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この記事では、Windowsのブルースクリーン(BSoD)を解決する方法を紹介します。一般的に、ブルースクリーンはソフトウェアやハードウェア、設定が正しくインストールされていないのが原因なので、通常は解決可能です。ただし、場合によってはパソコン内のOSやハードウェアの故障が原因でブルースクリーンが表示されることもあるので、OSを再インストールするか、パソコンを専門業者に持ち込んで解決してもらわなければなりません。
ステップ
パート 1
パート 1 の 10:
一般的な解決方法を用いる
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1パソコンでの最近の行動を考えてみる 最近、ソフトウェアをインストールしたり、新しいハードウェアを接続したり、カスタムドライバーをダウンロードしたり、設定を変更したりしましたか?もしそうなら、おそらく最近行った変更がブルースクリーンの原因になっているので、その変更に応じて解決することになります。
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2パソコンが異常に熱くなっていないか確認する 特にパソコン内の空気の循環が適切に行われていない場合や、特に暖かい環境に身を置いている場合にパソコンを高パフォーマンスに設定して数時間稼働させていると、「ブルースクリーン」が表示されることがあります。その場合は、機会があればパソコンの電源を切って数時間放置しておきましょう。
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4不要なハードウェアを取り外す USBメモリやイーサネットケーブル、HDMIケーブル、コントローラ、プリンターケーブル、SDカードなどは、パソコンから取り外しても、パソコンのパフォーマンスに影響が出ることはありません。さらに、こうしたハードウェア製品の欠陥は、ブルースクリーンを誘発し、それらの製品が取り外されるまで誘発し続けることもあります。
- マウスとキーボードは通常、特にパソコン自体が新品のときに付いてきたものの場合、パソコンに接続したままでかまいません。
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5パソコンが再起動するまで待つ ブルースクリーンが表示されると、Windowsによる問題の診断が行われ、その問題が何であれ解決が試みられて、その後再起動します。パソコンが通常どおり再起動して、ブルースクリーンエラーが再び発生しなければ、デスクトップから直接変更を加えてもかまいません。
- パソコンの再起動中にブルースクリーンが再び表示された場合は、そのエラーコードを確認しましょう。エラーコードが「0x000000EF」の場合は、すぐに次のパートまでスキップしましょう。また、それ以外の場合は、セーフモードで再起動してみましょう。
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6ウイルススキャンを実行する まれなことですが、ウイルスでパソコンが誤動作していると判断することもあり、その結果、ブルースクリーンが発生することがあります。
- ウイルススキャンで悪意のあるソフトウェアが見つかった場合は、すぐに削除しましょう。
- ウイルススキャンからスキャン中にソフトウェア設定の提案(バッテリー寿命など)が出された合は、それらを実践してみましょう。設定に不備があると、ブルースクリーンクラッシュが表示されることがあります。
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パート 2
パート 2 の 10:
「CRITICAL PROCESS DIED」エラーを解決する
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1このエラーの意味を理解する 「CRITICAL PROCESS DIED」エラーは、重要なハードウェアコンポーネント(ハードディスクドライブなど)や必須ソフトウェア属性が正しく起動しなかったり、突然停止したりした場合を指します。
- このエラーは些細なものですが、それが連続して複数回発生したり、パソコンを起動すると必ずブルースクリーンが表示されるようになったりした場合は、問題がより深刻だということです。
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2正しいエラーが発生しているかを確認する 「CRITICAL PROCESS DIED」エラーでは、「0x000000EF」というコードが返されます。別のコードが表示された場合は、次のパートまでスキップしましょう。
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3このエラーが発生するのはこれが初めてかどうかを判断する 一度このエラーが発生した後、パソコンを正常に使用できた場合は、ドライバーの読み込み時にパソコンにちょっとした問題が発生した可能性があります。ただし、このエラーが比較的短時間に2回以上発生した場合は、エラーの解決を試みるようにしましょう。
- パソコンを使用すると必ずこのエラーが発生する場合は、パソコンを信頼できる修理店や修理業者に持ち込む必要があります。ハードディスクドライブやプロセッサが故障しているのかもしれませんが、その場合、自分でできることは何もありません。
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6ダイアログボックスが表示されたら、はいをクリックする 「コマンドプロンプト」ウィンドウが表示されます。
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7「システムファイルチェッカー」というコマンドを入力する sfc /scannowと入力して、↵ Enterを押すと、Windowsによる問題のスキャンが開始されます。
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8スキャンが完了するまで待つ Windowsによる発生した問題の解決が試みられます。スキャンが完了したら、先へ進んでもかまいません。
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10「展開イメージのサービスと管理(DISM)」というサービスを実行してみる それでも「CRITICAL PROCESS DIED」エラーが表示されることはあるが、パソコンを使用することはできる場合は、以下の操作を試してみましょう。
- 「コマンドプロンプト」を管理者権限で再度起動します
- Dism /Online /Cleanup-Image /CheckHealthと入力して、↵ Enterを押します。
- Dism /Online /Cleanup-Image /ScanHealthと入力して、↵ Enterを押します。
- Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealthと入力して、↵ Enterを押します。
- 実行中の処理が終了するのを待ってから、パソコンを再起動します。
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11パソコンを信頼できる修理店に持っていく このパートの手順でエラーを解決できなかった場合、またはパソコンを使用すると必ずブルースクリーンが表示される場合は、パソコンを専門の修理業者に持ち込む必要があります。「CRITICAL PROCESS DIED」エラーはハードウェアに関連していることが多いので、もしかするとハードディスクドライブやプロセッサ、RAMが故障していて復旧が必要なのかもしれません。広告
パート 3
パート 3 の 10:
レジストリエラーを解決する
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1このエラーの意味を理解する これは、そのパソコンのレジストリでファイルの読み取りまたは書き込みに問題があったことを意味しており、一部のアプリケーションが正常に動作しなくなることがあります。[1]
