10代の妊娠を防ぐ方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム | 15 出典

この記事には:避妊手段を使用するしっかりとした情報収集を行う10代の子供が妊娠しないように手助けする

10代は難しい年齢です。様々な変化を経験すると共に、自分の将来像を模索する時期でもあります。そのため、子供ができてしまうと事態はより困難になってしまいます。自立した大人になるまで、子供は欲しくないと恐らく全ての人が思っているでしょう。安全なセックスを心掛けることに加え、しっかりと情報収集を行い、良好なサポートシステムを活用すれば、10代で子供を持つという事態を防げます。安全なセックスに関する事実を知っていれば、自分の身を効果的に守れるでしょう。さらに親の立場であれば、思春期の子供が妊娠を防ぐ上で助けになれるでしょう。

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避妊手段を使用する

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    確実で安価な避妊手段としてコンドームを使用する 避妊する上で、コンドームは最も簡単な手段です。コンドームを包装紙から取り出して、勃起したペニスに装着します。コンドームの縁部分が外側に来るように注意すれば、簡単に装着できるでしょう。コンドームは長持ちしますが、消費期限もあります。使用前に日付を確認しておきましょう。[1]
    • コンドームはあらゆる薬局で購入可能であり、学校や医療相談所から無料で入手できる場合もあります。
    • コンドームを使用するには男女双方の同意が必要です。
    • 女性用のコンドームを使用してみてもよいでしょう。この種のコンドームは女性の膣の中に収まり、妊娠を防ぎます。包装箱に記載されている説明にしたがって使用しましょう。
    • その他の利点として、男性用も女性用もコンドームには性感染症(STD)を防ぐ効果があります!
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    より効果的な避妊効果を望む場合には避妊薬を使用する 経口避妊薬は「ピル」としても知られています。この方法を試すには、医師の処方箋が必要になります。このピルに含まれるホルモンは排卵を抑制します。つまり、精子が受精する上で必要な卵子がなくなります。ピルは91%の確率で妊娠を防ぎますが、性感染症に対しては効果を発揮しません。[2]
    • 起こり得る副作用について医師に相談してみましょう。副作用には体重の増加、月経期における点状出血、月経時期以外の出血などが含まれます。また気分の浮き沈みを感じたり、うつ状態に陥る可能性もあるでしょう。
    • ピルは毎日同じ時間に摂取することで最大の効果を発揮します。携帯電話でアラームを設定して、ピルを飲む時間を忘れないようにしてもよいでしょう。
    • 保険の対象として見なされるかどうかで費用は変動します。1か月ごとに3,000円前後の費用がかかる場合もあります。
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    長期的な避妊効果のためにIUD(子宮内避妊器具)を使用してみる IUDは避妊のため子宮内に装着する小さな装置です。99%の確率で妊娠を防ぐことができるため、最も効果的な方法であると言えます。IUDは病院で体内に挿入してもらいます。いつでも取り出すことは可能ですが、最大で12年間子宮内に挿入したままにしておくこともできます。[3]
    • IUDには2つの種類があります。銅付加IUDとホルモン放出型IUDがありますが、自分に合ったものを選ぶ上で医師に相談してみましょう。
    • 銅付加IUDの利点の1つとして、緊急避妊効果が期待できるという点が挙げられます。性交後5日以内にこのIUDを挿入すれば、妊娠を防げます。
    • 副作用には生理痛のような痛みや生理不順が含まれます。これらは一般的に3~6か月でなくなります。
    • IUDの場合、最高でも6万円ほどの費用がかかる場合があります。避妊対策の費用は入手先や保険の適応に応じて変動します。
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    確実に避妊をするためにインプラント治療を考慮に入れてみる ホルモン避妊法には様々な種類があります。そのうちの1つは インプラントで、病院で上腕に埋め込んでもらいます。これは小さな棒状の物体であり、最大で4年間妊娠を防ぐ効果があります。[4]
    • インプラントは99%の確率で妊娠を防げますが、性感染症に対する効果はありません。
    • インプラントは使い方の間違えようがないので効果的です。ピルのように飲み忘れや、使用方法を間違えるといった心配はありません!
    • インプラントには3~5万円の費用がかかるでしょう。金額は医療機関に問い合わせてみましょう。
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    簡単に避妊したい場合にはパッチを試してみる 医師に経皮パッチについて相談してみることもできます。小さなパッチを上腕や背中、お尻に貼り、毎週新しいものと交換します。3週間置きに1週間の休み期間を設けます。その後に新しいパッチを貼ります。[5]
    • パッチは91%の確率で妊娠を防ぐことができますが、性感染症の予防はできません。
    • パッチには一か月当たり3,000円前後の費用がかかる場合があります。
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    避妊について毎日不安を感じたくない場合には注射を試してみる パッチを交換したりピルを飲むのが煩わしいという場合には、注射を打つという選択肢もあります。3か月ごとに病院で排卵を防ぐホルモン剤注射を打ってもらうという避妊法です。[6]
    • 避妊薬注射は94%の確率で妊娠を防ぎます。しかし性感染症を防ぐ効果はありません。
    • 定期的に受診して注射を打つ必要があるため、その度に費用がかかることになります。
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    緊急避妊薬(アフターピル)について学習する 緊急避妊により妊娠を防げます。避妊をしないで性行為を行った際に、妊娠を防ぐために緊急避妊用のピルを飲んでもよいでしょう。日本国内の場合、年齢に関係なく病院で処方してもらうことで入手できます。[7]
    • これは通常の避妊方法とは異なります。一般的な避妊法を定期的に実施するようにしましょう。
    • 緊急避妊薬は、保険適応外で10,000~15,000円ほどかかります。
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    最も効果的な手段として節制を考慮に入れる 妊娠を防ぐ上で最も効果的な方法はセックスをしないことです。節制とは性交を控えることを意味します。節制にはオーラルセックスも含まれると解釈する人々がいますが、オーラルセックスによって妊娠に至るわけではありません。あらゆる種類のセックスを断てば、性感染症にかかる可能性はなくなります。[8]

