誰かを元気づける方法

共同執筆者 Paul Chernyak, LPC

友達が悩んだり苦しんだりしている時は、重荷にならずにそばで支えられるようになることが大切です。連絡を取って手を差し伸べ、良い聞き手になりましょう。また、嫌なことを忘れ、徐々に前に進むことができるよう、気を紛らわせる手伝いをしましょう。

パート 1 の 3:
手を差し伸べる

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    1人になる時間を与える 心の痛みや悲しみに向き合う時、必要な時間は人それぞれ異なります。誰かの肩を借りて思いっきり泣き、話を聞いてほしいと思う人も入れば、自分1人で考え、問題を処理しようとする人もいます。友達が1人の時間を必要としている時は、せかさずに、そっとしておきましょう。
    • ある程度の時間が経過したら優しく声をかけてみましょう。「何があったか聞いたよ、今そっちに向かっているから」といったような押しの強い申し出は避け、「大変だったね。自分のことの様に胸が痛むよ」とだけ伝えましょう。[1]
    • 友達の重荷にならないよう心がけましょう。何かあればいつでも支えになるよ、ということだけを伝えましょう。
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    気持ちを示す なかなか連絡がつかず、コミュニケーションが取りづらい友達であれば、さささやかな気配りをとっかかりとしてあなたの気持ちを示しましょう。大がかりなものになる必要はありません。あまり気取らない工夫で相手の気持ちを和らげましょう。
    • 何が起きたのか本人に尋ねる前に、ささやかな友情の印としてカード、花束などを贈ると、手を差し伸べたいというあなたの気持ちは充分に伝わります。ビールや音楽のミックスといった贈り物も適しています。
    • ジュースやティッシュをそっと手渡したり、落ち着ける場所を提供するだけでも、相手にとっては嬉しいものです。相手を安心させましょう。
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    連絡をとる 動揺している時は自分から助けを求めたくないと思うものです。悲しみが深い時は尚更この傾向が強まります。友達が恋人との別れや家族の不幸といった経験から立ち直れず苦しんでいる時、自分から周囲に連絡をとることは難しいかもしれません。このような場合は、相手が気持ちを打ち明けられるようになる方法を考えてみましょう。
    • 電話に出ない時はテキストメッセージを送ってみましょう。文面であれば元気なふりをする必要もなく、簡単に返答することができます。
    • 深刻な状況ではなく、膝をすりむいた、応援している野球チームが負けた、といった場合でも自分を孤立させてしまうことはあります。このような状況に置かれている友達にも自分から手を差し伸べてみましょう。
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    そばに寄り添う こうした苦しい状況では、友として、ただそばに寄り添うだけで良いこともあります。隣に座っているということだけで、相手の心が軽くなるということもあるのです。一人きりで静かに考え込むのは、とても辛い時間です。話を聞くということだけでなく、話さなくてもただ会いに行くよ、という意思を相手に示しましょう。
    • 長時間の会話よりも、簡単な愛情表現のほうが効果が高いこともあります。背中を軽くたたいたり、ハグをしましょう。そして相手の手を握ってあげましょう。
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パート 2 の 3:
耳を傾ける

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    話してくれるよう促す 何があったのか優しく尋ねてみましょう。ある程度の見当がついている場合は、より具体的な質問をすることも可能ですが、そうでなければ「話そう」や「一体何があったの?」といった要領で話しかけましょう。
    • 強要しないようにしましょう。隣に静かに座っているだけで、相手は話そうという気持ちになることもあります。話したくないのであれば無理強いしないようにしましょう。
    • その日は話さなかったとしても、2~3日後にもう一度声をかけてみましょう。一緒にランチをする約束をして、「最近どうしてた?」と聞いてみましょう。この日は、話そうという気になっているかもしれません。
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    聞き手に徹する  相手が色々と打ち明け始めたら、一切邪魔をせず聞くことに集中しましょう。何も言う必要はありません。同調しようとして口をはさんだり、自分の似た体験を話し始めたりしないよう注意しましょう。静かに座り相手を見ながら、ひたすら聞きましょう。相手が何よりも必要としているのは話を聞いてもらうことです。
    • アイコンタクトをとりましょう。共感しているという表情と仕草で相手を見つめましょう。携帯電話は片づけ、テレビも消し、相手と相手の言葉だけに集中します。他の何にも気を取られないようにして、純粋に聞きましょう。
    • 時折うなずき、話を聞いているということを示しましょう。また、それ以外にも言葉を用いない合図を色々と送りましょう。悲しい部分ではため息をつき、面白い部分では笑みを浮かべましょう。とにかく相手の話に耳を傾けることが大切です。
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    話を要約して確認する 相手の話す速度が落ちてきた時は、それまでの内容をあなた自身の言葉で言い換えるなどして、さらに話を続けるよう促すことができますだい。反応が返ってくることが心の傷を癒やすことにつながる場合もあります。恋人と別れた友達から元カレ(元カノ)の酷い行いについて打ち明けられたのであれば、「そもそも始めから真剣に付き合う気がなかったのかもしれないね」といったように返答してみましょう。相手の話の空白を埋めるような要領で相手の気持ちの整理を手助けしましょう。
    • 相手の話を正確に理解できているか分からない場合もこの方法を用いましょう。「つまり、妹が断りもなく勝手に本を借りたということに腹が立ってるってことだよね?」といった要領で確認しましょう。
    • 仮に大した問題ではないように思えたとしても、相手の悩み事を軽視するような言動は控えましょう。相手はあなたが思っている以上に落ち込んでいるということも考えられます。
    • 似たような経験が無いのであれば、相手の気持ちを理解しているかのごとく振舞わないよう注意しましょう。
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    問題の解決を試みない 悩み事を打ち明けられると、その問題を解決しなければならない、と勘違いする人がいます。これは男性により多く見られる傾向で、話の聞き方として適切ではありません。「どうしたらいいと思う?」とはっきりと尋ねられていない場合は解決策を提示しないようにしましょう。悲しみや苦しみは簡単に解決することのできる問題ではありません。気軽に解決策を探そうとせず、ひたすら話を聞き、そばに寄り添いましょう。[2]
    • 犯した過ちについて相手が話している時は特に注意しましょう。例えば、試験で落第したという話をしている相手に、「ゲームをしないでもっと勉強していれば良かったのに」とわざわざ言う必要は恐らくないでしょう。
    • 何か助言をしたいのであれば、一旦間を置きましょう。そして、「助言を求めてる?それともただ話を聞いてもらいたい?」と確認し、相手の意思を尊重しましょう。
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    話題を切り替える ある程度の時間が経過して、相手の話す勢いが落ち着いたり、同じ話を繰り返すようになったら、優しく話題を切り替えてみましょう。楽観的に考えさせたり、何か楽しみになりそうなことついて話させてみましょう。
    • この後の2人の予定について話してみましょう。話題を切り替える時は、やんわりと行いましょう。例えば、校舎の外で2人で恋人との別れについて話していたのであれば、「お腹空いてない?ランチに何食べようか?」と尋ねましょう。
    • ずっと話をしていると、徐々に話す内容が無くなっていきます。生産的でないのであれば何度もぐるぐると同じ話を繰り返させないようにしましょう。何か他の話をするよう促し、エネルギーを新しい話題に注がせましょう。
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パート 3 の 3:
気を紛らわさせる

