議論する方法

この記事には:正面きって議論する説得力のある議論をする効果的に議論をする

議論は気をつけて行わないと、時として相手を傷つけてしまうことがあります。しかし、必ずしも攻撃的である必要はありません。幸いにも、感情的な口論へと発展させずに、自分の論点を上手く相手に伝える方法やコツがあります。効果的に議論できると、色々な物事が学べ、自信をもって自分の権利や信じるものを擁護することができるようになるため、色々な状況に対処するのに役立ちます。ただし、全ての事柄に自分の意見を貫く必要はありません。議論する価値のない場合もあります。

パート 1
正面きって議論する

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    公明正大に振る舞う どこを突けば相手がイラッとするかが分かっていても、その欲求を抑えて礼儀正しく議論をしましょう。また、どんなに憤慨させられても、一線を越えてしまう一言を放って相手を追い詰めてはいけません。
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    相手を尊重する 相手の意見を尊重しましょう。議論では、双方の意見が尊重されるべきです。相手の意見を無視すれば、相手も同じようにあなたの意見を蔑ろにするでしょう。相手への反論は正しい行為ですが、相手の話に聞く耳を持たなければ、議論になりません。
    • 議論する相手には、常に敬意を表さなければなりません。相手もあなたと同じ権利を有する人間です。自分が接して欲しいように、相手に接しましょう。意見が合わないからといって、相手の考えをすぐに否定してはいけません。相手の主張をきちんと聴きましょう。
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    反論はしても、相手を攻撃してはいけない 議論する時には、相手の意見に異議を唱えても、相手の人間性を攻撃してはいけません。つまり、相手の考えを馬鹿にしたり容姿をけなしたりしてはいけません。
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    自分の非を認める 間違えたら素直に認めましょう。誤解をしていたこと、また誤った情報を得ていたことを率直に認めましょう。間違いは私たちをダメ人間にはしません。逆に、自分の非を認めることで、より立派な人間になれます。
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    必要な時には謝る 誰かを傷つけたり、自分の主張のせいで問題が生じたら、謝りましょう。社会人としての良識を持ち、自分の行動には責任を取りましょう。
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    新しい考えに耳を傾ける 前向きに議論を交わすには、新しい考えも誠意を持って聴くことが大切です。新しい考え方や、興味をそそる情報を喜んで受け入れましょう。

パート 2
説得力のある議論をする

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    議論の相手が「自分は賢い」と思えるように仕向ける 相手が「自分はできない」と感じると自分の殻に閉じこもってしまい、議論が続かなくなります。相手が「自分はできる」と思えるように仕向けると、有利に議論を進めることが容易になるでしょう。
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    議論の内容に合った、また、相手が納得できる証拠を使う 信頼のおける情報源から主張を支える証拠や、主張に直接言及している記事や論文などを提示できると、議論に容易に勝利できるでしょう。また、相手の性格によって論理的な証拠、若しくは感情に訴える証拠を出すなど、相手が納得し易い証拠を使いましょう。
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    推論に誤りを見つける 論理的に誤っている点を指摘して間違っている理由を丁寧に説明すると、相手は自分の意見を考え直そうとするかもしれません。推論に誤りがあることを見つけるのは困難なことですが、次にいくつか誤謬の例を紹介します。
    • 前後関係を因果関係だと、間違って判断する誤謬があります。例えば、「携帯電話の使用に伴って、自閉症の診断率が高くなっている。従って、自閉症は携帯電話の使用によって引き起こされる」という主張です。これは、ある事象が前の事象の前に起きたことを捉えて、前の事象が原因となって後の事象が起きたと判断する誤謬です。
    • 沈黙論法と呼ばれるものがあります。これは「ある物が存在する証拠がない。従って、それは存在しない」という考えです。例えば、神・細菌・進化・宇宙人について、私たちは、それらを実際に見たことがないため、存在しないとする誤謬です。
    • また、不合理な推論もあります。それは、結論と前提の論理的関係に問題がある誤謬です。例えば、「警察官や消防士はそれ程の所得を得ていないため、教師に対して、私たちはこれ以上給料を支払うことはできない」という主張が挙げられます。
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    相手をヒーローか犠牲者に見立てて話をする 人間は物語の主人公として自分を考えるのが好きです。この人間の特徴を議論に上手く利用して、相手が夢中になって聞くような話し方を考え、彼らが意見を変えられるように仕向けましょう。
    • 例えば「君が常に人助けをしたいと思っているのを僕は知ってるよ。君は僕の知り合いの中で最高に寛大な心の持ち主だ。ただ、本当に人助けをしたいなら、寄付金をあんな風に悪用するような慈善事業には寄付しない方がいいと思うな。君のお金が本当に困った人のために使われるのを確かめたくはないか?」などと話してみましょう。
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    言葉を慎重に選ぶ 議論をする時には、「あなた・君」や「私」という言葉を使うのを避け、「私たち」という言葉を使いましょう。そうすることで、議論の相手に自分との距離を感じさせず、逆にお互いを1つの目標を持った仲間だと考えるでしょう。
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    議論のやめ時を見極める 人によっては、公の場で自分の意見を変えることを渋る場合があります。時折、あなたの方から折れることも必要でしょう。しばらく経てば、相手はあなたの意見を考え直して、意見を変えることがあるかもしれません。もちろん、いつでも折れる必要はなく、場合によっては粘り強く議論を戦わせる必要があるでしょう。折れるべきか粘るべきかの判断は状況により異なります。一概にはどちらが良いとは言えず、何度も経験を重ねて習得するものです。
    • 一般的に言えることは、相手がひどく興奮した様子を見せたら、止めるべきでしょう。
    • 「もう止めよう。君の意見を変えられそうにないな。ただ、僕の言ったことをもう一度考えてみてくれるかな」と言って議論を終えましょう。

