陶器の塗装は安価に楽しめるプロジェクトで、古くなった装飾品をよみがえらせたり、特別な贈り物やテーブルのセンターピースを作ったりできます。プロジェクトの規模によって多少異なる作業はありますが、セラミックタイルでも陶器の皿でも基本的に塗装の仕方は同じです。刷毛やスプレー缶を使って塗装する、または筆やマーカーで細かな模様を描くなど様々な方法があります。陶器の研磨や塗装をする際は、安全のために換気の良い場所で行いましょう。

方法 1 の 3:
刷毛やペイントローラーを使って塗装する

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    セラミックタイルや大きな陶器には、ラテックス、アクリル、またはエポキシ樹脂塗料を選ぶ タイルの壁や陶器の壺の塗装には、刷毛やローラーで塗れる液体塗料を使います。光沢があり耐久性に優れた仕上がりにするには、エポキシ樹脂塗料を使いましょう。人の往来が多い場所での耐久性はエポキシ樹脂塗料より劣りますが、アクリルやラテックス塗料は入手しやすく扱いも簡単です。[1]
    • エポキシ樹脂塗料は他の塗料よりも高価です。

    ポイント: ラテックス塗料は他の塗料より柔らかく傷がつきやすいため、人が歩く場所には向いていません。

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    陶製品を水と洗剤で洗浄する セラミックタイルの場合は、塗装する箇所全体を研磨洗浄剤を使って擦り、洗浄剤をしっかりと拭き取って乾燥させます。皿などの陶器は、湿らせた布で表面を拭いてホコリや汚れを取り除きましょう。[2]
    • こびりついた汚れやシミは、清潔なスポンジでやさしく擦り落とすこともできます。
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    陶器表面の光沢のあるコーティングを擦り落とす 皿などの陶器は、スチールウールで軽く擦ります。セラミックタイルの場合は、180~220番のサンドペーパーをオービタルサンダーに取り付け、タイルを慎重に研磨します。研磨した後、湿らせた布で削りくずを拭き取りましょう。[3]
    • サンドペーパーで擦ることで皿やタイルの表面に微細な傷ができ、塗料が付着しやすくなります。
    • 陶器を傷つけないように注意しながら、表面の光沢を取り除きましょう。
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    陶製品にプライマー(下塗り塗料)を薄く2度塗りする タイルには、スプレータイプまたは油性の液体塗料密着剤を薄く均等に塗ります。プライマーが乾燥したら重ね塗りをし、塗料の密着性をさらに高めましょう。2、3回塗った後にプライマーがざらざらしていたら、スチールウールで軽く擦って表面をなめらかにしましょう。プライマーを12~24時間乾燥させてから、次の作業に移ります。[4] [5]

    ポイント: シャワー室の壁のタイルを塗装する場合は、エポキシ樹脂などの耐水性に優れたプライマーを使いましょう。

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    狭い範囲に分けてジグザグに塗料を塗る ペイントローラーまたは刷毛を塗料に浸し、段ボールかトレイに軽く押し当てて余分な塗料を落とします。狭い範囲で、ローラーや刷毛を対角線に動かしながら塗料を塗ります。ひとつのセクションを塗り終わったら、次のセクションも同様に塗装し、全体を仕上げましょう。[6]

    ポイント: 塗料は説明書に従って乾燥させましょう。

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    最初に塗った塗料が乾燥したら、サンドペーパーを軽くかける 塗料が乾いたら、220番のサンドペーパーで軽く擦ります。サンドペーパーを手に持ち、出っ張っている箇所や塗料の垂れを重点的に擦ってなめらかにしましょう。皿などの陶器には、スチールウールを使いましょう。[7]

    ポイント:最初に塗った塗料が完全に乾いてから、サンドペーパーをかけましょう。塗料が濡れていると、サンドペーパーで塗料が擦れ落ちてしまいます。

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    縦の長い動きで2度目の塗料を塗る 最初に塗った塗料を乾かしてサンドペーパーをかけた後、上から下に向かって仕上げの塗料を塗ります。こうすると、均一でなめらかな仕上がりになります。[8]

    注:タイルも陶器もこの方法で塗ることができます。こうすると、均等に塗料を塗ることができるため、見た目も美しく、耐久性も向上します。

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    使用する前に2、3日乾燥させる タイルの壁や床、または陶器を塗装した場合、塗料が完全に乾くまで表面に触れるのは避けましょう。塗装した翌日には乾燥しているように見えますが、硬化するまでさらに24~48時間おきましょう。[9]

    ポイント:クリアー塗料や上塗り塗料を塗った場合も、2、3日おいて硬化させましょう。

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    光沢のある仕上がりにするには、タイルに透明なウレタン塗料またはエポキシ樹脂塗料を塗る 簡単で安価な方法としては、ウレタン塗料を2度塗りします。最初に塗った塗料が乾燥してから、重ね塗りしましょう。タイルに透明なエポキシ樹脂塗を1、2度塗ると耐久性が向上しますが、ウレタン塗料より高価です。[10]
    • エポキシ樹脂塗料をアクリルまたはラテックス塗料の上に塗ると、耐久性と耐水性が高まります。
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方法 2 の 3:
陶器にスプレー塗装する

