車のオイル交換が必要なのにボンネットが開けられない、そんなちょっとした機械トラブルが大きなイライラにつながることがあります。コツをしっかりとつかんで少し根気よく粘りさえすれば、普通は開かなくなったボンネットも開けられるのですが、最悪の場合、いつまでも作業をすることになる可能性もあります。一度開けられたら、何が原因かを突き止め問題解決できるまで、閉めないようにしましょう。

方法 1 の 2:
破損したロックやケーブルをバイパスする

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    ボンネットを押し込み、室内のボンネットオープナーレバーを引く ロックとボンネットの間にあるケーブルがくっついていたりピンと張っていたりすると、ロックがきちんと外れないことがあります。多くの場合、車はボンネットの前部を押し込むと、ケーブルが外れるように設計されています。室内のオープナーレバーを引いてもらいながらこの作業を行いましょう。うまくいけば、ボンネットが動いて少し浮き上がり、オープナーレバーで開けられるようになるかもしれません。[1]
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    車の中からケーブルを引っ張る ダッシュボードの下にあるケーブルを探し、室内のオープナーレバー付近まで引っ張っていきます。このケーブルをそっと引っ張った時に、どうなるのかを見てみましょう。
    • それでボンネットが開いた場合は、ケーブルがスリップしていたか延びていた可能性があります。エンジンルーム内で調整するか、破損している場合は交換を行いましょう(まれに室内のレバーが破損している場合があります)。
    • ケーブルの張力が全く感じられない場合は、ケーブルが前面のロックから外れてしまっています。次の手順に進みましょう。ボンネットが開いた場合は、もう一度取り付け可能か、ケーブルが切れていて交換が必要かどうかを確認します。
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    フロントグリルの間からロックを探す ここでは、別の角度からロックまたはケーブルに触る必要があります。運がよければ、フロントグリルの隙間からロックが見えるでしょう。フック型の部品が見つかるまで、懐中電灯や小型の反射鏡を使って中を調べましょう。[2]
    • もしくは、オープナーケーブルは運転席側のフェンダー内部でも確認が可能です。ホンダ車など、多くの場合、ケーブルは運転席側のフェンダーの内部を通っています。フェンダーの留め具を取り外して、中に手を入れます。それから、ケーブルを引っ張ってボンネットを開けましょう。この方法は、ケーブル自体がボンネットロックから外れていない場合のみうまくいきます。
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    薄い工具を使ってロックを動かす ロックが見つかったら、厚みのないドライバーを使って外しましょう。フロントグリルの隙間が狭い場合は、ワイヤーハンガーを代わりに使用します。工具をロックに引っ掛けて、ぐっと引っ張りましょう。[3]
    • フロントグリルを取り外せば、ボンネットの中に直接手を入れやすくなります。車種によっては、固定式のフロントグリルを取り換えるだけでも、修理に出すよりずっと安くつく場合があります。
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    ボンネットの下から手を入れる ロックを正面から修理できない場合は、ボンネットの下に手を入れてペンチでケーブルを引っ張るか、ロックまで手を伸ばすしかありません。この方法は、車をジャッキアップして取扱説明書をしっかり読めば、ずっとやりやすくなるでしょう。
    • 注意:エンジンを切ったばかりであれば、車体が冷めてからボンネットの下に手を入れましょう。
    • これでもうまくいかない場合は、自動車整備士に見てもらいましょう。フロントバンパーを自分で取り外すと、修理代を支払うよりも高くついてしまう可能性があります。
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方法 2 の 2:
開かなくなったボンネットを開ける

