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この記事では、通信速度の遅いインターネット回線を少しでも高速化する方法を紹介します。インターネットサービスプロバイダ(ISP)の最も安いインターネットプランを利用する場合は、インターネットの速度に不満が残るかもしれませんが、幸いなことに、いくつかの手順を踏めばそのプランでも安定して速度を出せるようになります。

パート 1 の 4:
一般的な調整を行う

  1. 1
    インターネット端末を更新する パソコンやスマートフォン、タブレット、コンソールはすべて定期的に更新する必要があり、更新しないとインターネットの速度が遅くなる可能性があります。インターネット端末は必ず最新の状態にしておきましょう。
    • インターネット端末は、更新できるようになると通知が出るものがほとんどです。更新は避けないようにしましょう。
  2. 2
    サービス実行数を最小限に抑える インターネット回線の通信速度が遅い場合、一般的には複数の高帯域幅サービス(Netflix、オンラインゲーム、YouTubeなど)を同時に実行することはできませんが、低帯域幅サービスを複数実行しても、インターネットの速度に悪影響を及ぼす可能性があります。インターネットの速度を最適化するためには、サービスを一度に1つに絞りましょう。
    • スマートフォンやコンソールの場合は、アプリを最小化するのではなく、完全に終了させるようにしましょう。アプリがバックグラウンドで実行されている場合でも、インターネットの速度が遅くなる可能性があります。
  3. 3
    インターネットに接続されている他の端末を遮断する パソコンの場合は、高帯域幅サービスを終了させるとブラウザのパフォーマンスが向上しますが、他にも複数のパソコンやスマートフォン、娯楽端末がネットワークに接続している場合は、それでもインターネットの速度が遅くなります。インターネットを一時的に遮断すれば、インターネットを共有しなければならない他の端末数を減らすことが可能です。
    • この問題は、インターネットに接続されている端末を機内モードにしても解決することができます。
  4. 4
    ルーターのチャンネルを変更する 最近のルーターは、無線LAN通信の標準帯域である2.4GHz帯と、高速ダウンロードに対応して電波干渉が少ない5GHz帯の2つの周波数帯があるものが多数です。ルーターの周波数帯に5GHzがある場合は、それに切り替えると、インターネットに接続されている他の端末や周囲の無線LANとの電波干渉を防ぐことができます。
    • 通常は端末の無線LAN設定から5GHz帯に切り替えることができます。5GHz帯の名称はルーターによって異なるので、ルーターの取扱説明書やオンラインマニュアルを確認しましょう。
    • すべてのルーターに5GHz帯があるわけではありません。ルーターに標準の2.4GHz帯しかない場合は、このステップをスキップしましょう。
    • 5GHz帯は2.4GHz帯よりも帯域幅が狭いので、通常はインターネットに接続されている端末をルーターから3~5メートル以内に置かなければなりません。
  5. 5
    無線LANではなくイーサネットを使う 無線LANは便利ですが、回線が原因でトラブルが多発する可能性もあります。インターネット回線をできるだけ安定させたい場合は、パソコン(またはコンソール)をイーサネットケーブル経由でルーターまたはモデムに接続しましょう。
    • Macの場合は、USB-Cイーサネットアダプタが必要になります。ただし、スマートフォンやタブレットをイーサネット経由で接続することはできません。
    • インターネットの速度が遅いことに不満を感じている人は、速度自体よりも通信が安定しないこと(読み込みに時間がかかるページがあるなど)に不満を感じている人がほとんどです。この問題は、イーサネットケーブルを使えば解決することができます。
    • そのプランでインターネットの速度をできるだけ上げるには、端末(パソコンなど)をイーサネットケーブル経由でモデム(ルーターではない)に直接接続します。これでインターネットアクセスを制限して、有線端末に絞り込むことが可能です。
  6. 6
    パソコンをスキャンしてウイルスを検出する ウイルスは、パソコンからインターネット回線全体に至るまで、あらゆるものの速度が遅くなる原因となります。ウイルス対策ソフトで必要に応じてパソコンをスキャンして修復すれば、問題のあるソフトを削除することが可能です。
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パート 2 の 4:
ブラウザを最適化する

