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キャンバス生地のスリップオンスニーカーやトレーニングシューズは、残念ながら雨の天候には対応していません。ただし、だからといって長靴しか履くしかないというわけではありません。高性能の防水スプレー、あるいは蝋を用いることで、様々な種類の生地の靴を水気から保護することができます。こうした一工夫をすることで、水滴、雨粒、あるいは水たまりからお気に入りの靴を守りながら着こなしを楽しむことができるでしょう。

方法 1 の 3:
蝋を使って防水加工をする

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    蜜蝋あるいは無色のろうそくの塊を用意する 天然の蜜蝋があれば最も間違いがありません。蜜蝋は工具を取り扱っている店舗で潤滑剤として販売されていることが多いでしょう。蜜蝋が手に入らない場合は、無香料、無着色のパラフィンろうそく(ティーライトキャンドルなど)で代用しましょう。[1]
    • 使う蝋の種類に限らず、必ず無着色のものを用いましょう。着色されているものを用いると、靴に染みが残る可能性があります。
    • 防水加工をしようとしている靴が高価なものである場合は、この方法を用いた方が安心かもしれません。
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    湿らせた布で表面の汚れを落とす 靴がひどく汚れている場合は洗いましょう。蝋がしっかりと付着するように、まずは表面の汚れを落とすことから始めましょう。埃などをさっと拭き取るだけでも、かなり変わります。より履き古されている靴の場合は、洗濯機と乾燥機を用いてより徹底的に汚れを落としたほうが良いかもしれません。[2]
    • 汚れを落とさずに蝋を塗ると、汚れが閉じ込められてしまいます。また、塗った後は水が浸透しづらくなるため、汚れが落としにくくなります。
    • 靴が完全に乾いたことを確認して次の手順に進みましょう。天気の崩れが予測される時などは、履く予定の2~3日前に古い靴は洗っておくと便利でしょう。[3]
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    見えにくい部分で蝋を試す 全体に塗ってしまう前に、まずはかかとや側面のアウトソールの近くといった見えにくい部分に少量塗り、染みにならないことを確認しましょう。塗った直後に生じる色の違いは、蝋が溶けると消えていくはずです。
    • 無色あるいは、やや黄色がかった白色の蝋が最も目立ちにくく、どの素材や色とも馴染みやすいでしょう。
    • 着色された蝋を用いる際は、靴の色合いにできる限り合わせたものを用いましょう。
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    靴全体に蝋を塗る 水分を防ぎたい部分全体に厚く塗りましょう。しっかりと塗って構いません。クレヨンを使っている時の感覚を想像しましょう。つま先、かかと、側面、紐の部分など、水が浸入しやすい部分には特に入念に塗ります。[4]
    • 靴全体にしっかり塗られていることを確認しましょう。塗り忘れがあると、その部分から水が浸透します。
    • 蝋を塗ると、その部分が変色します。これは熱を加えることで消えるので、心配する必要はありません。[5]
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    ヘアドライヤーを高温に設定する ドライヤーをオンにして、温めてから靴に風をあてましょう。高温であるほど、蝋も速く、よりしっかりと溶けるでしょう。[6]
    • 吹き出し口を靴の表面に向け、集中的に風をあてましょう。
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    前から後ろにドライヤーを動かしながら乾かす 靴の向きを変えたり、傾けたりしながらじっくりと乾かします。熱が加わると同時に、蝋の色が薄れていくことに気がつくでしょう。片方を乾かし終えたのであれば、もう一方も同様に乾かします。[7]
    • ドライヤーによってはコイルが熱され蝋を溶かすことができる状態になるまで30秒程要するものもあります。
    • 一足をまとめて乾かすのではなく、順に乾かしましょう。このように行うことで、蝋が馴染んだ状態と、そうでない状態の違いがよく分かります。
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    蝋が消えるまで風をあて続ける 蝋が溶けると素材と一体化し、小さな隙間を封じられ水の侵入を防ぐことができるようになります。溶けた後は再び固体となり、透明な保護層として機能します。最終的な見た目は蝋を塗る前と変わらないはずです。[8]
    • ヘアドライヤーを片づける前に、見落とした部分がないか至近距離で表面の状態を確認しましょう。
    • 蝋は天然の撥水剤で非穿通性の物質です。かなり多孔性の素材でも高い効果があるので、安心して用いることができます。[9]
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    防水されているか確認する 効果を確認しましょう。コップに水を注ぎ、つま先部分に流しかけてみます。水がはじかれ、流れていけば成功です。雨でも恐れずに外出することができます。[10]
    • 水が吸収された場合は、もう一度蝋を全体に塗ってみましょう。ただし、水が完全に乾いてから重ね塗りを行うことが大切です。
    • 防水加工をしたからといって、靴を履いたまま泳げるというわけではありませんが、小雨の中を歩いたり、雪が降った野原を散歩する程度であれば問題なく行えるでしょう。
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方法 2 の 3:
防水スプレーをふきかける

