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Windows 10または11で、ロックされた機密フォルダーにファイルを隠したいと思ったことはありませんか?フォルダーを暗号化することで、暗号化キーを持っていない人がアクセスできないようにフォルダーをロックできます。この記事では、Windows 10または11のProまたはEnterpriseエディションでファイルマネージャーを使用してファイルを暗号化する方法と、HomeエディションでAxCryptを使用してフォルダーをロックする方法を紹介します。
ステップ
方法 1
方法 1 の 3:Windows ProおよびEnterpriseエディションでフォルダーをロックする
方法 1
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2ロックしたいフォルダーに移動する エクスプローラーで、暗号化したいフォルダーが保存されている場所に移動します。
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3フォルダーを右クリックし、プロパティをクリックする フォルダーを右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。そのコンテキストメニューの一番下にあるプロパティをクリックしましょう。
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4詳細設定...をクリックする 「プロパティ」ダイアログボックスの「全般」タブの下部にあるボタンのことです。これをクリックすると、「属性の詳細」ダイアログボックスが表示されます。
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5「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」の横にあるチェックボックスにチェックを入れ、OKをクリックする フォルダーを暗号化するオプションが選択されます。
- このオプションは、Windows 10および11のHomeエディションでは使用できません。
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6適用をクリックする 「プロパティ」ダイアログボックスの一番下にあります。これをクリックすると、加えた変更が適用されます。さらに、別のダイアログボックスが表示され、フォルダーのみを暗号化するか、フォルダー内のすべてのサブフォルダーおよびコンテンツを暗号化するかを尋ねられます。
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7「変更をこのフォルダー、サブフォルダーおよびファイルに適用する」を選択し、OKをクリックする ダイアログボックスの2番目のラジオボタンのことです。これをクリックすると、すべてのフォルダーとそのフォルダー内のすべてのコンテンツに暗号化が適用されます。
- また、「このフォルダーのみに変更を適用する」をクリックすると、このフォルダーにのみ暗号化が適用され、そのフォルダー内のサブフォルダーおよびコンテンツには適用されません。
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8ファイル暗号化キーのバックアップをクリックする 暗号化を適用すると、右下にファイル暗号化キーのバックアップを求める通知が表示されます。通知をクリックすると、暗号化キーのバックアップオプションが表示されます。
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9今すぐバックアップする(推奨)をクリックする 通知をクリックしたときに表示されるダイアログボックスの最初のオプションのことです。
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10次へをクリックする このページでは、この「証明書のエクスポートウィザード」で暗号化キーの証明書をエクスポートすることについて説明しています。右下の次へをクリックして続行しましょう。
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11使用したいファイル形式を選択し、Nextをクリックする デフォルトのファイル形式は「Personal Information Exchange (.pfx)」ですが、他のオプションを使用したい場合は、そのうちの1つを代わりに選択することも可能です。
- どのオプションを選択すればよいかわからない場合は、デフォルトの「Personal Information Exchange」を選択し、次へをクリックして続行しましょう。
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12「パスワード」の横にあるチェックボックスにチェックを入れ、パスワードを作成し、次へをクリックする パスワードを作成するには、「パスワード」の横にあるチェックボックスにチェックを入れ、その下のテキストフィールドにパスワードを入力します。「パスワードの確認」の下にあるテキストフィールドに同じパスワードをもう一度入力し、右下の次へをクリックしましょう。
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13USBメモリを挿入する 証明書には暗号化したフォルダーを開くためのキーが含まれているため、このファイルの保存場所としては、USBメモリなどの外付けハードウェアが最も安全な場所です。USBメモリをパソコンの空いているUSBポートに挿入しましょう。
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14参照...をクリックし、USBメモリの場所を選択する 「ファイル名」テキストフィールドの横にある「参照...」ボタンをクリックし、USBメモリを選択します。
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15ファイル名を入力し、保存をクリックする 「ファイル名」テキストフィールドに、暗号化キーの証明書のファイル名を入力します。任意のファイル名を入力できますが、フォルダーの暗号化キーとわかるファイル名にしましょう。入力したら、保存をクリックします。
- USBメモリは必ず安全な場所に保管しましょう。何らかの理由で暗号化したフォルダーにアクセスできなくなった場合に必要になります。
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16次へをクリックし、完了をクリックする 暗号化キーの証明書を保存したら、次へをクリックして「証明書のエクスポートウィザード」の最後のページに進みましょう。最後のページには、これまでに行った操作をまとめたものが表示されます。完了をクリックして「証明書のエクスポートウィザード」を閉じましょう。これで、そのフォルダーは自分以外のすべてのユーザーがアクセスできないようにロックされました。
- 自分のユーザーアカウントでWindowsにサインインしている限り、自分は暗号化したフォルダーにアクセスできます。他のWindowsユーザー(管理者を含む)はフォルダーにアクセスできません。
- 管理者によってユーザーパスワードが変更されたり、暗号化したフォルダーを他のパソコンに移動したりすると、そのフォルダーにアクセスできなくなってしまいます。そのフォルダーへのアクセスを回復するには、暗号化キーの証明書をインポートする必要があります。[1]
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方法 2
方法 2 の 3:Windows 10および11のProまたはEnterpriseでフォルダーのロックを解除する
方法 2
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1暗号化キーの証明書を保存したUSBメモリを挿入する 暗号化キーの証明書を保存したUSBメモリを探し、パソコンの空いているUSBポートに挿入します。
