赤ワインはパーティーやディナーに定番の飲み物ですが、誤ってこぼしてしまうというアクシデントも避けられません。このように衣服についた染みは、応急措置が早ければ早いほど落ちやすくなります。この記事では、衣服についた赤ワインの染みをとる秘訣やコツを紹介します。

方法 1 の 3:
濡れている染みを落とす

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    できるだけ早く対処しましょう。下記の染み抜きに適した製品リストの中から、ひとまず手元にあるものを使って染み抜きを行いましょう。それぞれの製品の使用方法については、後に続く説明を参考にしましょう。
    • 食卓塩(最も迅速な処置法)
    • 炭酸水
    • 牛乳
    • 台所中性洗剤と過酸化水素水
    • 猫砂
    • 熱湯
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    塩を使う 染みの部分を塩の層でしっかり覆います。染みが隠れるぐらいに塩を十分に盛り、1時間ほどそのままにしましょう。ワインを吸収した後の塩は、簡単に払い落とすことができます。
    • 塩は染み抜きに適していますが、こぼして2分以内に振りかけた場合に最も効果を発揮します。ワインが完全に繊維に染み込む前であれば、塩の結晶で赤ワインの染みをきれいに吸収することができるでしょう。 [1]
    • 綿、デニム、リネンのような自然素材は合成繊維よりも吸収が早いため、自然素材についた染みにはより迅速に対処しましょう。 [2]
  3. 3
    炭酸水を使う 染みの部分に炭酸水をかけます。炭酸水をかけた箇所に、ブクブクと泡が立つことがポイントです。色が薄くなるまで、炭酸水をかけ続けましょう。染みが消えたら、紙タオル等でトントンと叩くように炭酸水を吸収して乾かします。決して擦らないようにしましょう。
    • 水道水でも炭酸水と同様の効果が得られるなどの意見もあり、この方法には賛否両論がありますが、一般的な意見として、炭酸水に含まれる炭酸が染みを浮かして落とす役割をすると考えられています。 [3]
    • 炭酸水は普通の水よりもpH値が低くなっています。弱酸性(pH値が低い)のものは染み抜きに効果的と言われているため、この特性が染み抜きとして使用される理由かもしれません。
    • 炭酸水は風味付けのされていない無糖のものを使用しましょう。無色でも、砂糖や他の添加物が新たな染みになることがあります。[4]
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    炭酸水と塩の両方を使う 塩を染みの部分に十分に盛り、上から炭酸水をかけます。そのままの状態で1時間待ち、その後塩を取り除きます。余分な水分は擦らずに、布で叩くなどして吸い取るようにしましょう。
    • 両方ともそれぞれに効果的な製品ですが、一緒に使うことで染みが完全に消える可能性が高くなるでしょう。炭酸水は染みを浮かせ吸い取りやすくし、塩は染みを最大限吸収します。
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    牛乳を使う 牛乳を染みにたっぷりかけます。繊維を牛乳にしっかり浸した状態で、布巾やペーパータオルで染みを吸い取ります。この時は決して擦らないようにしましょう。擦ることで、逆に染みが繊維に染み込んでしまいます。大抵1時間もしないうちに染みはなくなるので、その後普段通りに洗濯して牛乳と匂いを洗い流しましょう。
    • 染みの大きさ次第では、牛乳を入れたバケツやボウルに衣類を1時間ほど漬け込む方法もあります。染みのついた衣類を持ち運びでき、かつ染みが比較的大きく広がっている場合、この方法が効果的と言えます。
    • 牛乳も、染みを吸収する点では炭酸水と同様に作用します。ワインの赤い色素は脂肪を含む有機物質と結びつきやすい性質を持っているため、牛乳の脂肪分が色素を吸収すると言われています。
    • 赤ワインの染み抜きに牛乳を使用する方法は、塩や炭酸水の方法より好む人がいるものの、あまり一般的ではありません。
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    台所用中性洗剤と過酸化水素水を使う 両者を1対1の割合で混ぜます。混ぜた物を直接染みの部分にかけてスポンジで伸ばす、または直接たっぷりスプレーします。その後、ペーパータオルで拭き取りましょう。
    • 過酸化水素水と相性が良く、染み抜きに効果的な台所用中性洗剤を使用しましょう。
    • スプレーボトルを使用するといいでしょう。スプレーの作用で液体に泡が立つことで、炭酸水の炭酸と同様に、泡が生地についた染みを浮かす働きをします。
    • 衣服に裏地があり、染みが表のみについた場合、2枚の生地の間にタオルを挟み下の生地に染みが移ることを防ぎましょう。
  7. 7
    猫砂を使う 染みの部分に猫砂を厚さ1cmほどのせます。猫砂を上から手で押し付け、ワインを吸収させます。染みを吸収させたあと、掃除機で猫砂を吸い取りましょう。
    • 猫砂には、吸収力が非常に高い化学物質が含まれており、液体を素早く吸い取る力は塩よりも幾分優れています。
    • 猫砂の使用は、塩と同様にタイミングが極めて重要です。できれば、ワインをこぼした後2分以内に猫砂をのせましょう。
    • 猫砂を使用した後には、掃除機で吸い取りましょう。洗い流す、またはゴミ箱に捨てると、排水管の詰まりやゴミ箱の悪臭の原因となります。
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    熱湯を使う 上記の方法がどれも利用できない場合、熱湯を使って染み抜きを行いましょう。衣類の染みがついた部分を流し台に置いた鍋の上にピンと張って広げ、椅子に立って、約1mの高さから沸騰したお湯を染みの部分にかけます。染みが取れるまで熱湯をかけ続け、染みが取れた後はペーパータオル等で水分を拭き取りましょう。[5]
    • 熱湯をかけることで逆に取れにくくなる染みもありますが、原材料が果物ベースの赤ワインには効果があることが証明されています。
    • 水で傷むウールやシルク素材には、この方法は適していません。[6]
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方法 2 の 3:
乾いた染みを落とす

