DREMEL(ドレメル)ロータリーツールを使う方法

共同執筆者 Mark Spelman

木工や金属加工の作業場を訪れた経験があれば、たぶんDREMEL(ドレメル)ツールを目にしているはずです。ドレメルロータリーツールはあらゆる用途に使える手持ち工具で、豊富な種類のアタッチメントとアクセサリーが揃っています。ドレメルツールは、木材、金属、ガラス、電化製品、プラスチックなど、さまざまな素材に使用できます。また、アートやクラフトプロジェクト、家庭での簡単な修理、そして狭い場所や手の届きにくい場所での作業にもうってつけの工具です。ドレメルロータリーツールの基本的な使い方を学び、いくつかのプロジェクトで試したら、この工具の便利さを実感できるでしょう。

パート 1 の 3:
基本的な使い方を学ぶ

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    ロータリーツールを選ぶ ドレメル社は早期からロータリーツールを製造してきた会社のひとつで、現在でもロータリーツールでその名が知られています。ドレメル社では、他にも電動ドライバーや万能糸のこなどの工具を製造しています。販売されている製品を調べ、用途に合った工具を探しましょう。種類によって価格も異なるため、適切な工具を選ぶことが重要です。ドレメルツールには、次のような種類があります。[1]
    • コード式またはコードレス式
    • 軽量でコンパクトまたは頑丈でパワフル
    • バッテリーの寿命が特に長いタイプ
    • 定速式(通常は安価で操作が簡単)または変速式(繊細な研削向き、より高価)
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    製品の取扱説明書を熟読する ドレメルロータリーツールには、さまざまな種類のドリルビットやアタッチメント、そして取扱説明書が含まれています。初めて使う際は、使用前に製品の説明書をよく読みましょう。説明書を読むことで、操作方法を理解できます。変速ダイヤル、オン/オフスイッチ、ビットを交換するためのシャフトロックボタンの位置を把握しましょう。[2]
    • 購入したモデルは前年のモデルとは異なる場合もあるため、該当するモデルの説明書を確認しましょう。
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    適切な保護具を着用する ドレメルツールを使用する際は、必ず作業用手袋またはゴム手袋を着用しましょう。手袋は破片や鋭利な縁から手を守ります。また、安全メガネも、特に切断、研磨、研削などの作業に必要です。[3]
    • 作業場所をきれいに保ちましょう。ロータリーツールを使って作業する間、子供や他の人が近くにいないかを確認しましょう。
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    ビットを挿入して締める練習をする ビットをドレメルツールの先端の穴に挿入し、少し戻します。コレットナットを締め、ビットが動かないように固定しましょう。ビットを外すには、シャフトロックボタンを押しながらコレットを回しましょう。こうして、ビットを緩めて交換します。[4]
    • ビットの挿入や交換の練習は、ドレメルツールのスイッチを切り、コンセントを抜いて行いましょう。
    • ロータリーツールのなかには、取り外しが素早く簡単にできるコレットが搭載されているものもあります。
    • 異なるサイズのアクセサリーを取り付けるための、さまざまなサイズのコレットも用意されています。[5]
    • 用途によっては、先端に小ネジが付いたマンドレルと呼ばれるシャンクが必要です。マンドレルは、ポリッシングアクセサリー、カットオフホイール、サンディングディスクなどの、さまざまな種類のアクセサリーを取り付けるために必要です。
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    用途に合ったビットを使う 作業をする材料に合わせて、ビットアタッチメントを選びます。ドレメルツール用のビットは、あらゆる材料に適用できるように豊富な種類が揃っています。用途に合わせて次のようなビットを使いましょう。
    • 彫刻および削り出し:ハイスピードカッター、エングレービングカッター、構成刃超硬カッター、タングステン超硬カッター、ダイヤモンドホイールポイント
    • 縁取り、溝取り、面取り:ルータービット(ストレート、キーホール、コーナー、グルーブ) ルーターアタッチメントを使う際は、ルータービットのみを使いましょう。
    • 小さな穴あけ:ドリルビット(個別またはセット販売)
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    ロータリツールをコンセントに差し込む前に、スイッチが切れているかを確認する コンセントに差し込んだら、最も定速に設定し、異なるスピードに切り替える練習をしましょう。
    • ドレメルツールに慣れるために、さまざまな持ち方を試してみましょう。例えば、繊細な作業をする場合は、鉛筆のように持つとよいかもしれません。また、大がかりな作業には、ツールを指でしっかりと握って持つとよいでしょう。
    • クランプや万力を使い、作業する材料を固定しましょう。[6]
    • 取扱説明書で目的の作業に適した速度を調べましょう。
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    使用後にドレメルツールを掃除する ビットを取り外してケースに戻します。使用の度に、ロータリーツールを布で拭きましょう。常にきれいにしておくと、ドレメルツールは飛躍的に長持ちします。大がかりな掃除のためにドレメルツールを分解する場合は、取扱説明書を参照しましょう。[7]
    • 圧縮空気で時々通気孔を掃除しましょう。こうすると、電気的な故障を防ぐことができます。
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パート 2 の 3:
ドレメルツールを使ってカットする

