Appleの「ターミナル」では、Mac OS X環境でUNIXのコマンドラインを使用することができます。このコマンドラインに「open」コマンドを入力すれば、任意のアプリケーションを起動する、または選択したアプリケーションでファイルを開くことが可能です。なお、このコマンドを目的に合わせて編集するには、「ターミナル」ウィンドウでアプリケーションをホストする機能など、いくつかの方法があります。

パート 1 の 2:
アプリケーションを起動する

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    「ターミナル」を起動する アプリケーションユーティリティターミナルの順に操作して、「ターミナル」を検索します。また、右上隅のスポットライトから「ターミナル」を起動することも可能です。
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    任意の場所からアプリケーションを起動する openコマンドでは、通常、カレントディレクトリからファイルのフルパスを入力する必要があります。ただし、以下のように、アプリケーション名の前に-aと入力すれば、アプリケーションがどこにあろうと、「ターミナル」からそのアプリケーションを開くことが可能です。
    • 以下のコマンドで「iTunes」が起動します。
      open -a iTunes
    • アプリケーション名にスペースが含まれている場合は、引用符を使用します。
      open -a "App Store"
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    指定のアプリケーションでファイルを開く 上記のコマンドを使用して、既定のアプリケーションのファイル形式を上書きすることも可能で、ファイルパスを入力した後に、「-a」とアプリケーション名を入力します。ファイルのパスを入力する方法がわからない場合は、以下の「トラブルシューティング」の項目を参照しましょう。
    • 例えば、以下のように入力すれば、「テキストエディット」から.docファイルを開くことが可能です。
      open Downloads/Instructions.doc -a TextEdit
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    追加オプションを指定する オプションの一覧を表示してopenコマンドを編集するには、info openと入力します。入力が完了したら、Control+Cを押してコマンドラインに戻りましょう。一般的な例は以下の通りです。
    • -eと入力して「テキストエディット」を指定する、または-tと入力して既定のテキストエディタを指定します。
      open Downloads/Instructions.doc -e
    • -gと入力すれば、アプリケーションをバックグラウンドで動作させたまま、「ターミナル」をフォアグラウンドで操作することが可能です。
      open -g -a iTunes
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    「-F」と入力して、アプリケーションの「最新」コピーを開く 保存されていない変更は破棄されてしまいますが、ドキュメントを開いた時にアプリケーションがクラッシュする場合に便利です。
    • open -F -a TextEdit
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    「-n」と入力して、同じアプリケーションのインスタンスを複数起動する 各アクセスレベルを比較する場合、またはアプリケーションにウィンドウが1つしかない場合に便利です。例えば、目覚まし時計プログラムのインスタンスを複数起動する場合は、以下のようにして「-n」コマンドを繰り返し入力しましょう。
    • open -n -a "Wake Up Time"(注:Mac OS Xの既定プログラムではありません)
    • この操作で、重複するアプリケーションと連動した他のアプリケーションで予期しない動作が発生する可能性があります。
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    「ターミナル」内でアプリケーションを実行する アプリケーションを普通に起動する代わりに、「ターミナル」でアプリケーションをホストすることが可能です。これはデバッグに便利で、エラーメッセージなどのコンソール出力がその「ターミナル」ウィンドウに表示されるようになります。「ターミナル」内でアプリケーションを実行する操作は以下の通りです。[1]
    • 「Finder」でアプリケーションを検索します。
    • アプリケーションを右クリックして、「パッケージの内容を表示」を選択します。
    • 実行可能ファイルを検索します。通常は、ContentsMacOSにあり、アプリケーションと同じ名前になっています。
    • そのファイルを「ターミナル」のコマンドライン(空白部分)にドラッグします。Enterを押して、そのプログラムを起動しましょう。
    • アプリケーションの使用中は、「ターミナル」ウィンドウを開いたままにしておきましょう。アプリケーションを終了して、「ターミナル」の通常操作に戻ります。
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パート 2 の 2:
トラブルシューティングを実行する

