大抵の場合、赤ちゃんは6か月から10か月の間にハイハイを覚えます。しかし、10か月以上の赤ちゃんがまだハイハイを始めていないとしても、心配はいりません。身体が大きく、体重を支えるのが大変でハイハイを始めるのが遅い赤ちゃんがいれば、ハイハイ期が全くなく、いきなり歩き始める赤ちゃんもいます。[1]是非赤ちゃんにハイハイを教えたいという人は、赤ちゃんの首が座り、寝返りやお座りができてハイハイ期に移行できる準備が整っていることを確認しましょう。それでは、ステップ1から始めてみましょう。

パート 1 の 2:
赤ちゃんにハイハイの準備をさせる

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    腹ばいの時間を多くとる 赤ちゃんは腹ばいになって遊ぶのが大好きです。赤ちゃんを腹ばいにして周りの様子や自分の身体機能を捜索させることは、運動技能や頭のコントロール、腕や首の筋肉の発達を促すのに不可欠です。腹ばいタイムは可能な限り早く始めても構いません。始めは1,2分から始めますが、赤ちゃんにとっては快適ではないかもしれません。生れたばかりの赤ちゃんは、まだ自分の体の動かし方がおぼつかないため、腹ばいタイムはあまり楽しくないかもしれません。しかし、1日にほんの数分ずつ腹ばいにしてあげると、赤ちゃんの心身の発達を促し、早いペースでハイハイを始めます。[2]
    • 赤ちゃんが少し大きくなると(4か月程度)、頭を持ち上げて支え、周りを見渡すことができ、体のコントロールもできるようになってきます。[3]それはつまり、ハイハイへの移行期と言えます。
    • 腹ばいタイムを赤ちゃんにとって楽しい時間にしましょう。穏やかに話しかける、おもちゃで遊ばせる、目線を赤ちゃんと同じ高さに合わせるなどすると、赤ちゃんも腹ばいでいることを楽しく感じるでしょう。[4]
    • 当然ながら、赤ちゃんを休ませるときは必ず仰向きに寝させます。怪我や、最悪の場合は窒息といった事態を避けられます。しかし、赤ちゃんが目覚めていて機嫌が良ければ、腹ばいタイムは非常に有益です。[5]
    • 腹ばいタイムを赤ちゃんにとって楽しい経験にしましょう。お腹がいっぱいでお目覚めのあと、機嫌のよい時に腹ばいにしてあげましょう。すでに機嫌の悪い赤ちゃんを腹ばいにすることは避けましょう。
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    歩行器、チャイルドシート、ハイチェアの使用時間を制限する 時には赤ちゃんを座らせておくことは重要ですが、起きている間になるべくたくさんの刺激を与えてあげましょう。歩行器は、その名に反して赤ちゃんが歩き始めるのを遅らせます。歩行器を使用することで、赤ちゃんが「自分自身の足で歩きたい!」と思わなくなるためです。赤ちゃんと遊ぶときには、赤ちゃんをずっと座らせたままモビールやおもちゃを眺めさせておくのではなく、腹ばいにしたり、自由に動けるようにしてあげましょう。[6]
    • 疲れるまでにたくさん動けば動くほど、赤ちゃんにとってメリットになります。赤ちゃんができるだけ体を動かせるようにしてあげれば、時が来れば自然とハイハイやあんよの準備が整うはずです。
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    赤ちゃんの背中の筋肉を鍛える 赤ちゃんが一人で座れるようになるまでは、手助けが必要です。赤ちゃんを座らせる時には、頭がぐらつかずにまっすぐ座れるように、手で赤ちゃんの背中と頭を支える必要があります。こうすると、ハイハイをする時に必要な、頭を持ち上げる筋肉を鍛えることができます。
    • 腹ばいタイムをたくさんすればするほど、早くお座りができるようになります。
    • また、赤ちゃんの頭の上で色鮮やかなおもちゃを振って、上を向かせるのも良いでしょう。こうすると、赤ちゃんの背中、首、肩の筋肉を鍛えることができます。
    • 赤ちゃんが腕で体を支え、前傾姿勢をとれるようになれば、ハイハイの準備は完了です。