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    布地の靴を用意する ほぼどのような種類の靴でも、防水スプレーをふきかけ、防水加工を施すことはできますが、浸透性の高い素材のほうが効果も高まります。つまり、織物素材の上から用いるとよく馴染みますが、皮や合成素材の上から用いると、表面がコーティングされたようになり、あっという間に落ちていきます。[11]
    • 従って、防水スプレーはキャンバス生地、大麻、スエードといった、ざらついた手触りの素材に最も適しています。
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    高品質の防水スプレーを購入する 様々なメーカーから多くの製品が販売されていますが、最終的な目的は同じです。シリコン、アクリル樹脂といった水の侵入やカビ(白カビ)の発生、湿気による劣化全般から靴を守るための成分が最も大切な要素です。
    • 防水スプレーは靴屋、あるいはアウトドア用品の専門店、コンビニエンスストアやドラッグストアで購入することができます。
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    スプレーをふきかける 靴から15~20センチほどの距離を保ち、軽く、そして均等にふきかけます。水分が侵入する恐れのある部位を見逃さないようにしましょう。靴の本体とアウトソール部分の境界も重要です。スプレーで靴をびしょ濡れにする必要はありません。乾いて馴染むと表面に光沢が現れるようなスプレーを探しましょう。[12]
    • 可能であれば靴を吊り下げましょう。より的確に本体部分のみを狙ってスプレーを噴射しやすくなります。誤って手にふきかけてしまうことも防ぎやすくなります。
    • 臭いが強いので、換気の良い場所で行うようにしましょう。屋外が最も理想的ですが、そうでない場合は扇風機や換気扇のある部屋を使いましょう。
    • スエードやヌバックといった表面が一定でない素材は、2~3回重ねてふきかける必要があるかもしれません。[13]
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    余分に付着した部分はマイクロファイバークロスやハンドタオルで拭き取る 靴全体を軽く拭きます。力を入れすぎるとスプレーが吸い上げられてしまうので、2~3回さっと拭けば十分でしょう。
    • ペーパータオルは使わないようにしましょう。防水スプレーを拭きかけて表面はベタついているため、繊維がからまってしまします。
    • アウトソール、チャック、靴ひもを通す穴、ゴム引きの装飾部分に付着してしまったスプレーはできる限り取り除きましょう。
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    一晩かけて乾かす ほとんどの場合、スプレーは20~30分で乾きますが、より徹底して、防水効果を試す前に24~28時間かけて乾かしておくと安心です。何回か重ねてふきかける場合は、2~3分置いてふきかけましょう。
    • ヘアドライヤーや火といった熱を使って無理やり乾かさないようにしましょう。物質同士の結合を妨げるだけでなく、靴を傷ませる原因となります。また、火事になる恐れもあります。
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    こまめにスプレーをふきかける 原則として、防水スプレーは蝋ほどの耐久性を兼ね備えていないので、より頻繁に手入れをし直す必要があるでしょう。冬場や雨の多い夏の季節は、7~8回着用するごとに、スプレーをふきかけ直しましょう。より乾燥した地域では、頻度を下げて良いでしょう。
    • 防水スプレーを使用する頻度は、その靴を履く頻度によって変わります。
    • 過酷な天候条件の中で山歩きをする場合などは、2~3回スプレーをふきかけましょう。
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方法 3 の 3:
防水加工を施した靴の手入れをする

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    靴をほぐす スプレーや蝋を用いると、柔らかい素材で作られている靴はかなり硬くなります。防水加工を施した後は、その靴を履いて少し歩き回りましょう。軽く動くことで、靴もほぐれ柔らかくなるはずです。3~4回着用した後は、硬さは気にならなくなっているでしょう。[14]
    • 足を様々な方向に収縮させて、より硬い部分もほぐしましょう。
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    必要に応じて防水加工を繰り返す 雨の多い時期に入る前に、靴の状態を確認しましょう。普段は2~3か月に1度、防水の手入れをしていれば十分でしょう。もちろん、履く頻度が高いほど、表面の保護層の劣化も早まります。[15]
    • 高温の地域に住んでいる場合は、よりこまめにに靴の手入れをする必要があるかもしれません。断続的に熱にさらされていると防水加工が再び溶け、あっという間に落ちてしまうこともあります。
    • 靴を洗った後は必ず防水加工を行いましょう。忘れたまま外に出てしまうと後悔することになるかもしれません。
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    必要に応じて防水加工を洗い流す 防水加工を取り除く必要がある場合は、温水と低刺激の食器用洗剤(または洗濯用洗剤)を混ぜてよく泡立て、靴をこすりましょう。温水の熱がスプレーや蝋を溶かし、洗剤の界面活性剤が油分を取り除きます。時間をかけて靴を乾かせば、加工前の状態に戻っているでしょう。[16]
    • 洗い終えた靴は水でしっかりとすすぎ洗いをします。防水素材や洗剤が残っていると乾いた時に表面で凝固し光沢のある状態で堆積します。
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ポイント

  • 結合剤の分解を防ぐために、防水スプレーは乾燥した涼しい場所で保管する必要があります。
  • 蝋を扱う際は手袋を着用すると手に蝋が付着せず、塗りやすくなるでしょう。
  • 靴が汚れてしまった際は、湿らせた布で拭き取りましょう。手作業で汚れを落とすことで、防水処理の効果が、より長く続きます。
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注意事項

  • ワセリンや亜麻仁油を好む人もいますが、こうした材料を用いると、色の濃い油染みが残ることが多く、見た目が損なわれる恐れがあります。
  • パテントレザー、プラスチック、あるいはナイロンといった素材の表面に防水加工を試みると、半永久的に傷んだり、変色する恐れがあります。
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必要なもの

  • 蜜蝋
  • 無色、無香料のパラフィンろうそく(必要に応じて)
  • ヘアドライヤー
  • 低刺激の洗剤(洗うためのもの)

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