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2自動修復でパソコンが修復されるのを待つ 更新中にレジストリエラーが発生した場合は、パソコンが正常に起動しないことがあります。自動修復で破損したレジストリキーを修復して、もう一度試してみましょう。
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3起動に失敗したプログラムを再インストールする このエラーは、レジストリキーが存在しないプログラムを実行するとパソコンが応答しなくなるほど深刻です。起動に失敗したプログラムを再インストールするには、「設定」のアプリ一覧を開いて「変更」をクリックした後に「修復」をクリックします。
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4Windowsを修復する エラーが深刻な場合は、Windowsが起動しません。Windowsを修復するには、インストールメディアを使用します。Windowsのインストールメディアを挿入して、言語を選択したら、「コンピューターを修復する」をクリックしましょう。
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5Windowsを再インストールする これは、他の方法がすべて失敗した場合に行いましょう。Windowsインストーラーまたはインターネット回線を使用して、工場出荷時の設定を復元すると、ファイルやプロダクトキー、アプリ、閲覧履歴など、すべてのデータが削除されます。広告
パート 4
パート 4 の 10:
セーフモードで再起動する
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1「オプションの選択」画面が表示されるのを待つ パソコンは再起動したが、問題が解決できておらず、さらに2回再起動すると、この画面が表示されます。[2]
- 代わりにデスクトップから再起動したい場合は、スタートメニューを開いて電源をクリックし、⇧ Shiftを押しながら再起動をクリックしましょう。
- 以前のバージョンのWindowsを復元したい場合は、「以前のバージョンのWindowsを復元する」という項目までスキップしましょう。
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2トラブルシューティングをクリックする この画面にあるドライバーとレンチのアイコンのことです。
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3詳細オプションをクリックする 「トラブルシューティング」という画面にあります。
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4スタートアップ設定をクリックする 画面の右側にある歯車の形をしたアイコンのことです。
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5再起動をクリックする 画面の右下にあります。
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64キーを押して「セーフモード」を選択する 「スタートアップ設定」という青い画面でこれを行うと、パソコンがセーフモードで再起動して、Windowsの実行に必要なプログラムとハードウェアのみが読み込まれます。広告
パート 5
パート 5 の 10:
セットアップファイルを削除する
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2「スタート」メニューにディスククリーンアップと入力する パソコン内の「ディスククリーンアップ」というユーティリティが検索されます。
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3ディスククリーンアップをクリックする 「スタート」ウィンドウの上部にあるUSBメモリの形をしたアイコンのことです。
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4システムファイルのクリーンアップをクリックする ウィンドウの左下にあります。
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5ウィンドウ内のチェックボックスにすべてチェックを入れる これは、パソコンのシステムによって保存された一時ファイルをすべて削除できるようにするためのもので、これでブルースクリーンを解決できることがあります。
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6OKをクリックする ウィンドウの一番下にあるボタンのことで、クリックすると「ディスククリーンアップ」によってファイルが削除されます。
- 特にパソコンの一時ファイルを一度も削除したことがない場合は、削除処理に数分かかることがあります。
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パート 6
パート 6 の 10:
Windowsをアップデートする
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4Windows Updateタブをクリックする ウィンドウの左上にあります。
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5更新プログラムのチェックをクリックする 画面の上部にあるボタンのことです。
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6更新プログラムがインストールされるまで待つ 更新プログラムのインストールが完了すると、おそらくWindowsが再起動します。
- Windowsは数回再起動することがあり、再度セーフモードを有効にしないと先へは進めないかもしれません。
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パート 7
パート 7 の 10:
最近追加したアプリを削除する
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3アプリをクリックする 「設定」画面にあります。
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4アプリと機能タブをクリックする ウィンドウの左上にあります。
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5最近インストールしたアプリを探す 欠陥のあるアプリや壊れたアプリによってブルースクリーンが表示されやすくなることがあるので、最近インストールしたアプリはすべて削除する必要があります。
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6アプリをクリックする アプリの下にボタンが表示されます。
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7アンインストールをクリックする アプリのウィンドウの右下にあります。
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8ダイアログボックスが表示されたら、アンインストールをクリックする アプリの下にあるボタンのことで、クリックするとアプリがパソコンから削除されますが、いくつかの画面の指示に従わないと削除は完了しないかもしれません。
- ここでは、最近インストールしたアプリごとに上記の手順を繰り返します。
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パート 8
パート 8 の 10:
ドライバーを更新する
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2「スタート」メニューにデバイスマネージャーと入力する 「デバイスマネージャー」というプログラムが検索されます。
