電話が盗聴されているか調べる方法

5 パート:最初の疑い電話から分かるサイン携帯電話のサイン固定電話のサイン疑惑を確かめる

みなさんの携帯電話や固定電話が盗聴されているかもしれないという疑いがある時は、その疑惑を確信に変えるために、いくつかチェックすべきポイントがあります。ただ、それらは他の要因によっても起こるため、一つだけではなく複数のポイントをチェックする必要があります。ひとたび十分な盗聴の証拠が揃えば、当局に連絡して助けを求めることができます。ここでご説明する盗聴のサインに注意して、何者かがみなさんの電話に盗聴器を仕掛けたかどうか調べてみましょう。

パート 1
最初の疑い

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    秘密が漏れた時は疑いを持ちましょう。一部の信頼できる人たちのみに共有されていた大切な情報が突然外部に流出した場合は、電話の盗聴によって漏えいした可能性があります。特にみなさんがその情報について電話で話をしたことがある場合にはなおさらです。
    • これはとりわけ、みなさんがスパイの標的にされるような地位にある場合には重要です。例えば、ライバルの多い有力企業で役員を務めているみなさんは、常に産業スパイの標的となる危険に晒されているといえるでしょう。
    • 一方で、泥沼の離婚調停の最中であれば、盗聴される理由はすぐに思い当たるでしょう。配偶者が調停や裁判を有利に進めるための情報を得ようとして、何ふり構わず盗聴を行うというのはままあることです。
    • 盗聴されているか確かめる手立てとして、口の堅い信用のおける人物にいかにも重要と思える偽の情報を漏らすというのがあります。もしその情報が流出した場合は、他の誰かが盗み聞きしていたことが分かります。
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    空き巣に入られて間もないうちは警戒を怠らないようにしましょう。[1] 最近、自宅が泥棒や侵入者に入られた挙句、金目のものが何も盗まれなかったとすれば、それだけでおかしなことです。何者かがみなさんの家に侵入して電話に盗聴器を仕掛けた可能性は十分にあります。

パート 2
電話から分かるサイン

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    背景のノイズに耳を澄ませましょう。電話で話をしている最中に、受話器越しに静電気のような雑音やその他のノイズが聞こえるようなら、そのノイズは盗聴器による電波障害の可能性があります。
    • ただし、これだけで結論を出すのは早計です。エコー、静電気、クリック音などは、他の器機による電波干渉や回線の接触不良が原因の場合もあります。
    • 静電気、引っ掻いたような音、また泡が弾けるような音は、二つの異なる電気伝導体(銅線など)を繋いだ際に起こる放電によるものです。
    • 高音で「ブーン」というハミング音が聞こえる場合は、なおさら盗聴されている可能性があります。
    • 騒音計(サウンドメーター)を使えば、通常人間の耳には聴こえない低周波数の音をチェックすることができます。もし騒音計の針が1分ごとに激しく動くようであれば、高い確率でみなさんの電話は盗聴されていると考えられます。
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    電話を他の器機の周辺で使ってみましょう。ご自身の電話が盗聴されているかもしれないという疑いのある時は、つぎに通話する際に、その電話をラジオやテレビの近くまで持って行ってみましょう。たとえ耳で聞き取れる電波障害がなくても、他の器機の傍では静電気によって電波障害が発生する可能性があります。
    • また、電話を使用していない時の映像や音の歪みにも注意しましょう。使用中のワイヤレス電話は、特別なソフトやハードウェアをインストールしていなくても、データ送信に干渉することがあります。しかし、使用していない電話が干渉することはまずありません。
    • いくつかの種類の隠しマイクや盗聴器はFMラジオに近い周波数を使用します。そのため、ラジオをモノ設定にして周波数バンドをどちらか一方の端まで動かした際に、「キーー」という金切り声がするようであれば、おそらく盗聴器が仕掛けられているでしょう。
    • 同様に、盗聴器はテレビのUHFチャンネルの放送周波数にも干渉します。アンテナの付いたテレビを使って室内の電波障害をチェックしましょう。
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    不使用時の電話の音に耳を傾けましょう。当然ですが、電話は使用していなければ静かなはずです。使用していないにもかかわらず、「ピー」という発信音やクリック音、その他のノイズが聴こえるようであれば、盗聴のためのソフトウェアやハードウェアが仕込まれていることが考えられます。
    • 特に一定のリズムで脈打つような静電気音には注意してください。
    • 上記のようなことが起こる場合は、電話を切っているにもかかわらず、電話のフックスイッチを通してマイクとスピーカーが作動していることを意味します。電話から半径6m以内の会話は傍受されていると考えて良いでしょう。
    • 固定電話の場合、電話を切っている時にダイヤル音が聞こえるのであれば、それも盗聴のサインです。マイクとスピーカー(アンプ)を用意して、その音を確認してみましょう。

