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アプリ市場は絶えず変化し続けており、その成功事例は誰の目にも留まるほど大きなものになっています。iPhoneアプリに関して何か「次の大きなアイデア」はありますか?このiPhoneアプリ、実はあなたが思っているよりも簡単に開発することができます。プログラミングについて学ぶ必要はありますが、インターフェース開発の多くはグラフィカルに行うことが可能です。アプリ開発には知識や時間、忍耐が必要になりますが、もしかしたらあなたにも次の「Flappy Bird(フラッピーバード)」が作れるかもしれません!それでは、以下の手順を参考に、iPhoneアプリの開発を始めていきましょう。

パート 1 の 5:
開発環境を整える

  1. 1
    「Xcode(エックスコード)」をダウンロードしてインストールする すべてのiPhoneアプリは「Xcode」という開発環境で作られています。「Xcode」はAppleから無料で提供されていますが、OS X 10.8以上をインストールしておく必要があります。また、WindowsやLinuxのパソコンで「Xcode」を実行する方法は公式にはありません。つまり、iPhoneアプリを開発したいけどMacを持っていない場合は、まずアプリに投資する必要があるのです。
    • iOS 8アプリを開発するには、Appleから提供されている「Xcode 6.0.1」および「iOS 8 SDK」が必要です。この「iOS 8 SDK」には、iCloud結合やTouch IDなど、さまざまな新しいアプリエクスペリエンスを構築できる新APIが多数用意されています。
    • また、iOS 10アプリを開発するには、こちらもAppleから提供されている「Xcode 8」および「iOS 10 SDK」が必要です。このバージョンの「Xcode」は、Swift言語とSDKに大幅な変更がありましたが、このバージョン以降、Swift言語に「コードの破壊」的な大きな変更はありません。
  2. 2
    高性能なテキストエディタをインストールする 「Xcode」内でコーディングしてしまうこともできますが、プログラミング言語の構文に特化した専用のテキストエディタがあれば、コードのかなり部分をはるかに簡単に操作できるようになります。人気のあるものとしては「TextMate(テキストメイト)」と「JEdit(ジェイエディット)」の2つがあります。
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    ベクター画像ソフトをインストールする アプリのカスタムアートやデザインを作成する場合は、ベクター画像を作成できるソフトが必要になります。ベクター画像は鮮明さを失うことなく拡大縮小できるため、見栄えの良いアプリに不可欠です。人気のベクター画像ソフトには、商用の「CorelDraw(コーレルドロー)」や「Adobe Illustrator」、「Xara Designer(ザラ・デザイナー)」、無料の「Inkscape(インクスケープ)」などが挙げられます。また、無料で高性能なベクター画像描画ソフトには「DrawBerry(ドローベリー)」があります。プロ向けのソフトほど高性能ではありませんが、初心者や1回のためだけにお金をかけたくない場合に最適です。
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    Objective-Cをよく理解する Objective-Cは、iPhoneアプリ内の機能の開発に使われるプログラミング言語で、データやオブジェクトの操作を扱います。また、Objective-CはC言語の派生言語であり、かつオブジェクト指向言語でもあります。CやJavaの基礎知識があれば、Objective-Cはたいてい非常に理解しやすいはずです。
    • 最近の方法としては、Objective-Cの後継言語であるSwift言語を使ったアプリ開発があります。Swiftの構文はよりわかりやすく、より現代的な使い勝手になっています。
    • Objective-Cを知らなくても基本的なアプリを開発することは可能ですが、自分でコーディングしないと、いかなる高度な関数も実行することはできません。Objective-Cを知らなくては、画面を行ったり来たりすることしかできないのです。
    • インターネット上ではさまざまなチュートリアルが利用できるほか、Objective-CやSwiftに関するさまざまな書籍には豊富な情報が掲載されています。iPhoneアプリ開発を真剣に考えている場合は、いくつかの資料を用意しておくと便利です。
    • Objective-CやSwiftの人気オンラインコミュニティには、「Apple Developer Forums(アップル・デベロッパー・フォーラム)」やiPhone SDKの、「Googleグループ」、「StackOverflow(スタックオーバーフロー)」などが挙げられます。
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    開発の外注化を検討する Objective-CやSwiftの学習に興味がない、または芸術的センスが全くないとしても、各種プロジェクトを引き受けてくれるフリーランスのエンジニアや開発チームはたくさん存在します。開発の外注化は難しいですが、プログラミングが苦手な人であれば、手間を大幅に軽減することが可能です。ただし、関係者全員から秘密保持契約書にサインをもらい、給与体系を整えてから開発を始めるようにしましょう。[1]
