NFC(近距離無線通信)はBluetoothに似た技術で、デバイス同士を近づけるとデータをやり取りできます。iPhoneはiPhone 6以降、何らかの形でNFCを使う機能を備えています。iPhoneで非接触型決済を行ったり、アプリやオートメーションを実行したりと、この技術の使い道やできることはさまざまです。この記事では、iPhoneのNFCタグリーダーを起動する方法や、NFC読み取りに対応している機種、ショートカットを使ってNFCタグを読み取ったときに実行するアクションを設定する方法、iPhoneでのNFCの代表的な使い方などを紹介します。

1
iPhoneをNFCタグに近づけて読み取る

  1. 最新のiPhoneは、NFCタグを自動的に読み取るものがほとんどです。NFCタグを使ったものにiPhoneを近づけると、そのタグに関連付けられたアクションを示す通知がポップアップ表示されます。通知をタップすると、そのアクションが実行されます。[1]
    • 例えば、通知をタップすると、アプリが開いたり、ブラウザでウェブサイトが表示されたり、非接触型決済が行えるようになったりします。
    • セキュリティ上の理由から、NFCタグリーダーはiPhoneの使用中(つまり、画面が点灯している状態)にのみ起動します。また、カメラやウォレットなど、特定のアプリを使っているときは使えなくなります。
    • タグを読み取るのにiPhoneでタグをタッチする必要はありません。タグを使ったものにiPhoneを近づけて通知が表示されるのを待つだけです。[2]
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2
古いiPhoneの場合はNFCタグリーダーを手動で起動する

  1. XSより古いiPhoneは、バックグラウンドでのNFC読み取りに対応していません。つまり、NFCタグに近づけてもiPhoneが自動的にスキャンすることはないということです。[3] 古いiPhoneでNFCタグリーダーを起動するには、以下の操作を行います。
    • 画面の右上から下にスワイプしてコントロールセンターを開くか、iPhone SEまたはiPhone 8以前の場合は下から上にスワイプします。[4]
    • NFCマーク(曲線を重ねたようなマークで、Wi-Fiマークを水平方向に回転させたようなもの)をタップしてNFCタグリーダーを開きます。
    • iPhoneをタグに近づけて読み取ります。
    • コントロールセンターにNFCボタンが表示されていない場合は、設定を開き、コントロールセンターを選択し、コントロールを追加リストからNFCタグリーダーを選択すれば追加できます。ただし、このオプションはXS以降のiPhoneでは利用できません。

3
NFC技術を使って非接触型決済を行う

  1. まずはApple Payを設定する必要があります。Apple Payを起動し、カードをウォレットに追加すると、NFCを搭載したiPhoneからお店で非接触型決済を行うことができます。Apple PayマークまたはNFCマーク(曲線を重ねたようなマークで、Wi-Fiマークに似ている)が付いたカードリーダーを探しましょう。決済を行うには、以下の操作を行います。[5]
    • iPhoneの右側にあるサイドボタンをダブルクリックしてデフォルトのカードを表示します。
    • Face ID、Touch ID、またはパスコードを使って認証してApple Payを使うことを確認します。
    • 画面下部の丸く囲まれた青いチェックマークの下に完了という文字が表示されるまで、カードリーダーのApple PayまたはNFCマークにiPhoneを近づけます。
    • デフォルトとは別のカードを使いたい場合は、カードのイメージが表示されたらタップし、別のカードを選択してからiPhoneをカードリーダーにかざしましょう。
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4
NFCタグリーダーでApp Clipを起動する

  1. App Clipは、iPhoneがNFCタグを読み取ったときに実行できるアクションです。App Clipタグを使ったものを見つけたら、iPhoneを近づけ、通知がポップアップしてApp Clipが表示されるまで待ちましょう。その後、開くまたはプレイをタップすると、App Clipが起動します。[6]
    • App Clipは、アプリ全体をダウンロードして開くことなくアプリにiPhoneでアクションを実行させるものです。[7]
    • 例えば、レンタサイクルをキオスク端末で借りるときや、レストランで食事を注文するときに、その会社のアプリ全体をダウンロードしなくてもApp Clipを使って行うことができます。

5
ショートカットを使ってカスタムNFCオートメーションを作成する

  1. これは、iPhoneでタスクを効率化するのに最適な方法です。NFCオートメーションを作成すれば、NFCシールをスキャンしたときにいつでもiPhoneに特定のアクションを実行させることができます。例えば、この機能を使ってエアロバイクに乗ったときにApple Musicのワークアウトプレイリストを再生したり、リビングルームに入ったときにスマート電球のスイッチを入れたりできます。(データが何も書き込まれていない)空のNFCシールをオンラインで購入するか、事務用品店や家電量販店で購入する必要があります。オートメーションを作成するには、以下の操作を行います。[8]
    • ショートカットアプリを開きます。
    • 画面下部のオートメーションタブをタップします。
    • 個人用オートメーションを作成をタップします。
    • 下にスクロールし、NFCをタップします。
    • NFCタグの横にあるスキャンを選択し、オートメーションに関連付けるタグまたはシールにiPhoneを近づけます。
    • 次へをタップし、アクションを追加をタップします。
    • ポップアップするリストから追加したいアクションを選択します。例えば、開くアプリを選択したり、連絡先の相手に電話をかけたり、天気を表示したりといったプリセットアクションを選択したりできます。
    • 画面右上の次へをタップし、オートメーションの概要が表示された確認画面を確認します。
    • 毎回確認しなくてもオートメーションを実行したい場合は、実行の前に尋ねるをオフにしましょう。
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ポイント

  • iPhone 6に搭載されたNFCタグリーダーは、主にApple Payとの連携のために設計されたものです。こうした古いiPhoneではNFCタグを読み取れず、(たとえサードパーティ製アプリを使っても)デバイス間でデータを転送するなど、Apple Payとの連携以外でNFC機能を使うこともできません。[9]
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Chiara Corsaro
共著者 ::
スマートフォン・パソコン修理技術者
この記事の共著者 : Chiara Corsaro. Apple 認定Mac・iOS技術者のキアラ・コルサーロは、1990年にサンフランシスコ・ベイエリアにて設立されたApple正規サービスプロバイダ「macVolks, Inc.」の総支配人を務めています。同社はアップルコンサルタントネットワーク(ACN)のメンバーであり、アメリカ・カナダの商事改善協会よりAプラス評価を与えられています。
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