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一昔前までの日本は終身雇用制が当たり前で、新卒で採用された会社に定年まで勤め上げる人が数多くいましたが、終身雇用制が崩壊したこともあり、現在、転職は当たり前となってきています。転職活動をしたことがある人は60%を超え、実際に転職した人の数も50%を超えています。[1] このように昨今は多くのビジネスパーソンがジョブチェンジを考えているため、転職市場も競争率が高くなっています。厳しい転職戦線を勝ち抜くには、時期を見定め、新卒採用時より具体的な自己分析を行い、譲れない条件を定め、エージェントなど伝手を使いましょう。

方法 1
方法 1 の 5:
有利な時期を見定める

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    4月入社に照準を合わせる 中途採用が増える時期は、実は新卒採用と同じ時期です。新年度が始まる4月入社に合わせて1月ごろから募集をかける企業が多く、転職を考えるなら新年度の採用に向けて動くとよいでしょう。一部、10月にも採用を行う企業もあり、4月と10月に定期採用を置いていたりもします。[2]
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    35歳までに行う 年齢に対する考えは柔軟になってきてはいますが、実際のところ、求人サイトや転職雑誌での公募を行う場合は、多くの企業は20代前半から30代前半までをターゲットにしています。[3] 転職を考えている人は、なるべく35歳までに転職を済ませましょう。35歳以上の転職はキャリアや実績がかなり重要になってくるため、転職へのハードルが上がります。
    • 新卒入社して3年以内は、転職ではなく「第二新卒」という、新卒に準じた扱いを受けられ、新卒者と一緒、もしくは第二新卒専用の枠で応募ができます。20代で新卒入社して間もなく転職を考えている人は、第二新卒を狙いましょう。[4]
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    40代以上は1日でも早く行動を開始する 若いとは言えない40代以上になってくると、転職は年々、厳しくなってきます。 しかし、不可能なことではなく40代ならではのスキルを求めている企業もあり、実際に40代で転職した4割以上の人が年収をアップさせています。ただし、日に日に厳しくなってくることは確かなので、もし「転職したい」という気持ちがあるなら、1日でも早く活動を開始しましょう。50代になるとさらに難易度は上がります。[5]
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    退職前に転職活動をする 転職活動をするなら、元の会社に在籍した状態で始め、内定を勝ち取りましょう。転職活動は思うようにいかず、長引いてしまう可能性もあります。活動中に離職し、長引いてしまうと企業からの印象がマイナスとなる空白期間ができてしまいます。[6] 元の会社に在籍中に内定を決め、退職の意を伝えて未消化分の有給を消化し、転職先の企業で勤務を開始するのが理想です。
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方法 2
方法 2 の 5:
自己分析をする

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    元いた会社での経験を掘り下げる 転職の際に必要なのが、新卒の時よりもビジネスに役立つという意味での、具体性を増した自己分析になります。学生時代の経験よりも、転職前の会社でどんな経験をし、どういった実績を積み上げたのかを分析しましょう。画期的な製品を作った、こんな企画をプロデュースした、など自分の名刺がわりとなる仕事はないか、そこから何を学んだかを掘り下げましょう。転職では学歴、職歴よりも経験がモノを言います。[7]
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    やりたいことをイメージする たとえ20代であったとしても、実際にビジネスパーソンとして働いた経験が数年あれば、働いてみて感じた現実から、学生時代よりも「やりたいこと」のイメージがしやすく、かつ具体的になっているはずです。人のやりたいことや志向は変わっていくものなので、数年間、あるいは十数年働いてみて今、自分はどんな業界で何をやりたいかを明確にしましょう。
    • 自分は営業には向いている、逆に向いていない、など仕事の適性からも考えましょう。[8]
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    5年後、10年後の自分を想像する 転職時の面接においては「5年後、10年後の自分はどうありたいか?」を聞かれます。それに対する答えを用意するとともに、実際に自分のキャリアプランを練っておきましょう。この自分の将来像を考えることで、自分の目指すべき方向が明確になり、自分のキャリアプランを実現してくれる会社が見つけやすくなります。将来、どんな仕事をやりたいかまで具体的に考えておき、経験と熱意と合わせてエントリーシート に記入しましょう。[9]
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方法 3
方法 3 の 5:
条件を決めてマッチングする