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    スプレー塗料を使って素早く簡単に塗装する 光沢のある表面や既に塗装されている陶器には、なめらかな表面にも密着する陶器やプラスチック用のスプレー塗料を使いましょう。広い範囲を素早く均一に塗装するには、光沢のあるスプレー塗料を使うとよいでしょう。[11]
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    スプレータイプのプライマーを1、2回薄く吹きかける 陶器が白色でない場合は、陶器用のプライマーを使います。スプレー缶を15~30秒振ってから、陶器の表面に軽く吹きかけましょう。2~3時間乾燥させてから、再度プライマーを吹きかけて全体を均一に覆いましょう。[12]

    注:乾燥したプライマーがざらざらしていたら、スチールウールで軽く擦って出っ張った部分をなめらかにしましょう。

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    プライマーを塗った陶器に、スプレー塗料を3、4回薄く吹きかける スプレー塗料を、上部、前後、側面の陶器全体にジグザグに吹きかけます。塗料を吹きかけた後、少しべたつく程度に乾くまで15~30分ほどおきます。そして、さらに塗料を1~3回吹きかけ、全体を均等に覆いましょう。[13]

    ポイント:塗る回数は塗料の色によって異なりますが、光沢のある塗料であれば、2度塗りで十分かもしれません。

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    塗料の説明書に従って乾燥させる 塗装した陶器を換気の良い場所に置き、30分から1時間乾燥させます。塗料が乾いたように見えたら、後面や底などの目立たない箇所に軽く振れ、完全に乾燥しているか確かめましょう。[14]

    注: 高温もしくは多湿の地域に居住している場合は、塗料が完全に乾燥するまで2時間ほどかかるかもしれません。塗料がほぼ乾燥するまで触らないようにしましょう。

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方法 3 の 3:
陶器に絵付けをする

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    細い筆を使い、花と茎などの細かな模様を描く 花の蕾や葉を描く場合は、付け根になる箇所に毛先の細い筆で少量の塗料を垂らし、蕾や葉の先端に向けて筆で広げていきます。[15]

    ポイント:平筆は縁や直線などを含む幾何学模様を描いたり、広い範囲を塗りつぶしたりするのに適しています。ステンシルを使う場合は、先端が平らな小さなブラシが最適です。

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    陶器用のアクリルまたは油性ペイントマーカで文字を書いたり、自由に模様を描いたりする 陶器を湿ったタオルで拭いてから、清潔なタオルで拭いて乾かします。次に、ペイントマーカーで模様を描いたり、文字を書いたりしましょう。満足のいく仕上がりになったら、190℃のオーブンで40分焼成します。[16]

    ポイント: ペンでうまく書けない場合は、紙や段ボールにペン先を押しつけてから、ペンを振って塗料を先端に移動させましょう。

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    タイル、皿、ボウルにマスキングテープを貼ってストライプを描く タイルにマスキンテープをまっすぐに貼り、小さな刷毛を使ってテープの間に陶器用塗料を塗ります。5~10分おき、塗料が完全に乾く前にテープを剥がします。塗料の説明書に従い、陶器をオーブンで焼成しましょう。[17]

    注: 皿、マグカップ、またはボウルに絵付けをする場合は、食器にも安全な塗料を使いましょう。

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    ステンシルを使い、セラミックタイルにダイナミックで目立つ模様を描く 壁や床のタイルをひと味違った仕上げにするには、ステンシルを使って楽しい模様を描きましょう。タイルにステンシルをテープで貼り付け、刷毛やローラーで塗料を塗ります。ステンシルを慎重に剥がすと、模様が現れます。広い範囲に絵付けをする場合は、他のタイルにも同様にステンシルを使い、繰り返し模様を描きましょう。[18]

    ポイント: 光沢のある陶器やコーティング剤が塗られた陶器の場合は、ステンシルで絵付けをする前に、オービタルサンダーで研磨しましょう。研磨をするとタイルに均一に塗料が付着し、その上にステンシルで模様を描くことができます。

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    陶器用塗料で絵付けをした皿を焼成する 陶器用のペイントマーカーまたはアクリル塗料で皿に絵付けをしたら、24時間乾燥させます。その後、製品の説明に従って皿を焼成しましょう。焼成が完了したらオーブンを止め、皿をオーブン内で完全に冷まします。[19]
    • 製品の説明書に従って塗料を硬化させましょう。使用する塗料によっては、長時間または高温で硬化させる必要があるかもしれません。

    ポイント:陶器用塗料の説明書がない場合は、陶器を入れてからオーブンを熱し、約180℃で30分焼成します。陶器はオーブン内で冷ましてから取り出しましょう。

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ポイント

  • 食器に絵付けをする場合は、食器にも安全な塗料を使いましょう。大抵の陶器用塗料は無害ですが、念のためにラベルを確認しましょう。

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注意事項

  • 作業を行う際は、換気の良い場所を選ぶか、扇風機を設置してできる限り換気を改善しましょう。ホコリ、カビ、または塗料の臭気を吸い込むと、呼吸障害を引き起こすことがあります。
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カテゴリ: 絵画・描画
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