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行列式は、微分積分や線型代数、高度な幾何学で頻繁に使用されます。行列式の計算は、最初はわかりにくいかもしれませんが、回数を重ねると簡単にできるようになります。

パート 1
パート 1 の 2:

行列式を求める

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  1. まずは、3行3列の行列Aを使って、行列式|A|を求めます。本記事で使用する一般的な行列の表記方法と、例として使用する行列は次のとおりです。[1]
  2. 選んだものが基準となる行または列となります。選んだ行や列に関わらず、同じ解答を得られます。ここでは、ひとまず最初の行を選びましょう。後ほど、計算が簡単にできる行や列を選ぶ方法に関するコツを紹介します。[2]
    • 行列Aの1列目を選びましょう。1 5 3を丸で囲みましょう。一般式では、a11 a12 a13を丸で囲みます。
  3. 丸で囲んだ行または列を見て、最初の要素を選びましょう。そして、最初の要素の行と列に線を引きます。すると、4つの数字が残るはずです。これを2行2列の行列として扱います。[3]
    • 例では、1 5 3が基準となる行です。最初の要素は、1行目の1列目です。1行目と1列目に線を引きましょう。残りの要素を2行2列の行列として表記します。
    •  1  5 3
       2  4 7
       4  6 2
  4. 行列の行列式は、ad - bcであることを思い出しましょう。2行2列の行列にXを書いて、たすき掛けする計算方法として学んだかもしれません。左上の数字と右下の数字を掛け合わせます。そして、右上の数字と左下の数字を掛け合わせます。この計算式を使って、先ほどの2行2列の行列式を計算しましょう。[4]
    • 例において、行列式は、 = 4 * 2 - 7 * 6 = -34となります。
    • この行列式は、元の行列で選んだ要素の「小行列式」と呼ばれます。[5] ここでは、a11の小行列式を求めたことになります。
  5. 線を引く行と列を決めた時に、要素を基準となる行(または列)から選択したことを思い出しましょう。この要素に、計算した2行2列の行列式を掛けます。[6]
    • 例では、値が1である要素a11を選択しました。これに-34(2行2列の行列式)を掛けて、1 × -34 = -34 となります。
  6. 次に、先ほどの解に1または-1を掛けて、選んだ要素の「余因子」を求めます。3行3列の行列上の要素の場所によって、使用する符号が変わります。この簡単な符号の表を覚えて、どの要素がどの符号を使用するか判断しましょう。
    • + - +
      - + -
      + - +
    • +となっているa11を選んだので、+1を掛けます(つまり、何もする必要がありません)。解は、-34のままです。
    • (-1)i+jという式を使って、使用する符号を求めることもできます。「i」と「j」が要素の行と列です。[7]
  7. 最初に行または列を丸で囲んだ、元の3行3列の行列に戻りましょう。次のように、要素に対して同じ手順を繰り返します。[8]
    • 要素の行と列に線を引きましょう。例では、a12(値は5)の要素を選びます。1行目(1 5 3)と2列目に線を引きましょう。
    • 残りの要素を2行2列の行列として扱います。例において、行列は、となります。
    • この2行2列の行列の行列式を求めましょう。ad - bcの公式を使用します。(2×2 - 7×4 = -24)
    • 3行3列の行列上の選んだ要素を掛けます。 -24 × 5 = -120
    • -1を掛けるかどうか判断します。符号表か(-1)ijの公式を使用しましょう。ここでは、符号表で - となっている要素、a12を選択しました。よって、解の符号を変える必要があり、次のようになります。(-1)×(-120) = 120.
  8. 求める余因子は、もう1つあります。基準となる行または列の3つ目の余因子を計算します。例において、a13の余因子を計算する方法を要約すると次のとおりです。
    • 1列目と3行目に線を引いて、行列を得ます。
    • 行列式は、2*6 - 4*4 = -4となります。
    • 要素a13を掛けて、-4 × 3 = -12となります。
    • 要素a13は符号表で+なので、解は、-12です。
  9. これが、最後のステップです。1つの行または列の各要素に対して、3つの余因子を計算できました。その3つの余因子を足し合わせると、3行3列の行列式を得られます。
    • 例において、行列式は、-34 + 120 + -12 = 74となります。
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パート 2
パート 2 の 2:

問題を簡単にする

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  1. 「どの」行や列を基準としても構わないということを思い出しましょう。選んだ行や列に関わらず、同じ解答を得られます。0の行や列を選択すると、0ではない要素の余因子を計算するだけで済みます。理由は次のとおりです。[9]
    • 要素a21、a22、そしてa23である2行目を選んだとしましょう。この問題を解くには、異なる3つの2行2列の行列に目を向けることになります。その3つをA21、A22、そしてA23としましょう。
    • 3行3列の行列式は、a21|A21| - a22|A22| + a23|A23|です。
    • a22とa23がどちらも0だとすると、式は、a21|A21| - 0*|A22| + 0*|A23| = a21|A21| - 0 + 0 = a21|A21|となります。計算する必要があるのは、1つの要素の余因子だけです。
  2. ある行の値を取り出して、違う行に加えても、行列式は変わりません。列に関しても同じです。この手順を繰り返し行うか、加算する前に値に定数をかけて、行列の中にできる限り多くの0を作ります。これにより、ずいぶん時間を短縮できます。
    • 例えば、次の3行3列の行列があるとします。
    • a11の場所にある9を相殺するために、2行目の値に-3を掛けて、1行目に足します。新しい1行目の値は、[9 -1 2] + [-9 -3 0] = [0 -4 2]となります。
    • 新しい行列は、です。同じ方法を使って、a12を0に変えてみましょう。
  3. この特別な行列の場合、行列式が単純に、左上のa11から右下のa33まで主対角線に沿った要素の積となります。同じ3行3列の行列ではありますが、「三角」行列には、「0ではない」値の特別な配置があります。[10]
    • 上半三角行列:主対角線および主対角線より上にすべての0ではない値がある行列。主対角線より下はすべて0です。
    • 下半三角行列:主対角線および主対角線より下にすべての0ではない値がある行列。
    • 対角行列:主対角線上にすべての0ではない値がある行列(上記2つの行列の部分集合)。
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ポイント

  • 紹介した方法は、どの大きさの平方行列にでも適用できます。例えば、4行4列の行列であれば、3行3列の行列を残して「線を引き」、3行3列の行列に対して、上記で解説した方法で行列式を計算します。手で計算すると、とても面倒臭いので注意しましょう!
  • 行列すべての要素が0での場合、行列式は0です。
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このwikiHow記事について

Mario Banuelos, PhD
共著者 ::
数学科助教
この記事の共著者 : Mario Banuelos, PhD. マリオ・バヌエブロはカリフォルニア州立大学フレズノ校の数学科助教です。高校および大学での指導経験あり。数理生物学、最適化、ゲノム進化の統計モデル、データサイエンスを専門とし、キャリアは8年以上。カリフォルニア州立大学フレズノ校で数学学士号を、カリフォルニア大学マーセド校で応用数学の博士号を取得。 この記事は17,970回アクセスされました。
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