    • 「Upwork(アップワーク)」(旧oDesk + Elance、オーデスク+イーランス)はインターネットで最も人気のあるフリーランスサービスで、あらゆる技術レベルの開発者やクリエイターが何百人も利用しています。
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    開発用アカウントを作成する 「App Store」でアプリを配布したり、他の人にテストしてもらったりするためには、Apple Developer(アップル・デベロッパー)アカウントを登録しなければなりません。アカウントの登録料は年間11,800円で、クレジットカード情報を入力する必要があります。
    • アカウントは「iOS Dev Center(iOSデベロッバーセンター)」というサイトで作成することが可能です。
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    テストアプリをいくつかダウンロードする Apple Developerアカウントの登録が完了すると、Appleの開発リソースにアクセスできるようになります。Appleの開発リソースには様々なサンプルプロジェクトが用意されており、アプリ開発の仕組みについてかなり理解を深めることが可能です。自分が開発するアプリに関連する例を見つけ、「Xcode」でいじってみましょう。
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パート 2 の 5:
アプリを設計する

  1. 1
    コンセプトを決める 「Xcode」を初めて起動する前に、アプリとその機能についてきちんと設計しておきましょう。これには、アプリの各種機能やユーザーインターフェースの図、画面遷移図、実装が必要なシステムの基本構想がまとめられた設計書などが挙げられます。
    • アプリの開発中はできるだけ設計書に従うようにしましょう。これで、必要な機能をしっかりと押さえておくことができます。
    • アプリの各画面に対して、少なくとも1枚はサムネイルスケッチを描くようにしましょう。
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    ユーザー層を見極める アプリのユーザー層は、アプリのデザイン性や機能性に大きく関わってきます。例えば、ToDoリストアプリと血生臭いシューティングゲームでは、ユーザー層が大きく異なります。これが後々役に立つのです。
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    アプリでニーズに応える 何らかのユーティリティアプリの場合は、まだ解決できていない問題に対するソリューションや独自のソリューション・メソッド、以前より優れたソリューションを提供する必要があります。また、ゲームアプリの場合は、アプリを差別化して一部のゲーマーを引き付けられる独自の機能が必要です。
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    コンテンツを考える ユーザーインターフェースは、アプリユーザーに表示するコンテンツの種類によって決まります。例えば、写真を扱うアプリの場合は、写真から簡単に操作できるようなユーザーインターフェースでなければなりません。
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    優れたUIデザインを行う ユーザーインターフェースは決してユーザーの邪魔にならないようにしなければなりません。つまり、オプションははっきりと表示し、どのボタンが何か分かるようにしなければならないのです。アイコンを使う場合は、その機能を正確に表現する必要があります。また、アプリ操作も滑らかで自然なものでなければなりません。
    • UIデザインは、科学であると同時に芸術の1つの形でもあり、プロジェクトが進行するにつれて何度も見直していくことになるでしょう。
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パート 3 の 5:
アプリを開発する

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    「Xcode」で新規プロジェクトを作成する 「Xcode」を起動して「File(ファイル)」メニューから新規プロジェクトを開いたら、ウィンドウ左側の「iOS」という見出しの下にある「Application(アプリケーション)」を選択して、テンプレートの項目で「Empty Application(空のアプリケーション)」を選択します。
    • テンプレートには様々な種類があり、それぞれのタスクに合わせてデザインされています。開発に慣れるまでは空白のテンプレートから始め、仕組みをすべて理解したら、より複雑なテンプレートの中から試してみましょう。 
