DLLファイルを編集する必要がある人はほとんどいません。しかし、コンピュータープログラマーであれば、DLLファイルを編集して、プログラムをリバースエンジニアリングしたり、アイコンを抽出したり、ソフトウェアをハッキングしたり、単にプログラムが内部でどのように動作しているかを確認したりする必要があるかもしれません。Microsoft Visual Studioなら、DLLファイルを開いて一部編集できます。DLLファイル内のコードを編集する必要がある場合は、逆コンパイラでファイルからコードを抽出しなければなりません。この記事では、Visual StudioでDLLファイルを開いて編集する方法について説明します。

方法 1
方法 1 の 10:
Visual StudioでDLLファイルを編集できるのか?

方法 2
方法 2 の 10:
Visual Studioでコードを編集できるのか?

  1. 1
    ほとんどの場合、できません。ほとんどのDLLファイルには、編集可能なソースコードは記述されていません。ほとんどのDLLファイルに記述されているコードは、すでにバイナリコードまたはマシンコード(機械語)にコンパイルされています。
    • DLLファイルに中間言語(IL)が記述されている場合は、Visual Studioと一緒にインストールされている「IL逆アセンブラー」というツールでILコードを表示できます。また、CIL逆アセンブラーでDLLファイル内の共通中間言語の表示も可能です。CIL逆アセンブラーはVisual Studioには付属していませんが、Microsoft Storeから無料でダウンロードできます。
    • DLLファイルが正しく動作せず、それを編集する必要がある場合は、DLLファイルの作成に使用した元のソースコードを編集しましょう。これが別のコードファイルになります。元のソースコードから新しいDLLファイルを作成し、動作しないDLLファイルの代わりに使用できます。

方法 3
方法 3 の 10:
元のソースコードにアクセスできない場合は?

  1. 1
    逆コンパイラでソースコードを再構築してみましょう。逆コンパイラなら、DLLファイルから機械語を抽出し、C++やC#などの高水準言語に変換できます。
    • 注意:逆コンパイラでDLLファイルから抽出したコードは、すべて再構築されたものになります。元のソースコードと一致するとは限りません。逆コンパイラから抽出したコードにDLLファイルを置き換えようとすると、何度もテストを行って、そのDLLファイルに依存するすべてのプログラムが引き続き正しく動作することを確認する必要があるかもしれません。
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方法 4
方法 4 の 10:
Visual StudioでDLLファイルを開くには?

  1. 1
    DLLファイルは、他のファイルと同じようにVisual Studioで簡単に開くことができます。Visual StudioでDLLファイルを開くには、上部のメニューバーでファイルをクリックし、続いて開くをクリックします。次に、ファイルをクリックし、開きたいDLLファイルを選択し、開くをクリックしましょう。これで、新しい「リソースエディター」ウィンドウでDLLファイルが開きます。また、以下の手順でDLLファイルを開くことも可能です。[2]
    • Visual Studioがインストールされていることを確認します。
    • Win+Eキーを押してエクスプローラーを開きます。
    • 開きたいDLLファイルを含むフォルダーに移動します。
    • フォルダーを右クリックし、Visual Studioで開くをクリックします。
    • 「ソリューションエクスプローラー」ウィンドウの右側にあるフォルダーを展開します。
    • 開きたいDLLファイルをダブルクリックします。

方法 5
方法 5 の 10:
DLLファイルに新しいリソースを追加するには?

  1. 1
    Visual Studioでは、DLLファイルに新しいリソースを簡単に追加できます。このリソースには、キーボードショートカット(アクセラレータ)、ビットマップ画像、カーソル、アイコン、ダイアログボックス、メニュー、HTMLファイル、オーディオ(.wav)ファイル、文字列テーブル、バージョン番号などがあります。DLLファイルに新しいリソースを追加するには、以下の操作を行います。
    • Visual StudioでDLLファイルを開きます。
    • 「リソースエディター」ウィンドウで、リソースを追加したいフォルダーを右クリックします。
    • リソースの追加をクリックします。
    • 追加したいリソースの種類をダブルクリックするか、インポートをクリックして既存のファイルをインポートします。
    • ファイルをクリックします。
    • [ファイル名].dllの保存をクリックしてファイルを上書きするか、名前を付けて[ファイル名].dllを保存をクリックしてコピーを保存します。
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方法 6
方法 6 の 10:
DLLファイル内のリソースを削除するには?

