貝殻は、浜辺で過ごした楽しい思い出の素敵な記念品になります。家の回りを飾るアイテムとしても、工作の材料としても利用できます。浜辺で貝殻を拾ってきたら、保存する前に貝殻の外側と内側の汚れや付着物を落とし、つやを出しておくことが重要です。その手順を説明します。

パート 1 の 4:
貝殻を集める

  1. 1
    気に入った収集場所から貝殻を拾ってきます。近所の砂浜でも、休暇で訪れたビーチでも構いません。また、手芸用品店やオンラインショップなどで貝殻を購入することもできます。
  2. 2
    生きている貝を拾わないようにしましょう。自然に配慮し、生きている貝はそのまま置いておきます。貝殻を裏返して中に生き物がいるかどうかをみることで、貝が生きているかどうかを確認できます。
    • 違法に貝を収集しないように、自国の法律を調べておきましょう。例えば、アメリカの領海では「クイーンコンク」という巻き貝の収集は違法です。この貝は乱獲の影響を受けやすいために保護されています。
  3. 3
    貝殻に貝などの残骸が付着していないかどうかを確認します。貝殻収集では、残骸が付着しているとは死んだ生き物の体の一部が貝殻の内側に付着して残っている状態を指します。貝が生きていることとは異なり、残骸が付着している貝殻の中にある生き物の体の一部は死んでいます。残骸が付着していない貝殻とは、内側に生き物の体の一部が残っていない貝殻のことです。
    • 拾った貝殻に残骸が付着しているかどうかを知ることは、貝殻の汚れを落とす方法の選択に影響します。例えば、残骸が付着した貝殻であれば、内側に付着している残骸を取り除く必要があります。
    広告

パート 2 の 4:
貝殻から貝などの残骸を取り除く

  1. 1
    貝殻を煮沸して残骸を取り除きます。残骸が付着した貝殻を煮沸または過熱すると、貝殻内の残骸がゆるみ、剥がしやすくなります。必要な物は鍋と、残骸を取り除くためのピンセットや歯科用器具などの道具です。煮沸によって貝殻の汚れや付着物を取り除くには:
    • 大型の鍋に室温の水を入れ、貝殻を並べます。貝殻の上に 5 cm 程度の水がかぶるように水を足します。鍋に入れる水は室温とし、鍋を加熱し始める前に貝殻を入れるように注意します。急に熱を加えると貝殻にヒビが入る可能性があるためです。
    • 貝殻を入れた鍋を火にかけて水を沸騰させます。水が沸騰したらそのまま 5 分ほど煮沸します。複数の貝殻を煮沸する場合は、煮沸時間を延長します。同様に、大きな貝殻を煮沸する場合も煮沸時間を延長します。
    • トングなどで貝殻を取り出し、蒸しタオルなどの柔らかい敷物の上にゆっくりと置きます。
    • ピンセットなどの道具を使い、貝殻内の貝などの残骸を丁寧に取り除いて捨てます。 [1]
  2. 2
    貝殻を土に埋めて付着した残骸を取り除く方法もあります。貝殻から汚れや付着物を取り除く方法としては最も時間がかかりますが、貝殻へのダメージを防ぐためにこの方法を選ぶ人が多くいます。煮沸や冷凍は、手で残骸を取り除くのと同じように、貝殻にヒビが入る原因となります。貝殻を埋める方法は、埋める場所が安全であれば、貝殻をダメージから守り、なおかつ貝殻内の残骸を自然に取り除くことができます。アリや羽虫、またはその他の昆虫が貝殻に住みつき、内部の残骸を食べてきれいにしてくれるでしょう。貝殻を土に埋めて汚れや貝などの残骸を取り除くには:
    • 地面に穴を掘ります。穴の中に貝殻が入りきるように、またそれぞれの貝殻の間に広いスペースが出来るように、十分に大きな穴を掘りましょう。また、動物がいたずらに貝殻を掘り返したり、人が土の上を踏んで貝殻が割れたりしないように、穴の深さは 45 cm から 60 cm 程度とします。
    • 穴の中に貝殻を置きます。貝殻は十分なスペースを空けて均等に置きましょう。
    • 貝殻に土をかぶせます。
    • 昆虫、幼虫、ミミズやバクテリアなどが貝殻内の生き物の残骸を取り除くまで、数ヶ月間そのまま待ちます。置いておく期間が長いほどきれいな仕上がりになります。 [2]
    • 貝殻を掘り出し、残骸が全て取り除かれているかどうかを確認します。
  3. 3
    貝殻を凍らせて汚れや付着物を取ることもできます。貝殻内に残った残骸は、凍らせて破壊すると取り除きやすくなります。貝殻を凍らせて汚れや付着物を取り除くには:
    • 貝殻をジッパー付きのビニール袋に入れます。貝殻が多い場合は複数の袋を使いましょう。
    • ビニール袋に貝殻が完全に隠れるまで水を入れます。
    • 貝殻と水を入れたビニール袋を冷凍庫に入れます。
    • 2〜3 日間は凍らせたままにしておきます。
    • 冷凍庫からビニール袋を取り出し、完全に解凍します。
    • ビニール袋から貝殻を取り出し、貝殻の中の残骸を取り除きます。
    広告