    • 製品名や会社識別子、クラス接頭辞を指定する必要があります。Appleから会社識別子をまだ取得していない場合は、com.exampleと入力しましょう。また、クラス接頭辞にはXYZと入力します。
    • 「Devices(デバイス)」メニューから「iPhone」を選択しましょう。
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    Storyboard(ストーリーボード)を作成する Storyboardはアプリの全画面を視覚的に表現したものです。この「ストーリーボード」には、各画面の内容や画面遷移が表示されます。「ストーリーボード」ツールはアプリのフローを作るのに役立ちます。
    • 「File」→「New(新規)」→「File」の順にクリックします。
    • 「iOS」という見出しの下にある「User Interface(ユーザーインターフェース)」をクリックします。
    • ストーリーボードを選択して、「Next(次へ)」をクリックします。
    • 「Devices」メニューから「iPhone」を選択し、ファイルに「Main(メイン)」という名前を付けます。このとき、ファイルがプロジェクトと同じ場所に保存されていることを確認しましょう。
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    Storyboardをプロジェクトに割り当てる Storyboardを作成したら、それをアプリのメインインターフェースに割り当てなければなりません。Storyboardをプロジェクトに割り当てると、アプリ起動時にはそのStoryboardが読み込まれるようになります。逆にStoryboardを割り当てなければ、アプリを起動しても何も実行されることはありません。
    • 左側のナビゲーションツリーでプロジェクト名をクリックします。
    • メインフレームの「Targets(ターゲット)」という見出しのリストからプロジェクトを選択します。
    • 「General(全般)」タブから「Deployment Info(デプロイ情報)」という項目を探します。
    • 「Main Interface(メインインターフェース)」のテキストフィールドにMain.storyboardを入力します。
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    View Controller(ビューコントローラー)を使って第1画面を追加する View Controllerでコンテンツの表示方法を指定します。このView Controllerには、標準ビューや「Table View(テーブルビュー)」など、さまざまなプリセットが用意されています。View ControllerをStoryboardに追加し、コンテンツの表示方法を指定しましょう。
    • プロジェクトのナビゲーションメニューから「Main.storyboard」というファイルを選択しましょう。選択すると「Interface Builder(インターフェースビルダー)」ウィンドウに空白のキャンバスが表示されます。
    • 「Object Library(オブジェクトライブラリ)」を探しましょう。「Object Library」は右フレームの下部に配置されており、小さな四角いボタンをクリックすれば選択可能です。選択するとキャンバスに追加できるオブジェクトの一覧が読み込まれます。
    • View Controllerオブジェクトをクリックして、キャンバスにドラッグしましょう。ドラッグすると第1画面がキャンバスに表示されます。
    • 最初の「Scene(シーン)」が完成しました。アプリを起動すると、View Controllerで第1画面が読み込まれるようになります。
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    インターフェースオブジェクトを第1画面に追加する View Controllerを設定したら、ラベルやテキストボックス、ボタンなどの必要なインターフェースオブジェクトを画面に表示させましょう。インターフェースオブジェクトはすべてView Controllerオブジェクトがあった「Object Library」の一覧にあります。
    • オブジェクトを一覧からクリックしてドラッグし、画面に追加します。
    • 通常、オブジェクトはその端にある四角形をクリックしてドラッグすれば、サイズを変更することが可能です。なお、サイズを変更する際には、オブジェクトの位置を揃えられるように画面にガイド線が表示されます。
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    追加するオブジェクトをカスタマイズする 各オブジェクトのプロパティを調整して、自分だけの直感的なインターフェースを作成しましょう。例えば、何を入力すればよいか分かるように、プレースホルダーテキストをテキストボックスに挿入することができます。
    • カスタマイズするオブジェクトを選択して、右フレームの上部にある「Attributes Inspector(属性インスペクタ)」という盾のようなボタンをクリックします。
    • 好きなようにオブジェクトをカスタマイズしましょう。フォントスタイルやフォントサイズ、テキストの色、配置、背景画像、プレースホルダーテキスト、罫線スタイルなどを変更することができます。
