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2019年のデータによると国内の65歳以上のシニア世代の人口は3588万人で、総人口の28.4%を占めています。[1] 前年とくらべると32万人も増加していて、今後も高齢化社会は進んでいくのでしょう。IT化社会と呼ばれて久しい昨今、スマホは広く普及していますが、所有端末に対するスマホの利用率を見ると、50代は約71%がスマホを利用しているのに対して、60代は約51%、70代は約33%です。いわゆる「お年寄り」になるにつれて利用率が低くなるということです。[2] スマホはシニア世代に便利なアプリも多く、家族にしてみても見守り機能などを活用することでより安心して暮らすことができます。「もう歳だから機械のことはわからない」とあきらめることなく、シニア世代にも、ぜひスマホを使ってほしいものです。

パート 1
パート 1 の 2:
高齢者がスマホを使う

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    便利な機能を知る スマホを使い慣れていない高齢者は、一度スマホを使うことを決めても、ちょっとしたことでその決心が揺らいでしまうことが少なくありません。そのような場合は、あらためてスマホの便利さを確認すると慣れるまでのスマホを使うモチベーションを維持することができます。
    • スマホのアプリ(アプリケーションの略で、便利な機能を使えるようにするためのもの)には簡単なパズルなど、認知症の予防に役立つと考えられているものもあります。
    • 健康を維持するために歩くことは重要で、65歳以上の男性は一日に7,000歩、女性は6,000歩を歩くよいとされています。[3] 歩数計をはじめ、スマホがあると散歩が楽しくなるようなアプリも利用できます。
    • 予期せぬアクシデントに見舞われ、自分の身に何か起きたときに、簡単な操作で緊急事態であることを伝えられるアプリもあります。
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    スマホを選ぶ 最近は高齢者向けのスマホも市販されています。高齢者向けのスマホは「操作性がシンプル」「文字が大きい」などの特徴があります。
    • NTTドコモからは「らくらくホン」という名前で高齢者にも使いやすいスマホが販売されています。[4]
    • auでは「シンプル」というシリーズが高齢者に使いやすいスマホとされています。[5]
    • ソフトバンクからは「シンプルスマホ」という名前で高齢者にも使いやすいスマホが販売されています。[6]
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    実際に使う スマホを手に入れたら、いよいよ実際に操作をします。いきなり難しいことをしようとしないで、例えば家族に電話してみるというようにできることからはじめて、少しずつできることを増やしていきましょう。
    • 電話やメールなどの機能は従来の携帯電話と同じように使えます。
    • 画面のタップ(指で軽くタッチすること)をしてもスマホがあまり反応しないようなら、ATMの画面の操作と同じように行ってみましょう。
    • 便利な機能を使うには自分のスマホにアプリを取り込む必要があります。
    • 最初は使い方がわからないのは年代を問わず、誰でも同じです。恥ずかしがることなく、スマホのショップスタッフや家族に相談しましょう。
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パート 2
パート 2 の 2:
高齢者に使い方を教える

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    スマホの機能を教える 「充実した見守り機能を使えるスマホを持っていてほしい」と願う高齢者の家族は少なくありません。高齢者自身が乗り気でない場合は、まずはスマホの便利さを説明しましょう。
    • 離れて暮らす高齢者の安否を確認する見守り機能には、いろいろなタイプがあります。例えばNTTドコモの「つながりほっとサポート」は、所有者がスマホを使ったことを離れた家族に知らせます。[7]
    • 高齢者の家族が、本人のことを心配してスマホをすすめる場合は注意が必要で、「スマホで監視されるのはイヤ」と拒否することも考えられます。本人の気持ちや状況を考えて、事前に話し合うことが大切です。
    • 見守り機能だけではなく、高齢者自身の日々の暮らしが充実する機能があることも説明すると、高齢者がスムーズにスマホに切り替えてくれることも少なくありません。
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    実際に使い方を教える 高齢者のためのスマホを入手したら、使い方を教えてあげましょう。一度にたくさんのことを教えるのではなく、しっかりと理解できるように一つずつ丁寧に教えていくのがポイントです。
    • 難しい言葉は使わずに、わかりやすく説明します。日常会話で聞き慣れない言葉は、高齢者が馴染みのある言葉に置き換えるなどの工夫をしましょう。
    • 高齢者が必要以上にメモに頼ることがないように説明しましょう。実際に手を動かてスマホを操作したほうが身につきますし、多くのメモが必要ということは、その人のキャパシティを超えている可能性もあります。
    • 必要以上のメモは要注意である一方、IDやパスワードなどは忘れてしまわないように、しっかりとメモをとっておくのが基本です。
    • スマホの便利な機能を使うためには、アプリを取り込む必要があることを説明しましょう。
    • ショートカットの作成など、一度設定するとその後は不要になる作業は、できるだけ教えてあげる人がしてあげましょう。
    • 高齢になると新しいものごとを覚える能力が衰えるのは仕方がないことです。同じことを聞かれても、根気よく丁寧に教えてあげましょう。
    • 高齢者は「スマホを使用することで振り込め詐欺につながる」と不安を感じたり、「撮影した写真を見ることができない」と不便に思ったりすることが多いとされています。高齢者の疑問には理由とともにしっかりと答えましょう。
    • 通信料などコストに関する説明も必要です。
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    教室を利用する 高齢者の家族にスマホの使い方を教える余裕がない場合は、高齢者向けのスマホ教室を利用するという方法もあります。
    • 企業によってはマンツーマンで指導してくれるところもあります。[8]
    • スマホ教室は地方自治体や財団法人が主催していることもあります。[9]
    • 同世代のほうが教えてもらいやすいということもあるので、周りにスマホを使いこなしている高齢者がいれば、その人に教えてもらうようにお願いしてもよいでしょう。
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ポイント

  • スマホの便利さをあらためて確認することは、慣れないことをできるようになるためのモチベーションを維持するのに役立ちます。
  • 「文字が大きい」などの高齢者が使いやすいスマホを選びましょう。
  • タップはATMのタッチ操作と同じように行うとスムーズにできます。
  • 高齢者にスマホの使い方を教える場合は、難しい言葉を使わずに丁寧に教えます。
  • 高齢者向けのスマホ教室を利用するという方法もあります。
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注意事項

  • 高齢者にスマホの使い方を教える場合は、イライラする、怒鳴るといったことがないように気をつけましょう。
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カテゴリ: 家族 | スマートフォン
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