パート 3
携帯電話のサイン

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    バッテリーの温度に注意しましょう。[2]携帯電話を使用していないにもかかわらず、バッテリーがこれといった理由もなく異常に熱くなっている場合は、盗聴のためのソフトウェアが中で作動して、バッテリーを四六時中使用している可能性があります。
    • もちろん、単に携帯電話の過度の使用によってもバッテリーは熱くなります。特にすでに1年以上使用している携帯電話であればなおさらです。バッテリーは時間とともに劣化します。
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    バッテリーを充電する頻度を把握しておきましょう。理由もなくバッテリーの寿命が突然短くなり、普段の倍の頻度で充電をしなければならなくなった場合は、インストールされた盗聴ソフトが常時作動して電気を消費していることが考えられます。
    • 携帯電話を使用する頻度についても考慮する必要があります。もっとも、最近になって携帯電話の使用回数が増えた場合は、当然電気の使用量が増えて、バッテリーを酷使しているはずです。使用頻度をチェックするという方法は、普段ほとんど携帯電話を使わない場合や、あるいは使用頻度が以前と変わらない場合にのみ有効です。
    • スマートフォンのバッテリーはBatteryLife LXBattery LEDのような専用アプリを使って監視することができます。
    • また、バッテリーは古くなれば使用時間が短くなるので注意が必要です。携帯電話を1年以上使用した後に使用時間が短くなる場合は、バッテリーが古くなっているせいでしょう。
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    携帯電話の電源を切ってみましょう。もしシステムの終了が遅くなったり、完全にシャットダウンできない場合は、何者かが盗聴器を通じてみなさんの携帯電話を操作している可能性があります。
    • 具体的な判断材料として、通常よりもシャットダウンに時間がかかる、あるいはシャットダウンした後にバックライトが点灯したままになる、などが挙げられます。
    • これらはみなさんの携帯電話が盗聴されているという有力な証拠になりますが、一方で、盗聴とは無関係のハードウェアやソフトウェアの不具合によって引き起こされる場合もあります。
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    不規則な動作に注意しましょう。何の操作もしていないそばから、携帯電話が突然点灯したり、シャットダウンしたり、起動したり、アプリをダウンロードしたりする時は、誰かがみなさんの携帯電話をハッキングして、盗聴器を通じて操作していることが考えられます。
    • 一方、これらの現象はデータ送信の際に他の器機からの電波干渉がある場合にも起こります。
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    奇妙なテキストメッセージに注意しましょう。もしみなさんが最近、知らない人物からSMS(ショートメッセージサービス)によるランダムな文字や数字の配列から構成されたテキストメッセージを受信した場合は、要警戒です!みなさんの携帯電話はアマチュアの盗聴の標的にされた可能性があります。
    • いくつかの盗聴プログラムはSMSテキストを使って標的となる携帯電話にコマンドを送ります。プログラムがずさんな形でインストールされている場合は、上記のような奇妙なメッセージが現れることになります。[3]
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    携帯電話の利用明細書を注意深く見ましょう。もし身に覚えがないほどの高額なデータ使用料を請求された場合は、何者かが盗聴を通じてみなさんのデータを使用していることが考えられます。
    • 多くのスパイプログラムはみなさんの携帯電話の使用履歴をオンラインサーバーに送り、また、みなさんのデータ通信サービスを使ってそれを行います。一昔前のプログラムは多くのデータを使用していたため発見が容易でしたが、近年のプログラムは少量のデータで十分に機能するため発見がより困難になっています。