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    染みが既に乾いている場合、家庭にある下記の製品を使って染み抜きを行いましょう。それぞれの使用方法は、後に続く説明を参考にしてください。
    • シェービングクリーム
    • ウォッカ
    • 白ワインと重曹
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    シェービングクリームを使う シェービングクリームの泡を、染み全体にスプレーします。スプーンの裏側を使ってクリームを衣類に馴染ませ、その後通常通りに洗濯します。 [7]
    • シェービングクリームの濃厚な泡と洗浄成分には染みに浸透して浮かせる作用があるため、落ちにくい染みに驚くほどの効果があります。[8]
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    ウォッカを使う ウォッカを染み全体にかけ、布で染みを吸い取ります。染みの部分がウォッカに完全に浸されるまでかけたら、染みが薄くなるまで待ちましょう。そのあとは通常通りに洗います。
    • 赤ワインに含まれるアントシアニンは、アルコールで分解できる色素です。そのため、ウォッカやジンをはじめとした無色透明でワインよりもアルコール度数の高いアルコールは、染みを分解し落とすことができます。[9]
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    白ワインと重曹を使う まず、染みの部分を白ワインに浸します。白ワインは、染みが定着するのを防ぎながら赤ワインの色素を薄めると考えられています。(下記の注意事項を参照)
    • 重曹と水を3対1の割合で混ぜ、ペースト状にします。[10]
    • 染みの部分にペーストをたっぷり塗り、1時間そのままにします。染みが繊維に定着しないよう、時々スプレーで水をかけて濡れた状態を保ちます。染みが取れたら、通常通りに洗濯しましょう。
    • 白ワインを使って赤ワインの染み抜きをする方法は、最も意見の食い違いの多い方法の1つです。白ワインが赤色を薄めると断言する人がいる一方で、「火は火で消えぬ」と言うように染みを余計酷くするだけだ、と言う人もいます。白ワインを使う方法が心配な場合、白ワインを水道水に代えてこの方法を試してみましょう。
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方法 3 の 3:
染み抜き洗剤で染み抜きをする

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    まず、その衣類に染み抜き洗剤を使用できるか判断します。タグに記載されている品質表示で、構成繊維の名称、洗濯方法と注意事項を確認しましょう。
    • シルクとウールは特に傷みやすい素材です。水に弱く、塩素系漂白剤は使用できません。一方、リネンや合成繊維素材は比較的丈夫です。綿素材はその中間に位置します。
    • タグに注意事項が記載されていない場合も、念のためインターネットで染み抜き洗剤がその素材に向いているか調べてみましょう。
    • ドライクリーニングのみと記載されている場合は、なるべく早くドライクリーニング店に持って行きましょう。遅くても、こぼした後2日以内が理想です。決して自分で洗ってはいけません。
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    強力でなおかつ素材に安全な染み抜き洗剤を使いましょう。
    • オキシクリーンやワイドハイター、トッププレケアの染み抜き洗剤は、生地を傷めずに染みを取る効果が高いと言われています。 [11]
    • 染み抜き洗剤も、吸収作用と化学作用を利用して染みを浮き上がらせ取り除くと言う点で、上記で述べた家庭にあるもので行う染み抜きの方法とほぼ同様の働きをします。一方で、染み抜き洗剤は効果的かつ持続的に染み抜きを行うことを目的に研究を重ねて作られているため、より確実な方法とも言えるでしょう。
    • 染み抜き洗剤には漂白剤が含まれています。ウール、シルク、モヘア、革、スパンデックス素材に使用してはいけません。[12]
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    まずスポンジと熱湯で生地を拭きます。染みの部分を濡れたスポンジで叩くようにしてできるだけ染みを吸い取った後、染み抜き洗剤を染み全体に塗布します。
    • 濡らしたスポンジでまず染みをできるだけ吸い取ることで、あとで行う染み抜き洗剤を使った作業が楽になります。拭き取るだけでは取りきれない、生地にすでに定着し始めた頑固な染みに対し、染み抜き洗剤が集中的に効果を発揮することができるでしょう。
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    それぞれの染み抜き洗剤の使用方法に従いましょう。染み抜き洗剤には、粉末、液体、スプレータイプがあります。それぞれの使用方法に従い、最大限の効果を得るようにしましょう。
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ポイント

  • 処置はできるだけ早く行いましょう。時間が経てば経つほど、染みは非常に落ちにくくなります。
  • 染みは決して擦らず、叩いて吸い取りましょう。擦ることで、繊維の深いところまで染みが染み込んでしまいます。

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注意事項

  • 過酸化水素水には漂白作用があります。色物の生地に使用する際には十分注意しましょう。
  • 染みが抜けるまでは、染みのついた部分にドライヤーやアイロンなどで熱を当ててはいけません。
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