    • カスタマイズするオブジェクトによって利用できるオプションは異なります。
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    さらに画面を追加する プロジェクトが進行するにつれて、アプリを使えるようにするために必要なコンテンツをすべて表示させるために、さらに画面を追加する必要が出てくるでしょう。例えば、ToDoリストアプリを開発する場合は、ToDoリストの項目を入力する画面とリスト全体を表示する画面で、最低2画面必要になります。
    • さらに画面を追加するには、View Controllerオブジェクトをキャンバスの空白部分にドラッグ&ドロップします。ドロップする空白部分が見つからない場合は、空白部分が見つかるまで「Zoom Out(ズームアウト)」ボタンをクリックしましょう。ただし、View Controllerオブジェクトは、必ず既存の画面ではなくキャンバスにドロップします。
    • 第1画面を変更するには、プロジェクトのアウトラインから第1画面にするView Controllerを選択します。「Attributes Inspector」ボタンをクリックしたら、「Is Initial View Controller(第1画面にするか)」のチェックボックスにチェックを入れましょう。例えば、ToDoリストアプリを開発する場合は、実際のリストをアプリ起動時に最初に表示させなければなりません。
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    ナビゲーションバーを追加する アプリの画面が2つになったら、今度はその2つの画面を行ったり来たりできるようにします。これは、Navigation Controller(ナビゲーションコントローラー)という専用のView Controllerを使って行いましょう。このNavigation Controllerでアプリ上部にナビゲーションバーを追加すれば、画面を行ったり来たりできるようになります。[2]
    • Navigation Controllerを第1画面に追加して、後続のすべての画面を操作できるようにしましょう。
    • プロジェクトのアウトラインから第1画面を選択します。
    • 「Editor(編集)」→「Embed In(埋め込み)」→「Navigation Controller」の順にクリックします。
    • Navigation Controllerを追加した画面の上部に灰色のナビゲーションバーが表示されるはずです。
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    ナビゲーションバーに機能を追加する ナビゲーションバーを追加したら、そこにナビゲーションツールを追加していきましょう。これで画面を行ったり来たりできるようになります。
    • ナビゲーションバーにタイトルを追加します。割り当てたView Controllerの下にある「Navigation Item(ナビゲーション項目)」をクリックしたら、「Attribute Inspector」を開き、現在の画面のタイトルを「Title(タイトル)」のテキストフィールドに入力しましょう。
    • ナビゲーションボタンを追加します。「Object Library」をまだ開いていない場合は開いてから、「Bar Button(バーボタン)」という項目を探し、クリックしてナビゲーションバーにドラッグしましょう。通常、アプリ内では「進む」ボタンは右側に、「戻る」ボタンは左側に配置されています。
    • ボタンにプロパティを設定しましょう。臨機応変に対応しやすいように、ボタンには特定のプロパティを設定することができます。例えば、ToDoリストアプリを開発する場合は、「Add(追加)」ボタンで新しい項目を作成しなければなりません。ボタンを選択して「Attribute Inspector」を開き、「Identifier(識別子)」というメニューを見つけ、「Add」を選択すると、ボタンが「+」ロゴに変わります。
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    新しいボタンを既存の画面と連動させる ボタンを機能させるためには、そのボタンを第2画面と連動させなければなりません。例えば、ToDoリストアプリの場合は、総合リストに設置したボタンを入力画面と連動させる必要があります。ボタンを連動させるには、Ctrlキーを押しながらボタンを第2画面にドラッグしましょう。[3]
    • マウスボタンを離すと、「Action Segue(画面遷移)」というメニューがオプションの一覧とともに表示されます。画面間の移動時にプッシュ遷移を行う場合は、「Push(プッシュ)」を選択しましょう。また、「Modal(モーダル)」を選択すると、シーケンスではなく自己完結型のアクションとして画面が開きます。
    • 「Push(プッシュ)」を選択すると、ナビゲーションバーが第2画面に自動的に追加され、「Back(戻る)」ボタンが自動的に作成されます。「Modal(モーダル)」を選択した場合は、別のナビゲーションバーを手動で挿入し、「Cancel(キャンセル)」ボタンと「Done(完了)」ボタンを追加しなければなりません(ToDoリストアプリの場合は、アプリの必要に応じてボタンのラベルが変わります)。