パート 3 の 4:
残骸の付着していない貝殻の汚れを落とす

  1. 1
    貝殻を水に浸けて 1 週間そのまま置いておきます。水に浸けることで貝殻に付いていた汚れが溶け、1 週間がすぎる頃には貝殻は磨いたようにきれいになります。[3]
    • 水はほぼ毎日変えましょう。貝殻を浸けておく水に新しく水を加えることで、一層きれいな貝殻に仕上がります。
    • 残骸の付着していない貝殻を1 週間水に漬けておいたあとで煮沸し、小さなゴミや残骸を貝殻から完全に取り除くこともできます。
  2. 2
    漂白剤を用いて貝殻の汚れを落とすこともできます。漂白剤は、ゴミや汚れ、残骸などを、貝殻から確実に取り除きます。しかし貝殻収集家の中には、漂白剤は貝殻の色を落とし、また漂白剤の臭いが落ちなくなると警告する人もいます。漂白剤を使って貝殻の汚れを落とすには:
    • 同量の水と漂白剤で容器を満たします。水と漂白剤は貝殻を隠すのに十分なほど入れましょう。
    • 水と漂白剤の溶液の中に貝殻を浸けます。貝殻から皮のような薄片が剥がれてくるのに気がつくかもしれません。これは殻皮または有機物の皮膜で、貝殻の「皮膚」です。
    • この皮膜がすべて剥がれたら貝殻を溶液から取り出します。さらに、歯ブラシを使うと貝殻から小さなゴミを取り除くことができます。
    • 貝殻から溶液を完全に洗い流し、よく乾かします。
    • 貝殻にベビーオイルか鉱物油を塗り、つやを取り戻します。
  3. 3
    歯磨き粉を用いて貝殻をきれいにする方法もあります。歯磨き粉は漂白剤ほど強力ではありませんが、同じように貝殻の汚れを落とすことができます。歯磨き粉を使って残骸が付着していない貝殻の汚れを落とすには:
    • 貝殻を薄く覆うように歯磨き粉を塗ります。一度に貝殻の片方の面のみに塗りましょう。
    • 歯磨き粉を塗った貝殻を 5 時間以上そのまま置いておき、歯磨き粉を貝殻に染み込ませます。歯磨き粉で確実に貝殻の汚れを落とすために、一晩置いておいてもかまいません。
    • 塗った歯磨き粉の厚さにもよりますが、歯磨き粉が半乾きになった、または硬くなってきたら、古い歯ブラシと温水を入れたコップを用意して貝殻を丁寧に磨きます。細かな割れ目や見えにくい隙間もすべて歯ブラシで磨きましょう。
    • 貝殻に塗った歯磨き粉が完全に落ちるまで磨きます。また、歯ブラシで一通りこすったあとは流水ですすぎましょう。細かなちりや歯磨き粉の一部を洗い流し、ざらつきや尖った部分を取り除き、貝殻の表面をほとんど傷付けずに滑らかにできます。
  4. 4
    貝殻からフジツボを取り除きます。貝殻にフジツボが付いているのを見つけたら、歯科用器具か柔らかい歯ブラシ、またはワイヤブラシを使ってフジツボを取り除きます。
    • 水に浸けておく方法であれ、漂白剤を使用する方法であれ、すでに貝殻の汚れを落としてあると効果的にフジツボが取り除けます。
    広告

