震えを止める方法

共同執筆者 Luba Lee, FNP-BC

この記事には:リラックスする生活習慣を変える13 出典

私たちの体は時々震えを起こすことがあり、日常の活動中に起こると厄介です。震えに一番気づきやすいのは、手や脚に現れた時です。体が震えるのには多くの理由があります。緊張、空腹、カフェイン過剰、低血糖、または疾病が理由の場合もあります。生活習慣を少し変えるだけで、震えが止まることもありますが、医療機関の受診が必要な場合もあるでしょう。ここでは、震えを止めるためにどのような対策ができるのかご紹介します。

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リラックスする

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    深呼吸しましょう。アドレナリンが過剰に出ると体に震えを起こすことがあります。この震えが一番顕著に現れるのは手や脚です。恐怖や緊張で震えているようなら、深呼吸するのが一番です。深呼吸は、睡眠やリラクゼーションと関連している副交感神経系を刺激します。そのため、深呼吸を3回程行うことで、体がリラックスした状態になります。[1]
    • 鼻から長く深い息を吸い、そのまま数秒間息を止めます。その後口から息を吐きましょう。
    • 深呼吸を数回行い、心を落ち着かせましょう。可能なら、数分間何かにもたれかかるか、仰向けになると、深呼吸がより効果的になります。
    • 4-7-8呼吸法をとり入れるとリラクゼーションに役立つかもしれません。4-7-8呼吸法について調べてみましょう。
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    ヨガや瞑想を行いましょう。ストレスや不安が震えの原因かもしれません。またそれらにより震えの症状が悪化していることも考えられます。ヨガや瞑想のようなリラクゼーション技法はストレスや不安を軽減し、震えを止めるのに効果的です。ヨガや瞑想の初級講座を受講し、震えにどのような影響があるか試してみましょう。[2]
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    マッサージを受けましょう。マッサージは、本態性振戦を患っている人の震えを軽減する効果があると証明されています。本態性振戦とは、腕、脚、頭部に、常に震えが起こる疾患です。研究によると、マッサージを受けた直後は、被験者の震えの強さが軽減することが分かっています。[3] 震えの原因がストレスや不安でも、本態性振戦であっても、定期的なマッサージを受けることで震えの症状が緩和するかもしれません。マッサージを受け、震えが止まるかどうか試してみましょう。
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    十分な睡眠をとりましょう。睡眠不足によって手や脚に震えが起こったり、また本態性振戦を患っている場合は震えがひどくなったりする場合があります。[4] 毎晩、推奨されている睡眠時間を確保しましょう。10代の人は毎晩8.5~9.5時間、大人は7~9時間の睡眠が必要とされています。[5]

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生活習慣を変える

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    どのくらい食べたか考えてみましょう。低血糖になると、特に糖尿病を患っている場合は、手や脚に震えが起きることがあります。自分が震えていることに気づき、それが低血糖のせいで起きていると思う場合は、できるだけ早く糖分を含むものを摂取しましょう。混乱や失神、痙攣などの深刻な合併症を起こすのを防ぐため、低血糖には早急に対処する必要があります。[6]
    • 血糖を増やすため、アメをなめる、ジュースを飲む、ブドウ糖タブレットをかむなどしましょう。
    • 次の食事が30分以上あとになる場合は、サンドイッチやクラッカーなどの軽食を取るようにしましょう。
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    カフェインの摂取量を考えてみましょう。コーヒー、コーラ、エナジードリンク、紅茶などの多量のカフェインを含有する飲み物を飲むと、震えが起こる場合があります。大人は最大400ミリグラム、青少年は最大100ミリグラムまでのカフェイン摂取が安全な量だと考えられています。子どもはカフェインを摂るべきではありません。人それぞれ体質が異なるため、少量のカフェインを摂っただけでも震えが起こる可能性もあります。[7]
    • カフェインが原因の震えを止めるには、カフェインを制限するか、またカフェインに敏感な場合は摂取を完全にやめましょう。
    • カフェインの摂取を制限する方法として次のようなものがあります。
      • 朝、デカフェまたはカフェインレスのコーヒーを飲む
      • カフェインフリーのコーラを飲む
      • 午後からはカフェインが入っている飲み物を飲まない
      • コーヒーから紅茶に変える
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    ニコチンが原因になっていないか確認しましょう。ニコチンは興奮剤であるため、喫煙は手に震えを起こすことがあります。喫煙者の場合、手の震えは喫煙が原因かもしれません。[8]また、脱ニコチンが震えを起こすこともあります。最近禁煙を始めたのであれば、その影響を感じていることでしょう。幸い、脱ニコチン症状は通常2日後くらいにピークを迎え、その後時間が経過するにつれて気にならなくなっていきます。[9]
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    定期的にどのくらいのアルコールを飲むか考えてみましょう。アルコールは震えの緩和に効果的だと感じる人もいますが、アルコールの効果が切れると震えが再発します。頻繁にアルコールを多量摂取すれば、むしろ震えを悪化させかねません。震えが起こりやすいのであれば、震えが治まるようアルコールを制限するか、摂取をやめましょう。[10]
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    最近、他に生活習慣の変化がなかったか考えてみましょう。最近飲酒をやめたり、薬物の使用をやめたりしなかったでしょうか。やめた場合、離脱症状が原因で震えが起こっているかもしれません。長期間アルコールや薬物に依存していた場合は、断酒・断薬中に治療を受けるとよいでしょう。断酒・断薬の過程では、痙攣、発熱、幻覚を起こす人もいます。これらの深刻な合併症は、死につながることさえもありえます。[11]
    • 断酒・断薬を行っている間に震えが起こったら、すぐに病院で診てもらいましょう。
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    服用中の薬剤の副作用について医師に確認しましょう。手や腕、場合によっては頭部にも震えを起こす副作用のある薬は少なくありません。この副作用は薬剤誘発性振戦と呼ばれます。がんの治療薬、抗うつ薬、抗生物質、喘息吸入剤のような薬剤は、副作用として薬剤誘発性振戦が起こる可能性を有しています。震えがあって、それが薬剤の副作用かもしれないと思う場合は、医師に他の選択肢がないか聞いてみましょう。[12]
    • 震えをコントロールするため、医師は別の薬剤の使用、服用量の調整、薬剤の追加などを行うことがあります。
    • 医師に相談する前に、薬剤の服用をやめてしまわないようにしましょう。
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    震えの原因を突き止めるために、医師に検査を依頼しましょう。震えの原因となり得る疾患は複数あり、パーキンソン病、多発性硬化症、脳傷害、甲状腺機能亢進症などの深刻な疾患も含まれます。他の症状もある場合や、震えの原因が何に起因しているか分からない場合は、できるだけ早く医師の診察を受けましょう。医師は、震えの原因を調べるため検査を実施し、最善の治療法について助言を行います。[13]

ポイント

  • 寒さが原因の可能性があるなら、トレーナーを着たり毛布にくるまったりして震えが止まるか試してみましょう。
  • 震えがあって、何を試しても効果がない場合は病気の可能性があります。

記事の情報

この記事はLuba Lee, FNP-BCが共著しています。 ルーバ・リーはテネシー州に住む家庭医療を専門とするナース・プラクティショナー(一定レベルの診断や治療を行うことが許可されている上級看護師)です。2006年にテネシー大学にて 看護学修士号を取得しています。

カテゴリ: 健康

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