絵を掛けることで、空間を飾り自己流にアレンジ出来るようになります。ただ、壁に穴をあけたくない、ハンマーやドリルを用いることが出来ない、あるいは何度も絵を変えることになるといった理由で、絵や写真を掛けようと考えていた位置に釘を使えないこともあります。こうした時、釘を使わずに絵や写真を掛ける方法を知っていると便利です。画びょう、接着剤を使用した便利製品の他に、工夫を凝らした様々な解決方法が存在します。手元にある材料やその時の状況を考慮して、複数の選択肢から最も適した方法を見つけるようにしましょう。

方法 1 の 5:
額縁用ストリップテープを使用する

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    金具を取り外す 額縁用ストリップテープを正しく機能させるためには平面が必要です。額縁の裏側に取り付けられている、絵画を掛けるための金具を取り外しましょう。[1] これには、釘、ネジ、ワイヤー、穴の開いたタイプあるいはギザギザタイプのフレームハンガーといった額縁の裏側に凹凸を生じさせているあらゆるパーツが含まれます。
    • 額縁用のストリップテープ(その他にも粘着テープを用いた釘やフック)はオフィス用品の専門店、クラフト専門店、工務店、あるいはオンラインストア等で購入可能です。
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    表面の汚れをふき取る ストリップテープをしっかりと貼りつけるには、きれいな表面が必要です。清潔な布とイソプロピルアルコール液を用いて、額縁と、それを飾る壁の両方の拭き掃除をしましょう。[2]
    • ストリップテープを装着する前に、拭いた表面をしっかりと乾かしましょう。
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    ストリップテープを装着する まず、使用するストリップテープの両面を押し合わせましょう。次に、テープの片面の剥離紙を剥がし、額縁の裏面に貼りつけます。そのまま押し付けた状態で30秒間待ちましょう。この手順を繰り返して必要な枚数だけテープを張り付けていきます。
    • 1枚のストリップテープで約1.4キログラムの重量に耐えることができ、ほとんどの「8×10」タイプの作品に対応しています。テープを1枚だけ使用する場合は、額縁の上部、センターの位置に貼りつけるようにしましょう。
    • ストリップテープを2枚使用すると最大約2.7キロの重量に対応し、ほとんどの「11×17」タイプの作品を掛けることが出来るようになります。額縁上部の左右のコーナーにそれぞれ1枚ずつ貼りつけましょう。
    • ストリップテープを4枚使用すると、最大重量が約5.4キロまで拡大し、「18×24」タイプの作品のほとんどに対応できるようになります。額縁上部の左右のコーナーにまず1枚ずつ貼りつけ、残りの2枚は額縁上部から3分の2ほど位置を下げた両側にそれぞれ貼りましょう。[3]
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    額縁を壁に添える 粘着テープの外側装着面の剥離紙を剥がし、貼りつけられる状態にしましょう。次に額縁を壁に押し当てます。額縁の左右の下の隅をゆっくりと引き、持ち上げるようにして、額縁側のストリップと壁側のストリップを分離させましょう。最後に、指を使い、30秒ほどストリップを壁に押し当てます。[4]
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    1時間待つ こうすることでストリップの接着剤が定着し乾燥します。1時間が経過したところで額縁と壁のストリップを再び合わせて、作品を壁に戻しましょう。
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方法 2 の 5:
粘着性フックや粘着性釘を使用する

