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この記事の共著者 : Luigi Oppido. ルイージ・オピドはカリフォルニア州サンタクルーズ市のパソコン修理専門店「Pleasure Point Computers」経営者です。25年以上にわたりパソコン修理全般、データ復元、ウイルス除去、アップグレードなどのサービスを請け負っています。また、カリフォルニア中部でKSCOにて放送中の番組、「Computer Man Show! 」の司会者も務めています。
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Windowsの資格情報マネージャーは、Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)またはInternet Explorer(インターネットエクスプローラー)使用時に入力したパスワードを含めたアカウント情報を保存している、非表示のデスクトップアプリです。このツールは、アプリやネットワークサービスにより作られる認証トークンなどの見ることができない資格情報も保存しています。この記事では、資格情報マネージャーを使用してWindowsのパソコンに保存されているパスワードを復号化して確認する方法を紹介します。
ステップ
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1資格情報マネージャーを開く Windowsの検索バーに資格情報と入力して、検索結果に表示される資格情報マネージャーをクリックします。
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2Web資格情報またはWindows資格情報をクリックする これらの項目は両方ともウィンドウの上部にあります。
- Web資格情報:このセクションには、Microsoft EdgeまたはInternet Explorerを使用している間に保存されたパスワードがあります。別のウェブブラウザ(例:Google Chrome、Firefox)を使用しているときにパスワードを保存した場合は、該当のウェブブラウザのパスワード管理ツールを使用してパスワードを確認する必要があります。
- Windows資格情報:このセクションは、自分のパソコンが会社のネットワーク上にある場合にのみ有効です。ここには、ネットワーク関連のWindowsサービスで使用したパスワードが保存されます。たいていの人は、このセクションに保存されているいずれのパスワードも、表示させて確認することはできません。
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3参照したいアカウントの横にある矢印をクリックする 選択したアカウントの詳細情報およびパスワードを表示させるオプションが(該当する場合にのみ)表示されます。
- Windows資格情報セクションで「汎用資格情報」の矢印を展開した場合、いずれのパスワードも表示できないことに気づくはずです。ここに保存されているのは、プレーンテキストのパスワードではなく認証トークンであるため、これは正常な表示結果となります。
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4確認したいパスワードの横にある表示をクリックする 確認ウィンドウが表示されます。
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5パスワードまたはPINを入力する 本人確認を完了すると、保存されているパスワードがプレーンテキストで表示されます。[1]広告
ポイント
- Google Chromeで保存されているパスワードを表示させるためには、ブラウザの右上隅にあるメニューをクリックし、設定を選択して、パスワードをクリックします。確認したいパスワードの横にある目玉アイコンをクリックするとパスワードが表示されます。
- 種々のパスワードを管理するために、LastPass(ラストパス)または1Password(ワンパスワード)のようなパスワード管理ツールが役立つ方法となることもあります。
- ノートにパスワードを書き留め安全な場所に保管して、パスワード管理することも可能です。
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出典
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