財布をなくした時の対処方法

この記事には:財布を紛失した際の対処財布を探す個人情報と口座を保護する

財布をなくしてしまったら、頭にきたり、恥ずかしかったりするでしょう。しかも、もし犯罪者の手に渡ったならば、金銭的にも社会的にもダメージが及ぶ恐れがあります。合理的な方法で探してもすぐに財布が出てこない場合は、迅速に行動することで、口座や個人情報に関するダメージを最小限に抑えることができます。ロスを挽回するには、以下の方法を参考にして、すぐに適切な手続きを取りましょう。

パート 1
財布を紛失した際の対処

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    クレジットカードの停止や証明書の再発行を依頼する前に24時間は財布を探す ほとんどのクレジットカード会社は、48時間以内にカードを無くしたことを届け出れば、本人が利用していない金額は補償されるという規約になっています。この時間を有効に利用しましょう。カードが盗難されたことが「確実」である場合は、このステップは抜かして、すぐに次のステップに進みます。
    • 衣類、カバン、ポケット等、あらゆる箇所を探してみます。
    • レストランやバー等、最近訪れた場所に電話して尋ねてみます。
    • すべての部屋を、隅から隅までくまなく探します。
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    口座に不審な取引が発生していないか、オンラインで確認する カードが見当たらなくなって以降、何らかの不正な取引が行われていないかを銀行やクレジットカード口座のオンラインサービスで確めます。身に覚えのない取引が発生している場合は、盗難にあった可能性が高いでしょう。
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    カードの紛失を銀行に通知する 銀行に電話をして、カードがなくなったことを連絡します。悪用された形跡があった場合は、すぐに銀行に知らせましょう。後でトラブルが発生した場合に備え、銀行と連絡を取った時の日時その他の情報は、毎回控えておきましょう。[1]
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    クレジットカードやデビットカードを停止する カード会社や銀行に電話でカードの利用停止と再発行を依頼します。同じ口座の予備のカードが手元にあれば、裁断して処分します。届け出の際は、本人確認のために口座の詳細を尋ねられる場合があります。[2]
    • 三井住友VISAカード:0120-919-456
    • MUFGカード:0120-107-542
    • アメリカン・エキスプレス:0120-020-120
    • JCBカード:0120-794-082
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    海外で発行されたカードについては、信用調査機関に適宜連絡する 海外で発行されたカードを使用している場合、悪用されるとクレジットスコアが下がる場合があります。念のため、信用調査機関(米国の場合、EquifaxやExperian等)に知らせておきましょう。[3]
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    各種証明書の再発行の手続きをとる 運転免許証の再交付手続きに関しては、地元の免許試験場ないし警察に電話、あるいは直接出向いて確認しましょう。ウェブサイトに詳細が案内されている場合もあります。都道府県によっては、運転免許センターでしか再交付が出来ない場合があるので、前もって確認しておきます。[4]
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    保険証の再発行の手続きをとる 保険証が財布に入っていた場合、社会保険なら勤務先の人事あるいは総務部、国民健康保険なら地元の役所で再発行の手続きをとります。[5]
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    盗難の恐れがある場合は必ず警察に届ける 落とし物として財布が届けられた場合、警察の方から連絡が来る場合もあります。また警察に届け出を行っていないと、クレジットカードを悪用されても補償されない場合があります。トラブルを回避するため、必ず警察に届け出を出し、その旨を銀行あるいはカード会社にも知らせましょう。
    • 地元の行政機関の電子申請サービスにアカウント登録をすれば、オンラインで紛失届(遺失届)を提出することもできます。[6]
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    万が一に備えて、カードや証明書のコピーを取っておく 何かあったときに備えて、すべてのカードや証明書のコピーを用意しておくと、財布がなくなった時の手続きがスムーズに運びます。なお、マイナンバーカードは決して財布に入れて持ち歩いてはいけません。[7]

