PDF形式でダウンロード PDF形式でダウンロード

黒いカラー剤はさまざまな目的で使用されています。しかし残念ながら黒いカラー剤を落とす作業は、染めるよりもずっと大変です。黒いカラー剤を落とすのに必要な工程は、他のカラー剤とあまり変わりませんが、時間がかかったり、より髪にダメージを与える薬剤を使用する場合もあります。そして髪が伸びない限りは、元の髪色に戻ることはありません。今の髪色が気に入らない人は、元の髪色と似合う髪色の間でうまくバランスをとる方法を見ていきましょう。

方法 1
方法 1 の 3:
カラーリムーバーを使用する

  1. 1
    カラーリムーバーを購入する カラーリムーバーは気に入らないカラー剤を落とすことができるアイテムです。さまざまな商品が販売されており、それぞれ成分や使用法が異なります。ただし、カラーリムーバーはセミパーマネントカラーには効果がありません。なぜなら、セミパーマネントカラーには、カラーリムーバーが効かない、金属塩や他の自然由来の色素が含まれているためです。
    • 黒染めはもっとも落としづらいカラーなので、強力なタイプのカラーリムーバーを選びます。
    • 髪の長さと、黒染めの際に使用したカラー剤の強さを考慮するようにしましょう。2回施術が必要な場合に備えて、2箱購入することも検討しましょう。ロングヘアーや髪が太い人も2箱購入しておくと便利です。
    • カラーリムーバーは化粧品を取り扱う店やドラッグストアで購入できます。
    • カラーリムーバーがない場合は、代わりにブリーチ剤を購入し、髪をブリーチする方法もあります。カラー剤だけを落とすカラーリムーバーとは違い、ブリーチはカラー剤に加えて元々の髪の色素も落とす作用があります。
  2. 2
    使用方法を読む 綺麗に仕上げるには、必ず付属の使用方法をよく読み、それに従って作業を進めましょう。
    • コンディショナーを用意した方が良い場合もあるので、髪の変色や乾燥など、副作用の可能性があるかどうかも確認しておきましょう。
    • 黒染めした髪の上からブラウンなどの別の色をのせても、黒のカラー剤が毛包まで浸透しているため、ブラウンには染まりません。
  3. 3
    塗布する前の準備[1]  髪を染める時と同様、専用の服とグローブを身につけ、髪を整えてから薬剤をつけ始めます。薬が水っぽくて落ちてくる可能性もあるため、肩周りにタオルをかけておくと安心です。
    • 古いTシャツなど、汚れても良い服を着ます。
    • 肩にタオルをかける場合は、暗い色のものを選びましょう。
    • 髪をブラシでとかしてから薬剤をつけましょう。ブラシでとかしておかないと、髪が絡まったところに薬剤が溜まり、ムラができてしまいます。
    • 肌への着色や肌荒れを防止するため、顔や生え際周辺にワセリンなどのクリームを塗っておきましょう。こうすると、余分な薬剤が肌につきにくくなります。肌への着色を防止する方法として覚えておくと、次に髪を染める時にも便利です。[2]
    • グローブをつけて薬剤を混ぜていきます。薬剤を触る準備ができたら、髪につける前に、使用方法を見ながら薬剤を混ぜ合わせましょう。薬剤によっては、硫黄や腐った卵のような不快な匂いがする場合もあります。風呂場の換気扇を回しておいた方が良いでしょう。
  4. 4
    少量の毛束でテストをする 髪全体につける前に、毛束をとってテストをしておくと安心です。万一気に入らない時のために、目立たない箇所の髪をとり、まずはそこだけに薬剤を塗ります。最後まで工程を終えたら、毛束が希望の色になったかを確認しましょう。毛束の仕上がりが気に入った場合は、髪全体に薬剤を塗っていきます。
    • 後頭部など、他の髪に隠れる場所を選びましょう。
    • 現在の髪色によっては、独特な色の落ち方をする場合もあります。黒髮がブロンドに変化することはありませんが、栗色や赤っぽいブラウンにはなるかもしれません。
  5. 5
    薬剤を髪につける 薬剤の準備ができたら、髪にできるだけ均一に塗ります。カラーリムーバー によっては、他よりも水っぽい質感のものもあります。
    • 2.5cmずつ毛束をとって塗っていきます。まずは髪の下半分から塗り始め、次に頭頂部の髪を塗りましょう。こうすると、髪全体に均一に塗ることができます。また、髪に塗る薬剤の量が調整しやすくなります。
    • 髪の表面を覆い、規定の時間放置します。熱を与えた方が効果が高まるタイプの薬剤であれば、ドライヤーを耐熱性の台に置き、座った状態でドライヤーを頭に当てても良いでしょう。
  6. 6
    繰り返す カラーリムーバーを1度塗っただけでは、希望の髪色に仕上がらない場合もあります。特に繰り返し黒染めをしている人は、リムーバーを何度か塗る必要があります。これが当てはまる場合は、カラーリムーバーを余分に購入しておくか、1回目の施術後に残った薬剤をとっておきましょう。
  7. 7
    カラー剤が落ちたら、薬剤を洗い流し、シャンプーをする 薬剤やカラー剤が髪に残らないよう、しっかりと洗い流したら、いつも通りシャンプーをします。使用方法に記載された流し方やシャンプーの方法に従うようにしましょう。
    • カラーリムーバーによっては、カラー剤を落とした後に使用する専用のシャンプーが付属している場合があります。
    • シャンプーをある程度髪に揉み込まないと、薬剤やカラー剤が落ちにくい場合があります。ただし頭皮を擦り過ぎないように注意しましょう!
    • カラーリムーバーによっては、シャンプー後に薬剤をつける必要があります。購入した商品の付属品を確認し、この工程がある場合は省略しないよう注意しましょう。
  8. 8
    保湿力の高いトリートメントを使用する 髪が弱ってしまったり、傷みが気になる時のために、トリートメントを準備しておくと安心です。[3] 綺麗な髪に仕上げるには、ヘアマスクを使用したり、高温のアイロンやドライヤーなどを利用したヘアアレンジを避けることが大切です。
  9. 9
    再度ヘアカラーをする 自宅用のカラーリムーバーを使うときは、黒いカラー剤を落とした後にヘアカラーが必要な場合があります。これはカラーリムーバーの使用後、髪色が元々の色よりも明るくなるケースが多いためです。それでも問題がない人もいるかもしれませんが、より自然な色味に仕上げたい場合は、上からヘアカラーを行いましょう。
    • 髪を休めるために、数週間以上あけてから髪を染めた方が良いかもしれません。とはいえ、多くのカラーリムーバーには、使用後すぐにカラーをしても問題はないと記載されています。念のため、再度カラーを行うまで、24時間はあけるようにしましょう。
    広告

