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鳥はとても賢い動物で、素晴らしいペットになります。[1] 加えて、手懐けるのも難しくありません。[2] しかし、かなりの時間を割き、忍耐強く世話をすることが求められます。[3] 手懐ける訓練をすることで、鳥との緊密な絆が築けるだけでなく、鳥が新しい環境に馴染み、より快適でかつ安全だと感じる助けにもなるでしょう。

パート 1
パート 1 の 4:
鳥の信頼を得る

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    ペットの鳥が新しい環境に慣れるまで時間を与える 新しい環境に慣れるまでに2週間はかかるでしょう。手懐けの訓練はその後で行いましょう。個体によって2週間以上かかる場合もあれば、それより短くて済む場合もあります。[4] 鳥用のケージは賑やかな部屋に置きましょう。直感的には、静かな部屋が理想的に思えるでしょうが、賑やかな部屋の方が、鳥は人間との交流や共同生活に早く順応して快適に感じられるようになります。[5]
    • キッチンに置くのは避けましょう。ノンスティック加工の調理器具から放出される煙は有毒で、鳥にとって致命的となる可能性があります。
    • 鳥に近づいても羽をバタバタとさせなくなったら、鳥は新しい環境を安全だと思えるようになった証拠です。しかし、とまり木に留まったまま動かない場合は、飼い主や新しい環境にまだ慣れていないと言えます。[6]
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    穏やかな声で話しかける 鳥の信頼を得るには、飼い主が側にいる時でも鳥が快適さと安全性を感じられていることが重要です。それには、落ち着いた声で話しかけることが鍵です。[7] 話す内容は重要ではありません。新しい飼い主が穏やかで安心できる存在であることを知らせる必要があるだけです。
    • 1日を通してたびたび話しかけましょう。[8] 特に餌やりや水の交換時に話しかけると効果的です。
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    ゆっくりと静かに近づく 鳥は元来臆病な動物です。[9] ですから、近くで突然動くと鳥を怖がらせる可能性があります。ゆっくりと静かに近づけば脅威を与えないで済むため、鳥を安心させることができます。
    • 鳥の目線よりもやや斜め上から近づきましょう。ただし、あまり高い所から近づくと怖がらせてしまい、逆に、鳥の目線よりも下から近づくと、鳥に対する服従心を示すことになります。[10]
    • 飼い主の存在に更に慣れさせ、安心感を与えるには、なだめるような声で話しかけながら近づきましょう。
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パート 2
パート 2 の 4:
飼い主の手に慣れさせる

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    ケージの近くで手を見せる 鳥を手懐ける時、手を使うのが一般的です。しかし、鳥は元来臆病なために、人間の手に対して用心深く構えます。特に、ペットショップで飼われていた鳥は、人間の手を見ると、掴まれたり追いかけられた経験を思い出してしまい[11] 、警戒を強める可能性があります。
    • 鳥によく見える位置に手をかざしましょう。[12] 鳥の不安を軽減させるには、手を出したらそのまま動かさず、落ち着いた声で話しかけると効果的です。
    • ケージの近くで10〜15分間、あるいは、できる限り手をかざしていましょう。1日に2、3回程、4〜7日間行いましょう。[13] ケージの外枠に優しく手を触れてみるのも良いでしょう。
    • 鳥を自分の手に慣れさせるには時間と忍耐が必要です。
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    ケージの中に手を入れてみる ケージの近くで手をかざしても鳥が慌てなくなったら、ケージの中に手を入れて慣れさせましょう。手を入れる時は、急に動かさないでゆっくり入れることがとても重要です。[14] また、手を入れる際は、鳥とアイコンタクトをとらないようにしましょう。鳥は、向けられた視線に脅威を覚える場合があります。[15]
    • この段階では、ケージに手を入れるだけで、鳥に触れてはいけません。
    • 実際には、毎朝、餌と水を変える時に、ケージの中に手を入れなければなりません。毎朝の餌やりの時に、ゆっくりとケージに手を伸ばし入れることを日常化すれば、鳥は飼い主の手に徐々に慣れて来るでしょう。[16]
    • ケージの中の飼い主の手に慣れるまで、数日から数週間かかる場合があります。[17]
    • ケージの中に手を入れる時は常に、なだめるような口調で鳥に話しかけましょう。
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    おやつで鳥を誘う ケージの中の飼い主の手に一向に慣れない場合は、おやつを手に持って挑戦しましょう。鳥のおやつには、キビの穂が非常に人気です。ほうれん草などの濃い緑色の葉物野菜も鳥の好物です。[18]
    • どんなおやつを使うにせよ、鳥にとって馴染み深く、好物であることを確認しましょう。[19]
    • おやつを手に持ったまま、手を動かしてはいけません。どのくらい臆病な鳥かにもよりますが、安心して手に近づいておやつを食べるまでに、数回試す必要があるかもしれません。[20]
    • 毎日3〜5回、おやつを持った手をケージの中に入れてみましょう。[21] また、餌と水を変える度にもおやつを手にしましょう。やがては、ケージ内に手が入ってくる度に、おやつを期待するようになります。[22]
    • おやつを持っている時は、ゆっくりと手を近づけましょう。[23] おやつのお陰で、鳥がケージ内の飼い主の手に慣れて来るでしょう。
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パート 3
パート 3 の 4:
ケージ内で指乗りを教える

