飼い犬を愛する方法

共同執筆者 Pippa Elliott, MRCVS

飼い犬を愛することは、ごく単純なように思えるかもしれませんが、ご褒美のおやつやおもちゃで、可愛がったり甘やかしたりするだけのことではありません。飼い犬を愛するとは、犬との強い絆を築いていき、最優先にして行動するということです。飼い主から深く愛されている犬は、安全で大事にされている安心感を抱くと同時に、マナーの良い犬になるためのルールに従うものです。正しい手順を踏んでいけば、犬との友好的な関係を保ちながら、しつけをすることができます。[1]

パート 1 の 2:
健全な関係を育む

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    犬の育て方を知る 犬に愛情を見せるためにルールを作って、それを実行します。ルールは、犬が良い行動と悪い行動の区別を覚えるのに役に立ち、トラブルに遭うかどうかを心配しなくて済みます。犬は、あなたが責任を持って面倒を見てくれると知って安心し、愛されていると分かっています。[2]
    • 犬の飼育の1つに、良い行動をしたら、おやつ、注意を向ける、遊ぶなどのご褒美をあげ、悪い行動を直していきます。こうすれば、同じ間違った行動を繰り返さないでしょう。
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    境界線トレーニングをする 飼い犬が家の中で過ごすためには、トイレをする場所、家具を噛まない、テーブルから食べ物を盗まないなど、飼い主のルールを理解させる必要があります。制限を設けないと、犬はあなたを困らせる行動をするでしょう。境界線トレーニングをすると、野外での対処にも役に立ち、犬が危険な行動を取らなくなります。[3]
    • 例えば、境界線をしつけていない場合、犬はあなたのパートナーに噛みつこうとしたり、高価なバッグを噛んで遊んだりするかもしれません。
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    ルールを実行し続ける 飼い犬がルールを破ったら、無視をせず、その場で間違いを正します。後になってすると犬は混乱してしまい、葛藤を感じたり、悲しんでしまい、さらに飼い主に対し、うなったり噛みつこうとするかもしれません。[4]
    • 犬が「ソファの上は禁止」というルールを破った場合、犬の気をそらしてソファから飛び降りさせ、ソファから降りる良い行動をしたらご褒美をあげます。犬の好きなおもちゃで気を引いたり、床におやつを置いておくのも良いでしょう。
    • 犬がそれでもまだルールに従わない場合は、ソファに上がれないようにリードをつけておく、または、犬を部屋から出して注意をそらせる必要があります。
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    ボディランゲージを読み取る 犬があなたに何を伝えようとしているのか、もっとよく理解できるように、犬のしぐさに注意を払いましょう。例えば、犬が不安を感じている時のサインは、頭を下げ、目をそらし、小さくうずくまり、しっぽを下げてしまい込みます。このサインに気がつけば、犬が感じているストレスや不快感に対応するのに役に立つでしょう。[5]
    • 犬の気持ちを理解することで、適切な対応をすることができます。犬を怖がらせるものから遠ざける、運動をさせて気をそらせる、または、少し離れてプレッシャーを与えないようにしてみましょう。
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    犬を大事にする あなたの犬と、犬があなたの家にもたらす愛を常に尊重し、優しく、思いやりを持って世話をしましょう。あなたの犬は家族の一員です。犬は飼い主の声のトーンを読み取るので、優しく話しかければ、犬は飼い主の意思を理解するでしょう。
    • 犬に安心感を抱かせるためには、絶対に犬の前で家族と喧嘩をしてはいけません。犬が心を痛めてしまうかもしれません。
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    犬に話しかけ充実した時間を過ごす 犬はあなたから注目されるのが大好きです。テレビを見ている間でも、犬の耳を撫でてあげ、くつろいでいる時でも、毎日犬と過ごす時間を作りましょう。そして、必ず犬に話しかけてあげると、独自の言葉を作ることにも役に立ちます。また、犬に本を読んで聞かせてあげることを子供に勧めるのも良いアイディアです。犬のお腹を撫でたり、マッサージしてあげるのも忘れないように!これは犬への素晴らしい愛情表現です。
    • 犬が膝の上に頭を乗せてきたら、耳の後ろを掻いて欲しいからではなく、あなたは今日どこへ行き、誰といたのか、何を食べたのだろうかと把握しようとしているのです。
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パート 2 の 2:
安全で健康的な環境をつくる