  1. 1
    DLLファイル内のリソースは、Visual Studioで簡単に削除できます。注意:DLLファイルの内容を編集または削除すると、そのファイルに依存するプログラムが正しく動作しなくなる可能性があります。DLLファイルを編集するときは、必ずバックアップを取っておきましょう。DLLファイルからリソースを削除するには、以下の操作を行います。
    • Visual StudioでDLLファイルを開きます。
    • 「リソースエディター」ウィンドウで、削除したいリソースを含むフォルダーを展開します。
    • 削除したいリソースを右クリックし、削除をクリックします。
    • ファイルをクリックします。
    • [ファイル名].dllの保存をクリックしてファイルを上書きするか、名前を付けて[ファイル名].dllを保存をクリックしてコピーを保存します。

方法 7
方法 7 の 10:
Visual Studioで新しいDLLファイルを作成するには?

  1. 1
    Visual Studioを使用すれば、新しいDLLファイルを簡単に作成できます。新しいDLLファイルを作成するときは、既存のソースコードまたは逆コンパイラで抽出したソースコードを使用しましょう。Visual Studioで新しいDLLファイルを作成するには、以下の操作を行います。[3]
    • Visual Studioを開きます。
    • 新しいプロジェクトの作成をクリックします。
    • 上部の検索バーにクラスと入力します。
    • 下にスクロールしてクラスライブラリ(.NET Framework)を選択し、次へをクリックします。
    • プロジェクトの名前を入力し、作成をクリックします。
    • DLLファイルのコードを入力します。
    • 上部のメニューバーでビルドをクリックします。
    • ソリューションのビルドをクリックして新しいDLLファイルを作成します。
    • 下部の「出力」ウィンドウで、DLLファイルが作成された場所を確認します。
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方法 8
方法 8 の 10:
IL逆アセンブラーでDLLファイルを開くには?

  1. 1
    IL逆アセンブラーでDLLファイルを開くときは、開発者コマンドプロンプトを使用しましょう。IL逆アセンブラーでは、DLLファイル内の中間言語(IL)やアセンブリ言語の表示が可能です。IL逆アセンブラーは、Visual Studioと一緒にインストールされています。IL逆アセンブラーでDLLファイルを開くには、以下の操作を行います。
    • Windowsスタートメニューをクリックします。
    • Developer Command Prompt(開発者コマンドプロンプト)と入力します。
    • Developer Command Prompt for VS 2019 (または使用しているVisual Studioのバージョン)をクリックします。
    • ILDASM.EXEと入力し、Enterキーを押します。
    • DLLファイルをIL逆アセンブラーウィンドウにドラッグ&ドロップします。
    • IL逆アセンブラーウィンドウの「MANIFEST(マニフェスト)」の下にあるファイル名を展開します。
    • クラスまたは関数をクリックしてアセンブリコードを表示します。

方法 9
方法 9 の 10:
DLLファイルを逆コンパイルするには?

  1. 1
    Visual Studio以外の逆コンパイラを別途使用する必要があります。この逆コンパイラでは、マシンコードをC++やC#などの高水準言語に変換できます。注意:この逆コンパイラで抽出するコードは再構築されたものであり、元のソースコードと一致するとは限りません。DLLファイルを逆コンパイルするには、以下の操作を行います。[4]
    • 逆コンパイラをダウンロードしてインストールします。代表的なものとしては、Reflector(リフレクター)、dotPeek(ドットピーク)、JustDecompile(ジャストデコンパイル)などがあります。
    • 逆コンパイラを開きます。
    • DLLファイルを逆コンパイラウィンドウにドラッグ&ドロップします。
    • 右側のパネルで、プログラム名またはファイル名を展開します。
    • 括弧アイコンの横にあるプログラム名を展開します。
    • 関数またはクラス名をクリックしてコードを表示します。
    • コードをVisual Studioファイルにコピーするか、File(ファイル)→Export to Project(プロジェクトにエクスポート)の順にクリックします。
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方法 10
方法 10 の 10:
DLLファイルを登録するには?

  1. 1
    DLLファイルの中には、登録しないと動作しないものがあります。DLLファイルを登録するときは、「ファイル名を指定して実行」というプログラムを使用しましょう。Windows 10でDLLファイルを登録するには、以下の操作を行います。[5]
    • Win+Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
    • 「名前」テキストボックスにregsvr32と入力します。
    • DLLファイルを「名前」テキストボックスにドラッグ&ドロップしてDLLファイルへのパスを追加します。
    • DLLファイルへのパスを引用符(" ")で囲みます。
    • OKをクリックします。

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