生まれた瞬間に立ち会っていない限り、飼っている猫の年齢を特定するのは困難です。しかし、いくつかの特徴を調べると、猫のおおよその年齢を知ることができます。猫の年齢は、歯、毛、目、習性に表れます。獣医師なら最も正確に猫の推定年齢を教えてくれますが、飼い主でも、猫の体や習性に現れる加齢の特徴から、猫のおおよその年齢を知ることができます。

方法 1 の 4:
毛並みと体型をチェックする

  1. 1
    飼い猫の体毛の濃さをチェックしましょう。年齢によって猫の体毛の濃さは異なります。猫は毛が抜け落ちて禿げることはありませんが、体毛の濃さと薄さを見極めて、猫の年齢を絞り込むことはできます。[1]
    • 高齢の猫の体毛は若い猫よりも薄いでしょう。
    • 季節によって体毛の濃さは異なります。毛は夏に薄くなり、冬に濃くなります。
    • 猫の抜け毛が目立つ場合は、獣医師に診てもらいましょう。
  2. 2
    飼い猫の体毛の感触を触って確かめましょう。成長の段階によって猫の毛の感触は微妙に変わります。その感触の違いに目をつけると、猫の年齢を正確に判断しやすくなるかもしれません。
    • 若い猫の毛は艶があり、ふさふさしています。[2]
    • 高齢の猫の毛は、パサつきやすくなります。
    • 高齢になると、毛に斑点状に白髪が交じっている猫もいます。
  3. 3
    猫の体型に注意を払いましょう。加齢に伴って、猫の運動量に変化が出ます。運動量の変化のために、猫の体型も変化します。体型の違いから猫の年齢を推定できるかもしれません。[3]
    • 若い猫は運動量が多いために体が引き締まり、筋肉質になりがちです。
    • 中年の猫は、肉がついて体の丸みが増しています。
    • 高齢の猫は肩の骨格がくっきりと現れ、皮膚がたるんでいます。
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方法 2 の 4:
猫の習性に目を向ける

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    猫の機嫌の変化に気をつけましょう。高齢になるほど、猫の視力や聴力は低下し、関節炎の痛みに苦しみ出します。このような体の不調のせいで猫の機嫌に影響が出ます。これらの不調が見られるのであれば、猫は病気にかかっている可能性、老年期を迎えている可能性、または、老年期に入って病気にかかっている可能性があります。[4]
    • 高齢になるほど、猫は飼い主に対して過剰に攻撃的に接するようになるかもしれません。
    • また、高齢の猫は恐怖心や不安感を感じやすくなります。
  2. 2
    トイレの使い方を観察しましょう。猫がトイレをうまく使えずにいる場合は、いくつかの問題(具体的には、健康障害やストレスへの対処能力の低下)が考えられます。[5] [6]
    • 高齢の猫がトイレをうまく使えなくなる健康上の問題として、視力低下、炎症性腸疾患、腎臓・肝臓疾患が挙げられます。
    • ストレスにより、高齢の猫は猫用のトイレを使わなくなります。猫が落ち着ける環境を作ってあげるようにしましょう。
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    飼い猫の睡眠の規則性に注意しましょう。猫の睡眠量は加齢とともに増加します。猫が睡眠をとる時間帯についてもよく観察し、加齢に伴う猫の生活リズムの変化に注意を払いましょう。[7]
    • 高齢の猫は、夜通し起きて、昼間に寝ます。夜に遠吠えする高齢の猫もいます。
    • 猫は加齢につれて運動量が減り、睡眠時間が増えます。若い猫は日中もよく遊び、運動量が多いのに対して、高齢の猫は休息したがります。
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方法 3 の 4:
猫の目から年齢を判断する