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    ハイハイの準備が整っていることを確認する まだ準備ができていない赤ちゃんを無理にハイハイさせてはいけません。赤ちゃんが怪我をしたり、まだできもしないことをさせられて、やる気をなくしてしまうことがあります。自分の赤ちゃんをよその子と較べるのではなく、赤ちゃん自身のペースで成長することをただ見守りましょう。支えなしで楽に座る、首を動かす、腕や脚を思い通りに(じたばたするだけでなく)動かす、といったことができれば、ハイハイの準備は整っています。また、寝返りもできるはずです。こういった兆候が見られれば、ハイハイを始める日はそう遠くないでしょう。
    • 赤ちゃんは座れるようになると、首を持ち上げられるようになっているので、四つ這いの体勢で動き回りたくなります。実際にハイハイで動き回ったり、まだ進めなくて前後にゆらゆらしていたりといった、かわいい姿が見られるでしょう。[7]
    • 四つ這いになって前に進もうとして前後に揺れる段階に来ている赤ちゃんもいるでしょう。ここまでくればハイハイはもう目前です!
    • 両方の脚に均等に力を入れて動ける赤ちゃんは、10か月を過ぎてハイハイができていなくても心配はいりません。それ以外にも、赤ちゃんの発達について心配事があれば、躊躇なく主治医に相談しましょう。
    • 準備が整ってハイハイを始めると、同じ方の腕と脚を動かして進む一般的なハイハイとは異なり、逆の腕と足を使って前に進む赤ちゃんもいます。ハイハイを始めるにも、赤ちゃんによってさまざまな方法があります。大人が思う通りの方法で赤ちゃんが行動しなくても、心配はいりません。[8]
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    赤ちゃんの月齢を考慮する 6か月以上になれば、ハイハイの準備は整っているでしょう。ハイハイを始める月齢の目安は平均6か月から10か月で、それより早い子も、ずっと遅い子もたくさんいるということをよく覚えておきましょう。しかし、首が座る、寝返りをする、ずりばいをするといったハイハイをしたがる気配を見せない限り、3か月程度の赤ちゃんにハイハイの練習をさせるべきではないでしょう。[9]
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    ハイハイをしやすい場所を見つける 心地よく、柔らかい場所でハイハイの練習をさせましょう。しかし、あまり柔らかすぎると赤ちゃんは動きにくくなります。じゅうたんの上に毛布を敷くか、柔らかいカーペットならそのままでも良いでしょう。木製のフロアリングには、柔らかく、ある程度厚みのある毛布を敷きましょう。赤ちゃんにとって快適なハイハイ用スペースになり、転んだとしても、怪我の可能性は最小限に抑えられます。
    • 赤ちゃんに、ロンパースやおむつ一枚でハイハイをさせることを勧めるパパやママもいます。そうすると、赤ちゃんは腕や脚をしっかりと床につけることができます。あまり厚着をさせると、赤ちゃんは動きにくくなってしまいます。
    • 部屋の照明はそこそこ明るくしておきましょう。薄明るい部屋では赤ちゃんは眠くなってしまいます。
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    赤ちゃんをそっと仰向けに寝かせる そして赤ちゃんとの絆を感じられるように、じっと見つめます。こうすると赤ちゃんはパパやママがそばにいるとわかって安心して床に慣れることができます。赤ちゃんの食後、少なくとも10分から15分は経過して、ある程度消化が進んでから行いましょう。赤ちゃんは床に寝かされるのを心地よく、楽しく感じるでしょう。
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    赤ちゃんを腹ばいにする 赤ちゃんが寝返りをできるようになれば、自分で腹ばいの体勢になることができるでしょう。少し手助けが必要なら手伝って、腹ばいにします。赤ちゃんは手で突っ張って自分の頭を支え、その状態で首、腕、足を自由に動かせなければなりません。赤ちゃんが泣いたり、あまり心地よくなさそうならまた別の時に試しましょう。しかし、さらに動きたがっているようなら、パート2に進み、赤ちゃんがハイハイで前進する手助けをしてあげましょう。[10]
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パート 2 の 2:
赤ちゃんにハイハイをさせる

