電池の液漏れを処理する方法

乾電池から浸み出た液体は有害です。取り扱いには十分注意しましょう。場合によっては危険な化学反応にさらされる恐れがあるので、処理する前に乾電池の種類を確認することが重要です。使用中に電池が液漏れした場合は、使用していた機器の端子も処理したり取り換えたりする必要があります。

パート 1 の 2:
電池の種類を確認する

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    まず手と顔を保護します。電池の電解液には腐食性の化学薬品が含まれていることもあり、皮膚、肺、目を傷める恐れがあります。液漏れした電池や漏れた液体を触る前に必ずゴム、ニトリル、ラテックスなどの手袋を着用しましょう。自動車のバッテリーやリチウム乾電池を処理する場合は、保護メガネを着用します。風通しが良く風向きが顔に当たらない場所で作業します。
    • 目や皮膚に灼熱感を覚えたり、漏れた液体が体に触れた場合は、直ちにその場を離れ液体に触れた衣類などを取り除きます。穏やかに流したぬるま湯で影響を受けた部分を少なくとも30分間すすぎましょう。[1]
    • 酸液漏れ(典型的に車のバッテリーからの液漏れ)は、アルカリ乾電池の液漏れに比べ非常に危険です。
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    2重にした袋に電池を入れます。小さい電池は透明なビニール袋に入れると、外から電池の種類が確認できます。車のバッテリー、大きなバッテリーや電池は、できればポリエチレン製のごみ袋(少なくとも厚さ6㎜)を2枚重ね、その中に入れましょう。[2] バッテリーまたは電池を袋に入れたら直ちに袋を閉じます。
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    電池の種類を確認します。自動車や自動車両のバッテリーはほとんどが鉛蓄電池です。[3] 電気機器などに使用する電池にはさまざまな種類があるので、ラベルを見て電池の種類を確認しましょう。最もよく使われている順にアルカリ電池、リチウム電池、ニッケルカドミウム電池、鉛蓄電池です。
    • 電池の種類を確認する際、電池の大きさや形は参考になりません。
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    電圧(ボルト)を参考に種類を推測します。電池にボルト表示しかない場合は、次の原則を参考に推測しましょう。アルカリ電池の電圧は1.5の倍数です。また、リチウム電池の電圧は様々ですが、多くの場合3または3.7の倍数です。ニッケルカドミウム電池の電圧は1.2の倍数であり、鉛蓄電池の電圧は2の倍数です。[4]
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    次の手順に進みます。電池の種類に応じた方法で処理します。間違った化学薬品を扱う方法で液漏れを処理すると、爆発の恐れがあります。
    • 電池の廃棄方法や機器の端子を処理する方法は、次のステップの最後にあります。
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パート 2 の 2:
液漏れを処理する

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    鉛蓄電池やニッケルカドミウム電池の液漏れは、重曹で中和します。これらのバッテリー(電池)は衣類やカーペット、場合によっては金属も腐食することがあります。保護手袋や防護面を装着し、重曹をたっぷり使って覆います。かけた重曹がシューと音を立てて泡立つことがなくなるまで重曹を使いましょう。その後、重曹に水を混ぜて作った粘度の高いペーストを使って残留物を取り除きます。
    • 壊れたバッテリーを入れたごみ袋の中にも重曹を振りかけましょう。
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    アルカリ電池の液漏れは、効き目の穏やかな家庭用にある「酸」で処理します。綿棒を、酢やレモンのしぼり汁に浸して、アルカリ乾電池の液漏れ箇所に塗り中和します。液漏れ箇所が乾燥していたら、古い歯ブラシを酢やレモンのしぼり汁に浸して、影響を受けた個所をこすります。水分で腐食がさらに進む場合があるので、できるだけ少量の水で濡らしたペーパータオルで酸を拭き取ります。きれいになるまで繰り返し行い、影響を受けた機器などは、数時間乾かしましょう。
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    リチウム電池の液漏れは水で拭き取ります。 携帯電話やボタン電池に使われているリチウム電池が液漏れした場合は、火事や爆発の恐れがあるので、直ちに電池を入れた袋を頑丈な密封容器に入れましょう。漏れた液体に触れた機器は、安全に使うことができません。そのような機器は廃棄して、液漏れした部分を水だけで処理します。[5]
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    電池を廃棄します。アルカリ電池など一次電池(使い捨ての電池)は、通常不燃ごみとして処分します。市町村により捨て方が異なるので、地方自治体のホームページを参考に、適切な処置をしてから不燃ごみとして処分しましょう。また、小型2次電池(充電式電池)はリサイクルボックスで回収を行っています。電気店やホームセンターなどの店頭に設置されている回収ボックスを利用しましょう。[6]一般社団法人JBRCのホームページ でリサイクルボックスの設置店を検索することができます。
    • 電池の製造会社のなかには、無料または割引価格で電池の交換を行う業者もあります。
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    機器の端子を処理します(任意)。機器を使用中に電池の液漏れが起こった場合は、安全にその機器を使用するために、電池に触れていた端子部分を処理しましょう。プラスチック製または木製の細い棒で、液漏れの残留物を取り除きます。その後、少し濡らしたペーパータオルで拭き取り、使用したペーパータオルは直ちに破棄します。端子自体に腐食、穴、変色があれば、サンドペーパーや金属やすりで磨きます。ただし、場合によっては端子を交換する必要があるかもしれません。[7]
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ポイント

  • 太陽電池が液漏れした場合、電池自体に損傷がなければ、処理してきれいになれば再利用できます。その場合は、金属製端子部分からの液漏れを確認しましょう。目に見える損傷があれば破棄します。
  • 電池の液漏れ予防対策として次のことを心がけましょう。
    • 同一機器にメーカーの異なる電池を組み合わせて使用しない。
    • 電子機器を保管する場合は、事前に電池を外す。
    • 新しい電池を入れる前に、掃除した機器の端子が完全に乾いていることを確認する。

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注意事項

  • 電池からの液漏れが大量な場合(数リットル以上)は、消防署に処理を依頼します。その場に誰も近寄らないように避難して緊急通報しましょう。
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このwikiHow記事について

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カテゴリ: 科学・技術
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