車の塗装に傷がつく原因は様々です。交通事故、車へのいたずら、駐車の失敗、駐車場で起こるその他の事故など、これら全ては車の美しい塗装に傷をつける一般的な原因です。傷によって車の外観は損なわれますが、修理工場で再塗装や、ちょっとした修復をするだけでも費用がかかってしまう場合があります。この記事の方法で、自動車整備士に高い費用で修理を依頼することなく、自分で小さな傷を取り除いてみましょう。

パート 1 の 3:
傷の診断をする

  1. 1
    実際の傷であるか、塗装面に何かが付着しているだけなのかを見極める 該当する箇所をじっくりと見て、それが傷なのか、あるいはゴミがついているだけなのかを確認しましょう。
    • 傷のように見えても、実は接触した物の表面の塗装などが筋状についているだけの場合があります。これは、車が他の車のバンパーなど、塗装よりも柔らかい素材の物と接触した場合に発生します。このような欠陥を修復するのは傷の修復よりもずっと簡単です。
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    傷の深さを確かめる 修理が必要な傷があると判断したら、傷の深さを把握しなければなりません。傷の深さによって、修復方法は異なります。クリア層についた傷は、以下のステップにしたがえば、簡単に修復できます。
    • 車の表面は「クリア層、カラー層、下地層、板金層」の4層構造でできています。傷がクリア層またはカラー層にまでしか達していないならば、簡単に取り除くことができます。車体の色ではない色や板金が見えている場合は、傷が深いため、自分で修復するのは難しいかもしれません。
  3. 3
    同時に修復できる箇所がないか探す 修復が必要と思われる厄介な傷はひとつだけかもしれませんが、同時に修復できる箇所がないかを確認してみるとよいかもしれません。修復作業に必要な工具や物が準備できているならば、直すところは一度に全て直してしまうのがよいでしょう。
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パート 2 の 3:
傷を修復する準備をする

  1. 1
    車をしっかりと洗って乾かす 修復作業をする際に車が汚れていると、車体についた泥や砂利などが新たな傷を作る原因となるかもしれません。
    • 修復を行う箇所には、特に注意を払いましょう。傷がついている箇所に、スプレーで水を吹き付けて、泥や砂利などが付着していない状態にします。
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    傷を軽く研磨する 研磨パッドにサンドペーパー(#2000、乾式または湿式)を巻き付けて、研磨を開始します。[1]この作業の目標は、クリア層のみを研磨して、それより下の層は研磨しないことです。
    • 必ず傷と同じ方向に研磨しましょう。さもなければ、修復しなければならない塗装面に逆方向の傷をたくさん作ってしまうたけです。
    • 定期的に修復箇所を水で洗い流しましょう。こうすることで、傷の底まで研磨できたかが見やすくなります。
    • 傷がクリア層よりもわずかに深い場合は、最初に#1500のサンドペーパーで研磨して、周辺の塗装面と傷の面が同じ高さになるようにします。それから、#1500で研磨した際にできた傷を#2000で取り除きます。
    • サンドペーパーと車体の間に泥や砂利などが入り込むと、車体に傷をつけてしまうため、入り込まないように注意しましょう。
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    修復箇所を水で洗い流して、清潔で乾いている状態にする 高品質で清潔なマイクロファイバークロスで表面の水分を拭き取ります。ボロ布などを使うと、車体の表面をさらに傷つけてしまうことに注意しましょう。
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パート 3 の 3:
塗装面を修復する

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    傷がついている箇所にラビングコンパウンドをかける ポリッシャーの電源はまだ入れません。バフを使って、研磨でくすんだ箇所にコンパウンドを広げます。
    • ラビングコンパウンドは研磨剤であり、塗装面を多少剥がしますが、そこを滑らかにして、ワックスを塗れる状態にする働きをします。基本的には、サンドペーパーでできた傷を取り除くためにラビングコンパウンドを使用します。[2]
  2. 2
    ラビングコンパウンドで修復箇所を磨く ポリッシャーを一番遅い回転速度に合わて電源を入れて、10秒間ほど回転させます。コンパウンドが乾かないうちに、素早く修復箇所を磨いて滑らかにしなければなりません。[3]
    • 回転速度を2000 RPMに上げて、1分間磨きましょう。ポリッシャーを左右に動かしながら、ゆっくりと下に動かしていきます。
    • 表面のくすみが消えるまで作業を続けますが、カラー層まで磨かないように気をつけましょう。傷の程度、ポリッシャーを動かす速さや面にあてる強さなどによって、この作業には最大5分間ほどかかるかもしれません。
    • 同じ箇所を1秒間以上磨かないようにしましょう。同じ箇所に長くバフを当て過ぎると、下の層を傷つけてしまいます。
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    再度修復箇所を洗浄する 清潔な水とタオルで塗装面に残っているコンパウンドを取り除きます。コンパウンドがどこかの隙間に入ってしまった場合は、歯ブラシを使って取り除きます。[4]
    • バフ研磨後は、必ず残っているラビングコンパウンドを拭き取りましょう。さもなければ、ラビングコンパウンドが塗装面に貼りついてしまい、剥がすのが大変になります。
  4. 4
    修復箇所にワックスを塗って、塗装面を保護する 塗装面に高品質のカルナバワックスを塗り、適当な丸いバフで磨く。
    • 定期的に車にワックスを塗っている場合は、普段行っている方法で塗りましょう。
  5. 5
    再び修復箇所を洗浄して仕上げる 傷が全て取れていること、修復箇所が艶やかに光っていて水をよく弾くことを確かめましょう。
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ポイント

  • 傷の片側は浅くても、真ん中や反対側は深い場合があります。傷全体をしっかりと調べてから、一番効果的な修復方法を決めましょう。
  • 傷のように見える付着物は洗剤をつけた雑巾で擦れば取ることができます。それで取れなければ、接着剤落としを使ってみましょう。
  • 歯磨き粉を利用しましょう。湿らせた布またはメラミンスポンジに歯磨き粉を少量つけて、上から傷を擦り取ってみます。

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注意事項

  • 車の塗装面の傷があまりにも深い、またはひどい場合は、修理工場で直してもらうことを検討した方がよいかもしれません。修理工場にはプロ仕様の修理セットがあり、車の表面を美しく輝かせるための経験と知識を持った専門家がいます。
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必要なもの

  • バフパッド
  • スプレーボトル
  • ポリッシャー
  • 洗剤
  • サンドペーパー(#1500と# 2000)
  • 研磨パッド
  • ラビングコンパウンド
  • 雑巾
  • カーワックス

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