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この記事では、Ubuntu LinuxコンピュータからFTPサーバを構築して接続する方法を紹介します。FTPサーバは、コンピュータからファイルを格納し、そのファイルを他の人が閲覧できるようにするのに便利です。ただし、コンピュータからFTPサーバを構築するには、接続できるFTPサーバホストが必要になります。また、Ubuntuソフトウェアは、できるだけ最新バージョンに更新するようにしましょう。

パート 1 の 4:
FTPフレームワークをインストールする

  1. 1
    Ubuntuが最新の状態であることを確認する Ubuntuのバージョン17.10以降は、以前のバージョンとはファイルパスが大きく異なるため、まだアップグレードしていない場合は、Ubuntuを最新バージョンにアップグレードしなければなりません。[1]
    • 端末を起動します。
    • sudo apt-get upgradeと入力して、 Enterを押します。
    • パスワードを入力して、 Enterを押します。
    • ダイアログボックスが表示されたらyと入力し、 Enterを押します。
    • 更新プログラムのインストールが完了するまで待ち、ダイアログボックスが表示されたらコンピュータを再起動します。
  2. 2
    「端末」を起動する アプリケーションメニュー⋮⋮⋮をクリックし、下にスクロールして、端末という白黒のアイコンをクリックします。
    • また、「端末」はAlt+Ctrl+Tを押すだけで起動することも可能です。
  3. 3
    「vsftpd」のインストールコマンドを入力する 「端末」にsudo apt-get install vsftpdと入力し、 Enterを押します。
  4. 4
    パスワードを入力する コンピュータにログインする際のパスワードを入力し、 Enterを押します。
  5. 5
    「vsftpd」がインストールされるまで待つ 現在のFTP設定とインターネット回線にもよりますが、5分から20分ほどかかるのでしばらく待ちましょう。
  6. 6
    「FileZilla」をインストールする これは、サーバにアクセスしてアップロードするために使うプログラムです。「FileZilla」をインストールするには、以下の操作を行います。
    • sudo apt-get install filezillaと入力します。
    • ダイアログボックスが表示されたら、パスワードをもう一度入力します。
    • インストールが完了するまで待ちます。
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パート 2 の 4:
FTPサーバを設定する

  1. 1
    「vsftpd」の設定ファイルを開く sudo nano /etc/vsftpd.confと入力して、 Enterを押しましょう。このファイルを編集して、「vsftpd」の一部機能を有効(または無効)にします。
  2. 2
    ローカルユーザーによるFTPサーバへのログインを有効にする 方向キーを使って、# Uncomment this to allow local users to log in.(ローカルユーザーによるログインを有効にするには、以下の行のコメントアウトを外します)という見出しまで下にスクロールし、その下のlocal_enable=YESという行から「#」を削除します。[2]
    • 方向キーを使って、「#」の前の文字(この場合は「l」)を選択し、 Backspaceキーを押すと、「#」を削除することができます。
    • local_enable=YESという行がすでに白色になっている場合は、このステップを飛ばしましょう。
  3. 3
    FTP書き込みコマンドを有効にする # Uncomment this to enable any form of FTP write command.(あらゆるFTP書き込みコマンドを有効にするには、以下の行のコメントアウトを外します)という見出しまで下にスクロールし、その下のwrite_enable=YESという行から「#」を削除します。
    • write_enable=YESという行がすでに白色になっている場合は、このステップを飛ばしましょう。
  4. 4
    ASCIIマングリングを無効にする # ASCII mangling is a horrible feature of the protocol.(ASCIIマングリングはプロトコルの恐ろしい機能です)という見出しまで下にスクロールし、以下の2行から「#」を削除します。
    • ascii_upload_enable=YES
    • ascii_download_enable=YES
  5. 5
    「chroot」の設定を変更する # chroot)という見出しまで下にスクロールし、以下の行を追加します。
    • user_sub_token=$USER
    • chroot_local_user=YES
    • chroot_list_enable=YES
    • これらの行のいずれかがすでに存在する場合は、既存の行の前にある「#」を削除するだけです。
  6. 6
    「chroot」のデフォルト設定を変更する (default follows)(デフォルトは以下のようになります)という見出しまで下にスクロールし、以下の行を追加します。
    • chroot_list_file=/etc/vsftpd.chroot_list
    • local_root=/home/$USER/Public_html
    • allow_writeable_chroot=YES
    • これらの行のいずれかがすでに存在する場合は、既存の行の前にある「#」を削除するだけです。
  7. 7
    「ls -Recurse」オプションを有効にする # You may activate the "-R" option...(「-r」オプションを有効にすることができます)という見出しまで下にスクロールし、その下のls_recurse_enable=YESという行から「#」を削除します。
  8. 8
    テキストエディタを保存して閉じる 以下の操作を行います。
    • Ctrl+Xを押します
    • yと入力します
    • Enterを押します
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パート 3 の 4:
chrootリストにユーザー名を追加する