  1. 1
    高速ブラウザを使う Internet Explorerや古いバージョンのSafariをまだ使っている場合は、ウェブを閲覧するときにインターネット回線が速くても不満が残ることになります。その代わりに、以下のブラウザのいずれかを使いましょう。[1]
    • Chrome Firefoxは、WindowsとmacOSのどちらのOSが動作するパソコンにも対応した非常に高速なブラウザです。
    • Microsoft Edgeは、Windows 10向けの最低限ですが、比較的高速なブラウザです。
    • Safari 12は、Macでも最も高速なブラウザであることに変わりはありません。
  2. 2
    不要なアドオン、拡張機能、プラグインを削除する プラグインや拡張機能は、ブラウジングを効率化できるものが多いですが、中にはページの読み込みを遅くするものもあります。以下の手順でブラウザの拡張機能を減らして速度を上げましょう。
    • Chrome:「Chrome」を起動する→をクリックする→その他のツールを選択する→拡張機能をクリックする→拡張機能の下にある削除をクリックする→ダイアログボックスが表示されたら、削除をクリックする→他の拡張機能についても同じ操作を行う
    • Firefox:「Firefox」を起動する→をクリックする→アドオンをクリックする→拡張機能の右側にある削除をクリックする→他の拡張機能についても同じ操作を行う
    • Microsoft Edge:「Microsoft Edge」を起動する→をクリックする→拡張機能をクリックする→拡張機能の右側にある歯車アイコンをクリックする→アンインストールをクリックする→ダイアログボックスが表示されたら、OKをクリックする→他の拡張機能についても同じ操作を行う
    • Safari:「Safari」を起動する→Safariをクリックする→システム環境設定...をクリックする→拡張機能タブをクリックする→拡張機能の名前を選択する→アンインストールをクリックする→ダイアログボックスが表示されたら、アンインストールを確定する→他の拡張機能についても同じ操作を行う
  3. 3
    複数のタブを同時に開かない 複数のタブを開いても、必ずしもインターネット回線に悪影響を及ぼすわけではありませんが、最終的にはブラウザの動作が遅くなります。処理速度の遅いブラウザと通信速度の遅いインターネット回線の組み合わせは不満の原因になるので、開いているタブは5つ以下に抑えておきましょう。
  4. 4
    複数のブラウザウィンドウを同時に開かない ブラウザ(Chromeなど)を一度に1つとすれば、インターネットが2つのブラウザのコンテンツに同時に対応して負担がかからないようにすることができます。
    • これは、YouTubeなどの高帯域幅サービスを1つのブラウザで表示している場合に特に重要です。
  5. 5
    他のタスクを実行していない時にのみストリーミング再生する 別のウィンドウで作業しながらNetflixを視聴したり、YouTubeを再生したりしたくなることもありますが、そうすると全体的にインターネットの速度が遅くなります。
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パート 3 の 4:
DNS設定を変更する(Windows)

  1. 1
    インターネットに接続していることを確認する DNS設定を変更するには、パソコンがインターネットに接続されている必要があります。
  2. 2
    「スタート」メニュー
    Windowsstart.pngというタイトルの画像
    を開く 
    画面左下のWindowsロゴをクリックすると、「スタート」メニューが表示されます。
  3. 3
    「設定」
    Windowssettings.pngというタイトルの画像
    を開く 
    「スタート」メニューの左下にある歯車の形をしたアイコンをクリックします。
  4. 4
    「ネットワークとインターネット」
    Windowsnetwork.pngというタイトルの画像
    をクリックする 
    「設定」ウィンドウの中央にある地球の形をしたアイコンのことです。
  5. 5
    アダプターのオプションを変更するをクリックする ページ上部の「ネットワーク設定の変更」という見出しの下にあります。
  6. 6
    現在のネットワークを選択する ネットワーク名を含むWi-Fi(有線接続の場合はイーサネット)というオプションをダブルクリックすると、ポップアップウィンドウが表示されます。
  7. 7
    プロパティをクリックする ポップアップウィンドウの左下にあるボタンのことで、クリックすると別のウィンドウが表示されます。
  8. 8
    インターネットプロトコルバージョン4 (TCP/IPv4)またはインターネットプロトコルバージョン6 (TCP/IPv6)を選択する ウィンドウの中央にあるテキスト行のことです。
  9. 9
    プロパティをクリックする ウィンドウの下部にあるボタンのことで、クリックすると「プロパティ」が表示されます。
  10. 10
    「次のDNSサーバーのアドレスを使う」のチェックボックスにチェックを入れる ウィンドウの下部にあるラジオボタンのことで、オンにすると2つのテキストボックスがウィンドウの下部に表示されます。
  11. 11
    DNSアドレスを入力する GoogleとOpenDNSはどちらもDNSアドレスを無料で提供しているので、以下の組み合わせから選びましょう。
    • Google:IPv4の場合は、「優先DNSサーバー」テキストボックスに8.8.8.8と入力し、「代替DNSサーバー」テキストボックスに8.8.4.4と入力します。IPv6の場合は、「優先DNSサーバー」テキストボックスに2001:4860:4860::8888と入力し、「代替DNSサーバー」テキストボックスに2001:4860:4860::8844と入力します。[2]
    • OpenDNS:IPv4の場合は、「優先DNSサーバー」テキストボックスに208.67.222.222と入力し、「代替DNSサーバー」テキストボックスに208.67.220.220と入力します。IPv6の場合は、「優先DNSサーバー」テキストボックスに2620:0:ccc::2と入力し、「代替DNSサーバー」テキストボックスに2620:0:ccd::2と入力します。[3]
  12. 12
    変更内容を保存する 最初の「プロパティ」ウィンドウの一番下にあるOKをクリックし、次の「プロパティ」ウィンドウの一番下にある閉じるをクリックして、「ステータス」ウィンドウにある閉じるをクリックします。
  13. 13
    パソコンのDNSキャッシュを削除する  DNSキャッシュは「コマンドプロンプト」にipconfig /flushdnsと入力して Enterを押すと削除することができます。
    • DNSキャッシュを削除すれば、次にブラウザを開いたときに発生する可能性のあるウェブサイトの読み込みエラーを解決することが可能です。
  14. 14
    パソコンを再起動する 「スタート」メニューをクリックし、電源をクリックして、ポップアップメニューから再起動を選択しましょう。パソコンの再起動が完了すると、ブラウザを起動したときに新しいDNS設定が適用されます。
    • サイトによっては、アクセス時の初回読み込みが遅い場合があります。これは、DNSライブラリが新しいDNSアドレスで再設定する必要があるからです。
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パート 4 の 4:
DNS設定を変更する(Mac)