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    日課を作る 日課は犬に安定感を与え、より安心させることができます。物事が常に決まった時間に起きるため、犬は未来の食事や散歩について心配しなくても良いのです。犬の世界における日課とは、何時に起き、散歩に出かけ、餌を食べ、いつブラッシングをしてもらえるのかを認識していることを意味します。日課を予測通りの時間に行うことが、犬への愛情表現になります。[6]
    • 専門家は、悲しんだり落ち込んでいる犬を元気づけるには、日課をきちんと実行するのが良いと考えています。
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    栄養価の高い食事を与える 犬はおやつが大好きとはいえ、栄養価の高い餌の代わりにいつも与えていいわけではありません。獣医師にお勧めの健康に良いドッグフードと適切な量について、相談してみましょう。こうすることで、犬が健康に成長するための必要なビタミンとミネラルを摂取することができます。[7]
    • 犬の健康を気づかい、ご褒美のおやつを時々あげれば、とても大事に思っていると伝わるでしょう。
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    快適な場所を与える 人や収納の邪魔にならないように、必ず専用の寝床を作ってあげましょう。犬が疲れたり、リラックスしたり静かにしたい時に、犬だけのスペースを与えてあげることができます。快適な犬用ベッドを置いた専用の寝床や安全な場所を作ってあげましょう。[8][9]
    • 犬が横になれるスペースを与えるため、クレート、ケージトレーニングを検討してみましょう。クレートを部分的に覆えば、ひっそりとねぐらに入っている気分になり、興奮しすぎたり疲れた時にリラックスすることができます。
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    十分な運動をさせる 犬の品種にもよりますが、閉じこもっていてはイライラしてストレスがたまってしまいます。通常、使役犬や牧畜犬はとても元気があり、そのエネルギーを仕事や遊びに使わなくてはなりません。ボール遊びをしてたくさん走らせたり、一緒に散歩をしたりジョギングをしましょう。散歩は、犬の習性で嗅ぎ回るなど、犬にとっての世界を見る機会でもあります。
    • よく運動する犬はとても満足しているので、物を壊したり、反抗するなど行動面の問題はほとんどありません。
    • 小型犬はエネルギーに溢れていますが、すぐに疲れてしまいます。小型犬の1日の運動量は、短い散歩で十分でしょう。
    • 肉厚がっちり型の犬は、一般的にいつも座っていて運動にはあまり興味がありませんが、それでもたまには散歩へ連れて行きましょう。
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    定期的なトレーニングセッションを行う ご褒美を使うトレーニング方法について調べてみましょう。1日に2回10〜20分のトレーニングを毎日行って、犬を喜ばせます。飼い犬が犬のしつけに必要なコマンド(指示)を知らない場合は、基本の「おすわり」「待て」「おいで」などから始めます。[10]
    • 犬はたくさんご褒美をもらったり、覚えた芸を人に見せたがるのが大好きです。トレーニングは犬の脳への刺激になり、犬が好きな注目を一対一でしてあげられる良い機会でもあります。精神的な良い刺激を与えることは、 犬に愛していることを伝える素晴らしい方法です。それは、犬の人生に目的と刺激を与え、毎日を楽しみにするようになる手助けになるからです。
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    ご褒美をあげる 小さいおやつをあげる、たくさん褒めてあげる、または大好きなおもちゃで遊ぶなどして、犬が行儀よく振る舞えたということを教えてあげましょう。おやつをあげる場合は、犬用のヘルシーなもの、または家で作ったものを与えましょう。犬が良い行動をした時は、すぐにご褒美をあげることを忘れないこと。こうすることで犬は、良い行動をすれば、ご褒美がもらえることを結びつけて覚えていきます。[11]
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ポイント

  • 良い悪いを教える時は、同じ言葉を使います。こうすることで、犬はあなたが何を言っているのか理解していきます。
  • 犬の悪い行動に対して、あなたが止めるよう指示したら、犬がしっぽを下げてしまい込んだ時は、優しいながらきっぱりとした声で、大丈夫だよと安心させてあげましょう。
  • できれば、犬にハグをするのは止めましょう。ほとんどの犬、特に大型犬は、支配性を感じていたいので、抱きつかれることを嫌います。犬を押さえると、犬がコントロールされていると感じてしまいます。
  • 犬がトイレトレーニングで失敗をしてしまっても怒らないこと。きっぱりとした口調で、どこでトイレをしなくてはいけないかを見せながら教えます。トイレを正しい場所にできた時には褒めてあげましょう。犬が正しい場所できちんとできるまで、この手順を繰り返します。
  • 犬が過剰にイライラし始めたら、遊ぶのを中断して、落ち着くまで待ちましょう。
  • 犬が怖がっている時は、側にいて撫でて安心させてあげましょう。

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注意事項

  • 絶対に犬を叩いてはいけません!犬は叩かれることを罰だとは思わず、ただ痛みを与えられていると受け止めるだけで、何の役にも立ちません。それよりも、きっぱりとした口調で指示をし、数分の間無視をします。10分以上も前にした行動に対して、絶対に怒ってはいけません。犬はどんな悪いことをしたのか覚えていません。
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出典

  1. The Happy Puppy. Pippa Mattinson. Ebury Press
  2. The Happy Puppy. Pippa Mattinson. Ebury Press
  3. The Happy Puppy. Pippa Mattinson. Ebury Press
  4. In Defense of Dogs. John Bradshaw. Penguin.
  5. http://dogtime.com/dog-health/dog-behavior/1096-speaking-dog
  6. In Defense of Dogs. John Bradshaw. Penguin.
  7. http://dogtime.com/dog-health/dog-behavior/4694-show-dog-love
  8. In Defense of Dogs. John Bradshaw. Penguin.
  9. The Happy Puppy. Pippa Mattinson. Ebury Press
  1. The Happy Puppy. Pippa Mattinson. Ebury Press
  2. The Happy Puppy. Pippa Mattinson. Ebury Press

このwikiHow記事について

この記事はPippa Elliott, MRCVSが共著しています。 獣医であり、Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)のメンバーでもあるエリオット医師は、30年以上にわたり、かかりつけ獣医、そして獣医外科医として獣医療の実践に努めてきました。1987年にグラスゴー大学にて獣医科学と獣医外科学の学位を取得してます。エリオット医師は生まれ故郷の町にある動物診療所に20年以上勤務しています。
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