パート 2
財布を探す

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    落ち着いて、集中して考えてみる リモコンやスナックが見当たらずにイライラしたことがありませんか?家の者が使った物を元の場所に戻さない、と腹立たしく思うことさえあるかもしれません。そんな時、怒りが収まってふと見ると、リモコンもスナックもいつもの場所にあるのに、単に自分が気付かなかっただけだった、ということもあるでしょう。
    • 何かが見当たらないと、特に財布のような重要なものだと、人はパニックに陥り、集中力を失い、明らかな手がかりがあっても気づかず、目の前にあるものさえ見えなくなってしまうことがあります。[8]
    • 深呼吸をして、気持ちを切り替えましょう。財布が見つからなかったらどんな面倒なことになるかについては、極力考えないようにします。財布のありかのことだけを考え、あるはずの場所、あるいは置いた可能性がある場所についてよく考えてみます。じっくり考えてから、実際に探し始めます。
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    いつもの場所をもう一度確認する 最初に探した時は、パニック状態だったせいで見つからなかった、ということもあります。気持ちを落ち着けた後、再び探す場合は、まず財布がありそうな場所から始めます。椅子に掛けたズボンのポケット、サイドテーブル、仕事場の机などを探します。[9]
    • ありそうな場所の周辺にも目を配りましょう。サイドテーブル近辺の床の上、机の引き出しの中、ズボンの別のポケットなどを探します。
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    行った場所を辿る どこで最後に財布を見たかを考えてみましょう。コーヒー代を払った時、サイドテーブルからポケットにしまった時など、一番最後に財布が手元にあった時の記憶がよみがえったら、今現在からその地点まで、時系列をさかのぼって自分がとった行動を振り返ってみます。
    • この間に身に着けた服は、ポケットを含め、すべて慎重にチェックします。コートなどの上着類やカバンも必ず確認します。
    • 無意識にこなす日常的な習慣についても振り返ってみると、記憶が蘇りやすくなります。そんな場所で落さないだろうと思われる個所も、しっかり確認しましょう。
    • ひょっとして誰かが(悪気がなく)財布を持っていやしないか、と考えてみましょう。好奇心旺盛な子供が遊び道具として使ったということはないですか? こんなところに財布を置いては危ない、と友人が預かっている可能性はありませんか?うっかりだとしても、少しでも財布に触れた可能性がある人に思い当たったら、尋ねてみましょう。[10]
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    訪問した場所に連絡する レストラン、劇場、仕事場、あるいは友人宅を訪問した場合は、財布が落しものとして見つかっていないか、電話して聞いてみましょう。
    • 念のために、財布の形状や中身を説明できるようにしておきます。 身分証明書やクレジットカードに名前が記載されていれば、自分の物だと証明するには十分でしょうが、家族の写真や店舗発行のお客様カードなどについても説明できれば、スムーズに事が運びます。
    • 財布が見つかったとしても、連絡してこない施設もあることに注意します。店員や係員が落とし物箱に入れた後、忘れてしまった場合もあるかもしれません。また、個人情報保護の理由で、財布の中身を見たり連絡してはならない、という規則がある場合もあります。
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    普段の置き場所以外を慎重に探す 寝室全体、2階全体、次に家全体と、最もありそうな場所から、徐々に探す範囲を拡げていきます。
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    1日中探しても見つからなければ、盗難であることを前提に対処する 再発行等の手続きをとる前に、必ずくまなく探しましょう。利用停止や再発行の手続きをとった後で、ジーンズのポケットなどからひょっこり財布が出てきた場合、相当がっかりするはずです。[13]とはいえ、すぐに見つからない場合は、後で悔やむより、安全な道をとり、盗難を想定した手続きを開始します。
    • 盗まれたデビットカードの悪用に関しては、手続きをしっかりしておけば、届出日以前の60日以内に利用された代金については、銀行が負担してくれるはずです。すべてのカードについて、発行機関に通知をしておきましょう。[14]責任を負わなくて済むとはいえ、不正な取引が発生するのを前もって防止するほうが、起こってしまった不正を後で正すより、ずっと楽です。
    • 本記事で説明する通り、諸機関への通知作業を開始します。

パート 3
個人情報と口座を保護する

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    銀行にデビットカードの紛失を通知する 財布をなくしてから48時間以内に関係機関に連絡すべきですが、デビットカードとクレジットカードに関する法律や規定は異なるため、悪用対策として、まずデビットカードから連絡します。
    • ほとんどの銀行は、デビットカードについては、連絡日の60日前以降に発生した損害について、年間100万円を限度に補償するポリシーをとっています。[15]
    • デビットカードは預金口座に直接リンクしており、悪用された場合でも、即座に引き落とされます。そして大抵の場合、銀行側で不正な取引であることの調査が終了するまで返金されません。
    • デビットカードを利用して毎月の支払いを引き落としている場合、どの機関(電話代、生命保険料等)の支払い情報を変更しなければならないかは、前もって把握しておきましょう。
    • 面倒に思えるかもしれませんが、不正な取引で銀行口座が空になったり、請求書の支払いが滞らないためには、不可欠な手続きとなります。
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    クレジットカードの紛失を連絡する カードを解約してしまうと、もう一度新規の申し込み手続きをしなければなりません。解約でなく、利用停止手続きをして、カードの再発行を依頼します。紛失あるいは盗難として報告すれば、口座の現状を維持したまま、新しい番号でカードを再発行してもらうことができます(再発行手数料はかかります)。[16]
    • 連絡日の60日前以降に発生した損害については、限度額なく補償されるのが一般的ですが、細かい規約は発行機関によって異なります。調査が完了して請求分が戻ってくるまでは、不正利用分の支払い義務がある場合がほとんどなので、悪用される前の未然の手続きが肝心となります。[17]
    • クレジットカード会社(および発行銀行)のカスタマーサービスの番号を携帯電話にあらかじめ登録しておくと、迅速に連絡が取れるでしょう。
    • 店舗発行のクレジットカードについても必ず連絡を入れます。[18]
  3. 3
    財布の紛失または盗難を警察に届ける 紛失した財布を警察が最重要案件として捜査してくれるというわけではありませんが、警察への届け出は必要です。
    • 盗難であっても、確固とした証拠がなければ、警察では紛失届として処理されますが、届け出番号を受け取ることができます。警察への届け出は、補償の請求、不正取引の調査、なりすまし犯罪等、発生する可能性がある様々な問題を解決していく上で、重要な証明書類となります。
    • 届けを出す際は、なくした時間、場所等、できるだけ正確かつ詳細な状況を説明しましょう。念のために、遺失届出受理証明申請書を提出し、証明書は保管しておきます。[19]
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    海外で発行されたカードについては信用調査機関に連絡する 米国の場合、Transunion、Equifax、Experianの3つの主要機関のいずれかに連絡するだけで、クレジットスコアの保護としては十分です。[20]
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    身分証明書の再発行手続きをする 免許試験場等での手続きはやっかいだと思うかもしれませんが、免許証不携帯で運転した場合、交通違反となります。[21]
    • 都道府県によって運転免許証の再交付の手続きは多少異なりますが、必要な書類を持って本人が直接出向き、手数料を払う必要があります。
    • その他の身分証明書(学生証、社員証等)も同様に再発行手続きを行う必要があります。
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    財布の中身の一覧を作成する 財布に入れていたものを覚えている限り書き出し、他に通知や再発行が必要なものを洗い出します。
    • 店舗発行のメンバーカードや割引カード、図書館カードについても忘れずに処理しましょう。 デビットカードやクレジットカードに比べると些末に感じるかもしれませんが、こういったカードを手がかりとして、他人の手には渡したくない個人情報が盗まれる恐れもあります。
    • 金銭的にも個人情報の点からも、なくした財布の中身がもはや無価値となり、誰も使えなくなるように、基本的にすべてのカードについて利用停止の通知や再発行の手続きをとるべきでです。