パート 4 の 4:
貝殻につやを出す

  1. 1
    汚れを落とした貝殻にそれぞれ鉱物油をすり込み、深いつやを出します。貝殻は洗った後に少なくとも丸 1 日そのままおいて乾かし、それからオイルをすり込みましょう。
    • 鉱物油は貝殻のつやを取り戻すだけでなく、貝殻の保存にも役立ちます。
    • 防錆剤の WD−40 を使うこともできますが、その場合は貝殻を扱う際に必ず手袋を着用しましょう。
  2. 2
    貝殻にスプレーを施します。サテン仕上げのポリウレタン剤や、透明なネイルポリッシュ(マニキュア)を使って貝殻をコーティングしましょう。この方法で仕上げを行うと、貝殻の自然な外観を保ったまま光沢を加えることができます。
    • 1 日に貝殻の片面のみにスプレーを施し、もう片面にスプレーを施す前に貝殻を十分に乾かしましょう。各面が乾くまでにはそれぞれ 1 日を要します。
    広告

ポイント

  • 貝などの残骸の付着した貝殻は浜辺においてきましょう。このような貝殻は生物のすみかであり、残骸を取り除く必要のない貝殻はたくさんあります。生物の入っている貝殻は優しく海に返し、何も入っていない貝殻を探しましょう。
  • 代替的な方法として、残骸の付着した貝殻をごみ箱やごみ収集場所のそばに置いておくこともできます。周囲にハエの幼虫や蛆のいるごみ箱を探し、虫たちが貝殻の中に入れるように貝殻を十分に露出させて置いておきましょう。ハエが貝殻内に卵を産み、その幼虫が内部の残骸を食べてくれます。この方法は 1 週間以上かかります。

広告

注意事項

  • 貝殻の中には(特にタカラガイなど)漂白剤などの処理によって、保存しやすくなるのではなく損傷を受けるものがあります。大事にしている貝殻は、その種類を特定して正しい処理方法を調べておきましょう。また、同じ種類でもそれほど大事にしていない貝殻があれば、そちらで試してみるようにしましょう。
  • 煮沸での処理に合わない貝殻もあります。特に薄く柔らかい貝殻は煮沸に向きません。貝殻が割れる心配がある場合には、貝殻を入れた水を完全には沸騰させず、沸騰する直前にとどめて貝殻を加熱しましょう。
  • 貝殻を熱湯から取り出すときには、火傷をしないように気をつけましょう。かならず保護用の手袋を着用しましょう。
  • 漂白剤は貝殻の色を落としてしまうことがあります。「真っ白」な貝殻にしたいのでなければ、水と漂白剤の溶液に浸けた貝殻は頻繁に確認し、溶液を薄めるなどの対応を行いましょう(漂白剤は必要に応じて後から足しても構いません)。
  • 漂白剤を扱うときは、保護用手袋と同様に保護用のゴーグルなども必ず着用しましょう。


広告

関連記事

How to

プラスチックレンズの眼鏡の傷を取り除く

How to

自分で身長を測定する

How to

風船ガムを膨らませる

How to

プラスチックに塗装する

How to

革を染める

How to

六角形を描く

How to

勝手に沈むオフィスチェアを修理する

How to

息を長く止める

How to

リボンのほつれを防ぐ

How to

自分のエロティックな写真を撮る

How to

硬貨を洗う

How to

タッチペンを手作りする

How to

バルーンアーチを作る

How to

シャンプーと歯磨き粉だけでスライムを作る
広告

このwikiHow記事について

wikiHowは「ウィキ」サイトの一つであり、記事の多くは複数の著者によって共著されています。 この記事は、匿名の筆者を含む15人が執筆・推敲を行い、時間をかけて編集されました。 この記事は62,093回アクセスされました。
カテゴリ: 趣味・工芸 | 趣味・DIY
このページは 62,093 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?

広告