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    色々と誘って忙しくさせる 嫌な事について考え続けさせないよう、色々なことに誘いましょう。気を紛らわせ忙しくさせることができるのであれば、具体的に何をするのかは、ほとんど関係ありません。
    • ずっと座っていたのであれば立ち上がって散歩に行きましょう。モールの中を歩いたり、ウィンドーショッピングを楽しみましょう。あるいは近所を歩いて気分転換をするのも良いでしょう。
    • 適度にストレスも発散させましょう。悩んでいることを言い訳にドラッグやタバコ、避けに手を出すのは賢明ではありません。あなたが理性の声となりましょう。
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    体を動かす 運動をするとエンドルフィンが脳内に分泌され、気持ちが落ち着き、心が回復します。[3] 何か運動をさせることが出来れば、健康的な方法で前向きな考え方を少しずつ取り戻させることができるかもしれません。
    • ストレッチヨガといった軽めの瞑想運動から始めてみましょう。
    • 裏庭で行えるスポーツや遊び、自転車に乗る、ウォーキングなども楽しい気晴らしになります。
    • 相手が腹を立てていたり、失望して苛立っている場合は、高負荷の激しい運動を行いましょう。ジムでサンドバッグを殴ったり、デッドリフトをしましょう。
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    楽しめることをする 考え込んで暗くなってしまうのであれば、何か真逆の楽しいことをしましょう。モールに行ったりウィンドーショッピングを楽しみましょう。あるいは、プールで泳いで、その後はアイスを楽しみましょう。お気に入りのディズニー映画をまとめてレンタルし、ポップコーンを片手に一気に見て、好きな登場人物について語り合うのも良いでしょう。楽しみ、心を軽くすることで、悲しいことをしばらく考えさせないようにしましょう。[4]
    • 面白おかしい映画やコメディショーを見て笑うのも効果的です。[5]
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    何か食べる 落ち込んでいる相手に、何か特別な食べ物を御馳走しましょう。アイスクリームを食べに出かけたり、あなたのお気に入りのレストランに連れて行きましょう。深く悲しんでいると食べなくなったり、食欲が落ちることもあります。その結果、血糖値が下がり悪循環に陥ってしまいます。軽く何か食べさせることで気持ちも上向くかもしれません。
    • 友達が苦境に立たされている時は、何か食べ物を差し入れても良いかもしれません。温かなスープを用意して持っていきましょう。食事を心配する必要がなくなるだけでも、少しほっとできるでしょう。[6]
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    急ぎでない用事はキャンセルさせる 本当に辛い体験をした直後は、仕事での重要なプレゼンを任せたり長時間の講義に参加させるのは賢明ではないかもしれません。必要に応じて、その日は1日休ませたり通常業務以外のことをさせるなどして気分転換をさせましょう。
    • もちろん、あえて通常業務をこなすことがプラスに働く人もいます。普段通りに生活することが一番であることもあるのです。少なくとも選択肢があるということを伝え、最終的にどうしたいのかは本人に選ばせましょう。
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ポイント

  • 自殺や自傷行為をほのめかしている時は専門のホットラインに電話をするよう促しましょう。[7]

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このwikiHow記事について

認定カウンセラー
この記事はPaul Chernyak, LPCが共著しています。 ポール・チェルニャクはシカゴに住む認定カウンセラーです。2011年に心理学の専門大学、「American School of Professional Psychology」を卒業しています。
カテゴリ: 友情
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