パート 4
固定電話のサイン

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    身のまわりをチェックしましょう。すでにみなさんの固定電話が盗聴されている疑いがあれば、まず身のまわりを注意深く調べましょう。もしソファーや机など、部屋にあるものの位置がずれている場合は、「しょせん気のせいだろう」などと思って放置しておいてはいけません。誰かがみなさんの周辺をこそこそ嗅ぎまわっているかもしれません。
    • 盗聴をする人間は、電気の配線や電話回線にアクセスするために家具を動かすこともあるでしょう。やはり油断は禁物です。
    • とりわけ、コンセントのプレートには注意してください。室内にある電話を接続するコンセントには特に注意が必要です。プレートがずれていたり、動いた形跡のある時は、何らかの細工がされた可能性があります。
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    屋外の端子盤を見てみましょう。端子盤の中がどうなっているか知らない人もいるかもしれませんが、詳しい知識は無くても、とりあえず覗いてみましょう。端子盤に細工がされた形跡のある時、または中身が荒らされている場合は、何者かが盗聴器を仕掛けている可能性があります。
    • 何らかの装置が急いで取り付けられていることに気付いた時は、たとえそれが何の装置かわからなくても、専門家を呼んで見てもらうのが賢明です。
    • 端子盤は端子の種類ごとにユニットに分かれていて、中には特殊なスパナを使わないと開閉できないユニットもあります。もしそれらのユニットがこじ開けられた形跡があれば、警戒が必要になります。
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    周辺のトラックの数を数えましょう。みなさんの家や職場の周りでトラックを見かける機会が急に増えたとしたら、おそらくそのトラックは引っ越し業者などではないでしょう。そのトラックの持ち主はみなさんの電話を盗聴して、盗聴器や隠しマイクのメンテナンスを行っているかもしれません。
    • 特に怪しいのは、トラックの乗り降りが全くない場合です。
    • 一般的に、固定電話の盗聴をする人々は隠しマイクから150m~200m離れた場所にいます。また、きっと車の窓はスモークフィルムが貼ってあるでしょう。
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    怪しげな修理業者に注意しましょう。もし見知らぬ人物がみなさんの家を訪ねてきて、呼んだ覚えのない修理業者または電話会社の人間を名乗ったとしたら、おそらくそれは罠でしょう。すぐに電話会社、あるいはその人物が言う修理業者に連絡を取って、その人物の身元を確認しましょう。
    • その会社に連絡する際は、その会社の名刺に記載された電話番号にダイヤルしましょう。決してドアの前にいる怪しげな人物から教えられた番号にはかけないようにしてください。
    • たとえ確認が取れたとしても、その修理業者がみなさんの自宅にいる間は、目を離さないようにしましょう。

パート 5
疑惑を確かめる

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    盗聴器発見器を使いましょう。盗聴器発見器は、みなさんの電話に繋いで使うことができます。この機械はその名が示す通り、外部からのシグナルを拾い、盗聴器を検出することができます。みなさんの疑惑が正しいことが証明され、何者かがみなさんの電話を盗聴していることが分かるでしょう。
    • 実際に発見器の実用性がどの程度のものかという問題はさておき、この機械を有効に使うためには、まず検査する電話回線の電気またはシグナルの変化が読み取れなければ話になりません。インピーダンス(電流と電圧の比)とキャパシタンス(静電容量)、および高周波シグナルの変化を測定できる発見器を購入しましょう。[4]
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    アプリをインストールしましょう。スマートフォンの場合、盗聴器発見アプリをインストールして、盗聴器のシグナルやみなさんのデータへの不正アクセスを検出しましょう。
    • この手のアプリの有効性も議論の余地があります。そのため、必ずしも確証を得ることはできないかもしれません。いくつかの盗聴器発見アプリは、他のアプリによって仕掛けられた盗聴ソフトを検出する場合にのみ有効です。
    • Reveal: Anti SMS Spyは盗聴器の検出に有効とされているアプリの一つです。
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    電話会社に相談しましょう。ご自身の電話が盗聴されているという確信がある場合は、電話会社に連絡して、本格的な機材を使って調べてもらいましょう。
    • 電話会社が行う標準的な電話回線の分析では、ほとんどの違法な盗聴器、隠しマイク、低周波器機、そして回線の改造は検出できるはずです。
    • 注意:電話会社が盗聴器や隠しマイクの調査に応じなかった場合、あるいは満足な調査もしないで何もないと報告してきた場合は、政府の意向が働いていることが考えられます。
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    警察に行きましょう。ご自身の電話が盗聴されているという確たる証拠があれば、警察に捜査を依頼することができます。警察の力をもってすれば、盗聴器を仕掛けた人物を捕まえることもできるでしょう。
    • ほとんどの警察署では、みなさんの電話に仕掛けられた隠しマイクや盗聴器を検出するための機材を用意しています。ただし、確たる証拠がなければ、警察はそのような本格的な機材を使おうとはしないでしょう。

記事の情報

カテゴリ: パソコン・エレクトロニクス

他言語版:

English: Tell if Your Phone Is Tapped, Italiano: Capire Se il tuo Telefono è Intercettato, Deutsch: Erkennen ob das eigene Telefon abgehört wird, Español: saber si tu teléfono es interceptado, Français: savoir si un téléphone a été mis sur écoute, Русский: узнать, прослушивается ли ваш телефон, 中文: 得知你的电话是否被窃听, Nederlands: Nagaan of je telefoon wordt afgeluisterd, Português: Saber se o seu Telefone está Grampeado, Čeština: Jak poznat, že máte napíchnutý telefon, Bahasa Indonesia: Mengetahui Apakah Telepon Anda Disadap, العربية: معرفة إن كان هاتفك مراقبًا أم لا, हिन्दी: पता करें, कहीं आप का फोन टेप (tap) तो नहीं किया जा रहा

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