方法 2
方法 2 の 3:
薬剤を使わずにカラー剤を落とす

  1. 1
    オイルトリートメントをする オイルトリートメントはヘナやインディゴなどのカラー剤を落としたい時に最適な方法ですが、パーマネントカラーには効きません。また、ただ洗うよりも余分なカラー剤を浮き上がらせる効果はありますが、色自体を落とす効果はあまりありません。[4]
    • オイル(オリーブオイル、ココナッツオイル、アルガンオイルなど)を使用するか、髪用のオイルを購入します。好きなオイルを混ぜても良いですし、ブレンドされたものを購入しても良いでしょう。2回目の施術のために、多めに購入しておいても良いかもしれません。
    • オイルを頭全体にたっぷりと塗ります。
    • 数時間放置します。できれば、髪を覆ってそのまま1晩置くとより効果的です。
    • シャンプーでオイルを落とします。オイルと水は分離しやすいので、数回洗ってしっかりオイルを落としましょう。
    • オイルが髪をケアしながらカラー剤を落とすので、髪のダメージを防ぐことができます。
  2. 2
    ビタミンC配合のトリートメントを使用する ビタミンC配合のトリートメントは、他のカラー剤を落とす効果があるのと同じように、黒染めした髪も1、2トーン明るくすることができます。ただし酸がレモン汁に近い働きをして髪を明るくするため、この方法はセミパーマネントカラーに効果的です。[5]
    • ビタミンCの錠剤と水を合わせたペーストを作ります。
    • ペーストを濡れた髪に塗ります。
    • 1時間ほど放置します。
    • 髪についたペーストを洗い流します。
  3. 3
    蜂蜜トリートメントをする 基本的に、蜂蜜は髪を明るくするためだけに使用するもので、髪を明るくする作用はありますが、カラー剤を落とす効果はありません。蜂蜜には過酸化水素を生成する成分が含まれており、過酸化水素は一種のブリーチとして知られています。未精製、未殺菌の蜂蜜を使う必要がありますが、こういった蜂蜜は直売所または生産者から直接購入できます。[6]
    • 蜂蜜と水を4対1の割合で混ぜ合わせ、蜂蜜ペーストを作ります。
    • そのまま30分〜1時間置きます。
    • ペーストを濡れた髪につけます。
    • 髪を覆い、2時間以上置きます。
    • 洗い流し、必要に応じて、この工程を繰り返しましょう。週2回ほど行うことで、徐々に髪色が明るくなります。
  4. 4
    食器用洗剤と重曹を使う シャンプーよりも髪への刺激が強いため、使用後は保湿力の高いトリートメントでケアを行いましょう。
    • 食器用洗剤5滴と約500円玉大のシャンプーを混ぜ合わせます。
    • 混ぜ合わせたものを濡れた髪につけ、マッサージします。
    • 数分置きます。
    • 洗い流し、必要に応じてこの工程を繰り返します。
  5. 5
    カラー剤を落とす効果があるシャンプーを使用する カラー剤を落とす作用があるシャンプーを使うと、より簡単に髪を明るくすることができます。いつも通りシャンプーをするよりも早く効果が得られます。[7]
    • クレンジングシャンプーは髪の色素を落とす作用があり、黒いカラー剤を落ちやすくします。
    • フケを防ぐシャンプーは、特定のタイプのカラー剤を落とす作用があることで知られています。同じ分量の重曹と混ぜ合わせると、さらに効果が高まる場合もあります。髪につけたら数分置き、洗い流して仕上がりを確認してみましょう。
    • 希望の仕上がりにするには、複数回シャンプーが必要な場合もあります。シャンプーを繰り返すたびに、排水溝にカラー剤が流れていくのが確認できるはずです。ただし、1日に4回以上のシャンプーを行うのは避けましょう。
    広告