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    壁の汚れを拭き取る 額縁用ストリップテープの時と同様に、粘着性のフックや釘も汚れていないきれいな表面を必要とします。清潔な布とイソプロピルアルコール液で壁の汚れを拭き取り、乾かしましょう。
    • 粘着性フックや粘着性釘は、壁に貼り付けることのできる接着剤が装着面が付いているので、額縁に取り付けられた金具を使って作品を壁に掛けることが出来ます。額縁の金具がどのようなタイプのものかを確認し、適切な粘着性パーツを購入するようにしましょう。
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    接着剤を準備をする ストリップから剥離紙を剥がし、フックあるいは釘に装着しましょう。
    • 粘着性フックの中には、裏面に既に接着剤が装着された状態で販売されているものもあります。このようなケースの場合はこの手順をスキップし、次の手順に進みましょう。
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    粘着性フックあるいは粘着性釘を壁に添える まず、フックや釘に貼り付けたストリップのもう片方の装着面の剥離紙も剥がしましょう。次に、作品を飾りたい位置でフックあるいは釘を壁に強く押し当て、30秒間そのまま維持します。[5]
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    接着剤が乾くまで1時間待つ 1時間経過したところで、額縁に取り付けられている金具を使って作品を壁に掛けましょう。
    • 粘着性フックや釘を購入する前に、掛けようとしている作品の重量を必ず確認しましょう。このようなフックや釘は通常2.3キロから3.6キロ程度の重さまでしか耐えることが出来ません。より小さなフックになると、500グラムから900グラム程度が上限となります。
    • フックや釘の強度を超える重量の作品を壁に掛けたいときは、フックの数を増やしましょう。取り付ける際は水準器などを用いて、重量を均等に振り分けるようにしましょう。
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方法 3 の 5:
ウォールフックを使用する

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    フックを選ぶ アメリカなどでよく見られるウォールフックは、ハンマー、釘などの工具を使わずに乾式壁に直接取り付けることができ、様々なメーカーから製品が販売されています。Hercules Hooks、Super Hooks、Monkey Hooks、Gorilla Hook等が一般的です。[6]こうしたフックは素材が異なり、強度も様々である一方で、取り付ける際は、どの製品を使うにしても壁に穴をあける必要があります。強度は下記の製品ごとの情報を参考にしましょう。
    • Hercules Hooksは1つにつき約68キログラム
    • Super Hooksは1つにつき約36キログラム
    • Monkey Hooksは1つにつき約16キログラム
    • Gorilla Hooksは1つにつき約23キログラム
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    フックを取り付ける フックの、カーブして(ねじれていない)、先細になっている長い方の端を乾式壁に差し込みましょう。大半を壁の中に差し込んだところで、壁の外に突き出ているフックが上を向くように調整し、ものを掛けることが出来る状態にしましょう。残りの部分も壁の中に差し込むと取り付けは完了です。[7]
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    作品を掛ける このようなタイプのフックは、ほとんどの場合4つあるいはそれ以上のセットで販売されています。2つのフックで重量のある作品を掛けようとしている場合は、作品の幅を測り、長さを3等分すると良いでしょう。3分の1の位置で1つ目のフック、3分の2の位置でさらにもう1つのフックを設置しましょう。フックを3本必要とするような重さのある作品は、幅を4等分し、4分の1、4分の2(中心)、最後に4分の3の距離にそれぞれ1つずつフックを配置しましょう。
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方法 4 の 5:
テープや貼って剥がせる接着剤を使用する

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    接着剤のタイプを選ぶ 両面テープになっている製品は、軽量な作品を壁に掛ける場合に使うこともできますが、こうした用途に特化しているわけではないので剥がす際に壁の塗装も剥がれてしまう可能性もあります。貼って剥がせるタイプの接着剤は粘着タック、粘着タブとも呼ばれ、軽量の作品を壁に掛ける際に便利であるものの、長期間放っておくと次第に粘着素材が癒着し剥がしにくくなることもあります。
    • 貼って剥がせるタイプとテープタイプどちらも、額縁に入っていない軽量の絵やポスターを壁に掛けるだけの強度ならば兼ね備えています。ただし450グラムを超える作品には適していません。
    • 片面テープを即席の両面テープとして使用することも可能です。この場合はまず、適量のテープを用意し、接着剤のついた面を外側にして輪を作ります。次にテープの両端をつなぎ合わせて輪を閉じましょう。
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    壁の汚れを拭き取る 接着剤は汚れのついていない平面で最大限機能します。清潔な布とイソプロピルアルコール液を使い壁の汚れを拭き取りましょう。壁が乾くのを待つ間、ポスターや絵の裏面も乾いた清潔な布で拭いておきましょう。
    • 接着剤に汚れや油分が付着しないよう、事前に手を洗っておきましょう。
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    壁に掛ける作品を準備する 作品は表を下にして平らに置きましょう。少量の接着剤あるいは小さく切り分けた両面テープを作品裏面の四隅に装着しましょう。より大き目の作品は、作品の裏面のふちを囲うように接着剤やテープを配置しましょう。
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    作品を壁に掛ける テープや接着剤の用意ができたところで、作品を手で持ち、壁に添えて接着剤やテープがしっかりと貼りつくように壁に押し当てましょう。
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方法 5 の 5:
額縁用の紐をつるす