  1. 1
    インターネットに接続していることを確認する DNS設定を変更するには、パソコンがインターネットに接続されている必要があります。
  2. 2
    「アップルメニュー」
    Macapple1.pngというタイトルの画像
    を開く 
    画面左上のAppleロゴをクリックすると、ドロップダウンメニューが表示されます。
  3. 3
    システム環境設定...をクリックする ドロップダウンメニューの上部にあります。
  4. 4
    ネットワークをクリックする 「システム環境設定」ウィンドウにある地球の形をしたアイコンのことです。
  5. 5
    インターネット接続を選択する ウィンドウの左側で、Macが現在接続している無線LAN回線をクリックします。
    • イーサネットを使っている場合は、代わりにイーサネットをクリックしましょう。
  6. 6
    詳細...をクリックする ウィンドウの右下にあるボタンのことで、クリックするとポップアップウィンドウが表示されます。
  7. 7
    DNSタブをクリックする ポップアップウィンドウの一番上にあるタブのことです。
  8. 8
    をクリックする ウィンドウの左下にあるボタンのことで、クリックすると「DNSサーバ」欄にテキストフィールドが作成されます。
  9. 9
    プライマリDNSアドレスを入力する プライマリDNSサーバのアドレスを入力します。GoogleとOpenDNSはどちらも、ここで使える無料サーバを提供しています。
    • Google:ここに8.8.8.8と入力します。
    • OpenDNS:ここに208.67.222.222と入力します。
  10. 10
    代替DNSアドレスを入力する もう一度をクリックし、以下のいずれかのアドレスを入力します。[4]
    • Google:ここに8.8.4.4と入力します。
    • OpenDNS:ここに208.67.220.220と入力します。
  11. 11
    OKをクリックする ウィンドウの一番下にあるボタンのことで、クリックすると設定が保存され、「詳細」ポップアップウィンドウが閉じます。
  12. 12
    適用をクリックする ウィンドウの一番下にあるボタンのことで、クリックすると今後はその設定がインターネット回線に適用されます。
  13. 13
    MacのDNSキャッシュを削除する DNSキャッシュは「ターミナル」にsudo killall -HUP mDNSResponder;say DNS cache has been flushedと入力して Returnを押すと削除することができます。
    • DNSキャッシュを削除すれば、次にブラウザを開いたときに発生する可能性のあるウェブサイトの読み込みエラーを解決することが可能です。
  14. 14
    Macを再起動する 「アップルメニュー」をクリックし、再起動...をクリックして、ダイアログボックスが表示されたら再起動をクリックしましょう。パソコンの再起動が完了すると、ブラウザを起動したときに新しいDNS設定が適用されます。
    • サイトによっては、アクセス時の初回読み込みが遅い場合があります。これは、DNSライブラリが新しいDNSアドレスで再設定する必要があるからです。
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ポイント

  • 「Google Chrome」で画像を無効にして、Chromeがウェブページに画像を読み込まないようにすることも可能です。これで、ブラウジング速度は大幅に向上します。
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注意事項

  • パフォーマンスの向上を謳うスパイウェアクリーナーなどのソフトには注意しましょう。こうしたソフトは使えないものが多く、スパイウェアが含まれていたり、パフォーマンスが低下したりする可能性があります。ソフトはダウンロードする前に必ず調査を行いましょう。また、他のユーザーのレビュー(体験談ではない)については、信頼できるサイトを確認しましょう。
  • 一度に複数のウイルススキャンを実行しないようにしましょう。複数のウイルススキャンソフトが競合するだけで、ウイルスがすり抜ける原因になります。
  • インターネット回線用に「スピードブースター(メモリ解放)」ソフトはダウンロードしないようにしましょう。こうしたソフトは使えないものがほとんどで、どちらかと言えば、インターネット回線がさらに遅くなる可能性があります。メモリ管理ソフトも同様です。
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このwikiHow記事について

JL
共著者 ::
IT専門家
この記事の共著者 : Jack Lloyd. テクノロジーマニアのジャック・ロイドは、wikiHowのテクノロジーライター兼編集者です。2年以上にわたりIT関連記事の執筆と編集を行っています。英語教師としても活躍しています。
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