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この記事では、Linuxで「GNUコンパイラコレクション(GCC)」、Windowsで「Minimalist GNU for Windows(MinGW)」を使って、ソースコードからCプログラムをコンパイルする方法を紹介します。

方法 1
方法 1 の 2:
LinuxでGCCを使う

  1. 1
    Linuxシステムでターミナルウィンドウを開く 通常、「端末(ターミナル)」は白い文字が表示された黒い画面のアイコンで、「アプリケーション」メニューにあります。
  2. 2
    「GCC」をインストールする 「GCC」がまだインストールされていない場合は、以下のターミナルコマンドを使って、UbuntuやDebianに「GCC」をインストールすることができます。[1] Linuxのその他のバージョンについては、Linuxディストリビューションのマニュアルを参照して、正しいパッケージの入手方法を確認しましょう。
    • sudo apt updateと入力し、「Enter」キーを押してパッケージリストを更新します。
    • sudo apt install build-essentialと入力し、「Enter」キーを押して「GCC」や「G++」、「Make」などの必須パッケージをインストールします。
    • sudo apt-get install manpages-devと入力し、「Enter」キーを押してマニュアルページをインストールします。
  3. 3
    gcc --versionと入力して、 Enterキーを押す 「GCC」が正しくインストールされていることが確認され、バージョン番号が返されます。コマンドが見つからない場合は、「GCC」がインストールされていないかもしれません。
    • C++プログラムをコンパイルする場合は、「gcc」ではなく「g++」を使いましょう。
  4. 4
    ソースコードが保存されているディレクトリに移動する ターミナル内のディレクトリを移動するには、cdコマンドを使います。例えば、ソースコードが「ドキュメント」フォルダにある場合は、cd /home/[ユーザー名]/ドキュメントと入力しましょう(Ubuntuの場合)。また、「端末」に cd ~/ドキュメントと入力して、「ドキュメント」ディレクトリに移動することも可能です。
  5. 5
    gcc [プログラム名].c –o [実行ファイル名]と入力して、 Enterキーを押す 「[プログラム名].c」はソースコードファイルの名前に、「[実行ファイル名]」は完成プログラムの名前に置き換えましょう。これで、プログラムがコンパイルされます。
    • エラーが表示されたので、そのエラーに関する詳細情報を確認したい場合は、gcc -Wall -o errorlog file1.cを使いましょう。それから、カレントディレクトリにある「errorlog」というファイルをcat errorlogで表示します。
    • 複数のソースコードファイルから1つのプログラムをコンパイルする場合は、gcc -o outputfile file1.c file2.c file3.cを使いましょう。
    • 複数のソースコードファイルから複数のプログラムを一度にコンパイルする場合は、gcc -c file1.c file2.c file3.cを使いましょう。
  6. 6
    新しくコンパイルしたプログラムを実行する ./[実行ファイル名]と入力しますが、「[実行ファイル名]」はプログラム名に置き換えましょう。
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方法 2
方法 2 の 2:
WindowsでMinGWを使う

