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Macに削除できないファイルはありませんか?そのファイルはロックされている可能性があります。ファイルのロックは、Finderで簡単に解除可能です。アプリケーションの中には、ファイルが関連付けられているアプリ内からそのファイルをロックおよびロック解除できるものもあります。また、ファイルのアクセス権が「読み出しのみ」に設定されている可能性もあり、その場合は削除ができません。どうしても削除できない場合は、ターミナルでファイルのロック解除および削除が可能です。この記事では、Macでロックされたファイルを削除する方法を紹介します。

方法 1
方法 1 の 5:
Finderでファイルをロック解除して削除する

  1. 1
    Finderを開く 青と白のスマイリーフェイスのようなアイコンです。画面下部のDockにあるFinderアイコンをクリックすると、Finderが開きます。
  2. 2
    ロック解除したいファイルがある場所に移動する Finderで、ロック解除したいファイルがある場所に移動します。
  3. 3
    Commandキーを押しながら、ロック解除したいファイルをクリックする ロック解除したいファイルの横にコンテキストメニューが表示されます。
    • また、マウスまたはトラックパッドに右ボタンがある場合は、ファイルの右クリックも可能です。
    • 複数のファイルを選択したい場合は、Shiftキーを押しながら、選択したいファイルをすべてクリックしましょう。
  4. 4
    情報を見るをクリックする ファイルまたはフォルダをCommandキーを押しながらクリック(または右クリック)したときに表示されるコンテキストメニューの中にあります。
    • 複数のファイルを選択している場合は、代わりにOptionキーを押しながらインスペクタを表示をクリックしましょう。
  5. 5
    「ロック」の横にあるチェックボックスのチェックを外す 「一般情報」の項目の最後のチェックボックスのことです。このチェックボックスのチェックを外すと、ファイルがロック解除されます。
    • 「ロック」とその横のチェックボックスが表示されていない場合は、「一般情報」の横にある三角矢印アイコン()をクリックして「一般情報」の項目を展開しましょう。
    • 管理者アカウントでサインインしていない場合、管理者パスワードの入力を求められることがあります。管理者パスワードの入力を求められたら、管理者パスワードを入力し、Enterキーを押しましょう。
  6. 6
    ファイルをゴミ箱にドラッグする 画面下部のDockにあるゴミ箱のような白いアイコンのことです。ファイルをゴミ箱にドラッグ&ドロップすると、ファイルが削除されます。ファイルはロック解除されているので、問題なく削除できるはずです。
    • ロックされたファイルは、ファイル名の変更やファイルの編集ができません。通常、ファイルの削除はできますが、ファイルを削除するかどうかを確認するメッセージが表示されます。ファイルをゴミ箱に移動するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、続けるをクリックして移動しましょう。[1]
  7. 7
    ゴミ箱を空にする ゴミ箱を空にするには、Dockのゴミ箱アイコンを右クリック(またはCommandキーを押しながらクリック)し、ゴミ箱を空にするをクリックします。これで、ゴミ箱内のすべてのファイルが完全に削除されます。
    • ゴミ箱を空にする前に、本当にそのファイルを削除してもよいか確認しましょう。ゴミ箱を空にすると、ファイルの復元はできません。
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方法 2
方法 2 の 5:
ファイルのアクセス権を変更する

  1. 1
    Finderを開く 青と白のスマイリーフェイスのようなアイコンです。画面下部のDockにあるFinderアイコンをクリックすると、Finderが開きます。ファイルがロックされていないのに削除できない場合は、ファイルのアクセス権の設定が削除を妨げている可能性があります。
  2. 2
    削除したいファイルがある場所に移動する Finderで、削除したいファイルがある場所に移動します。
  3. 3
    Commandキーを押しながら、削除したいファイルをクリックする 削除したいファイルの横にコンテキストメニューが表示されます。
    • また、マウスまたはトラックパッドに右ボタンがある場合は、ファイルの右クリックも可能です。
    • 複数のファイルを選択したい場合は、Shiftキーを押しながら、選択したいファイルをすべてクリックしましょう。
  4. 4
    情報を見るをクリックする ファイルまたはフォルダをCommandキーを押しながらクリック(または右クリック)したときに表示されるコンテキストメニューの中にあります。
    • 複数のファイルを選択している場合は、代わりにOptionキーを押しながらインスペクタを表示をクリックしましょう。
  5. 5
    「共有とアクセス権」まで下にスクロールする 「情報を見る」または「インスペクタを表示」ウィンドウの下部にあります。この項目には、Mac上のすべてのユーザのアクセス権が表示されています。
    • 「共有とアクセス権」とその下の個々のユーザのアクセス権のリストが表示されていない場合は、下部の「共有とアクセス権」の横にある三角矢印アイコン () をクリックしましょう。
  6. 6
    ロックアイコンをクリックする(ロックされている場合) 右下にあります。管理者アカウントでサインインしていない場合、ファイルのアクセス権を変更するには、管理者のユーザ名とパスワードを入力する必要があります。
  7. 7
    管理者のユーザ名とパスワードを入力し、 Enterキーを押す 「共有とアクセス権」メニューがロック解除され、ファイルのアクセス権を変更できるようになります。
  8. 8
    「アクセス権」の下で、自分のユーザ名の横にあるステータスをクリックする ファイルを削除できない場合は、アクセス権が「読み出しのみ」に設定されている可能性があります。「アクセス権」の下で、自分のユーザ名の横にある読み出しのみをクリックしましょう。
  9. 9
    読み/書きを選択する これで、ファイルのアクセス権のステータスが「読み出しのみ」から「読み/書き」に変更され、ファイルの編集と削除ができるようになります。[2]
  10. 10
    ファイルをゴミ箱にドラッグする 画面下部のDockにあるゴミ箱のような白いアイコンのことです。ファイルをゴミ箱にドラッグ&ドロップすると、ファイルが削除されます。ファイルのアクセス権は「読み/書き」に変更されているので、問題なく削除できるはずです。
  11. 11
    ゴミ箱を空にする ゴミ箱を空にするには、Dockのゴミ箱アイコンを右クリック(またはCommandキーを押しながらクリック)し、ゴミ箱を空にするをクリックします。これで、ゴミ箱内のすべてのファイルが完全に削除されます。
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方法 3
方法 3 の 5:
アプリ内からファイルをロック解除する