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    小さなカットや細かい彫刻にドレメルツールを使う ドレメルツールは軽量で小回りが利くため、細かな彫刻や小さなカットに最適です。ほとんどフリーハンドで作業するため、なめらかな長いカーブを彫るのは難しいかもしれません。それでも、数本の直線を繋げてカーブを作り、サンディングビットを使って縁をなめらかに仕上げることができます。
    • 長い物や大きな物のカットにはドレメルツールは使わず、一般的なノコギリを使用しましょう。
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    作業する材料を固定する カットする物や素材に合わせて、万力またはクランプで固定しましょう。手で持ちながらカットしてはいけません。
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    材料とビットに合った速度でカットする カットする速度が速すぎても遅すぎても、ロータリーツールのモーター、ビット、または材料を傷めることがあります。適切な速度が分らない場合は、取扱説明書を読み、使うドレメルツールと材料に合った速度を調べましょう。
    • 材料が厚いまたは硬い場合は、カットを何度か繰り返しましょう。材料が厚すぎたり硬すぎたりしてなかなかカットできないようであれば、ドレメルツールの代わりに振動カッターを使いましょう。
    • カットする速度が速すぎると、煙が出たり、材料が変色したりします。モーター音が低くなったり、速度が落ちたりするのは、工具を強く押しつけ過ぎることが原因です。持つ力を抜き、速度を調整しましょう。
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    プラスチックをカットする ロータリーツールにカットオフホイールを取り付けます。プラスチックをカットする前に、目と耳を保護する防具を忘れずに着用しましょう。速度を4~8に設定すると、モーターに負担を掛けずに十分なパワーが得られます。カットした後、粗い端を研磨してなめらかに仕上げましょう。[8][9]
    • カットしている最中は、ドレメルツールを強く押しつけないように注意しましょう。工具やビットを傷めてしまうことがあります。
    • プロジェクトによっては、プラスチックに印をつけるとカットしやすいかもしれません。こうすると、正確にカットすることができます。
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    金属をカットする練習をする ドレメルツールに金属用のカットオフホイールを取り付けます。目と耳を保護する防具を着用してから、作業を始めましょう。スイッチを入れ、速度を8~10に設定します。カットする金属がしっかり固定されているかを確認しましょう。金属に切れ目がつくまで、ドレメルツールを金属に数秒ずつ軽く押し当てます。金属がカットされると、火花が飛び散ります。[10][11]
    • ファイバーグラス補強カットオフホイールは、セラミックホイールよりも丈夫です。セラミックホイールで金属をカットすると、ホイールが砕けることがあります。
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パート 3 の 3:
研削、研磨、磨きを行う

