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柔らかく洗いたての髪でシャワー室を出ると、最高に贅沢な気分になります。洗髪は「泡立てて、すすぐだけ」だと簡単に思っているかもしれませんが、サラサラで艶のある健康的な髪を保ちたいなら、それだけでは不十分です。まず、自分の髪質に合ったヘアケア製品を選ばなければなりません。更に、不注意から髪を痛めないためにも、ヘアケア製品の使い方、使う頻度も知っていなければなりません。それらが全て把握できて初めて、清潔で美しい髪をキープすることができます。

方法 1
方法 1 の 3:

シャンプーする

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    ぬるま湯で髪をすすぐ シャンプーする前に、ぬるま湯で髪をすすぎましょう。髪の毛のキューティクルを開くために、水ではなくぬるま湯ですすぐのが重要です。髪をぬるま湯ですすぐと、溜まっていた垢や汚れがきれいに落ちます。更に、お湯で濡らすことで、髪の毛と頭皮にコンディショナーの油性分が浸透しやすくなります。[1]
    • シャンプー前に、髪の毛をしっかりと濡らしましょう。
    • 浄水器などで粗いミネラルを除いたお湯を使ってすすぎましょう。きれいで柔らかな髪に仕上がります。[2]
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    ロングヘアの場合はシャンプー前にコンディショナーをつける あまり知られていないことかもしれませんが、髪が肩より長い場合は髪の先端が痛んでいる可能性が高いため、コンディショナーを最初につけて保護する必要があります。コンディショナーを500円玉程度の大きさの量だけ手に取り、毛先に優しくマッサージするように馴染ませましょう。枝毛になるのを防ぎ、艶も出ます。[3]
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    シャンプーを手に取り髪の根元まで優しくマッサージする シャンプーの量は、ショートへアまたはミディアムヘアであれば、500円玉程度の大きさの量で十分です。肩より長い場合は、その2倍の量を使うと良いでしょう。シャンプーを両手につけたら、髪の根元に向けて優しくマッサージするように洗いましょう。ゴシゴシと擦ってはいけません。また、首筋にもシャンプーを行き渡らせましょう。 [4]
    • 優しくマッサージするように洗いましょう。ゴシゴシ擦ったり、小さな円を描くように洗ってはいけません。キューティクルを傷つけたり壊してしまう恐れがあります。
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    ロングヘアの場合は、根元をよくシャンプーし先端は洗わない 根元をよくシャンプーするのは、そこに油分が蓄積されているためです。先端は古い髪で最も乾燥している部分なため、綿密にシャンプーする必要はありません。全くしなくても問題ありません。
    • 汚れが見だつようになったら、浄化作用のあるシャンプーで髪を洗いましょう。週一回が目安です。
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    髪をすすぎ、余分な水分を取る シャンプーがきれいに流されるまで、ぬるま湯で髪をすすぎましょう。すすぎ終えたら、髪の水分を取ります。ショートヘアの場合は、髪の毛に指を通すと早く乾きます。ロングヘアの場合は、髪の中央部から先端にかけて優しく握り水分を絞りましょう。水分が取れたらコンディショナーで整えます。
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方法 2
方法 2 の 3:

コンディショナーで整える

  1. 1
    髪の長さが10 cm 未満の場合は、コンディショナーを髪に均等に馴染ませる コンディショナーを500円玉程の大きさの量、手に取り髪全体に広げたら、約2分半そのままにします。その間、ムダ毛を剃ったり体を洗ったりすると良いでしょう。普通の髪用のコンディショナーは毎日使うことができます。 [5]
    • ぬるま湯で髪をよく洗い流しましょう。髪に汚れが蓄積しやすいとしたら、コンディショナーをつけた後、十分に洗い流さないことが原因かもしれません。
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    ロングヘアの場合は髪の中央部と先端にコンディショナーをつける コンディショナーを500円玉程の大きさの量、両手に取り馴染ませます。髪の根元につける必要はありません。根元には十分に油分があります。[6]
    • 髪をヘアピンで止めシャワー室を出ましょう。コンディショナーをつけた後、髪をそのまま長く放置すればするほど、コンディショナーの吸収が良くなります。ヘアピンは繰り返し使えるように、シャワー室に保管しておきましょう。
    • ヘアバンドやゴムなどを使って髪を縛っても良いでしょう。ただし、きつく縛りつけるとキューティクルを痛めてしまうため注意が必要です。髪は濡れている時が最も脆い、ということを覚えておきましょう。
    • コンディショナーをつけた後で流れ落ちないように、シャワーキャップをつけるのも良いかもしれません。
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    ロングヘアの場合、シャワー後10分間コンディショナーをつけたままにする お湯節約のためにもシャワーを早く終えたい、あるいは髪が著しく乾燥している場合などは、コンディショナーをつけた後そのままの状態でシャワーを終えても構いません。シャワー室を出たら、髪をそのままの状態にして10 分間待ちましょう。コンディショナーの油分が髪全体に行き渡ります。待つ間、髪をヘアピンで止めるかタオルなどで巻いておくと便利です。
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    ロングヘアの場合は冷水ですすぐ 冷水には髪のキューティクルを閉じ、水分と油分を髪に閉じ込める働きがあります。冷水すすぎを習慣化すると、髪がより艶やかになります。
    • コンディショナーを完全に洗い流しましょう。髪にコンディショナーが残っていると、張りがなく、油っぽい仕上がりになります。
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    リーブインコンディショナー(流さなくてよいコンディショナー)またはヘアパックを使う リーブインコンディショナーは、男性用と女性用の両方が市販されています。髪を強くしなやかな仕上がりにするのに効果的です。シャワーの後で、湿った髪につけましょう。
    • 男性用のリーブインコンディショナーを扱っているメーカーには、ジョヴァンニ、アヴェダ、ポールミッチェルなどがあります。
    • リーブインコンディショナーは、毎日シャンプーする場合、ケアが簡単で便利だという男性の声があります。[7]
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方法 3
方法 3 の 3:

