車内エアコンの悪臭を取り除く方法

共同執筆者 Tom Eisenberg

車内のエアコンからかび臭い臭いが流れてきた時は、鼻をつまんで我慢をする以外にも対策方法はあります。こうした場合、おそらくエアコン内の湿気が蓄積したことによって菌や白カビが発生しています。この湿気は、車の機能の一部として自然に発生するものである一方で、長期間放置すると菌が発生する原因となります。エバポレーターを通って車内に空気が送られる過程で菌が集まり、湿気によって繁殖します。ただ、簡単に掃除をすることができるので、車内の臭いもすぐに改善されるでしょう。

注意: これはエアコンから流れてくる風のかび臭さ(着用済みの靴下、濡れた犬のような臭い)に関する対策方法です。焼けたような臭い、あるいは化学薬品のような臭いがする場合は、直ちに専門家に点検を依頼しましょう。[1]

方法 1 の 2:
エアコンの臭いを取り除く

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    (ダクトクリーナー等の)菌・カビ対策スプレーを購入する 悪臭が深刻な場合はダクトクリーナーといった特別なスプレーが最も効果的でしょう。ただし、軽度の臭い対策、あるいは予防措置として用いるのであれば市販の除菌スプレーで良いでしょう。
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    酢と水で天然のスプレーを作り代用する 酢と水を1:3の割合で混ぜ、空になったスプレー容器あるいは噴霧器に入れましょう。酢の臭いが気になることもありますが、天然成分によって白カビを退治する効果があり、酢の臭いも徐々に消えていくでしょう。
    • レモン半個分の果汁を加えると、ややすっきりとした香りが加わり、しばらくの間持続します。[2]
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    車のエンジン、送風機能、エアコンをすべて切る これらのスイッチ全てをオフの状態にし、エンジンも切りましょう。
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    スプレーをすべての送風口に噴きかける 後部座席にもまわり、さらに足元の送風口にも噴きかけましょう。足元の吹き出し口からは特に多くの空気が送り出されています。一般的にダッシュボードの上部、さらにリアウィンドウ付近にも送風口が設置されています。
    • スプレー成分がしっかり内部に到達するよう、この作業をしている間は扉をすべて閉めておきましょう。
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    エンジンをかけて、風量を最大にしてエアコンをかける こうすることで空気が循環し始め、噴きかけた成分がエアコン機能の内部まで到達します。必ず風量を最大にしましょう。
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    エアコンをかけたままの状態でリサーキュレーション用排気口にたっぷりとスプレーを噴きかける リサーキュレーション(車内空気を再循環させる)排気口は、自動車メーカーのマニュアルを読んで位置を確認しましょう。一般的に、運転席側の足元、コンソールの近く、あるいはトランクの中に設置されています。囲うような形状の矢印が描かれているボタンを押すと、車外から空気が取り入れられなくなり、その代わりに車内の空気が再循環するようになります。こうした機能が設置されている場合はオンにしてからスプレーを噴きかけ、成分が機能内部に残るようにしましょう。
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    エアコンから送風に切り替える 空気を冷やすのではなく、できる限り多くの風を送ることが大切です。こうすることで、さらに湿気が入り込んでしまうことを防ぎます。
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    臭いが酷い場合はボンネットを開け、エアフィルターを交換し、エアインテークにスプレーを噴きかける 臭いが酷く効果が見られない場合は、マニュアルを用意してボンネットを開きましょう。エアコンはフロントガラス近くに位置していて、プラスチック製の格子とフィルターの下にあります。[3] (車種によって取り扱い方法が変わってくるので、必ずマニュアルを読みましょう。)フィルターを取り外して汚れを落とし、必要に応じて交換しましょう。[4]
    • この時に装置全体にスプレーを噴射し、菌や白カビを殺しましょう。
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    扉を開け、エアコンは切り、風量最大で送風をオンにした状態でエンジンをかけ5分続ける こうすることで徹底的に乾燥させ、菌や白カビに伴う悪臭の再発を予防します。[5]
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    悪臭が消えない場合は点検を依頼する ここまで色々と試しても臭いが改善されない時は、そのまま放置しないことが大切です。放っておいても勝手に解消するものではありません。何らかの深刻な故障が原因でこうした臭いが発生しているかもしれないので、点検を依頼し、問題が悪化する前に対処しましょう。[6]
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方法 2 の 2:
エアコンの悪臭を予防する

