骨なしの七面鳥の胸肉は、鶏肉の代わりになる美味しい食材です。七面鳥を丸ごと調理する時間がないときには、代わりに胸肉を調理すると便利でしょう。七面鳥の胸肉の重さは通常1㎏弱~5㎏弱ほどあるため、大人数分の肉を用意することができます。最も簡単に調理するには、オーブンやスロークッカーを使用しましょう。柔らかく白身の七面鳥の肉は、あらゆる種類の調味料とよく合います。

方法 1 の 3:
七面鳥の胸肉の購入と下準備

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    グラム単位で購入する 骨なしの七面鳥の胸肉は、生でも冷凍でもグラム単位で購入可能です(店によって異なります。日本では一部の肉屋での取り寄せやオンラインで購入可能です)。七面鳥の胸肉は鶏の胸肉よりもかなり大きいため、購入量を決める際にはその点を考慮する必要があります。一人前の七面鳥の胸肉の目安は、約100~200gです。調理した七面鳥は冷蔵庫で保存できるため、多めに購入して余りの肉をサンドイッチ用に残しておくのもよいでしょう。
    • 生の七面鳥を購入する場合は、変色箇所がなく、ピンク色の柔らかい胸肉を選ぶようにします。事前に包装された生の七面鳥を購入する場合は、消費期限前に使い切るか冷凍庫に入れるようにしましょう。
    • 冷凍の七面鳥を購入する場合は、冷凍焼けしていない胸肉を選びましょう。未調理の胸肉は、冷凍庫で最長9ヵ月間保存できます。[1]
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    冷凍肉の場合は解凍する 冷凍状態の七面鳥は、調理に非常に時間がかかります。そのため、冷蔵庫に入れてゆっくりと解凍する方法が適しています。[2] 調理する前日の夜に、冷蔵庫に入れてゆっくりと解凍しましょう。重さ約200~250gごとに24時間解凍する必要があります。
    • 冷凍の胸肉を冷蔵庫で解凍する場合、包装を外さずに解凍します。解凍中に包装から肉汁が漏れる場合があるため、皿やトレイに胸肉をのせましょう。
    • 時間がない場合は、冷水に浸して解凍します。大きなボウルやシンクに冷たい水道水を張り、包装に入ったままの胸肉を沈めます。30分おきに冷たい水道水に交換します。冷水で解凍する場合、約500gあたり30分程度の解凍時間が必要です。
    • 最短時間で解凍するには、電子レンジを使用しましょう。まず、胸肉の包装を全て取り除きます。次に、肉汁を受けるための電子レンジ対応の皿に胸肉をのせます。電子レンジの説明書を確認し、肉の解凍に適した出力と調理時間を設定しましょう。
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    包装を取り外す 解凍が終わったら、包装を全て取り外します。生または冷凍の胸肉は、ビニールやネットで包装されている場合が多いため、調理前に必ず包装を取り外すようにします。ロースト肉のように胸肉が巻かれた状態になってる場合、広げてから調理するようにしましょう。
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    好みに応じてマリネ液に浸ける マリネ液は必ず使用する必要はありませんが、使うと肉が柔らかくなり、風味豊かに仕上がります。七面鳥を調理する予定の最低1時間前までにマリネ液を作っておきます。市販のマリネ液を使って味付けもできますが、手作りしてもよいでしょう。大きめの食品保存容器に胸肉を入れ、マリネ液を注ぎます。肉約500gにつき、マリネ液約60mLを容器に入れましょう。[3] 1~3時間ほどマリネ液に浸けてから調理します。
    • 素早くマリネ液を作るには、胸肉2kg弱あたり酢120mL、オリーブオイル120mL、ニンニクのみじん切り小さじ4杯、胡椒小さじ1杯、塩小さじ1/2杯を混ぜ合わせましょう。
    • 胸肉をマリネ液に浸ける間は、必ず冷蔵庫に入れるようにしましょう。
    • 高温で肉を急速解凍(冷水に浸す方法や電子レンジでの解凍)した場合、細菌の繁殖が促される可能性があるため、すぐに調理したほうがよいでしょう。このような理由により、胸肉を数時間マリネ液に浸けてから調理する場合は、冷蔵庫でゆっくりと解凍しなければなりません。
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方法 2 の 3:
骨なしの七面鳥の胸肉をオーブンで調理する

