「Adobe Illustrator」は、Web用または印刷用にベクター画像を作成することができる有料のアプリケーションです。「Adobe Illustrator」は「Adobe Photoshop」とセットで開発された製品で、ロゴやグラフィック、コミック、フォントなどの作成が基本機能となっています。この記事では、「Adobe Illustrator」の基本機能を一から解説します。

方法 1 の 5:
プロジェクトを作成する

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    「Adobe Illustrator」を開く 「スタート」メニュー(Windows)または「アプリケーション」フォルダ(Mac)にあります。
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    新規作成...をクリックする このオプションが表示されない場合は、Ctrl+N(Windows)または Cmd+N(Mac)を押すと、新規プロジェクトが作成されます。[1]
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    Webタブまたは印刷タブを選択する 作成したプロジェクトをオンラインで使用する場合は「新規ドキュメント」ウィンドウの上部にあるWebタブをクリックし、印刷する場合は印刷タブをクリックします。
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    ドキュメントサイズを選択する いくつかのプリセットの中からドキュメントサイズを選択することができます。また、右パネルの値を変更して、アートボードのサイズをカスタマイズすることも可能です。
    • ドキュメントのサイズや解像度、方向、カラーモードのカスタマイズは、すべて右パネルから行うことができます。
    • 印刷ドキュメントの解像度を指定する場合は、右パネルの「ラスタライズ効果」メニューから指定しましょう。
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    作成をクリックして、新規ドキュメントを開く ドキュメントの作成は完了です。これで「Adobe Illustrator」の基本機能を一から学ぶことができるようになります。
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方法 2 の 5:
図形を描画する

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    「図形」ツールを長押しする 画面左のツールバーにある長方形のアイコンのことです。このアイコンを長押しすると、さまざまな図形ツールオプションの一覧が表示されます。
    • 別の図形ツールに切り替えるときも上記の手順を行いましょう。
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    長方形ツールをクリックする このツールを選択すると、正方形や長方形を描画することができるようになります。
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    アートボードをクリックしたまま、任意の方向にドラッグする ドラッグしていくと長方形が現れてきます。[2]
    • 完璧な正方形を描画したい場合は、ピンク色の対角線が現れるまでドラッグしましょう。このピンク色の線は、4つの辺がすべて等しいことを表しています。
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    「図形」ツールを長押しして、多角形ツールを選択する このツールを選択すると、任意の辺の数を指定することができるようになります。
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    アートボードを1回クリックして、辺の数を入力する アートボードをクリックすると、ダイアログボックスが表示されるので、任意の辺の数を入力しましょう。
    • 例えば、八角形を描画する場合は8と入力します。
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    アートボードをクリックしたままドラッグして、図形を描画する 長方形の場合と同じように、任意のサイズになるまで外側にドラッグしましょう。
    • また、長方形や多角形の場合と同じように、このメニューから円や星を作成することもできます。
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方法 3 の 5:
直線や曲線を描画する

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    「ペンツール」を長押しする 画面左のツールバーにあるペンのようなアイコンのことです。このアイコンを長押しすると、さまざまなペンツールオプションの一覧が表示されます。
    • 「ペンツール」では、直線または曲線を使ってパスを作成することができます。実際のペン(またはスタイラスペン)を使う場合とは異なり、「ペンツール」で直線や曲線を描画するときは、アンカーポイントをつないでセグメントを一つひとつ作成します。[3]
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    ペンツールをクリックする ツールメニューの一番上にあるはずです。
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    始点のアンカーポイントを打つ まずは一直線を描画しましょう。直線を引き始めたいところでマウスをクリックすると、アンカーポイント(小さな点または正方形のようなもの)がアートボードに打たれます。アンカーポイントは実際に線を引くようにマウスをドラッグしなくても、1回クリックするだけで打つことができます。
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    終点のアンカーポイントを打つ 直線のセグメントが引かれます。
    • セグメントの周りに矢印が表示されている場合は、新しいアンカーポイントを打ったのではなく、ツールをドラッグしてしまっているということになります。
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    別のアンカーポイントを打って、セグメントを追加する 直前に打ったアンカーポイントは塗りつぶされた正方形で、それ以前のアンカーポイントは中空の正方形で表示されます。
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    パスを閉じる(または開いたままにする) 特定の線または図形が描画できたら、いくつかの選択肢の中から次にする行動を選ぶことができます。
    • 閉じた図形を描画したい場合は、最初に打ったアンカーポイントにマウスカーソルを合わせてから、ツールポインタの横に表示される小さな点をクリックしましょう。この図形は「図形」ツールで描画したときと同じように、あとで選択したり編集したりすることができます。
    • パスを閉じたくない場合は別のツールを選択するか、Ctrl(Windows)または Cmd(Mac)を押してから、アートボードの空白部分をクリックしましょう。
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    新しいアンカーポイントを打って長押ししながら、曲線を描画する 「ペンツール」の選択を解除した場合は、もう一度戻って最初から選択し直します。アートボードをクリックした後は、マウスから指を離さないようにしましょう。
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    カーソルをドラッグながら、曲線の勾配を決める このセグメントを曲げたい方向にドラッグしましょう。曲線の勾配が決まったら、マウスカーソルから指を離します。
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    任意のアンカーポイント(終点)を長押しする まだ手は動かしてはいけません。
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    C字曲線またはS字曲線を作成する カーソルをドラッグする方向は、どのような曲線を描画したいかによって異なります。
    • C字曲線を作成するときは、直前に引いた線とは反対の方向にドラッグします。
    • S字曲線を作成するときは、直前に引いた線と同じ方向にドラッグします。
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    曲線セグメントを追加する 新しいアンカーポイントを打って長押しすると、次のセグメントが追加されるので、先ほどと同様に曲げたい方向にドラッグします。これをパスが完成するまで繰り返していきましょう。
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    パスを閉じる(または開いたままにする) 直線セグメントのときと同じように、パスは閉じても開いたままでも構いません。
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方法 4 の 5:
図形やオブジェクトを編集する