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    大好きなおもちゃを少し離して置く 赤ちゃんに話しかけ、おもちゃを取るように促します。「ほらほら、おもちゃ取りにおいで…」などと話しかけ、赤ちゃんが前に進む手助けをします。赤ちゃんは前後に揺れ始める、身体をおもちゃの方に持っていこうとする、おもちゃに向かって何とか近づこうとするといった行動をとるでしょう。ただし、おもちゃが取れなくてイライラしたり、怒ったりさせないように注意しましょう。[11]
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    自分に向かってハイハイさせる 赤ちゃんから5㎝~10㎝離れて目の高さを赤ちゃんに合わせ、「おいで!ママ(パパ)のところまでおいで!」と声をかけます。この時も、赤ちゃんがうまく動けずに苛立っているようなら、赤ちゃんのところに行ってあげれば、泣かせずに済むでしょう。こうすることで、パパやママの方へ行きたい気持ちを手助けし、ハイハイや四つ這いは大して怖くないと理解させます。パパやママのように自由に動き、近くへ行きたいと思うことが、ハイハイで前進する大きな原動力となります。
    • ハイハイではなくずりばいを始めたら、胴を持ち上げてあげると良いでしょう。
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    赤ちゃんの前に鏡を置く 赤ちゃんから25㎝程度離して、赤ちゃんが自分の姿を見られるような角度で鏡を置くか、持ちます。赤ちゃんはその姿をもっと近づいてよく見たいと思い、前にハイハイしようとするでしょう。赤ちゃんと遊ぶ際に鏡をよく使っていると、この方法はさらに効果的です。[12]
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    赤ちゃんの横でハイハイする 赤ちゃんを自分の方に来させるのではなく、赤ちゃんの横で一緒にハイハイする手もあります。ママ(パパ)が赤ちゃんと一緒に、おもちゃや鏡、パパ(ママ)に向かってハイハイします。こうすることで赤ちゃんはママ(パパ)の真似ができ、また、心強く感じます。一緒に遊んでいるような感覚で、パパやママ、お兄ちゃんやお姉ちゃんと同じことがしたいと感じます。[13]
    • お兄ちゃんやお姉ちゃんがいれば、赤ちゃんの隣でハイハイしてもらうのも、赤ちゃんがハイハイしたくなる良い方法です。
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    限界を知る 赤ちゃんが泣きだしたり、イラついてきたようだと思ったら、無理強いはやめましょう。かわりに、また翌日もう一度挑戦します。まだ準備が整っていない赤ちゃんや、あまり気の乗らない赤ちゃんに無理にハイハイをさせようとすると、ハイハイの発達が遅れ、赤ちゃんはハイハイを嫌な記憶と結び付けてしまいます。そうではなく、赤ちゃんにとって、ハイハイは自由に動き回れる楽しい行動だと思える必要があります。
    • あきらめてはいけません。例え今日は赤ちゃんが床の上に数秒しかいられなかったとしても、また明日挑戦しましょう。
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    ハイハイの練習が終わったら褒めてあげる 今日のハイハイ練習が終わったら、赤ちゃんにたっぷりの愛情と励ましを与えましょう。ハイハイの距離が伸びなかったとしてもイライラせず、思い切りスキンシップを取り、愛情を注ぎます。お腹が減っていたら温かいミルクを、おやつを食べられる月齢の赤ちゃんにはおやつをあげましょう。おもちゃを与えても良いでしょう。そうすると、ハイハイの練習に前向きな関連付けができ、赤ちゃんは楽しくワクワクした気持ちで次の練習に取り組むことができます。
    • もちろん、赤ちゃんがおもちゃに向かってハイハイした時は、自力でたどり着けなかったとしても、練習の後にそれをあげましょう。ハイハイの練習には、赤ちゃんを苛立たせるのではなく、満足させる必要があります。そうすることで、赤ちゃんは次の練習にさらに前向きに臨むことができます。
    • 赤ちゃんがハイハイをマスターして家の中を探検し始めたら、盛大にお祝いしましょう!そして、赤ちゃんにとって危険な場所がないか、点検しましょう。
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注意事項

  • ハイハイを教える前に、寝室や赤ちゃんが入りそうな部屋に安全対策を施しておくのが賢明です。
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必要なもの

  • 柔らかく、厚手のラグか毛布(大判)
  • 小さな鏡(任意で)
  • 赤ちゃんのお気に入りのおもちゃ(一つ)

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カテゴリ: 子供
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