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3証明書と入力する Windows PC上のすべての証明書管理アプリの一覧が表示されます。
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4ユーザー証明書の管理をクリックする 「ユーザー証明書の管理」アプリが起動します。
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5個人をクリックする 「ユーザー証明書の管理」アプリの左側の一覧の最初のフォルダーのことです。
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6証明書を右クリックする 右側のパネルの「オブジェクトの種類」の最初のオプションのことです。
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7すべてのタスクを選択する 「証明書」を右クリックしたときに表示されるコンテキストメニューの最初のオプションのことです。
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8インポート...をクリックする 「すべてのタスク」メニューの2番目のオプションのことです。これをクリックすると、「証明書のインポートウィザード」ダイアログボックスが表示されます。
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9次へをクリックする 「証明書のインポートウィザード」ダイアログボックスの右下にあります。このページでは、この「証明書のインポートウィザード」の指示に従って証明書を再度インポートすることについて説明しています。
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10参照...をクリックし、暗号化キーの証明書を選択し、次へをクリックする 暗号化キーの証明書は、USBメモリに保存されているはずです。「証明書のインポートウィザード」ダイアログボックスで参照...をクリックし、USBメモリ上の暗号キーの証明書に移動して選択し、次へをクリックします。
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11パスワードを入力し、次へをクリックする これで証明書がインポートされ、暗号化したフォルダーに再びアクセスできるようになります。広告
方法 3
方法 3 の 3:Windows Homeエディションでフォルダーをロックする
方法 3
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1AxCryptをダウンロードしてインストールする Windows Homeエディションには、フォルダーを暗号化してロックする機能はありません。ただし、Windowsのすべてのバージョンでフォルダーを暗号化してロックできる無料のサードパーティ製ツールとして「AxCrypt」があります。Axcryptをダウンロードしてインストールする手順は以下の通りです。
- ブラウザでhttps://axcrypt.net/download(日本語なし)にアクセスします。
- DOWNLOAD AXCRYPT(AXCRYPTをダウンロード)をクリックします。
- ブラウザまたはダウンロードフォルダーでAxCrypt Setupファイルをクリックします。
- 「I agree to the license terms and agreement(使用許諾条件および契約に同意する)」の横にあるチェックボックスにチェックを入れます。
- Install(インストール)をクリックします。
- Yes(はい)をクリックします。
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2New user? Sign up(新規ユーザーの場合はサインアップ)をクリックする AxCryptを起動したときに表示されるウィンドウの一番下にあります。これをクリックすると、新しいAxCryptアカウントを作成するためのWebページが表示されます。
- すでにアカウントを持っている場合は、AxCryptアカウントに登録したメールアドレスとパスワードを入力し、OKをクリックしましょう。
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3アカウントを作成する 基本アカウントの作成は無料です。基本アカウントがあれば、Windows PC上のフォルダーを暗号化してロックできます。アカウントを作成する手順は以下の通りです。
- アカウントオプションの下にあるFree(無料)をクリックします。
- 「Email(メール)」の横にあるテキストフィールドにメールアドレスを入力します。
- 「私はロボットではありません」の横にあるチェックボックスにチェックを入れます。
- Sign Up(サインアップ)をクリックします。
- アカウントの作成に使用したメールをチェックし、AxCryptからの確認メールを開きます。
- Verify AxCrypt ID (AxCrypt IDを確認)をクリックします。
- 使用したいパスワードを入力します。
- もう一度パスワードを入力し、Verify(確認)をクリックします。
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4AxCryptを起動する AxCryptは、南京錠のような絵が描かれた緑色のアイコンです。WindowsのスタートメニューまたはデスクトップにあるこのAxCryptアイコンをクリックしましょう。
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5AxCryptにサインインする AxCryptアカウントの作成時に使用したメールアドレスとパスワードを入力し、Sign In(サインイン)をクリックします。
- 有料版のAxCryptの30日間無料トライアルを試すかどうか尋ねられる場合があります。有料プランに登録したくない場合は、Not Now(今はしない)をクリックしましょう。無料版のAxCryptは、今後も使い放題です。
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7ロックしたいフォルダーを右クリックする エクスプローラーで、暗号化したいフォルダーに移動しましょう。フォルダーを右クリックすると、その横にコンテキストメニューが表示され、コンテキストメニューのオプションとして「AxCrypt」が表示されるはずです。
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8「AxCrypt」にマウスポインタ―を合わせ、Encrypt(暗号化)をクリックする 「AxCrypt」サブメニューの最初のオプションのことです。
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9AxCryptクライアントでOKをクリックする フォルダー内のすべてのファイルの暗号化が開始されます。これらのファイルは「.axx」ファイルに変換されますが、これはファイルが暗号化されているということです。暗号化したすべてのファイルは、AxCryptで復号化するまでアクセスできなくなります。
- ファイルまたはフォルダーを復号化するには、AxCryptクライアントにサインインしていることを確認し、そのファイルまたはフォルダーを右クリックし、AxCcryptにマウスポインタ―を合わせ、Decrypt(複号化)をクリックし、AxCryptクライアントでOKをクリックします。
- AxCryptクライアントにサインインしている限り、AxCryptのパスワードを入力する必要はありません。
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このwikiHow記事について
他言語版
English:Lock a Folder on Windows
Français:verrouiller un dossier sur Windows
Nederlands:Een map vergrendelen in Windows
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