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    猫の目に濁りがないか見てみましょう。輝いて澄んでいた猫の目は、加齢につれて濁ってどんよりとしてきます。目の濁り具合をよく観察すると、年齢を推定しやすくなります。[8]
    • 若い猫の目は、澄んで輝いています。
    • 加齢や白内障のせいで濁った目をしている高齢の猫もいます。
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    虹彩をよく調べましょう。虹彩は、瞳孔を囲む黒目の部分です。虹彩をみると、猫のおおよその年齢が分かります。猫の虹彩に凹凸が目立たないかよく調べましょう。[9]
    • 若い猫の虹彩は、きれいで凹凸がありません。
    • 加齢につれて、猫の虹彩は厚みがなくなり、虹彩の中に色素沈着や筋が出始めます。
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    目脂や涙が出ていないか猫の目を観察しましょう。猫の年齢と健康状態を判断するために、猫の目の涙管をチェックしましょう。加齢や病気や怪我のせいで、猫の目には過剰に涙がたまっていることが時折あります。怪我や病気と同じように、高齢の猫によく見られる涙目は猫の年齢を知る手がかりです。[10]
    • 若い猫には、涙目や目脂が目立ちません。
    • 高齢の猫の目からは明らかに涙や目脂が出ています。
    • 涙目は病気や怪我が原因で起こる場合もあるので、獣医師に相談しましょう。
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方法 4 の 4:
猫の歯を調べる

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    猫の歯の数を数えましょう。猫には、加齢に伴う歯の発達段階があります。猫がリラックスして安らいでいるとき、どんな種類の歯があるのかを確認して猫の年齢を推定してみましょう。
    • 子猫に最初に生える歯は、門歯(生後2週間から4週間ごろ)と犬歯(生後3週間から4週間ごろ)で、続いて、小臼歯(生後4週間から6週間ごろ)が生えます。
    • 生後4ヶ月に満たない猫には、まだ臼歯が生えていません。
    • 生後6ヶ月から1年ごろまでに、猫は永久歯が全て生えそろいます。この時点では、猫の歯は白く、摩耗の痕跡がありません。
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    猫の歯に黄ばみがないか見ましょう。年をとると、猫の歯には加齢の兆候が出始めます。歯が黄ばんでいるのは、その猫が高齢の成猫であるしるしです。摩耗と黄ばみの進行度をチェックすると、猫のおおよその年齢が分かります。[11]
    • 2歳ごろから、猫の歯は、やや黄ばみ始めます。
    • 3歳から5歳で猫の歯の黄色味が増します。
    • 5歳から10歳で、目に見えて歯が黄ばみだします。
    • 10歳以上になると、ほぼ全ての歯が明らかに黄ばんでいます。
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    歯の摩耗と傷み具合のチェックをしましょう。猫の年齢を知るもうひとつの手がかりは、歯のすり減り具合です。猫の年齢測定のヒントとして、猫の歯のどこかに摩耗しているところが無いか注意深く調べましょう。
    • 摩耗の進んでいる歯は、先端が丸くなっており、若い猫の歯のようなシャープさがありません。
    • 先端が摩耗したり、欠けたりしている歯が見つかるでしょう。
    • たいてい5歳頃から、猫の歯には摩耗の兆候が出始めます。
    • 5歳から10歳の猫の歯は、目に見えて摩耗し始めます。
    • 10歳を超えた猫の歯は、明らかに激しく摩耗しています。この年齢に達すると、何本か歯が抜けていることもあるでしょう。
    • 加齢するほど、猫の歯石の増加と歯肉後退が進みます。歯石や歯肉後退は、猫の年齢を判断する確かな手段ではありません。猫が食べている餌の種類によって口腔衛生が悪化する速度が異なるからです。
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ポイント

  • 飼い猫の年齢が不確かな場合、獣医師に年齢を調べてもらうのが最も確実な方法です。
  • 加齢の兆候は、病気の兆候でもあります。猫の健康状態が良くないと思ったら、必ず獣医師に診てもらいましょう。
  • 飼い猫が重病を患って苦しんでいるのであれば、安楽死という選択肢を考慮する必要もあるかもしれません。

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このwikiHow記事について

Pippa Elliott, MRCVS
共著者 :
Pippa Elliott, MRCVS
獣医、Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)
この記事の共著者 Pippa Elliott, MRCVS. Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)のメンバーでもあるピッパ・エリオット獣医師は、30年以上にわたり、かかりつけ獣医師、そして獣医外科医として獣医療の実践に努めてきました。1987年にグラスゴー大学にて獣医科学と獣医外科学の学位を取得し、生まれ故郷の町にある動物診療所に20年以上勤務しています。 この記事は3,060回アクセスされました。
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