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    車を駐車する 車を水平な場所に駐車して、サイドブレーキをかけます。できれば自宅または自動車修理工場に駐車しましょう。その場で原因を特定・解決できないと判断した場合は、残念ながら、ボンネットをもう一度閉めて、自動車整備士に見せに行くしかありません。
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    ボンネットオープナーレバーを見つける 車にあまり詳しくない場合は、ハンドルの下か運転席側のドア下付近、またはグローブボックスの端にあるオープナーレバーを探しましょう。オープナーレバーには、大抵ボンネットが開いた車の絵が描いてあります。
    • 古いタイプの車には、ボンネット側のロックしかない車もあります。ロックは、ボンネットの前縁下にあるので探してみましょう。
    • 車外に締め出されてしまった場合は、室内での修理の必要がない修理手順に移りましょう
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    室内にあるボンネットオープナーレバーを点検する オープナーレバーが正常に動作していれば、ボンネットが少し持ち上がります。何か音はするがボンネットが少しも動かない場合は、ボンネットが開かなくなってしまっている可能性があります。次の手順に進んで修理を行いましょう。何も音がしない場合は、ケーブルまたはロック部分に問題がある可能性があります。次の手順に進みましょう
    • ボンネットが少し開いた場合は、ボンネットの前面にあるロックを動かすだけで解決できます。通常、このロックは中央または片側に取り付けられていて、上方向か横方向に動かせます。
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    ボンネットを叩いて開く 運転席側の車外に立って手を伸ばし、車内のオープナーレバーを掴んでいっぱいまで引っ張ります。もう一方の手のひらでボンネットを叩きます。[4]運がよければ、衝撃を与えるだけでボンネットは開きます。
    • ボンネットが凹まないように注意しましょう。力を入れる必要はありますが、手のひらは開いたままにしておきます。
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    人の手を借りてボンネットを開けてみる 他の人にオープナーレバーを引っ張ったままにしてもらいます。車の真正面に立って、ボンネットをゆっくりと少しずつ引っ張り上げていきましょう。[5]原因がサビや汚れだけであれば、大抵は解決できます。ボンネットが少しも動かない場合は、無理に引っ張り上げないようにしましょう。
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    寒ければエンジンをかけたままにしておく 冷気や寒気の影響で、ボンネットがくっついてしまっていることがあります。エンジンをしばらくアイドリング状態にして、凍った部分を溶かしてから、もう一度ボンネットを開けてみましょう。[6]
    • それでもボンネットが開かない場合は、ケーブルまたはロックが破損してしまっている可能性があります。故障点検を続ける場合は、次の手順に進みましょう。
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    ボンネットを開いてロックを点検する ボンネットが開いた状態で、ロックが破損していないか、ケーブルが摩耗していないか、修理が必要ではないかなどを点検しましょう。原因がわからない場合は、ロックに潤滑剤を差してみましょう。[7]
    • そうすることで、ケーブルも潤滑しやすくなります。ストローノズルをケーブルの先端、内部ワイヤーと被膜の間に差し込みましょう。差し込み部分は布とスプレーを使ってつまみます。
    • ボンネットの下でシリコンスプレーを使用してはいけません。酸素センサが汚れて、エンジンの性能が不安定になってしまう恐れがあります。
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ポイント

  • 故障したケーブルがその場で修理できない場合は、ボンネットを閉める前にロックを紐で結びましょう。
  • ボンネットが自立して開いたままになることはほとんどありません。ボンネットを開いた時は、ボンネットサポートロッドを立てて支えましょう。
  • 古いタイプの車の中には、ボンネットの前面にヒンジがついているものがあり、簡単に持ち上げることができます。
  • 自動車事故が原因でロックの構造がずれてしまい、正常に動作しなくなっている可能性があります。その場合、ロックの位置を手動で調整して修理できるかもしれません。ロックがずれてしまっていると分かった場合のみ、この方法を行いましょう。

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注意事項

  • 車の手入れをする時は車のカギを身につけておきましょう。そうすれば、作業中に他の誰かが車を発進またはエンジンを作動させてしまったり、鍵を車内に残してうっかり締め出されてしまうこともありません。
  • 運転をする前には必ずボンネットがしっかりと閉まっているか確認しましょう。ロックで適切に固定されていないと、走行中に空圧でボンネットが勝手に開いてしまう恐れがあります。運転手の視界が奪われたり、スピードが出ているとボンネットが勢いよく外れてしまうこともあります。
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このwikiHow記事について

Rocco Lovetere
共著者
熟練整備士
この記事の共著者 Rocco Lovetere. ロコ・ラブティアは、カリフォルニア州の自動車修理所、「Rocco's Mobile Auto Repair」の共同経営者、そしてASE公認自動車技術士の資格を保有する熟練整備士です。1999年より自動車修理の仕事に従事しています。 この記事は1,874回アクセスされました。
カテゴリ: 自動車修理
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