聞いてみても良いでしょう。
    • 例えば、「私の読書感想文を読んで、不自然じゃないか確認してくれると助かるんだけど」と頼んでみることができます。[13]
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    最終版を推敲する 修正が完了すれば、原稿の最終版を印刷します。時間をかけて注意深く読み直します。誤入力や細かいミスが無いか探しましょう。課題用紙と感想文を比較して、教師の指示と一致しているかを見てみましょう。
    • 例えば、正しいフォントやフォントサイズ、また行間余白を使用しているかを再度確認します。

ポイント

  • 読書感想文はあなたによる作品ですが、「私は」という表現を多用しないようにしましょう。文章が途切れ途切れになっているような印象を与えかねません。
  • 映画を観たり、オンライン上の書評を参考にしたくなるかもしれません。誘惑に負けてはいけません!教師はすぐに気が付きます。

注意事項

  • 他人の作品を盗んだり盗用することは、盗作や学業不正と見なされます。自分の手で全て行うようにしましょう。
  • 読書感想文を作成する上で十分な時間をかけましょう。ギリギリまで手を付けないと、最後に慌ててやる羽目になってしまうでしょう。[14]

記事の情報

この記事はAlexander Petermanが共著しています。 アレクサンダー・ピーターマンは2017年にフロリダ大学大学院にて教職修士号を取得後、同州で家庭教師をしています。

カテゴリ: 執筆

他言語版:

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