    • 「Cancel」ボタンと「Done」ボタンは、「Add」ボタンと同じ方法で作成することができます。「Attribute Inspector」の「Identifier」メニューから「Cancel」または「Done」を選択するだけです。
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    データ処理機能を追加する ここまでは、プログラミングをしなくても基本的な操作ができるインターフェースを作成することができました。ただし、データの保存やユーザー入力の処理など、より高度な機能を追加したい場合は、プログラミングに手を染めなければなりません。プログラミングは本記事の対象外ですが、Objective-Cのチュートリアルはネット上で多数公開されています。[4]
    • 開発者を雇う際には、操作ができる試作インターフェースを使うと便利です。操作ができるインターフェースがあれば、プログラミング面で何が必要かを簡単に説明できるようになります。
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パート 4 の 5:
アプリをテストする

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    「iOS Simulator(iOSシミュレーター)」を起動する 「Xcode」には「iOS Simulator」が搭載されており、各種iOS仮想デバイスでアプリをテストすることができます。「iOS Simulator」を起動するには、「Xcode」ウィンドウの一番上にあるドロップダウンメニューから「Simulator and Debug(シミュレーターとデバッグ)」を選択し、テストするデバイスを選択しましょう。
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    アプリをビルドする 「Build(ビルド)」ボタン(従来の「再生」ボタンのようなボタン)をクリックすると、アプリがコンパイルされて実行されます。ただし、アプリのビルドには数分かかるかもしれません。進行状況はツールバーで確認可能です。ビルド処理が完了すると「iOS Simulator」が起動し、アプリをテストできるようになります。
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    自分のiPhoneでアプリをテストする テスト用アプリを配布する前に、自分のデバイス(あれば)でアプリをテストします。まずは、USB経由で自分のデバイスをパソコンに接続しましょう。「iTunes」が開いたら、閉じます。ドロップダウンメニューから「Device and Debug(デバイスとデバッグ)」を選択したら、「Buid(ビルド)」ボタンをクリックしましょう。数秒後、iPhoneでアプリが起動するはずです。アプリはすべての機能をテストしてから閉じるようにしましょう。
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    アプリをデバッグする アプリがクラッシュした場合は、何が起こったのか、その原因を把握する必要があります。これは大きな問題であり、アプリがクラッシュする原因はさまざまです。デバッグコンソールを開いて、エラーメッセージを確認しましょう。ただし、エラーメッセージはかなり不可解な場合がほとんどです。エラーメッセージが理解できない場合は、そのメッセージをGoogleで検索してみましょう。「Apple Developer Forums」に投稿された投稿の中には、親切なベテラン開発者が回答してくれているものがあるかもしれません。
    • デバッグには非常に時間がかかり、面倒な作業になってしまうかもしれません。ただし、あきらめずに続けていれば、そのうち上達して、エラーがわかり始め、すぐに突き止められるようになっていき、時にはエラーを予測できるようにもなっていきます。よくある間違いの1つは、オブジェクトをメモリから複数回解放してしまうことです。もう1つは、オブジェクトを追加したり、オブジェクトに割り当てたりする前に、メモリを割り当ててオブジェクトを初期化するのを忘れてしまうことです。アプリを開発するごとに、エラーはどんどん少なくなっていきます。
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    メモリ使用量を確認する iPhoneのメモリ容量は非常に限られています。オブジェクトは、メモリを割り当てるたびに使い終わったら解放して、メモリを返さなければなりません。「Instruments(インストゥルメンツ)」というiPhone SDKツールでは、とりわけメモリ使用量を確認・分析することができます。
    • 上記と同様に「Device and Debug(デバイスとデバッグ)」を選択した状態で、「Run」→「Run with PerformanceTool(パフォーマンスを使って実行)」→「Leaks」の順に選択すると、「Instruments」が起動し、デバイスでアプリが起動します。いつものようにアプリを使ってみましょう。「Instruments」はメモリ使用量の記録や分析が行われるときに動かなくなることがあるようです。メモリリークが発生すると、「Leaks」のタイムラインに赤いバツ印が、画面の下部にメモリリークの原因が表示されます。