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    手で止まり木の形を作る ケージ内に手を入れ、人差し指だけ出して止まり木の形を作りましょう。[24] ゆっくりと脅威を与えずに、鳥の方に手を近づけ、人差し指を鳥の足のすぐ上の胸元に添えましょう。[25]
    • 噛まれるのが怖い場合は、小さなタオルで手を覆うか、[26] 手袋を着用しましょう。ただし、手を覆うと、鳥に自分の手に慣れてもらうという目的が果たせなくなります。加えて、鳥が手袋やタオルを怖がる場合があります。
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    鳥に指に乗るよう仕向ける 鳥の胸元に指を添え、鳥の体をそっと押し上げて指に乗るよう促しましょう。[27] 鳥が指を避けて跳び上がっても、飼い主は驚いてはいけません。ケージ内の別の場所に飛んで行っても、追いかけてはいけません。その場合は、手をケージから出して別の機会にもう一度試すか、ケージ内に手を入れたたまま、鳥が落ち着いて再び近づいて来るのを待ちましょう。[28]
    • 鳥に多少の勇気づけが必要だと思う場合は、おやつで誘いましょう。もう片方の手におやつを持って鳥から遠くに置き、鳥がおやつを目掛けて、おやつを持たない手に乗るように仕向けましょう。[29] この方法は、ケージの扉が両手が入る程十分に広い場合に、試すことができます。
    • 必要に応じて、鳥の体を押し上げる時に「乗って」などの指示を与えるのも良いアイディアです。実際、指に乗って欲しい時には常に指示を与えましょう。[30]
    • 鳥が指に乗ったら、手を動かしてはいけません。[31]
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    鳥にご褒美を与える 鳥が指に乗り、ほんの少しの間でも留まることができたら、ご褒美を与えましょう。乗ってすぐに降りることがあるかもしれません。[32] また、片足を指の上に置くだけかもしれません。[33] どんなに小さくても、進歩を示したらご褒美を与えましょう。
    • 訓練の時間は短く設定しましょう。1回につき10〜15分、1日に2、3回が目安です。[34]
    • 指に乗れた時には、ご褒美としておやつに加え、口頭での賞賛も効果的です。
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パート 4
パート 4 の 4:
ケージの外で指乗りを教える