  1. 1
    「chroot」のテキストファイルを開く sudo nano /etc/vsftpd.chroot_listと入力して、 Enterを押します。
    • FTPサーバにアクセスできるユーザーを指定したくない場合は、このパートの最後のステップまで飛ばしてもかまいません。
  2. 2
    パスワードを入力する Ubuntuにログインする際のパスワードを入力して、 Enterを押すと、「chroot」のテキストファイルが開きます。
    • パスワードの入力を求められなかった場合は、このステップを飛ばしましょう。
  3. 3
    ユーザー名をリストに追加する 自分のユーザー名を入力し、 Enterを押して、サーバ内からホームディレクトリへのアクセスを許可したい他のユーザーのユーザー名を同じように追加します。
  4. 4
    リストを保存する Ctrl+Xを押してyと入力し、 Enterを押すと、リストが保存されます。
  5. 5
    「vsftpd」を再起動する sudo systemctl restart vsftpdと入力して、 Enterを押すと、「vsftpd」が停止して再起動し、変更内容が確実に保存されます。これで、FTPサーバにアクセスできるようになりました。[3]
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パート 4 の 4:
サーバにアクセスする

  1. 1
    サーバアドレスを決める ホスティングサービス(「Bluehost」など)を通じてFTPサーバの料金を支払っている場合、FTPサーバに接続するためには、サービスのIPアドレスまたは通常のアドレスを知っておかなければなりません。[4]
    • 自分のコンピュータからサーバを独自にホストしている場合は、自分のコンピュータのIPアドレスを使いますが、これは「端末」にifconfigと入力し、「inet addr」という項目の値を確認すればわかります。
      • 「ifconfig」がインストールされていない場合は、「端末」にsudo apt-get install net-toolsと入力してインストールしましょう。
  2. 2
    ルーターのポートを転送する サーバのIPアドレスがわかったら、ルーターのポート21スロットをそのアドレスに転送しなければならないので、そのポートにTCPが使われていることを確認しましょう(UDPや双方の組み合わせではいけません)。
    • ポート転送はルーターによって異なるので、手順については関連記事やルーターの取扱説明書を確認しましょう。
  3. 3
    「FileZilla」を起動する 「端末」にfilezillaと入力して、 Enterを押しましょう。しばらくすると「FileZilla」を起動します。
    • 「端末」経由で接続したい場合は、ftp [address]と入力してみましょう。サーバが稼働していてインターネットにアクセスできる限り、FTPサーバへの接続が試行されます。ただし、ファイルを転送することはできないかもしれません。
  4. 4
    ファイルをクリックする 「FileZilla」ウィンドウの左上にあります。クリックするとドロップダウンメニューが表示されます。
  5. 5
    サイトマネージャ...をクリックする ドロップダウンメニューにあります。クリックすると「サイトマネージャ」ウィンドウが表示されます。
  6. 6
    新しいサイトをクリックする ウィンドウの左下にある白いボタンのことです。クリックすると「サイトマネージャ」に「新規サイト」という項目が表示されます。
  7. 7
    サーバのアドレスを入力する 「ホスト:」のテキストフィールドに、接続先のFTPサーバのアドレス(またはIPアドレス)を入力します。[5]
  8. 8
    転送先のポート番号を入力する 「ポート:」のテキストフィールドに21と入力します。
  9. 9
    接続をクリックする ページの一番下にある赤いボタンのことです。クリックするとコンピュータをFTPサーバに接続するように「FileZilla」に指示が出されます。
  10. 10
    ファイルをサーバに転送する 左側のウィンドウから右側のウィンドウにファイルをクリックしてドラッグすると、FTPサーバのページにアップロードすることができます。
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ポイント

  • サーバを独自にホストしている場合は、ポート20を転送することにより、ネットワークの問題を解決できるかもしれません。
  • Ubuntu 17以降のFTPサーバに接続するのは、以前のバージョンで接続するのとは少し異なるので、まだ更新していない場合は、Ubuntuのバージョンを17.10以降に更新しておくとよいでしょう。
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注意事項

  • FTPサーバは、特に独自にホストしている場合は、常に安全であるとは限りません。そのため、FTPサーバには機密情報や個人情報をアップロードしないようにしましょう。
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IT専門家
この記事の共著者 : Jack Lloyd. テクノロジーマニアのジャック・ロイドは、wikiHowのテクノロジーライター兼編集者です。2年以上にわたりIT関連記事の執筆と編集を行っています。英語教師としても活躍しています。 この記事は2,593回アクセスされました。
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