  1. 1
    ファイルが関連付けられているアプリケーションを開く ほとんどのApple製アプリケーション(Macの仕様に準拠した一部のApple製以外のアプリケーションも含む)では、タイトルバーでファイルをロックできます。ファイルが関連付けられているアプリケーションを開きましょう。
    • 例えば、ファイルがPages文書の場合は、Pagesを開きましょう。画像ファイルの場合は、プレビューを開きます。
  2. 2
    ファイルを開く ファイルを開くには、メニューバーのファイルをクリックし、開くをクリックし、ファイルがある場所に移動し、ファイルをクリックして選択し、開くをクリックします。
    • また、ファイルをダブルクリックするだけでファイルとアプリを開くことも可能です。
  3. 3
    ファイル名をクリックする 画面上部のタイトルバーに表示されています。これをクリックすると、ドロップダウンメニューが表示されます。
  4. 4
    「ロック」の横にあるチェックボックスのチェックを外す タイトルバーのファイル名をクリックしたときに表示されるウィンドウの右下にあります。このチェックボックスのチェックを外すと、ファイルがロック解除されます。
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    ファイルをゴミ箱にドラッグする 画面下部のDockにあるゴミ箱のような白いアイコンのことです。ファイルをゴミ箱にドラッグ&ドロップすると、ファイルが削除されます。
  6. 6
    ゴミ箱を空にする ゴミ箱を空にするには、Dockのゴミ箱アイコンを右クリック(またはCommandキーを押しながらクリック)し、ゴミ箱を空にするをクリックします。これで、ゴミ箱内のすべてのファイルが完全に削除されます。
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方法 4
方法 4 の 5:
ターミナルでファイルをロック解除して削除する

  1. 1
    ターミナルを開く ターミナルでは、OSに対してコードでコマンドを実行できます。ターミナルは、黒い画面に白いカーソルが表示されているようなアイコンです。ターミナルを開くには、以下の操作を行います。
    • デスクトップの右上にある虫眼鏡アイコンをクリックしてSpotlightの検索バーを表示します。
    • 検索バーにターミナルと入力し、Enterキーを押します。
    • ターミナルアイコンをクリックします。
  2. 2
    sudo chflags nouchgと入力する これは、ターミナルでファイルのロック状態を変更するコマンドです。
  3. 3
    コマンドの後にパスとファイル名を入力し、 Enterキーを押す 例えば、ファイルがWord文書の場合は、sudo chflags nouchg ~/Applications/Microsoft Word/test.docのようなコマンドになります。
    • また、目的のファイルをターミナルウィンドウにドラッグ&ドロップしてファイルパスを自動的に入力することも可能です。
    • また、SetFile -a [ファイルパス]というコマンドと入力し、Enterキーを押してファイルをロック解除することも可能です。
    • 続行するときに管理者のパスワードの入力を求められることがあります。パスワードの入力を求められたら、管理者がMacのユーザプロファイルへのログインに使用するパスワードを入力しましょう。
  4. 4
    sudo rm -r [ファイルパス]と入力し、 Enterキーを押す どうしても削除できない場合は、このターミナルコマンドでファイルを強制的に削除できます。
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方法 5
方法 5 の 5:
「確実にゴミ箱を空にする」を使用する(Mac OS X 10.10以下のみ)

  1. 1
    「ゴミ箱を空にする」と「確実にゴミ箱を空にする」の違いを理解する 「確実にゴミ箱を空にする」は、Appleが開発したセキュリティ対策で、機密ファイルのインデックスをHDDから削除し、そのファイルが占有していた領域を上書きできるようになっています。ただし、SSDのデータ保存方法の関係で、SSDでは「確実にゴミ箱を空にする」の信頼性は低くなっています。そのため、「確実にゴミ箱を空にする」はAppleによって段階的に廃止される予定です。
    • 「確実にゴミ箱を空にする」オプションは、OS X 10.11(El Capitan、エルキャピタン)以降で削除されました。
  2. 2
    Finderを開く 青と白のスマイリーフェイスのようなアイコンです。画面下部のDockにあるFinderのアイコンをクリックすると、Finderが開きます。
  3. 3
    削除したいファイルがある場所に移動する Finderで、削除したいファイルがある場所に移動します。
  4. 4
    ロックされたファイルをゴミ箱にドラッグする ゴミ箱は、画面下部のゴミ箱のような白いアイコンのことです。
  5. 5
    確実にゴミ箱を空にする これを行うには、Commandキーを押しながら「ゴミ箱」をクリックし、確実にゴミ箱を空にするをクリックします。また、以下の手順で確実にゴミ箱を空にすることも可能です。
    • Finderでゴミ箱を開きます。
    • ファイルをクリックします。
    • 確実にゴミ箱を空にするをクリックします。
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Gonzalo Martinez
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wikiHow共著者の一人、Gonzalo Martinezがこの記事を共著しています。wikiHow共著者は、可能な限り正確でわかりやすい記事を提供するため、wikiHow編集者と緊密に協力しあっています。
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