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    「選択ツール」をクリックする 画面左のツールバー上部にある矢印のことです。このツールは、アートボード上にあるオブジェクトを選択して操作するときに必要になります。
    • このツールを使えば、ドキュメントに追加した図形や線、文字を操作することが可能です。
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    編集したいオブジェクトをクリックする オブジェクトを選択すると、オブジェクトがハンドルの付いた枠線に囲まれます。
    • 一度に複数のオブジェクトを選択するときは、 Shiftキーを押しながら各オブジェクトをクリックしていきましょう。
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    外側のハンドルをクリックしたまま、任意のサイズにドラッグする ハンドルをドラッグすると、その方向にオブジェクトのサイズが拡大(または縮小)されます。
    • 実際の形状を変えたくない場合は、 Shiftキーを押したままドラッグすると比率が固定になります。
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    中心点からオブジェクトをドラッグして移動させる これがオブジェクトを移動させる基本操作になります。[4] また、必要であればキーボードの方向キーを押して移動させることも可能です。
    • 選択したオブジェクトを一定の距離だけ移動させるときは、オブジェクト変形移動の順にクリックするとダイアログが表示されるので、「位置」に任意の値を入力して、OKをクリックします。
    • カット&ペーストも使えます。画面上の編集メニューをクリックして、カットを選択すると、選択したオブジェクトが削除されてクリップボードにコピーされます。そうしたら、編集メニューをもう一度クリックし、ペーストを選択して、コピーしたオブジェクトをドキュメントに挿入しましょう。
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    選択したオブジェクトに色を追加する 「プロパティ」パネル(通常はワークスペースの右下)の塗りボックスをダブルクリックするとカラーパレットが表示されるので、任意の色をクリックして、選択したオブジェクトを塗りつぶします。[5]
    • 選択したオブジェクトを囲む枠線の色を変更するときは、「プロパティ」パネルのボックスをダブルクリックしてから、任意の色を選択しましょう。
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方法 5 の 5:
画像をトレースする

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    ベクター形式に変換したい画像をインポートする 「Adobe Illustrator」の基本機能の一つに、他のアプリケーションで作成した画像(スキャンで取り込んだ手描きイラストや「Adobe Photoshop」で作成したデザインなど)からベクター画像を作成するというものがあります。ベクター画像であれば、画像を歪めることなく任意のサイズに拡大または縮小することができるので印刷物にも最適です。画像をインポートする方法は以下の通りになります。[6]
    • 画面の上部にあるファイルメニューをクリックします。
    • 配置...をクリックします。
    • 編集したい画像を選択します。
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    「選択ツール」をクリックする 画面左のツールバー上部にある矢印ボタンのことです。[7]
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    ウィンドウメニューをクリックする ウィンドウ(Windows)または画面(Mac)の上部にあります。
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    ドロップダウンメニューから画像トレースを選択する 「画像トレース」パネルがワークスペースに表示されます。[8]
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    「プレビュー」の左側にあるチェックボックスにチェックを入れる 「画像トレース」パネルの左下にあります。
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    「カラーモード」メニューから任意のカラーモードを選択する このメニューは「画像トレース」パネルにもあります。
    • 例えば、画像がモノクロの場合は「カラーモード」メニューから白黒を選択し、グレースケールの場合はグレースケールなどを選択します。
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    「しきい値」のスライダーを任意の位置までドラッグする スライダーには「色」または「グレースケール」というラベルが付けられている場合もあります。「プレビュー」のチェックボックスにチェックを入れておくと、トレース結果が反映されて表示されます。
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    「画像トレース」パネルにある詳細をクリックして、他の設定も変更する このセクションでは、以下の設定を行うことができます。
    • 「パス」のスライダーをドラッグすると、画像が鮮明になります。
    • 「コーナー」のスライダーをドラッグすると、画像の端が鮮明になります(ただし、画像の端が角丸になったり湾曲したりしてしまいます)。
    • 「ノイズ」スライダーをドラッグすると、最終的な画像に含まれる余分な画素数を減らすことができます。
  9. 9
    トレースをクリックする 「画像トレース」パネルの下部にあります。このボタンをクリックすると、入力した設定に基づいて画像がトレースされます。
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    画像をSVG形式で保存する 画像をSVG形式で保存する方法は以下の通りです。[9]
    • ファイルメニューをクリックします。
    • 別名で保存...をクリックします。
    • 保存先を指定して、ファイル名を入力します。
    • 「Adobe Illustrator」のファイル形式で保存したい場合は「ファイルの種類」をAdobe Illustrator (*.AI)に指定し、Web形式で保存したい場合はSVG (*.SVG)に指定します。
    • 保存をクリックします。
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