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しっかりとした情報収集を行う

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    医師に相談する 避妊対策を行うことに加え、安全なセックスについてしっかりと学習すれば、10代の妊娠を防げます。医師から多くの情報を収集できるでしょう。誰かと性的な関係を持ち始めることを考えているのであれば、自分とパートナーにとっての最善な避妊法について医師に相談してみましょう。[9]
    • 「妊娠を防ぐ上でどの方法が一番効果的だと思いますか?」と聞いたり、「性感染症にかからないために何をする必要がありますか?」と尋ねてみましょう。
    • 自分のセックス歴について正直に医師に打ち明けましょう。医師から批判されるような心配はありません。
    • より専門的な情報を収集するために、産婦人科で相談するのもよいでしょう。
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    通説について学習する セックスに関するたくさんの通説を耳にしたことがあるでしょう。その真偽を見極めることができるようにしっかりと勉強をしておきましょう。何かしらの噂を耳にした際には、それが本当であるかどうかを医師に聞いてみましょう。[10]
    • この種の通説には、生理中や初体験の場合には、女性は妊娠しないといったものもありますが、まったくもって誤った情報です!
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    信頼のおける情報に目を通す 学校や職場の医療相談所などの信頼のおける場所から情報を入手しましょう。情報源がしっかりしており(例えば医師や医学雑誌)、医師や看護婦といった専門家により書かれている場合であれば、情報は正確なものだと判断できます。
    • 学校や近隣にある図書館に足を運んでみましょう。安全なセックスについて扱った本を図書館員に紹介してもらうこともできます。
    • 河野美代子著の「初めてのセックス あなたの愛を伝えるために」や、やまがたてるえ著の「15歳までの女の子に伝えたい自分の体と心の守り方」というような本を読んでみてもよいでしょう。
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    パートナーと対話する セックスをしたり、セックスすることについて考えている場合には、パートナーとよく会話をするように心掛けましょう。取るつもりである避妊対策に加えて、万が一妊娠をしてしまった場合にはどうするかという点について話し合いましょう。ざっくばらんに話し合い、お互いに正直に話し合いましょう。抱えている不安を恐れずに打ち明けてみましょう。
    • 「セックスについてたくさん話してきたよね。万が一私が妊娠しちゃったらどうするかについて話し合いたいんだけど」と言ってみてもよいでしょう。
    • 自分の体に関する決定権は自分にあるということを覚えておきましょう。誰かに無理やりセックスを強要されることは、決してあってはいけません。