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    アプリケーション名を調べる 「ターミナル」に「Unable to find application named...」というエラーメッセージが表示された場合は、アルファベット順の一覧を参照して、正しいアプリケーション名を調べましょう。[2]
    • 画面の左上隅にある「Appleメニュー」(りんごのアイコン)をクリックします。
    • Optionを押しながら、ドロップダウンメニューのシステム情報をクリックします。
    • 「システム情報」ウィンドウの左側のサイドバーで、ソフトウェアアプリケーションの順にクリックしましょう。一覧の読み込みには数分かかる場合があります。
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    ファイルの絶対パスを確認する 「ターミナル」に「the file ... does not exist」と表示された場合は、正しいファイルパスを入力していないということになります。「Finder」から「ターミナル」のコマンドラインにファイルを直接ドラッグ&ドロップすれば、このエラーを簡単に回避することが可能です。なお、この操作は、「open」コマンドを入力してから「Enter」キーを押すまでに行いましょう。この操作で、ファイルの絶対パスを入力して、必ずそのファイルを指定することができます。
    • ファイルの絶対パスは、必ず「/」という記号で始まり、ルートディレクトリに対するファイルパスが記述されています(通常は「Macintosh HD」)。
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    ファイルの相対パスを確認する 「ターミナル」のコマンドラインの先頭には、必ずカレントディレクトリが表示されています。既定では、ユーザー名にちなんだ名前のホームディレクトリになっています。ファイルの相対パスは「./ 」または通常の文字で始まり、カレントディレクトリに対するファイルパスが記述されています。[3]わからない場合は、次の操作を行いましょう。
    • pwdと入力して、カレントディレクトリを確認します。なお、開こうとしているファイルは、上位の階層ではなく、このディレクトリ内になければなりません。
    • 「Finder」でカレントディレクトリを検索します。開きたいファイルに到達するまで、一連のフォルダを順番に開いていきましょう。
    • 順番に開いたフォルダの名前を「/」で区切りながら入力して、最後にファイル名を入力しましょう。例えば、open Documents/Writing/Novel/ch3.pdfのようになります。なお、「Documents」の前に「./」を入力しても、同様の結果を得ることが可能です。
  4. 4
    ディレクトリを変更する cd ~/を使用してホームディレクトリに戻るか、cd Documents/Financesのようにして、「cd」の後ろにフォルダ名を入力して下位ディレクトリに変更することができます。開こうとしているファイルはカレントディレクトリ内になければなりませんが、ファイルの場所に関係なく任意のアプリケーションで開くことが可能です。
  5. 5
    正しいファイル名を調べる ファイル名の末尾には、拡張子が必要になります。拡張子がない場合は、次のいずれかの方法で検索しましょう。
    • 「Finder」でファイルを選択します。 Command+Iを押して、「情報」ウィンドウで「名前と拡張子」を調べ、ファイル名全体を表示させましょう。
    • または、ファイルを含むフォルダにディレクトリを変更します。「ターミナル」のコマンドラインにlsと入力して、ディレクトリ内のファイルをすべて表示させましょう。
    • または、「ターミナル」ウィンドウにファイルをドラッグ&ドロップします。
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ポイント

  • 「*」というワイルドカードを使用すれば任意の文字列を、「? 」というワイルドカードを使用すれば任意の1文字を表すことができます。[4]ただし、上記のワイルドカードは、ファイル名では機能しますが、アプリケーション名では機能しません。例えば、open budget*と入力した場合、「budget」で始まる最初のファイルをディレクトリから開くことができます。一方、open budget?.pdfと入力した場合、「?」は任意の1文字を表すため、「budget1.pdf」を開くことはできますが、「budget2015.pdf」を開くことはできません。

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注意事項

  • コマンドの中には、Mac OS Xの初期バージョンで使用できないものがあります。
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