ポイント

  • 手持ちの現金は、全額を財布に入れておかない方がよいでしょう。小分けにして携帯できるマネークリップを利用したり、家の安全な場所に保管し、当座必要と思われる額だけを財布に入れます。そうすれば、財布をなくした場合に失う額を比較的抑えることができます。
  • 外出中は、財布があるかを定期的に確認しましょう。数秒で済む確認を心がけるだけで、紛失した場合にも見つかる確率がぐんと上がります。定期的にチェックする癖をつけます。机から離れて歩き出す時、歩行中等、タイミングは自分で決め、その都度ポケットの上からさっと触ったり、バッグの中を確認することを習慣にするとよいでしょう。
  • いつもポケットに財布を入れている場合は、ポケットが伸びたりゆるんでいないことを確認するべきです。財布が極端に膨らんでおらず、ポケットが身体に密着していると、知らないうちに財布が落ちてしまうといった事態も避けられるはずです。
  • 財布とクレジットカード入れを別にするのも手です。財布を落としても、カードが利用できます。逆にカード入れを紛失した場合でも、手元に現金が残るので、当座はしのげます。
  • いつもズボンの後ろのポケットに財布を入れているなら、ポケットがボタン等で閉じられるタイプを選ぶとよいでしょう。
  • 旅行中、あるいは人混みを通る可能性がある場合は、チェーンで固定されていない限り、後ろのポケットに財布を入れてはいけません。こういった安全上の対策を講じていれば、盗まれる確率も低減します。安全上、より警戒が必要な場合は、マネーベルトを利用してもよいでしょう。
  • 自分の連絡先とちょっとしたメッセージを紙やカードに書いて、財布の目に見える箇所に入れておきましょう。親切な人に拾われた場合、戻ってくる可能性が高まります。
  • 万が一に備え、前もって重要な口座の番号を書き留めておくか、利用明細等で口座番号とカスタマーサービスの番号は控えておきましょう。財布をなくした時に必ず必要となります。
  • 財布を探す際は、それまで着ていた服(ポケット含む)、そして衣類乾燥機もチェックしましょう。

注意事項

  • 暗証番号、パスワード、あるいはマイナンバーの控え等は、決して財布に入れてはいけません。

出典

  1. http://abcnews.go.com/Blotter/wallet-lost-stolen/story?id=18358398
  2. http://www.wisebread.com/10-things-you-should-do-immediately-after-losing-your-wallet
  3. http://www.creditinfocenter.com/creditreports/creditbureaucontactinfohtm.shtml
  4. http://www.wisebread.com/10-things-you-should-do-immediately-after-losing-your-wallet
  5. http://time.com/money/2791973/what-should-i-do-if-my-wallet-is-lost-or-stolen/
  6. http://www.dmv.org/articles/tips-for-dealing-with-a-lost-or-stolen-wallet/
  7. http://time.com/money/2791973/what-should-i-do-if-my-wallet-is-lost-or-stolen/
  8. http://www.pickthebrain.com/blog/7-steps-to-find-lost-objects-after-panic-sets-in/
  9. http://www.pickthebrain.com/blog/7-steps-to-find-lost-objects-after-panic-sets-in/
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記事の情報

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カテゴリ: ビジネス・ファイナンス

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