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絵を描く技術をぐんと上達させたければ、現実味のある奥行きをつけましょう。まず、絵の地平線上に消失点を決めます。それから、消失点から伸びる線を描き、できたグリッド(格子)を使って描く物の配置を決めましょう。線が地平線に向かって伸びているので、透視図(パース)を使って描いた物には奥行きがあるように見えます。まずは簡単な形で練習して、風景や静物、都市の景観を透視図で描きましょう。

方法 2
方法 2 の 4:
一点透視図法での描き方を学ぶ

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    紙を横断する地平線を描きましょう 見る人のアイレベル(視点の高さ)をどこにしたいか考え、その位置に鉛筆で薄く線を描きます。正確な線を引きたい場合は、紙を横断するように定規を置き、鉛筆を沿わせて完璧な地平線を描きましょう。[1]
    • 地平線はどこに引いても構いません。例えば、紙の上から3分の1や中央、下から3分の1などに引きましょう。地平線を下の方に描くと見上げたような景色になり、上の方に描くと上から見下ろしたようになります。
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    地平線上の消失点にしたい場所に鉛筆で印をつけます 一点透視図法では、全ての線が集まる焦点が地平線上に必ず1つあります。絵を見る人に注目してほしい場所を決め、地平線上に小さな点か印をつけて消失点を作りましょう。[2]
    • 地平線の中心に消失点がある、通りの絵を見たことがあるかもしれません。地平線の中心に消失点を置くと、通りの狭まり方がとても顕著になるので、初心者には書きやすくなります。

    ヒント: 消失点は地平線の中心にする必要はありません。好みでどちらかに寄せることもできます。

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    消失点から伸びる線を描きます 定規を地平線上の消失点を通るように置きます。定規はどの方向に向けて置いても構いません。鉛筆を沿わせて薄くパース線を書きましょう。例えば、道を描く場合は、消失点で収束する線を2本描くと良いでしょう。
    • パース線は、絵の他の物を一点透視図法で描くための基準としても使えます。
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    図形や家を描いて練習しましょう 定規を使って、消失点から伸びるパース線を少なくとも3〜4本描きましょう。パース線の内側に四角形を描き、四角形の上辺と下辺は地平線と平行にします。それから、地平線に対して垂直な線を描いて、箱の側面を繋げましょう。[3]
    • 他の形で試すこともできます。図形の自分に一番近い面を描いて、角から消失点に向かって線を描きましょう。
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    一点透視図法を使って風景や通りを描く練習しましょう 絵に奥行きを与えたいのであれば、見る人を引きこむものを1つだけ選ぶ必要があります。例えば遠くに行くにつれて狭まる通りを描き、道沿いに家や木を描いても良いでしょう。通り以外のものも、パース線に沿って角度をつける必要があることを頭に入れておきます。[4]
    • 日の出か日の入り時の海を描いても良いでしょう。太陽が消失点になり、海があたかも自分から遠くに伸びているかのように見えます。
    • 自分の近くにあるものは、地平線の近くにあるものよりも大きくするべきことを覚えておきます。
    専門家情報
    ケリー・メドフォードはイタリアのローマに住むアメリカ人の画家です。アメリカとイタリアの両国にて古典絵画、素描(ドローイング)、版画製作を学び、現在は主にローマの街頭でen plein air(戸外制作)に取り組んでいます。また、海外各地のプライベートコレクターの委託を受けて依頼地まで足を運ぶこともあります。2012年には自身で「Sketching Rome Tours」を設立し、ローマを訪れる人たちに絵画で綴る旅行記の描き方を教えています。イタリアのトスカーナ州にある美術学校、「Florence Academy of Art」の卒業生です。
    Kelly Medford
    Kelly Medford
    画家

    透明なプラスチックを使って、角度と遠近感の参考になるものを作りましょう。 透明なプラスチックかプレキシガラスの上に地平線を描き、真ん中で交差するXを描きます。好みでグリッドを描いても良いでしょう。絵を描く間プレキシガラスを持って、角度と遠近感を理解するための参考にしましょう。次第に目が鍛えられて、プレキシガラスなしでも角度が分かるようになります。

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    これで一点透視図法は完了です 続けて二点透視図法について勉強しましょう。
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方法 3
方法 3 の 4:
二点透視図法での描き方を学ぶ