パート 3
効果的に議論をする

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    議論を挑発しない 挑発して議論を起こそうとする態度は、相手に一目瞭然です。相手は、ただ怒鳴りたいから口争いを挑発してきたと考え、あなたの言葉を真剣に取り合うことはないでしょう。効果的に議論をしたいなら、相手を挑発してはいけません。
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    自分らしくある 思いやりの心や、自分らしさを表しましょう。そうすることで、議論する相手に対する怒りが沈み、逆に共感できるようになるでしょう。自分が信じている物事について、信じる理由を説明し、賛成してくれる人があまりいそうもなければ、バツの悪さを隠そうと躍起にならずに、自分だけの考えだと素直に認めましょう。
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    話を脱線させない 話題から逸れてしまうと、議論が完全に無意味になります。議論する時には、話題から逸れてはいけません。相手が脱線したら、話を本筋に戻しましょう。たくさんの異なる問題に当てもなく延々と取り組むよりは、1つでも意見の不一致を解決する方がはるかに建設的です。ある問題を論じる時には、その問題で取り上げたい事象全てを対象にして、それだけに集中して論じましょう。解決できたら、あるいは行き詰まったら、次の話題に移りましょう。
    • 話題を変えてはいけません。間違いをカバーしようとして、相手が話題を変えようとする場合があるかもしれません。実際に、意見が間違っていると証明されても、間違いを素直に認めず、軽蔑的な態度をとる人がたくさんいます。相手が「そんなのはどうでも良い。とにかくこれが僕の意見なんだ」と言って、間違いを認めない場合には、議論を止めるか、相手に間違いを認めさせましょう。
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    説明を繰り返す 自分が信じるものについて、その情報源や、結論に至るまでの過程など、信じる理由を色々な角度から説明しましょう。誤解を露呈することになるかもしれませんが、相手に自分の考え方を示すことで、自分の論理的思考を辿ってもらうことができます。人を味方に引き入れるのに効果的な手段でしょう。
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    相手の主張を理解し認める 議論する相手の意見を認め、彼らの主張が理解できていることを確かめましょう。相手に確認すべき点はしっかりと確認して、全てを明確にしましょう。
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    論理的な前提を元に議論する 議論する前に、自分の主張の根拠をきちんと理解し、相手の主張の前提にも同意できていなければいけません。相手が持ち出した例に同意できなければ、あるいは持ち出した例が相手の主張と無関係だったり、主張そのものに誤りがある場合には、議論が深まる前に指摘しましょう。相手が間違った前提を元に議論を進めてしまうと、その間違いを指摘して納得させるのが困難になります。
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    とどめの一発は必要ない 議論の最中に、お互いがとどめの一発を発したいと感じ出したら、会話は底なしの地獄となってしまうでしょう。そうさせてはいけません。後悔するかもしれません。「2人が同意できない」ということに同意し、熱を冷まして納めましょう。
    • 長時間に渡り議論が続き、相手が意見を変える気配がない、また自分も変えるつもりがないなら、議論を切り上げましょう。どんなに自分の主張が正しくても、相手が考えを変えない限り、勝てない場合もあります。やめ時を心得ていれば、相手との関係を損なうことはないでしょう。

ポイント

  • 双方が怒りを表さず、分別を持って話し合えば、満足の行く議論ができます。議論は喧嘩ではありません。議論は、どちらの主張がより真実味があるかを決めることが目的であるのに対して、喧嘩は、どちらが相手を制するかが目的です。
  • 相手には理解を示し、敬意を持って接しましょう。私たちは人間である以上、皆、違った考えを持っています。
  • 取り繕ったりせずに、真実をそのまま伝えましょう。
  • 異なる意見を持っていても、良い友達関係を築くことは可能です。
  • 間違いは素直に認めましょう。
  • 議論中に数分間、1人になって発言の内容を吟味する必要があるかもしれません。そうすることに問題はありません。相手から「少しだけ1人になりたい」と要求があったら、要求を尊重して時間を与え、しばらく立ってから議論を再開しましょう。あなたも同じように1人で考えたい時には、もちろんその要求は尊重されるべきです。

注意事項

  • 相手と親しい間柄で、相手が常にあなたの意見を尊重してくれることが分かっている場合を除いて、政治や宗教の話題で議論するのは避けたほうが良いでしょう。これらの話題で同意を得るのはとても難しいことです。
    • 分別のある人とであれば、政治の問題について、思い通りに満足の行く議論ができる場合があります。ただし、宗教の問題については、議論の勝ち負けが大きな影響を及ぼすために、同意を得ることは、極めて難しいかもしれません。

記事の情報

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カテゴリ: 学び・コミュニケーション

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