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    オーブンを約160℃で予熱する 
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    調理時間を計算する 胸肉が大きいほど、調理時間は長くなります。約160℃でローストした場合、調理時間は約500gあたり25分程度必要です。
    • 2~3kg程度の小さめの胸肉であれば、1時間半から2時間半調理します。約3~4kgの大きめの胸肉の場合は、2時間半から3時間半調理しましょう。
    • 標高約1500m以上の場所で調理する場合は、約500gあたり追加で5~10分加熱する必要があります。
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    味付けをする 胸肉にオリーブオイルを揉み込み、皮に塩と胡椒を数つまみ振りかけます。お好みで、乾燥タイム、オレガノ、セージ、バジルなどを振りかけるのもよいでしょう。
    • 新鮮なハーブを使用する場合は粗く刻んで皮の下に挟むと、肉と一緒に調理されて風味が加わります。
    • レモン風味を加える場合は、レモンをスライスして皮の下に挟み、焼いた後に取り出しましょう。
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    七面鳥をオーブン皿にのせる オーブン対応の皿にクッキングオイルスプレーまたは植物油を吹きかけ、胸肉がくっつかないようにします。皮面を上にしてオーブン皿にのせましょう。
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    七面鳥を調理する 肉用温度計で内部温度を測定し、68℃になるまでローストします。[4] 160℃程度の低温で調理すると、胸肉が乾燥しないでしょう。
    • 胸肉をしっとりとさせたい場合は、調理中に何度も胸肉の表面に肉汁をかけるとよいでしょう。大きなスプーンやターキーバスター(肉汁をかける際に用いる大きなスポイト)を使って、オーブン皿に溜まっている肉汁を胸肉の表面にかけましょう。
    • 皮をパリパリに仕上げるには、肉の内部温度が68℃になってからグリルをつけて5分間焼きましょう。
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    室温で20分間休ませる 七面鳥をホイルで覆い、カウンターなどの上でしばらく休ませます。この間に、七面鳥から出た肉汁が肉に再び浸透していきます。この工程を省くと、肉が乾燥してしまうでしょう。
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    胸肉をスライスする 肉切りナイフを使って、一人分の厚さにスライスします。その後は大きなお皿に盛り付けましょう。
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方法 3 の 3:
スロークッカーを用いて骨なし七面鳥の胸肉を調理する

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    調理時間を計算する スロークッカーを使用する場合、オーブンよりもかなり低い温度で調理が進むため、胸肉が内部温度が68℃に達するまでには、かなりの時間を要します。そのため、電源を入れてから数時間は調理のことを気にせず過ごせるでしょう。
    • 約2~3kgの小さめの胸肉をスロークッカーの低温設定で調理する場合、5~6時間かかります。約3~5kgの大きめの胸肉であれば、8~9時間かかるでしょう。
    • 高温設定にすると調理時間が短縮され、従来式のオーブンと同じくらいの時間で仕上がるでしょう。
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    胸肉をスロークッカーに入れる 事前に必ず解凍して包装を外してから調理を始めるようにします。また、皮を取り除いておくとよいでしょう。スロークッカーでは皮をパリッとさせることができないため、調理前に処分しておくとよいかもしれません。
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    調味料を加える スロークッカーに入れる調味料は、胸肉と一緒に一日中煮込まれるため、非常に風味豊かな仕上がりになります。調味料を手作りしても、市販のものを使ってもよいでしょう。下記のような調味料を試してみましょう。
    • 手作りの調味料を作るには、乾燥ニンニクパウダー小さじ1杯、シーズンドソルト(ハーブ入りや万能ソルトなど)小さじ1杯、イタリアンシーズニング小さじ1杯、胡椒小さじ1杯を混ぜ合わせましょう。
    • 手元に適切なスパイスがない場合は、オニオンスープの素やブイヨンのキューブやパックを使うこともできます。約250mLの湯にパックを入れるかキューブを1つ溶かしてから、スロークッカーに入れましょう。
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    野菜やハーブを加えてみる スロークッカーの優れた点は、ワンポット料理(ひとつの鍋で調理が完結する料理)のため、失敗がないことです。そのため、七面鳥との相性がよい食材であれば、冷蔵庫にある野菜やハーブなどを加えてみましょう。じゃがいも、人参、玉ねぎなどの野菜、パセリ、セージ、オレガノなどのハーブが適しています。
    • 野菜は大きめに切っておくと、長時間調理しても崩れにくくなります。
    • 冷蔵庫や家庭菜園にも生のハーブがない場合、台所のスパイスラックに乾燥ハーブがあれば代用可能です。
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    全体を水で覆う 胸肉の上部が隠れる程度の水を入れておくと、調理中に乾燥しないでしょう。水の代わりにチキンスープを使うこともできます。
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    スロークッカーの温度を設定する どの程度時間に余裕があるかによって、高温か低温のどちらかに設定します。スロークッカーを低温に設定した場合、調理には5~8時間ほどかかりますが、強火に設定すると調理時間を大幅に短縮できることを覚えておきましょう。
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    胸肉の内部温度を確認し、中心まで火が通っているかどうかを確認する 肉用温度計を用いて内部温度が最低68℃に達していることを確認しましょう。[5] 温度計の先端を胸肉の最も厚い部分に刺しますが、下部まで刺さらないように注意します。温度表示が停止してから測定値を確認しましょう。
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    スロークッカーから胸肉を取り出し、切り分ける まな板の上に置き、肉切りナイフでスライスしましょう。
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    完成 
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ポイント

  • 肉用温度計が手元にない場合は、胸肉内部の肉汁が透明になるまで加熱します。確認するには、中央に小さな切り込みを入れましょう。この切込みから出てくる肉汁が完全に透明であれば、十分に火が通っています。
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注意事項

  • 急速解凍した肉はすぐに調理しなければならないため、マリネ液に浸ける予定であれば、必ず冷蔵庫でゆっくりと解凍しましょう。
  • 急速解凍した肉は再冷凍せず、即調理する必要があります。
  • 冷水を使って急速解凍、または電子レンジで解凍した場合は、即調理するようにしましょう。
  • 生肉に触れた後は、必ず石けんとぬるま湯で手を洗いましょう。
  • 七面鳥を短時間で急速に解凍していけません。危険な細菌が発生する恐れがあります。
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