    • メモリリークしたオブジェクトをダブルクリックすると、原因のコードに移動し、アドレスバーの小さな矢印をクリックすると、メモリリークの履歴が表示されます。ただし、メモリリークが検出されたコードが、必ずしもその原因であるとは限りません。
    • 本当に困ったときは消去法で試してみましょう。コードの一部をコメントアウトしたり、きちんと省略したりして実行します。場合によっては、大体の範囲を絞り込んで、最終的に原因のコードを突き止められることもあります。どのコードが原因かわかったら、そのコードを修正するか書き直しましょう。なお、「Apple Developer Forums」やその問題に関する資料への直リンクは、大抵Googleを使ったほうが手っ取り早く手に入ります。
  6. 6
    他の人たちにアプリを配布してテストしてもらう 仮想環境でアプリをテストするのは、アプリの動作やインターフェースの見た目を確認するには良い方法ですが、やはり他の人にテストしてもらうのに勝るものはありません。ただし、外部テスターに配布する前に、ひどいバグは必ず修正しておきましょう。また、アプリをテスターに配布するには、「iOS Dev Center」というサイトでAd Hoc証明書を作成する必要があります。
    • 外部テスターは、思いもよらないフィードバックをたくさん与えてくれます。とくに、複雑なアプリの場合は便利です。
    • テスターのデバイスを認証するには、そのデバイスのUDIDが必要です。
    • ドロップダウンリストから「Device(デバイス)」を選択して「Build(ビルド)」アイコンをクリックし、「Finder」でプロジェクトのフォルダに移動して、「Ad-Hoc-iphoneos」というフォルダを探します。その中にはアプリが入っているので、「iOS Dev Center」で作成した「AdHoc.mobileprovision」という証明書を同じフォルダにコピーし、そのアプリと証明書を選択して圧縮しましょう。このアーカイブであれば、外部テスターに配布することができます。ただし、Ad Hoc証明書ごとに個別のアーカイブを作成しなければなりません。[5]
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パート 5 の 5:
プロジェクトをリリースする

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    Distributionビルドを作成する ドロップダウンメニューから「Device and Release(デバイスとリリース)」を選択して「Build(ビルド)」アイコンをクリックし、「Finder」でプロジェクトのビルドフォルダに移動して、「Release-iphoneos」というフォルダを探します。その中にはアプリが入っているので、そのフォルダをアーカイブに圧縮しましょう。
    • 新しいアプリがAppleの審査を通過するには、iOS 8およびRetinaディスプレイに最適化されていなければなりません。
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    「iTunes Connect」のダッシュボードにアクセスする 「iTunes Connect」のダッシュボードには「iOS Dev Center」からアクセス可能です。セットアップの完了に必要なステップがある場合は、ページの一番上に表示されます。このとき、クレジットカード情報がすべて正しく入力されていることを確認しましょう。
  3. 3
    アプリ情報をすべて入力する 「Manage Your Applications(アプリケーションの管理)」をクリックして「Add New Application(新しいアプリケーションの追加)」を選択し、アプリの名前やSKU番号を入力して、「Bundle ID(バンドルID)」のドロップダウンメニューからアプリのバンドルIDを選択します。
    • アプリの説明やキーワード、サポートサイト、カテゴリ、連絡先メールアドレス、著作権などのフォームに情報を入力します。
    • 「Rights & Pricing(配信権および価格)」のフォームに情報を入力します。
    • iTunesのアートワーク(ジャケット)を用意しておきましょう。「512 x 512」のベクター素材のアイコンとアプリのスクリーンショットが必要です。「iPhone Simulator(iPhoneシミュレーター)」でスクリーンショットを取得するには、「Command + Shift + 4」を使って、その上で十字カーソルをドラッグします。iPhoneの場合は「320 x 480」になるようにしましょう。また、スクリーンショットはアプリのマーケティングにおいて非常に重要な部分なので、スクリーンショットには最も重要な情報が映るようにしましょう。
  4. 4
    アプリをアップロードする 「Ready to Upload Binary(バイナリをアップロードする準備ができました)」をクリックすると、「Application Uploader(アプリケーションアップローダー)」というツールをダウンロードするように促す画面が表示されるので、そのツールをダウンロードして「Done(完了)」をクリックします。
