車の天井内張りが垂れたり剥がれたりすることがありますが、高額な費用がかかる修理ではないので心配は無用です。そして何よりも、このような修理には、技術的、または工学的な知識はそれほど必要ではありません。ディーラーやカーショップなどに依頼するのが一番ですが、場合によっては自分で補修できるかもしれません。ここでは、天井内張りの補修に関する一般的な疑問とそれに対する回答を紹介します。

方法 1 の 10:
天井内張りが垂れる原因は?

  1. 1
    接着剤の経年劣化です。車の天井内張りは、2種類の素材で作られています。天井ボードにウレタンフォームが直接貼られており、その上に生地が張られています。[1] 天井の内張りは接着剤で固定されていますが、時間が経つと接着剤が分解し、内張りが剥がれて垂れ下がってきます。[2] 一般的に、10~15年経つと内張りが剥がれ始めます。[3]
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方法 2 の 10:
天井内張りを剥がさずに補修する方法は?

  1. 1
    内張りの端や横をスプレーのりで接着します。内張りの端が剥がれたら、スプレーのりで貼り付ければ元に戻るかもしれません。剥がれた内張りと天井ボードにスプレーのりを吹き付けましょう。5分おいて粘着性が出てきたら、内張りを天井ボードに貼り付けます。[4]
    • しっかりと貼り付けるために、スプレーのりを2回吹き付ける人もいます。[5]
  2. 2
    剥がれた部分を両面テープで貼りましょう。剥がれた内張りの裏面に両面テープを貼って天井ボードに貼り付けます。内張りの端が剥がれた場合は、この方法で簡単に補修できます。[6]
  3. 3
    応急処置として虫ピンで留めましょう。内張りがひどく垂れ下がっている場合は、全体を交換する必要があるかもしれませんが、時間がなければとりあえずピン数本で留めて固定しましょう。[7]
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方法 3 の 10:
天井内張りの補修に最適なスプレーのりの種類は?

  1. 1
    高耐熱性スプレーのりが最適です。スプレーのりはムラになりにくいので、天井ボードに内張りをしっかりと固定することができます。専門家は高耐熱性スプレーのりを勧めています。普通のセダンなら2缶あれば十分ですが、大型車の内張りを補修する場合はそれより多く必要になるかもしれません。[8]
    • 専門家は、天井の内張り補修に3M超強力スプレーのりを勧めています。もしくは、車の天井内張り用のスプレーのりを使っても良いでしょう。[9]

方法 4 の 10:
天井内張りの中央が垂れた場合の補修方法は?

  1. 1
    天井内張り全体を張り替える必要があります。残念ながら、剥がれてしまった内張りの中央を天井ボードに貼り付ける簡単な方法はありません。[10] 天井内張り全体を外し、新しい生地に張り替える必要があります。[11]
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方法 5 の 10:
天井内張りを外す方法は?

  1. 1
    初めに、内張りに固定されているアクセサリーを外しましょう。通常、サンバイザー、アシストグリップ、ルームランプなどのアクセサリーは、車の天井や前面に取り付けられています。天井ボードと内張りを外す前に、これらのアクセサリーのネジを緩めて取り外し、後で元に戻せるように取っておきましょう。車種にもよりますが、アクセサリーを外すには、電動ドリル、ペンチ、ドライバー、六角レンチソケットセットなどが必要になるかもしれません。[12]
  2. 2
    プラスチック製のピラーを緩め、ウェザーストリップを外します。車の前後で内張りの端が挟まっている4つのプラスチック製ピラーを探しましょう。ピラーを固定するネジや留め具を外します。[13] さらに、ドアの周りに取り付けてあるウェザーストリップ(ゴム製のシール材)を外しましょう。[14]
    • ピラーを完全に外す必要はありません。内張りの端2.5㎝ほどがピラーに挟まっているだけなので、ピラーを外さなくても少し持ち上げれば内張りを外したり引き出したりすることができます。[15]
  3. 3
    内張りと天井ボードを車外に移動します。内張りと天井ボードを両手で持ち、車の天井から外します。複数のドアを開けておくと、内張りと天井ボードを車外に移動しやすいでしょう。[16]
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方法 6 の 10:
天井内張りを外した後の手順は?

  1. 1
    配線やサングラスケースを外しましょう。天井ボードを平らな場所で裏返し、残っている配線を外して後で取り付けるために取っておきます。さらに、内張りに取り付けられているサングラスケースのネジを緩めて外しましょう。このような部品は壊れやすいので、外しておかないと破損するかもしれません。[17]
    • 修理後は、外したネジや配線、サングラスケースを元に戻してから天井ボードを車に取り付けましょう。

方法 7 の 10:
天井内張りに適した生地は?

  1. 1
    天井張り替え用のメッシュ生地やモケットが適しています。天井張り替え用のメッシュ生地は編み目がはっきりした生地で、モケットは柔らかい生地です。どちらも、裏にウレタンが付いており、ウレタン面を天井ボードに貼り付けます。[18]
    • 天井張り替え用生地には様々な色があるので、車の内装に合う色を自由に選びましょう。
    • 天井張り替え用生地は、専門店やネットショップなどで販売されており、一般的に1mあたり3,000円以上です。
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方法 8 の 10:
天井内張りを張り替える方法は?

  1. 1
    内張りを剥がします。生地を再利用しようとするのではなく、完全に剥がしてしまいましょう。天井ボードにウレタンがくっついて残るかもしれませんが、よくあることなので問題ありません。[19]
  2. 2
    天井ボードにくっついたウレタンを取り除きます。残っているウレタンをブラシでこすり落としましょう。ウレタンを残らず取り除き、天井ボードに何もついていない状態にします。天井ボードの膨らんだ部分や歪んだ部分をサンドペーパーでこすって滑らかに整えましょう。[20]
    • 圧縮空気を吹き付けてウレタンを取り除いても良いでしょう。
  3. 3
    新しい生地を取り付けます。天井ボードの全面と新しい生地の裏面にスプレーのりを吹き付けましょう。[21] 粘着性が出るまで5分待ちます。[22] 天井ボードに生地を張り、気泡やシワが残らないように出っ張った部分や輪郭を手でこすって滑らかに整えます。のりを乾かし、完全に硬化させましょう。[23]
    • 乾燥と硬化の詳細な手順についてはスプレーのりの使用方法を確認しましょう。
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方法 9 の 10:
張り替えた天井ボードを車に取り付ける方法は?

  1. 1
    カーアクセサリーを取り付ける部分を切り抜きます。剃刀の刃で新しい内張りを切りましょう。ルームランプ、アシストグリップ、サンバイザーなどのカーアクセサリーを取り付ける部分を慎重に切り抜きます。アクセサリーを取り付ける部分は天井ボードが少し盛り上がっているので、簡単に位置を特定して切り抜くことができるでしょう。[24]
  2. 2
    新しい生地を張った天井ボードを車の天井に取り付けます。外したウェザーストリップやピラーのネジ、アクセサリーを元に戻して固定しましょう。[25]
  3. 3
    新しい天井内張りを掃除します。内張りに発泡スプレークリーナーを吹き付けましょう。こうすると生地を傷める心配がなく、内張りに光沢が出てきれいになります。[26]
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方法 10 の 10:
天井内張りの張り替えにかかる費用は?

ポイント

  • 内張りにしわなどが残っても暖かい場所に車を置いておくと数日できれいになりますが、目立つ部分があれば長くて丈夫な待ち針や虫ピンで整えましょう。[28]
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カテゴリ: 自動車
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