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    車のエンジンを切る4~5分前にエアコンを切っておく こうすることで、エンジンからの熱を使ってエバポレーターの過度な湿気(白カビや菌が繁殖する原因)を乾かすことができます。乾いていれば菌は発生せず、悪臭に悩むこともありません。[7]
    専門家情報
    Tom Eisenberg

    Tom Eisenberg

    West Coast Tires & Service経営者
    自動車業界にて10年以上の経験を持つトム・アイゼンバーグは16歳の時にタイヤの取り付け作業を始め、現在はカリフォルニア州のロサンゼルスにあるタイヤサービス専門店、「West Coast Tires & Service」にてマネージャーを務めています。West Coast Tires & Serviceは自動車タイヤ業界の専門誌、「Modern Tire Dealer Magazine」より、国内におけるトップ10タイヤサービス業者の1つに選ばれています。
    Tom Eisenberg
    Tom Eisenberg
    West Coast Tires & Service経営者

    エアコンの吹き出し口に徐々に埃や汚れが蓄積することで悪臭を放つようになります。 自動車には2つのフィルタが搭載されています。1つ目はエンジン用のエアフィルタ、もう一つは車内の空気をろ過するためのフィルタです。エアコンの吹き出し口から送られる空気が臭う場合は、後者のフィルタを交換しましょう。ほとんどの場合、グローブボックスの背後にあります。

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    車のエンジンを切る前に風量を最大にして送風する エアコンを切っても、送風は続け、エバポレーターにたっぷりの空気が当たるようにして白カビや湿気、菌などを取り除きましょう。
    • これは、今後悪臭が発生しないようにするための予防策です。つまり、この手順を行っても既に発生している臭いが消える可能性は低いでしょう。
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    1年に1回、気温が高く湿度が低い日に、扉を開けて最大の風量で送風をする こうすることで、あらゆる菌の定着を防ぎます。菌が繁殖する原因となる湿気は送風機能でなくエアコンによって生じるということを忘れないようにしましょう。送風機能はエンジンからの熱を菌に送るだけなので、菌はエバポレーターから取り除かれる(願わくば死ぬ)でしょう。[8]
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    暑い地域に住んでいる場合は3~6か月に1度、吹き出し口にスプレーを噴きかける 菌や白カビは高温多湿の環境を非常に好みます。また、エアコンを使えば使うほど汚れが蓄積しやすくなります。既に説明した方法で定期的に手入れをしましょう。
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ポイント

  • スプレーを噴きかける際はあらゆる吹き出し口を見逃さないようにしましょう。全ての座席、ダッシュボード、トランクに至るまで確認をすると良いでしょう。
  • ここで紹介した手入れの方法は壁に取り付けられているエアコン設備に用いることも可能です。2~3日エアコンを使用していない間に悪臭が発生してしまった場合は試してみましょう。より徹底的な掃除をするまでは短期的な解決方法で乗り切りましょう。

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注意事項

  • 頑固な悪臭、あるいはこれまでになかった悪臭が発生し、それが1~2日続いている場合は点検を依頼しましょう。
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このwikiHow記事について

West Coast Tires & Service経営者
この記事はTom Eisenbergが共著しています。 自動車業界にて10年以上の経験を持つトム・アイゼンバーグは16歳の時にタイヤの取り付け作業を始め、現在はカリフォルニア州のロサンゼルスにあるタイヤサービス専門店、「West Coast Tires & Service」にてマネージャーを務めています。West Coast Tires & Serviceは自動車タイヤ業界の専門誌、「Modern Tire Dealer Magazine」より、国内におけるトップ10タイヤサービス業者の1つに選ばれています。
カテゴリ: 自動車
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