方法 3
方法 3 の 3:
プロの助けを借りる

  1. 1
    必要な施術内容を理解する 黒染めした髪を元の髪色に戻すには、多くの工程が必要になる場合があります。施術後はどんな仕上がりになるのか、そして自分はどんな仕上がりにしたいのかをよく考えましょう。
    • この工程には、美容師によるブリーチや、好みのカラーへの調整などが含まれます。
    • 美容師による施術では、ブリーチ剤が入っていないカラー剤を使用したり、業務用のカラーリムーバーを使って髪を明るくする場合もあります。
    • 複数の工程が必要となる可能性もありますが、プロは髪へのダメージを抑える方法や、より効果を高めるためのホームケア用品の選び方も心得ています。
    • 髪色がオレンジっぽくなる場合もありますが、カラーリングで直してもらうことができます。
    • 信頼できる美容師に、色々な選択肢を相談してみましょう。
  2. 2
    料金を確認する 黒いカラー剤の除去は高額な施術です。何店舗か美容院を周り、価格が安く、信頼できるところを選ぶようにしましょう。
    • 信頼できる美容師を見つけて、安心して施術を受けることは、価格と同じくらい重要です。そのため、複数の美容師に相談しても全く問題はありません。
    • 支払った金額なりの仕上がりになるという点は覚えておきましょう。低価格の店を選べば、自分で施術した場合と同じくらい髪に負担がかかることもあります。
  3. 3
    時間をかけて髪を伸ばす 美容師と相談しながら、徐々に根元の髪を元々の色や好きな色に変えていきましょう。時間はかかりますが、総合的には髪へのダメージを抑えることができ、また髪がオレンジっぽくなるリスクも抑えられます。
    広告

ポイント

  • これまでに黒染めを繰り返し行っている人は、先に毛先から始め、10分置いてから他の部分の施術をしましょう。これは毛先の方が黒いカラー剤が落ちづらいためです。
広告

注意事項

  • ブリーチは髪の構造からカラー剤を落とす作用がありますが、どうしても黒いカラー剤を落としたい場合以外は、ブリーチを直接髪に使用するのは避けた方が良いでしょう。ブリーチをすると髪が赤やオレンジになる可能性があるだけでなく、髪が傷みやすくなったり、抜けてしまうこともあります。美容院でもカラー剤を落とす際にブリーチ剤を使用しますが、美容師の場合は、業務用のブリーチ剤の使用法はもちろん、ダメージを防止したり、軽減するケア方法を心得ています。
広告

関連記事

ネイルグルーを落とす
手についたヘアカラーを落とす
自分でロングヘアを切る
お団子ヘアを楽しむ(男性)
割れた足の爪を処置する割れた足の爪を処置する
酷く絡まった髪の毛をほどく酷く絡まった髪の毛をほどく
髪を切るかどうか判断する髪を切るかどうか判断する
ネイルグルーを使わずにネイルチップを付ける
UVライトなしでジェルネイルを硬化させるUVライトなしでジェルネイルを硬化させる
爪が割れたときの対処
短い髪を編み込む(男性向け)短い髪を編み込む(男性向け)
自宅でウルフカットにするおうちでウルフカットに!簡単なセルフカットの方法
ツインのお団子ヘアを作る
自分で枝毛を取り除く
広告

このwikiHow記事について

Shun Pittman
共著者 ::
美容師、グローバルサロン指導者、著者
この記事の共著者 : Shun Pittman. マスター美容師で作家のシャン・ピットマンは、「Corps d’Elite Salon 」と「Corps d’Elite Beauty」の創業者です。世界を股にかけて美容業界で活躍すること25年、いかなる髪質や髪のタイプ、肌の色や色調の人にもラグジュアリーなサロンサービスを提供することに情熱を傾けてきました。 ヘアコンディショニング、トリートメント、ヘアカット、カラー、スタイリング、エクステンション、さらにメイクアップなどを専門に施術を行い、L'Oréal、Wella、Matrix、Paul Mitchell、Redken、Big Sexy Hair、Toni & Guyなどの企業の美容部員への指導・訓練も歴任。また、全国・地方放送のテレビ番組の司会者としても活躍、The Washingtonian、The Cheddar Network、WJLA 局のGood Morning Washington's Beauty、Fashion Police segmentsなどの番組にも出演しました。「美容師があなたに知ってほしい50のこと(と私達も知らないこと)」著者。 この記事は1,015回アクセスされました。
カテゴリ: 髪とネイル
このページは 1,015 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?

広告