    • 「Application Uploader」をインストールして起動しましょう。「Application Uploader」を初めて起動すると、iTunesのログイン情報の入力を求められます。
    • 「Application Uploader」でiTunes Connectアカウントを確認して、バイナリをアップロードする準備ができているアプリを探します。準備ができているアプリはドロップダウンメニューに表示されるので、任意のアプリを選択し、上記で作成したDistributionのZIPファイルを選択してアップロードしましょう。「Application Uploader」でそのファイルの内容の確認が行われ、バージョン番号が間違っていたり、アイコンがなかったりするなど、何か問題があるとエラーが返されます。すべて問題なければ、ZIPファイルがアップロードされて終了です。
  5. 5
    審査を待つ 審査を待つ以外にすることはありません。アプリの状態が「審査中」になると、数日から数週間後にAppleから通知メールが届きます。審査に入ればあっという間です。最初の審査に落ちた場合は、その理由を伝えるメールが届き、Appleから修正案が提示されます。アプリが審査を通ると、そのアプリの販売準備が整ったことを知らせるメールがAppleから届き、そのアプリが「iTunes」のアプリストアに表示されるようになります。
  6. 6
    アプリを宣伝する 新しいアプリが購入できるようになったら、そろそろ口コミを広めていきましょう。ソーシャルメディアを活用したり、アプリ専門サイトにプレスリリースを出したり、YouTube動画を何本か作ったり、アプリを話題にしてもらえるようにできる限りのことをしましょう。
    • レビュアーに無償版を提供して、自分のアプリについてサイトで書いてもらったり、YouTubeチャンネルでレビューしてもらったりしましょう。人気レビュアーの手に渡れば、大きな売り上げにつながることもあります。
  7. 7
    売り上げを見る iPhoneに「iTunes Connect」の無料スマホアプリをダウンロードし、毎日ログインして、売上や市況、販売先の国をチェックしましょう。これが一番楽しい部分なのです!最新の販売データへのリンクが記載されたメールがAppleから定期的に届くようになるので、本人控えとしてダウンロードしておきましょう。それでは頑張ってください!
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ポイント

  • 「App Store」にすでにあるアプリと被らないようにオリジナルを心がけましょう。「App Store」を徹底的に調査して、どのようなアプリなら被らないかを確認します。もちろん、自分のアイデアのほうがよければ、そちらにしましょう。
  • アプリの改善を常に模索しましょう。
  • アプリは定期的に更新するようにしましょう。
  • 紙の参考資料が欲しい場合は、「Amazon.com」にアクセスして、iPhoneの開発本を探してみましょう。
  • 手元にあるいろいろなiデバイスでテストしてみましょう。インストールされているiOSのバージョンがそれぞれ異なる場合はなおさらです。
  • iOS開発者を雇って確実にiOSアプリを指定したデザインにしたい場合は、「Photoshop」でアプリのインターフェースをデザインし、ツールを使って実用的なXcodeやiOSアプリに変換しましょう!
  • コードの書き方を学ぶだけであれば、ブロックベースの言語やオンライン講座から始めるとよいでしょう。
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注意事項

  • iPhone SDKは常に更新され続けており、デバイスも進化しています。プロジェクトの途中でSDKの最新版が公開された場合は、すぐに飛びつく前に何が新しくなったのか、何が変わったのかを必ず確認しましょう。ただし、SDKの最新バージョンでコンパイルしないと新しいアプリを申請することはできないとAppleが表明していなければ、現時点で最新版にする必要はないかもしれません。最新版にする場合は、使っていたメソッドの一部が廃止されていることもあり、コンパイル時に警告以外のメッセージが表示されることはほとんどありませんので、ご用心を。
  • 大量にダウンロードや購入をしてもらえるとは限らないので、がっかりしないようにしましょう。
  • うまくいって「App Store」にアプリが並んでも、悪質なレビュアーには屈しないようにしましょう。有益なフィードバックをくれる人もいれば、ただただ嫌がらせが好きな人もいます。
  • アプリ開発は中毒性があるので、やめられなくなるかもしれません。
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このwikiHow記事について

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カテゴリ: AppleiOS搭載スマホ
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