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    ドレメルツールで研削する 研削をするには、砥石のアクセサリーをマンドレル(シャフト)に取り付けます。ロータリーツールの先端に、砥石をしっかりと挿し込んで締め付けましょう。ドレメルツールのスイッチを入れ、材料が熱くなりすぎないように、低速の設定で研削します。砥石を材料に軽く押し当てて削りましょう。[12]
    • 研削には、砥石、砥石ホイール、チェーンソー目立て砥石、研磨用ホイール、研磨用ポイントを使うことができます。カーバイト砥石は、非鉄金属、磁器、またはセラミックの研削に適しています。
    • 丸みを帯びた物の研削には、円筒や三角の砥石を使いましょう。切り込みを入れたり、角部分を研削したりする場合は、平らな砥石ホイールを使いましょう。
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    ドレメルツールで研ぐまたは研磨する ロータリツールにサンディングビットを取り付けます。サンディングビットには粗い目から細かい目までさまざまな種類があり、どれも同じマンドレルに取り付けることができます。サンディングビットの後部のネジを締めて取り付けましょう。ドレメルツールのスイッチを入れ、2~10の速度に設定します。プラスチックや木材を研磨する場合は、低速に設定しましょう。金属の研磨は、高速に設定しましょう。材料を固定し、サンディングビットをまんべんなく動かして、表面全体を研いだり研磨したりしましょう。[13]
    • 材料を傷つけないために、サンディングビットの状態を確認しましょう。ロータリーツールにぴったりとフィットし、擦り減っていないことが大切です。素早く交換できるように、サンディングビットをいくつか手元に用意しておくとよいでしょう。
    • 研磨には、サンディングバンド、サンディングディスク、フラップホイール、シェイピングホイール、研磨用ブラシを使います。
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    きめの粗いビットから柔らかいビットに替えていく 大きな物を研磨する場合は、まずきめの粗いビットから始め、柔らかいビットへと移っていきます。始めにおおまかな研磨をすると、後のコントロールがしやすくなります。きめの粗いビットを使わずにいきなり柔らかいビットから始めると、作業時間も長くなり、柔らかいビットを摩耗させてしまいます。[14]
    • ビットが擦り減ったり、破れていないかを1~2分おきに確認しましょう。その際、ドレメルツールのスイッチを切ってコンセントを抜きましょう。
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    金属やプラスチックを磨く ドレメルツールは、細部や狭い箇所を磨くのに最適な工具です。磨く物の表面にポリッシング用コンパウンドを塗り、フエルト製ポリッシングチップまたはホイールを取り付けます。速度は2から始め、ビットをポリッシングコンパウンドに当てて磨きましょう。ホイールビットを円を描くように動かしながら磨いていきます。あまり速い速度(4より早い速度は避ける)で磨かないように注意しましょう。[15]
    • コンパウンドを使わないで研磨することもできますが、使うと光沢が増します。
    • 汚れ落としや磨き用には、ゴム製ポリッシングポイント、布製またはフエルト製のポリッシングホイール、ポリッシングブラシを使いましょう。また、材料に合った硬さのブラシを選びましょう。これらのビットは、金属の家具から古い塗料を落としたり、工具やグリルを掃除したりするのに適しています。
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ポイント

  • 作業する物が固定されているかを確認しましょう。動く場合は、クランプなどで固定しましょう。
  • カットや研磨をする際、力を入れすぎないように注意しましょう。サンディングビットやカッティングビットの動きに任せて作業をしましょう。
  • 始めにロータリツールを適切な速度で稼働させてから、材料に押し当てましょう。
  • ロータリーツールには、50~60時間使用可能なカーボンブラシが内蔵されています。ロータリツールが正しく稼働しない場合は、整備を依頼しましょう。[16]

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注意事項

  • ドレメルツールを使用する際は、必ず安全メガネを着用しましょう。
  • 作業場所をきれいに保ちましょう。掘削、研磨、切断、研削作業によって、破片が体や床に付着したり、空気中に飛び散ったりするため、屋外または換気の良い室内で作業をしましょう
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このwikiHow記事について

総合建設業者
この記事はMark Spelmanが共著しています。 マーク・スペルマンはテキサス州に住む総合建築業者です。1987年より建築の仕事に携わっています。
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