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    既に金具が壁に取り付けられていないか確認する フック、ネジ、レール、ノブといった設備が既に壁に取り付けられていないか見回してみましょう。さらに、数百グラムの重量を加えても耐えられそうか確認しましょう。ただし、額縁に入っていない軽量の作品がこの場合最善だということを忘れないようにしましょう。
    • うっかり首を絞めてしまうような恐れの無い高さで、紐を通すことが出来そうな設備が壁に取り付けられていないか探しましょう。
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    紐を結ぶ 壁の2か所をつなぐことのできる十分な長さの紐、糸、またはワイヤーを用意しましょう。この際、結び目を作るための余分な長さも計算に入れましょう。2か所それぞれの位置で紐の端を結びます。紐はピンっと張っても、少したるませても良いでしょう。
    • ピンと張った紐は厳格に統一された印象、たるませた紐は、よりリラックスして芸術的な印象を与えます。自分自身の美的センスに合わせて、どちらのスタイルを選択するのか決めましょう。
    • 紐や糸と比べ、ワイヤーは結ぶことは難しいので、壁に取り付けられている設備の位置でグルグルと巻くと良いでしょう。インダストリアルな見た目に仕上がります。一度作品を取り付けた後でも、ワイヤー上でスライドさせることで位置を容易に再調整することができます。ワイヤーは細く強度も高いものの、たるませた状態で張ることはできません。
    • 糸や紐は結びやすく、たるませることもピンと張ることもでき、ワイヤーよりも素朴な見た目に仕上がります。紐はワイヤーや糸よりも太く、糸以上の強度があります。糸は紐よりも細い分、強度が落ちます。
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    作品を掛ける 洗濯ばさみやクリップを使って作品を紐に取り付けましょう。[8] 作品を掛けたことで、紐が想定以上に垂れ下がってしまったり、結び目が緩んでしまう場合は、作品が重すぎる可能性があります。より強度のある紐やワイヤーを用いるか、さらにもう1本の紐を別の場所に結び、作品を掛ける列を増やしましょう。
    • 作品とその重量を均等に分けたい場合は、まず1枚目の作品を目測で紐の中央の位置に配置するか、その位置にテープを貼りましょう。1枚目の作品を紐の中心点として、左右に分けられた紐をさらに半分に分けていきます。この分割点にそれぞれ作品を1つ配置しましょう。中心点を作り、紐を分割し、分割点に作品を掛けるという手順を必要に応じて繰り返しましょう
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ポイント

  • 既に壁や家具に取り付けられているコルクボードがある場合は、絵や写真の展示に活用してみましょう。
  • 額縁に入っていない絵やポスターは画びょうで、さらに超軽量の額縁に入った作品はワイヤーフックを用いて壁に掛けることも可能ですが、いずれにしても壁に小さな穴を開けることが必要です。
  • 額縁の有無に関わらず、暖炉のマントルピース、本棚などの家具といったアイテムに作品を立て掛けたり、自立型の額縁に作品を飾っても良いでしょう。

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