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10代の子供が妊娠しないように手助けする

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    自分の価値観とセックスに対する態度を分析する この話題を避けてはいけません。話を切り出す前に、時間を取って、この点に関する自分の見解を考慮してみましょう。例えば、10代の若者がセックスすることについて自分は肯定的であるかどうかを吟味してみます。もし自分が否定派だとしたら、どのように節制を勧めることができるかについて考えてみます。また10代における避妊が適切であるかどうかに関して、自分はどのような意見を持っているのか自問してみてもよいでしょう。[11]
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    自由に発言するように勧める セックスについて話すことに自分は抵抗がないという点を思春期の子供に伝えましょう。むしろ、こちらの方から話を切り出してみてもよいでしょう。「有紀、これから大学に進学するにあたって、安全なセックスを心掛けるためにいくつかの点を教えておきたいんだけどいいかな?」と言ってみてもよいでしょう。自分が頼りになるだけでなく、助けを差し伸べることができる人物であるという点を10代の子供に知らせましょう。[12]
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    質問に対して誠実に答える 対話を成功させるには正直さが不可欠です。だからといって、自分の体験談のすべてを10代の子供に伝える必要はないでしょう。それでも、仮に子供から「お父さんって結婚するまでセックスしなかったの?」というような質問をぶつけられた際に、しっかりと返答する準備をしておきましょう。正直に答えれば、思春期の子供に役立つ情報を提供することができるだけでなく、それにより子供は正しい決断を下せるようになるでしょう。[13]
    • 10代の子供は「セックスをするように強要されているように感じる時にはどうしたらいいの?」「オーラルセックスで妊娠することってあるの?」というような質問をしてくる場合があります。
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    勉強するように強く勧める 10代の子供は親とセックスの話をするのに乗り気がしないかもしれません。それは普通のことです!それでも、安全なセックスをする上で必要な情報を学習するように勧めてみましょう。もし学校に任意で参加できるような性教育の授業があるとすれば、参加するように勧めてみましょう。学校にこの種の授業がない場合には、近隣の公民館や病院に確認を取ってみましょう。地域住民を対象とした授業が開催されている場合があります。[14]
    • 自分で勉強することが必要な場合もあります。質問に対して返答する際に、あらかじめしっかりと情報を収集しておく必要があるでしょう。インターネット上の信頼のおけるサイトを調査したり、最新の著書について医師に確認してみましょう。近隣の図書館に出向いてみてもよいでしょう!
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    思春期の子供の交際関係を把握する 10代の子供の生活の中に誰が関与しているかを把握しておきましょう。付き合っている相手がいれば、紹介するように頼んでみましょう。また「お前と加奈ちゃんはけっこう真剣に交際しているみたいだね。セックスについて彼女と話し合ったことはあるの?」といったような質問を投げかけてみてもよいでしょう。交際関係について不安を感じる場合には、10代の子供と話し合ってみましょう。[15]
    • 批判的にならないように気を付けましょう。思春期の子供が恥ずかしく感じるあまり、口を閉ざしてしまわないように注意します。例えば、「本当の愛なんかお前は何も分かっていないんだよ。お前はまだ子供なんだから!」というような言葉を口にするのは控えましょう。
    • 批判的になる代わりに、自分が感じている不安を打ち明けてみます。「学君のことは気に入らないな」と言う代わりに、「学君はお前を少し束縛しすぎているような気がするんだけど、どう思う?」と聞いてみます。

ポイント

  • セックスについて話すことをためらってはいけません。
  • 最善の避妊法を選択するために時間をかけましょう。
  • 避妊法の効果がはっきりと分からなければ、しっかりと質問をしましょう。

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 妊娠期

他言語版:

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