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    鳥に安全な部屋を用意する ケージ外での指乗り訓練も、鳥を飼いならすために重要です。鳥にとって安全な部屋とは、危険物がなく、鳥が安心して過ごせる部屋です。そのためには、窓とブラインドを閉じ、また、他のペットや扇風機などの危険物を部屋から取り除きましょう。[35]
    • 訓練中に他の人が入室できないように、ドアに鍵がかけられる部屋が理想です。
    • 部屋を明るくし、整理整頓して清潔にします。[36]
    • 訓練のための安全な場所として、浴室などがよく使われます。
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    必要に応じてケージの中を整頓する ケージは鳥の快適ゾーンです。 快適ゾーンから出されることは、鳥にとって恐ろしい経験かもしれません。また、外に出るためにケージ内の止まり木やおもちゃの隙間を通り抜けることになったら、さらに怯えてしまうでしょう。あらかじめケージ内のおもちゃ類を整頓し、扉までのルートを確保して、鳥が恐怖感なくケージの外に出られるように準備しましょう。[37]
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    ケージから鳥を出す ケージ内で鳥を指に乗せたまま、ケージの扉の方に手をゆっくりと引き寄せ、ケージから出すようにしましょう。外に出そうとした瞬間に指から飛び降りてしまう場合がありますが、驚いてはいけません。安心してケージを離れる準備ができていないのかもしれません。[38] 飛び降りてしまっても、ケージ内で追いかけてはいけません。
    • ケージの扉が十分に大きい場合は、もう一方の手もケージ内に入れ、手を丸めて鳥の背後に添えましょう。鳥が飛んで逃げようとしても、この手で防ぎます。ただし、鳥に直に触れてはいけません。[39]
    • 鳥を無理にケージから出してはいけません。忍耐強く訓練しましょう。安心してケージの外に出られるようになるまで、数日間分の訓練が必要かもしれません。
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    鳥がケージ外の環境に慣れるまで時間を与える ケージの外ですぐに指から降りたがるかもしれません。[40] その場合も、くれぐれも追いかけてはいけません。鳥が落ち着くのを待ち、その後で再度指に乗るように仕向けましょう。
    • 羽切りしていないと、ケージから出した時に飛んで行ってしまう可能性があります。飛んでしまったら、ゆっくりと静かに近づいて、捕まえましょう。穏やかな安心できる声で話しかけながら近づくことを忘れてはいけません。[41]
    • 指に乗って留まり続けたたら、ご褒美を与えましょう。[42]
    • 日課の訓練は10〜15分間と短く設定しましょう。[43]
  5. 5
    安全な部屋で指乗りを教える 鳥がケージ外の環境に慣れてきたら、鳥を指に乗せたまま、ケージに背を向けながら安全な部屋に歩いて移動しましょう。[44] 安全な部屋に着いたら、床またはベッドの上に座りましょう。[45] 指から降りたら、もう一度乗るように仕向けましょう。
    • 指乗りの難度を上げたい場合は、両手を止まり木としてみなして、訓練させましょう。片方の人差し指に鳥を乗せたまま、もう一方の人差し指で鳥の胸元をそっと押し、押した指に乗るように訓練しましょう。その要領で左右の指に交互に乗るように仕向けながら、鳥が梯子団を登って行くかのように両手を高く上げて行きましょう。[46]
    • 指に乗る度に、ご褒美のおやつを与えましょう。[47]
    • 安全な部屋で1回につき15〜20分間、1日1回から数回、訓練を行いましょう。[48]
  6. 6
    鳥をケージに戻す ケージ外での訓練の終了時は、常に、鳥を指に乗せてゆっくりと歩いて戻り、ケージの中に戻しましょう。ケージの中に入った途端に手から飛んで逃げるかもしれませんが、なるべくとまり木に戻すようにしましょう。そのためには、止まり木が鳥の正面かつ上方に来るように手を配置させると良いでしょう。
    • 止まり木を前にした鳥に、「降りて」と指示を与えましょう。実際には、高い位置にある止まり木に「上がる」のですが、飼い主の指から「降りる」動作だと捉えましょう。
    • 鳥がケージ内で落ち着いたら、ケージの扉を閉じましょう。
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ポイント

  • 鳥に対しては、常に忍耐強く落ち着いて接しましょう。完全に慣れるまでは、飼い主を脅威と見なすでしょう。[49] 飼い主を信頼し、慣れ親しむまでには時間がかかります。
  • 訓練中に噛まれることがあるでしょうが、覚悟しておきましょう。噛まれても、手をぐいと動かしたり、鳥を床に置いたりしてはいけません。床に置けば、「噛むと、床に置いてもらえる」と勘違いしてしまいます。
  • 飛べる鳥を飼いならすことはほぼ不可能です。飼いならす前に、羽切りしましょう。鳥類を扱う動物病院で処置してもらえます。
  • 噛まれたら、厳しく「だめ!」と言いましょう。「噛むと罰を受ける」と学習させることで、やがては噛むことをやめるはずです。
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注意事項

  • 訓練中に、恐怖心から飼い主を噛むことがあります。飼い主に慣れ、飼い主の側で心地良く感じるようになれば、噛むのをやめるでしょう。
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Pippa Elliott, MRCVS
共著者 ::
獣医
この記事の共著者 : Pippa Elliott, MRCVS. 獣医であり、Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)のメンバーでもあるエリオット医師は、30年以上にわたり、かかりつけ獣医、そして獣医外科医として獣医療の実践に努めてきました。1987年にグラスゴー大学にて獣医科学と獣医外科学の学位を取得してます。エリオット医師は生まれ故郷の町にある動物診療所に20年以上勤務しています。 この記事は2,393回アクセスされました。
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