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    定規を使って紙に地平線を描きましょう 見る人のアイレベルをどこにするか決めたら、その位置に合わせて紙に定規を置きましょう。定規に沿って薄く線を描き、地平線を作ります。[5]
    • 地平線の位置は中央に限らず、紙のどこにでも引くことができます。例えば上から3分の1に引いても、下から3分の1に引いても構いません。
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    地平線上に消失点を2つ描きます 地平線上に小さな点を2つ、好きなように間隔を空けて描きましょう。点を描く位置に決まりはありませんが、左右対称に描くと自然に見えないことを頭に入れておきましょう。最も現実的な透視図を描くには、点は中心から離れた位置に描きます。また、紙の外に描くこともできます。[6]
    • 消失点の1つを紙の端の地平線上に描き、もう1つの消失点を紙の外の地平線上に設定してみましょう。紙の外側に消失点を設定する場合は、作業場の表面に印をつけるか、絵を描く紙の横にテープで紙切れを留めましょう。
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    それぞれの消失点から3〜4本のパース線を描きます 消失点に合わせて定規を置き、描きたい場所に向かって薄い線を描きましょう。同じ消失点から、さらに2〜3本のパース線を描き足します。同じ手順をもう1つの消失点でも繰り返し、両点からの全てのパース線が1箇所に集まるようにしましょう。[7]
    • 消失点を紙の外に設定した場合も、そこに定規を当てます。定規が紙の上に乗るように定規を引っ張り、そこからパース線を引くことができます。

    ひとくちメモ:パース線を複数描くと、物を描く時に使える簡単なグリッドができます。絵を描き終わったら、パース線は消して構いません。

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    練習として、パース線を使って箱の平らな上面を描きましょう パース線でできたグリッドがあるので、とても簡単に描くことができます。 二点透視図法を練習するには、パース線に沿って箱か長方形を描くと良いでしょう。 これが、箱の平らな上面になります。[8]
    • 二点透視図法でシンプルな形を描くのに慣れたら、左右非対称な物を描いてみましょう。
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    二点透視図法で描いた箱に縦の線を描いて繋げます 地平線に対して垂直になるように定規を縦に置きましょう。それから、箱の角に定規を合わせ、直線を描きます。最後に箱の底を閉じる線を定規を使って描きましょう。[9]
    • 二点透視図法は、静物や遠くの建物を描くのに適しています。
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    これで二点透視図法は完了です 続けて3つ目の消失点の加え方を学びましょう。
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方法 4
方法 4 の 4:
3つ目の消失点を加える

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    絵で高さを表現したいときは、三点透視図法を使います 対象を見上げるか見下ろすように見せたいとき以外は、二点透視図法を使用することがほとんどでしょう。[10]
    • 例えば、遠くに納屋がある田舎の景色を描く場合は、二点透視図法を使用します。一方、見る人の近くにある高層ビルを描く場合は、三点透視図法を使いましょう。
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    地平線の上か下に消失点を配置します まず、二点透視図法と同じように地平線上に消失点を2つ作ります。それから、3つ目の消失点を地平線より上にするか下にするか決めましょう。対象を見下ろしたように描きたい場合(俯瞰)は、地平線の下にパース線を描き、見上げたような図にしたいとき(あおり)は、地平線より上に描きます。[11]
    • 地平線は、見る人のアイレベルを表していることを覚えておきましょう。

    ヒント: 極端な三点透視図にしたいときは、地平線を調整する必要があるかもしれません。例えば、高層ビルを描くときは地平線を低い位置に描き、上に描くスペースが十分にできるようにします。

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    3つ目の消失点から線を引きましょう  3つ目の消失点に定規を当て、地平線に向かって上向き、もしくは地平線を越えて下向きにパース線を3〜4本引きましょう。
    • このグリッドは、他の消失点からのパース線とともに使います。
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    奥行きが極端な図形を作りましょう 建物や立方体を作るときは、まず地平線上にある消失点からパース線を描きましょう。このパース線に沿って四角を描き、形の基礎を作ります。それから、3つ目の消失点からの線に沿って側面を描き、地平線上の消失点から線を使って底を閉じましょう。[12]
    • 三点透視図法では、建物や立方体の縦の面は平行にならないことに注意しましょう。上向きか下向きに角度がついて傾いた状態になるはずです。
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    これで透視図を描く準備が整いました 関連する別の記事も読んで、絵を描くスキルにさらに磨きをかけましょう。
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ポイント

  • 鉛筆の硬さは、好みでどれでも構いません。
  • パース線は、楽に消せるように薄く書きましょう。
  • 地平線に消えていく構造物が見られるところに行き、異なる種類の透視図を描く練習をしましょう。
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必要なもの

  • 鉛筆
  • 定規
  • 消しゴム

このwikiHow記事について

Kelly Medford
共著者 ::
画家
この記事の共著者 : Kelly Medford. ケリー・メドフォードはイタリアのローマに住むアメリカ人の画家です。アメリカとイタリアの両国にて古典絵画、素描(ドローイング)、版画製作を学び、現在は主にローマの街頭でen plein air(戸外制作)に取り組んでいます。また、海外各地のプライベートコレクターの委託を受けて依頼地まで足を運ぶこともあります。2012年には自身で「Sketching Rome Tours」を設立し、ローマを訪れる人たちに絵画で綴る旅行記の描き方を教えています。イタリアのトスカーナ州にある美術学校、「Florence Academy of Art」の卒業生です。 この記事は5,511回アクセスされました。
カテゴリ: 絵画・描画
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