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階段の側桁は、どのような階段にも必要となる背骨のような存在です。踏板を支え、階段全体の構造状の支柱となります。側桁を完璧な正確さで切り取るには、まず丁寧に寸法を測り、寸法に従って線を引かなければなりません。段の高さや奥行きを測り、板に製図を描き、その線に沿って注意深く精密に切り取れば完成です。

パート 1 の 3:
寸法を測る

  1. 1
    必要となる高さと奥行きの合計を計測する 高さの合計とは、階段がつなぐ、1つの階から次の階までの高さを意味しています。階段の高さの合計とはつまり、直線に高さを測ることで把握できます。[1]
    • 階段がつなぐ下の階の完成した状態の床と、上の階の完成した状態の床との距離を測ることが求められます。床が完成していない状態で側桁を作る際は、完成後を想定して寸法を測りましょう。
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    段の詳細を決める 1段の高さは階段によって多少の差異はあるものの、一般的な基準が存在します。蹴込板の高さは18センチほどが一般的なので、上部空間に限りがあるなどの理由で制限がある場合を除き採用しましょう。[2]
    • この寸法は蹴上の高さとも呼ばれています。
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    階段がつなぐ高さを1段ごとの高さで割り段数を決定する 必要な高さに到達するために何段を要するのかを計算します。計算自体は単純なものなので、計算機を用意しても、頭で計算しても良いでしょう。[3]
    • 例えば、1段の高さは18センチという前提で、高さの合計が144センチである場合、144÷18=8なので8段必要となります。
    • 踏板の数は蹴込板よりも自動的に1枚少なくなります。
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    奥行きの合計を測る 奥行きの合計とはつまり、階段の一番上と一番下の水平方向の距離を意味しています。1段をどの程度突き出させるかという判断は個人の好みも関わりますが、一般的に角度は40度前後が使いやすいという点を考慮して考えましょう。[4]
    • また、1段の奥行きは25センチ前後にすると、人間の足がしっかりと収まり快適に昇降できることができます。
    • 階段の寸法の計測を手助けする計算ツールもあります。こうした便利なツールは、1段高さや階段の角度を入力すると、奥行きを含む、その他の必要な寸法が算出されます。
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    必要な斜辺の長さを計算する 高さと奥行きを把握することができたのであれば、次は側桁の長さを決めることができます。オンライン上の階段の寸法用計算ツールを用いることも、 斜辺 の長さを計算するツールを用いることもできます。もちろん自分で計算しても良いでしょう。
    • 自分で計算する際は、ピタゴラスの定理(a2 + b2 = c2)を用います。つまり、仮に階段全体の高さが150センチ、奥行きの合計が210センチである場合、 1502 + 2102 = c2なので、およそ260センチとなります。
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    木材を切り始める前に計算を再度確認する 計算に誤りがないことを必ず確認して、時間と材料の無駄を省きましょう。2~3分かけて検算を行いましょう。万が一寸法が誤っていると、やり直しのためにかなり時間がかかります。[5]
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パート 2 の 3:
木材をカットする

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    1段目から配置し始める L型定規を用意し、2x12の木材の上に合わせます。木材の端に、ある程度の余裕を残すようにしましょう。1段の高さと奥行きの寸法に従って、L字定規の外側の目盛を使います。木材の長い辺と接するように寸法の線を引きましょう。[6]
    • L字定規の短い方を使って1段の高さを、長い方を使って奥行きを計測しましょう。
    • 木材は、想定している側桁よりも30センチほど長さに余裕があるものを用意します。
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    寸法に合わせL字定規の外側を用いて線を引く 必要に応じて定規をずらし奥行きを広げましょう。これが最上段の形になります。[7]
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    残りの段も線を引く L字定規を木材の辺に沿って動かし、1段目の奥行きのの線を引き終えた位置から連続するように次段の高さのにあたる線を引くようにしましょう。この時、高さと奥行きの線が木材の長い片に沿って並んでいることが大切です。[8]
    • 同じ要領で、高さと奥行きを木材の辺に合わせながら、残りの段の線も引いていきましょう。実際よりも1組多く高さと奥行きの線を引くことができたら、この手順は完了です。
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    側桁の下の端の線を引く 1段目と残りの段の高さをそろえるために、踏板の厚みを高さから差し引き、18センチという高さを維持しましょう。奥行きを示す線の右に、踏板と平行な、踏板の厚みと等しい線を引きましょう。これが側板の一番下となります。[9]
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パート 3 の 3:
木材をカットする

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    丸のこを安全に使えるよう準備をする ゴーグルを含む保護具を必ず着用しましょう。また、丸のこを使用する際は一般的な安全対策をしっかりととりましょう。つまり、刃から体を十分に離した状態で木材をカットし、使用中の電動工具のコードが作業の邪魔にならないよう位置を確認しましょう。[10]
    • また、側桁となる木材をしっかりとクランプで固定しましょう。
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    線に沿ってカットする 木材に刃が触れる前に電動のこぎりの電源を入れましょう。次に、外側の線から、その線が終わる位置、つまり高さと奥行きの線が接する位置に向かって、ゆっくりと切り進めましょう。[11]
    • 1~1.5センチ程は切らずに残しておきましょう。最後に手動のこぎりで切ります。
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    手動のこぎりで最後は切る 高さと奥行きが接する位置を超えてしまうと、構造が著しく弱くなります。そこで、うっかり切り過ぎてしまわないように、最後の部分は電動の丸のこを使わずに手動で切りましょう。[12]
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    側桁の上下の端を切り取る 高さの線に平行に側桁の上の端を切り取りましょう。次に、最後の段の奥行きの線(踏板の厚みの分だけ短くしてあります)を切ります。[13]
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    出来上がった側桁を型紙として再利用する 切り取って出来上がった側桁を型紙にして、同じ寸法の側桁を必要な数だけ作りましょう。多くの場合1~2つあれば足りますが、横幅の広い階段はそれ以上の数が必要になることもあります。[14]
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注意事項

  • 必ず防護用の手袋とゴーグルを着用してのこぎりを用いましょう。
  • 居住地域の建築基準法を確認しましょう。建物検査や基準に従いましょう。
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必要なもの

  • 計算機(必要に応じて)
  • 手袋とゴーグル
  • 2x12の木材
  • L字定規
  • 鉛筆
  • 丸のこ
  • のこぎり(手動のもの)

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このwikiHow記事について

Norman Raverty
共著者 ::
便利屋
この記事の共著者 : Norman Raverty. ノーマン・ラヴァ―ティーはサンフランシスコ・ベイエリアの便利屋サービス会社「San Mateo Handyman」の経営者です。20年以上にわたり家屋の改装や修繕、そしてあらゆる大工仕事に従事してきました。
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