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    譲れない条件を決める 転職先を探すときは、条件を第一に考えましょう。少なくとも数年は働いたなら、自分にとって絶対に譲れない条件が見えてきているはずです。「転勤がない」「東京で働きたい」「企画職」「対面業務ではない」「年収は500万以上」など何でも構いません。「これだけは譲れない」という条件をまず見つけましょう。譲れないところがない状態で始めると、ブレてしまって色々な意見に右往左往させられ、希望の会社が見つからなくなってしまいます。 [10]
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    妥協できるところを決める 譲れない条件を決めるとともに、妥協できる点も見つけましょう。たとえば年収が高い企業は、それだけ競争率も高くなります。年収は600万以上でなくても良い、上場企業でなくても良い、通勤時間が1時間を超えても構わないなど、どこか諦められる点を探しましょう。妥協点が少ないと、条件に合う会社が見つからなくなってしまいます。[11]
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    自分の条件と接点がある企業を見つける 譲れない条件を元に企業を探しましょう。すると、自分の中の条件にマッチした自然と企業が見つかります。このような自分と接点がある企業であれば、たとえ全く未経験の業種だったとしても採用される確率が上がります。
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方法 4
方法 4 の 5:
転職のエージェントを使う

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    転職サイトに登録する 多くの転職希望者は、転職専門サイトに登録し、職探しを行っています。『リクナビNEXT』や『マイナビ転職』、『Indeed』など様々な転職サイトがあり、それぞれ膨大な数に渡る企業が求人を掲載しています。登録して、自分の条件に合う企業を探しましょう。[12]
    • 転職サイトには「スカウト機能」がついています。スカウト機能は、気になる人材に企業がオファーをかけられる機能です。この機能を使えば、膨大な数の企業の中から探す必要もなく、逆アプローチであるために内定までスムーズに進むことがあります。[13]
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    人材紹介会社に登録する 転職においては、ネットに公開せずに秘密裏に採用活動を行なっている企業も数多くあります。こういった非公開求人は、人材紹介会社に集まっています。人材紹介会社のキャリアカウンセラーは、転職希望者の経歴や条件、キャリアプランを元に適切な転職先を非公開求人の中から複数ピックアップして紹介してくれます。自分で企業を見つけるよりもはるかに企業が見つかりやすく、エントリーシート対策や面接対策など、転職希望者が内定を勝ち取るまでをサポートしてくれますので、ぜひ活用しましょう。[14]
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    SNSを利用する まだまだ多くはありませんが、TwitterやFacebookなどSNSを介して求人を募集し、採用を行なっている企業もあります。また、転職希望者もSNSを使って希望する業界にいる人と人脈を築き、その人脈を利用して、他の応募者と競争することなく入社を勝ち取っている人もいます。一般的ではないものの、競争率の高い正規のステップを踏む必要もなく、転職をスムーズに進められる手段です。[15]
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方法 5
方法 5 の 5:
面接でスキルや転職理由を明確に伝える

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    実績を簡潔に語る 面接まで進んだときに重要なのが、その人物が「自社で活躍できる人材であるか」どうかです。転職では新卒採用のときと違って即戦力が求められます。そのため、応募者は前職で積み上げてきた実績を面接官に語る必要があります。一次面接・二次面接は現場で業務を行なっている人が担当する場合が多いので、実績やスキルについて具体的な回答をするように心がけ、面接官に「この人物は一緒に働いたらすぐに成果を出してくれる人材である」とイメージしてもらえるようにしましょう。[16]
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    転職理由を簡潔に語る 面接では、「なぜ転職するに至ったのか?」を必ず聞かれます。この質問に対してポジティブな回答を用意しておきましょう。「待遇が不満」「人間関係に問題がある」などという理由では良い印象を持たれません。それよりも、自分のやりたいことがこの会社にあったなど前向きな理由を語れると、面接官に与える印象が良くなります。[17]
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    長く働き続けられる人間であることを語る 役員クラスが担当する最終面接では、「長く働いてくれる人材かどうか」を見られます。転職して入ってくるぐらいなのだから、企業側もこの人物はまたすぐ転職してしまうのではないかということを危惧しています。そうではないことを、5年後、10年後にどうなりたいかというキャリアプランに重ねて語りましょう。[18]
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ポイント

  • 40代の転職は年々、増加傾向にあります。[19]
  • 人材紹介会社は、希望する業界に強い会社を選びましょう。[20]
  • 自己分析やこれまでの経歴を通じて、自分の市場価値の見極めをしっかり行いましょう。そうすると適切な転職先が見つかりやすくなります。
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注意事項

  • 20代前半の、新卒入社したばかりの人は、実績を作るまで3年は待つという手もあります。短期間での転職は我慢強くない人材だと思われる危険性があります。[21]
  • 面接時に、聞かれてもいないのに自分の実績やスキルを過剰なまでにアピールするのは、コミュニケーションができない人と思われ、印象を下げる要因になりますので止めましょう。[22]
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このwikiHow記事について

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カテゴリ: 求人
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