  1. 1
    Windowsで「Minimalist GNU for Windows(MinGW)」をダウンロードする 「MinGW」はWindows環境に「GCC」を簡単にインストールできるようにしたものです。「MinGW」をダウンロードするには、以下の操作を行います。[2]
    • ブラウザからhttps://sourceforge.net/projects/mingw/(英語のみ)にアクセスします。
    • Download(ダウンロード)という緑色のボタンをクリックします。
    • インストーラが自動的にダウンロードされるのを待ちます。
  2. 2
    「MinGW」をインストールする 「MinGW」をインストールするには、以下の操作を行います。
    • 「ダウンロード」フォルダまたはブラウザでmingw-get-setup.exeをダブルクリックします。
    • Install(インストール)をクリックします。
    • Continue(続ける)をクリックします。
      • 「MinGW」では、デフォルトのインストールフォルダ(C:\MinGW)が推奨されています。どうしてもフォルダを変更したい場合は、名前にスペースが入っているフォルダ(「Program Files」など)にはしないようにしましょう。
  3. 3
    インストールするコンパイラを選択する 少なくとも、左パネルからBasic Setup(基本設定)を選択し、右メインパネルに表示されているコンパイラにはすべてチェックを入れましょう。上級者の場合は、All Packages(すべてのパッケージ)を選択して、別のコンパイラを選択してもかまいません。
  4. 4
    各パッケージを右クリックして、Mark for Installation(インストール対象としてマーク)をクリックする 「Basic Setup(基本設定)」では、ウィンドウ上部のリストボックスにパッケージが7つほど表示されています。それらのパッケージをそれぞれ(または必要なものだけ)右クリックして、Mark for Installation(インストール対象としてマーク)をクリックしましょう。それぞれに矢印アイコンが付けられ、インストール対象としてマークされます。
  5. 5
    選択したパッケージをインストールする すべてのパッケージのインストールには数分かかるかもしれません。インストール対象としてマークしたパッケージをインストールするには、以下の操作を行います。
    • ウィンドウ左上のInstallation(インストール)メニューをクリックします。
    • Apply Changes(変更の適用)をクリックします。
    • Apply(適用)をクリックします。
    • インストールが完了したら、Close(閉じる)をクリックします。
  6. 6
    「MinGW」へのパスをシステム環境変数に追加する 「MinGW」へのパスをシステム環境変数に追加するには、以下の操作を行います。
    • 「スタート」メニューの横にある検索ボックスにenvironmentと入力します。
    • 検索結果でシステム環境変数の編集をクリックします。
    • 環境変数をクリックします。
    • Path(パス)という変数を選択します。
    • ウィンドウ上部(「ユーザー環境変数」の下)のリストボックスの下にある編集をクリックします。
    • 新規をクリックします。
    • 新しい行にC:\MinGW\binと入力します。ただし、「MinGW」を別のディレクトリにインストールした場合は、C:\path-to-that-directory\binと入力するので注意しましょう。
    • OKをクリックし、もう一度OKをクリックしたら、最後のOKボタンをクリックして、ウィンドウを閉じます。
  7. 7
    管理者権限でコマンドプロンプトを起動する 管理者権限でコマンドプロンプトを起動するには、管理者権限でWindowsアカウントにログインしなければなりません。管理者権限でコマンドプロンプトを起動するには、以下の操作を行います。
    • 「スタート」メニューの横にある検索ボックスにcmdと入力します。
    • 検索結果でコマンドプロンプトを右クリックし、管理者として実行を選択します。
    • はいをクリックして、変更を加えることを許可します。
  8. 8
    ソースコードが保存されているフォルダに移動する 例えば、「helloworld.c」というソースコードファイルが「C:\Source\Programs」にある場合は、cd C:\Source\Programsと入力しましょう。
  9. 9
    gcc c –o [program_name].exe [program_name].cと入力して、 Enterキーを押す 「[プログラム名]」はソースコードとアプリケーションの名前に置き換えましょう。プログラムがコンパイルされると、コマンドプロンプトにエラーなしで戻ります。[3]
    • コーディングエラーが出た場合は、プログラムをコンパイルする前に修正しなければなりません。
  10. 10
    プログラム名を入力して実行する 「hello_world.exe」というプログラム名の場合は、それをコマンドプロンプトに入力してプログラムを起動しましょう。
    • プログラムのコンパイル時や出力実行ファイルの実行時に「アクセスが拒否されました」または「アクセスは拒否されました」というエラーメッセージが表示された場合は、フォルダのアクセス許可を確認し、ソースコードが格納されているフォルダに対して完全な読み書きアクセスが可能であることを確認します。それでもうまくいかない場合は、ウイルス対策ソフトを一時的に無効にしてみましょう。[4]
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ポイント

  • -gフラグを指定してコードをビルドすると、「GDB」という対応するデバッグツールでデバッグを効率よく行うためのデバッグ情報が生成されます。
  • 「Makefile」を作成すると、大きなプログラムのコンパイルが容易になります。
  • コンパイラ最適化を多用する場合は、速度の最適化にはサイズと精度のトレードオフが伴うことやその逆もあるので注意しましょう。
  • C++プログラムをコンパイルする際は、「GCC」と同じように「G++」を使います。C++ファイルの拡張子は「.c」ではなく「.cpp」なので注意しましょう。
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