自分の髪質に合うシャンプーとコンディショナーを選ぶ

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    髪の長さが10cm未満の場合は普通髪(肌)用のシャンプーとコンディショナーを選ぶ 長さが10cm未満の普通の髪質であれば、10人中9人の割合で一般的なシャンプーでも十分に効果があることが分かっています。ただし、頭皮が乾燥していたり、油っぽい場合には油性肌用シャンプー、またはフケ取りシャンプーを選びましょう。 [8]
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    薄い、腰がない、油っぽい髪にボリュームを加える 女性の場合はふんわり仕上げ、男性の場合はボリュームアップシャンプーなどと呼ばれるシャンプーがあります。[9] これらのシャンプーを使うと、ふさふさした仕上がりになります。
    • 髪を更に油っぽくするクリームシャンプーやコンディショナーは避けましょう。[10] 毎日、あるいは1日おきに使える低刺激のシャンプーを選びましょう。[11]
    • 髪が油っぽい場合は、ドライシャンプー(水がなくても髪を洗える粉末シャンプー)を使えば、シャワーを浴びなくても洗髪でき便利です。ドライシャンプーは男性でも使用できます。男性でも女性でも積極的に使えば、バスルームを汚さずに、常に新鮮な髪をキープできます。[12] ドライシャンプーは、髪の毛が細い場合は特に、質感を上げボリュームを増すのに効果的です。
    • また、油っぽい髪にはコンディショナーを使う必要がない場合もあります。スプレー式の、またはティーツリー油を含んだ濃度の薄いコンディショナーを使って、髪に油分を浸透させると良いかもしれません。[13]
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    タンパク質シャンプーで髪質を強くする カラーリングをしている、または化学物質を使ってケアしている場合は、小麦や大豆のエキス、またはシルクアミノ酸入りのシャンプーを選びましょう。一般的に、男性用ヘアケア製品にこのようなタイプのシャンプー、コンディショナーはあまり見られませんが、髪の色を保ちたい場合は、女性用シャンプーを購入しましょう。男性が女性用ヘアケア製品を購入することに何の問題もありません。カラープロテクションシャンプーか、髪の表面を剥がさない低刺激のベビーシャンプーを選びましょう。 [14]
    • ロングヘアの場合は、髪の先端だけにコンディショナーを使いましょう。髪の根元は天然の油分で潤っているため、髪の中央部と先端につけるだけで十分です。
    • 髪の表面を剥がしてしまうシリコン入りのコンディショナーは避けましょう。髪の色を保つためにも、シリコン入りのコンディショナーは避けましょう。また、髪の色が剥がれる可能性があるため、毎日洗髪するのは避けましょう。
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    粗い髪質または天然パーマの場合は柔らか仕上げでまっすぐに整えるシャンプーを見つける ゴワゴワした髪や、天然パーマには小麦胚種油、マカダミアオイル、アーモンドオイル、またはシアバター配合のシャンプーが最適です。または、グリセリンやシリコンを含むシャンプーやコンディショナーを使うと、瑞々しい髪を保つことができます。
    • 定期的にホットオイルトリートメントを行って、髪の縮れを抑えましょう。[15]
    • 洗うたびに、髪に十分な潤いを与えられるよう保湿コンディショナー(ディープ・モイスチャライジング・コンディショナー)を使いましょう。
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    乾燥した髪や縮れ髪にはクリームシャンプーを使う ココナッツオイル、アルガンオイル、グレープシードオイル、アボカドオイルなどはすべて、ドライヘアに最適です。また、髪を洗うたびに、超保湿コンディショナーを使いましょう。[16]
    • 縮れ毛やドライヘアには、乾燥した髪、カラーリングした髪専用のシャンプーを使いましょう。髪に潤いが行き渡り。きれいにまとまります。
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    フケが気になる場合は洗うたびにシャンプーの種類を変えてフケ対策をする これはフケ対策に打ってつけの方法です。サリチル酸、ピリチオン亜鉛、硫化セレン入りのシャンプーを毎回切り替えて使えば、フケの発生を効果的に抑えることができます。また、種類の異なる通常のシャンプーを交互に使うか、フケ取りシャンプーで髪が乾燥してしまった場合は、保湿シャンプーを使いましょう。
    • それでもフケが取れない場合は、シャンプーの後、アップルサイダービネガーですすぎ、イースト菌やバクテリアを取り払いましょう。
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Jenny Tran
共著者 ::
ヘアスタイリスト
この記事の共著者 : Jenny Tran. ジェニー・トランはテキサス州ダラスの首都圏にあるサロン「JT Hair Lab by Jenny Tran」の経営者です。 ヘアスタイリストとして7年以上の経験をもち、カラーリング、カット、そしてヘアエクステンションを専門としています。同サロンはプレミアムヘアプロダクトR+CoとMilbonの正規特約店でもあり、高品質なヘアケア製品を使用しています。 この記事は1,338回アクセスされました。
カテゴリ: 髪とネイル
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