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4ハードウェアのカテゴリをダブルクリックする ハードウェアのカテゴリが展開され、そのハードウェア機能が適用されている現在使用中のハードウェア(フラッシュドライブ、プリンターなど)が表示されます。
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5ハードウェアを選択する ハードウェアカテゴリの下にあるメニューから最近インストールしたハードウェアを選択します。
- 例えば、最近ノートパソコンにワイヤレスキーボードをインストールした場合は、キーボードのハードウェアカテゴリをダブルクリックして、ワイヤレスキーボードの名前を選択します。
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6「更新」ボタンをクリックする ウィンドウの上部にある緑色の上向き矢印が付いた黒い箱のようなボタンのことです。
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7ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索をクリックする ポップアップウィンドウの一番上にあるオプションのことで、クリックするとドライバーが検索され、必要に応じてインストールされます。
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8ダイアログボックスが表示されたら、閉じるをクリックする ウィンドウの一番下にあります。
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9ハードウェアを削除する ハードウェアの更新がない場合は、「デバイスマネージャー」から削除して、ブルースクリーンが解決されるかどうかを確認しましょう。ハードウェアを削除するには、ハードウェアをクリックして選択し、ウィンドウの上部にある赤い×アイコンをクリックします。広告
パート 9
パート 9 の 10:
以前のバージョンのWindowsを復元する
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2トラブルシューティングをクリックする ドライバーとレンチのアイコンのことです。
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3詳細オプションをクリックする 「トラブルシューティング」という画面にあります。
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4システムの復元をクリックする 「詳細オプション」画面の左側にあります。
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5パソコンの再起動が完了するまで待つ これには数分かかることがあります。
- パソコンにログインしないと先へは進めないかもしれません。
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6次へをクリックする 「システムの復元」のポップアップウィンドウの一番下にあります。
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7復元ポイントを選択する 今日より前(ブルースクリーンが発生する前など)に設定されている復元ポイントをクリックして選択します。
- システムの復元ポイントは通常、重要なソフトウェアやハードウェアを更新またはインストールしたときに作成されます。
- パソコンを一度もバックアップしたことがなく、ここに復元ポイントが表示されない場合は、代わりにWindowsを初期状態に戻してみましょう。
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8次へをクリックする
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9完了をクリックする ウィンドウの一番下にあるボタンのことで、クリックするとパソコンによる選択したバックアップの復元が開始されます。
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10システムの復元が完了するまで待つ システムの復元が完了すると、通常どおりパソコンの使用を再開することができます。
- ブルースクリーンが再び表示される場合は、それ以前のバックアップを復元する必要があるかもしれません。
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パート 10
パート 10 の 10:
Windowsを初期状態に戻す
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4回復をクリックする 左側のオプション欄にあるタブのことです。
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5開始するをクリックする ウィンドウ上部の「このPCを初期状態に戻す」という見出しの下にあります。
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6初期化オプションを選択する 以下のいずれかのオプションをクリックします。
- 個人用ファイルを保持する:パソコンを初期状態に戻すときにファイルやフォルダを保持します。
- すべて削除する:ハードドライブを完全に消去します。このオプションを選択する場合は、他の場所(外付けハードディスクドライブなど)に保存されている文書やファイルのバックアップがあることを確認しましょう。
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7次へをクリックする Windows 7に戻すことはできないという警告が表示されています。
- 最後のウィンドウですべて削除するを選択した場合は、まずファイルの削除のみ行うまたはファイルを削除してドライブのクリーニングを実行するのいずれかをクリックしてから、このステップに進みましょう。
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8リセットをクリックする ウィンドウの一番下にあるボタンのことで、クリックするとパソコンが自動的に初期状態に戻りますが、これには数分から数時間かかることがあります。
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9ダイアログボックスが表示されたら、続行をクリックする デスクトップが表示されますが、正常に動作しているはずです。
- この時点でまだブルースクリーンが発生している場合は、パソコンを専門の修理業者に持ち込んで点検してもらいましょう。
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ポイント
- ブルースクリーンは、以前ほど致命的なエラーではなく、たいていパソコンの電源を長時間入れたままにしすぎたり、パソコンがソフトウェアの更新に対応できなかったりしたことが原因です。
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注意事項
- パソコンによっては古すぎてアップグレードできないものもあり(例:2008年のパソコンをWindows 10にアップグレードする)、そのようなパソコンをアップグレードすると、ブルースクリーンが発生することがあります。
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出典
このwikiHow記事について
他言語版
中文:修复微软的蓝屏死机
Français:réparer l'écran bleu de la mort
Bahasa Indonesia:Memperbaiki Blue Screen of Death di Windows
Tiếng Việt:Sửa Lỗi Màn hình Xanh Trên Windows
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